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蘇州 木涜古鎮の風景 [江蘇省]

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陽澄湖への上海蟹ツアーの一日目の午後は蘇州の木涜古鎮(木渎古镇 / Mudu Ancient Town)に来たことはすでに、前々回の記事から報告させていただいています。最初に豪邸の厳家花園を見て、香溪運河を手漕ぎ舟に乗って楽しんだ後は自由行動だったので 木涜古鎮を自分なりに散策いたしました。
その時に撮った写真を中心にして木涜古鎮の全体的な雰囲気を紹介したいと思います。上の写真のような広い駐車場がありました。ここに来たのは2015年11月14日でした。

こちらのバスで木涜古鎮の駐車場に、15時15分に着きました。木涜古鎮を見学した後、ここを離れたのは17時ごろで、蘇州のホテルに着いたのは17時35分でした。


駐車場から歩いて木涜古鎮に向かう途中にあった古鎮(古村)の入口の門のような鳥居のような牌坊です。牌坊は日本語読みではハイボウですが、中国語読みではパイファン / paifāng で、中国の伝統的建築様式の門の一つで、個人や村の入口などに建てられています。牌楼と呼ばれることもあります。世界各地の中華街には牌坊がしるべとして建てられています。屋根や斗拱があるものを牌楼と呼び、屋根や斗拱がないものを牌坊と呼ばれる習慣も一部にあります。木涜古鎮は清の乾隆帝が6度も訪れたと言われているほどの観光場所です。
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村の入口の牌坊に飾られている扁額を紹介します。上が表(外側)で、下が裏(村側)です。扁額は建物・門・鳥居・牌楼・牌坊などの高い位置に掲出される額や看板のことで、書かれている文字はその建物や寺社名や地域名などですが、創立者の思いなどを記すこともあるそうです。



下記の地図の「━━ 私が歩いたの散策ルート」で、今回紹介する写真を撮りました。左上の方向にバスが停まった駐車場があります。
  ━━ 私が歩いた散策ルート
  ━━ 香溪運河 手漕ぎ舟に乗ったルート
  厳家花園  虹欽山房  明月寺  王立鵬美術館
  沈寿故居  傍眼府第  古松園


最初の4枚が有名な観光スポットです。こちらはすでに紹介した厳家花園の入口の門です。
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今回は入りませんでしたが虹欽山房の入口の門です。こちらも厳家花園と同様に豪邸なのだと思います。
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明月寺も観光スポットのようです。今回は滞在時間が短かったので中には入れなかったのが残念でした。
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明月寺前の道の風景です。
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これは香溪運河にかかる屋根付の橋です。名前は西施橋です。水路にかかる橋のなかの最大の観光スポットです。
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ここからの5枚の写真も、木涜古鎮の雰囲気を伝えるために必要なものです。つまり木涜古鎮で目を引いたのが写真撮影の風景でした。写真撮影は2種類あります。一つはこの写真のような結婚記念アルバムを作成するための撮影です。もう一つは観光に来て記念のために衣装を着て撮る記念撮影です。


こちらは剣を持ってはいますが、雰囲気からして結婚記念アルバムを作成するための撮影だと思います。新郎が一緒にいる場合は間違いありません。


こちらは観光客の単なる記念撮影です。


こちらも単なる記念撮影です。ほんと沢山の人が写真を撮っていました。写真撮影で共通していることがありました。それはすべて女性だったことでした。


売店のある景色も魅力的な風景です。観光用のお店がおおくありますが、生活のためのお店や施設も見受けられました。一番手前のお店は写真撮影用の衣装を貸してくれるお店です。ここから5枚の写真は運河沿いの道なので周囲がひらけています。
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昔風の建物の売店の風景です。こちらも運河沿いです。
運河沿いの北側の道(山塘街)の住所は
 Shan Tang Jie, Mudu Guzhen, Wuzhong Qu, Suzhou Shi, Jiangsu Sheng
 江蘇省蘇州市呉中区木涜古鎮山塘街 です。
   江蘇省  Jiangsu Sheng
   蘇州市  Suzhou Shi
   呉中区  Wuzhong Qu
   木涜古鎮 Mudu Guzhen
   山塘街  Shan Tang Jie
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一番、食べ物屋さんが多かったです。
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こちらは牛皮糖というものを売っているお店です。
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運河沿いにはゆったりできるカフェもありました。欧米人に人気がありそうです。
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運河沿いから離れた太いメインストリートです。両側には沢山のお店が並んでいました。
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メインストリートを東にまっすぐ進んでいくと徐々に道が細くなってきます。
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路地のように細い道になりましたが、沢山の観光客が楽しんでいました。
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さらに細い道が続いていました。
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いろんなお店がありました。
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細い道の両側は昔の建物の一階部分を改造したのだと思います。実はこのようなところを見たかったのです。
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まだまだ細い道が続いていました。
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さらに進むと人通りがなくなりました。水路(運河)には新しい欄干が付けられるなどの改修が行われていますが、水路自体や建物は昔のままのようです。奥まで進んだおかげで、生活の場所を見ることが出来ました。観光化されていない木涜古鎮を見たかったのです。
そして木涜古鎮で電柱を始めてみました。珍しい電柱を見ることで、中国の観光地での電線類の地中化が進んでいることを実感いたしました。冒頭あたりの地図で下沙塘と書かれている場所だと思います。
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こちらが昔からの観光化されていない水路(運河)です。
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生活が感じられる水路(運河)を見たい念願がかないました。中国では観光客が多いあたりは復元されたり改造されてしまうことが多いので、昔のままの景観の写真を撮りたかったのです。
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Rinko

にぎやかな通りのあちこちでこうして写真撮影が行われているんですね~!
さらに華やかでしょうね~^^ 見ているだけでも楽しそうです♪
by Rinko (2015-12-16 07:38) 

SORI

Rinkoさん おはようございます。
日本人にとっては信じられないほどの写真撮影の熱い思いです。
カメラ自体も人気で、日本製の高級カメラの最大の顧客は中国の人たちだと思います。観光地でのフルサイズ一眼レフカメラを持ち歩いている人の数に驚かされると思います。フルサイズカメラとは35mmサイズの撮像素子を搭載したカメラのことです。
by SORI (2015-12-16 07:46) 

影風響

今日はお邪魔致しました。
いいですよね、女性の記念写真。
小生最近特に思うのですが若き日、お金がなくてね結婚式すら
出来なかったオイラ、今でも機会が有ればウェディングドレスを着せてやりたいなーっと思っているのですが、中々ねー
子供も賛成してくれているのですが、嫁曰くいまさらねーって、はにかみながら言うもんですから、なおさらね~着せてやりたいです。
by 影風響 (2015-12-16 14:45) 

SORI

影風響さん こんにちは
是非友、実現させてくださいません。大切な思い出になると思います。照れるのであれは、こちらに来るのも妙案です。
by SORI (2015-12-16 16:13) 

昆野誠吾

自分もあんな素敵なドレスを着て
記念撮影してみたいです!
よいブログネタになると思います^^
その気はありませんよ、念のため(笑
by 昆野誠吾 (2015-12-16 20:05) 

SORI

昆野誠吾さん こんばんは
ブログネタ地しては最高かもしれませんね。
記念写真が、女性に人気なのは、写真を美人に仕上げてくれる技術が高いためかもしれません。
by SORI (2015-12-16 23:54) 

youzi

記念撮影できると言われると、衣装を着て、
写真を撮りたくなってしまいます。
映画村のような感じの場所ですね。

by youzi (2015-12-23 22:51) 

SORI

youziさん おはようございます。
貸衣装屋さんの数には驚かされました。日本では想像もできないほどの数でした。みんなの記念写真の人気が判ります。
by SORI (2015-12-24 08:49) 

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