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紅葉の 粟又の滝(あわまたのたき) [養老渓谷]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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2015年12月8日に養老渓谷に行ってきました。目的は紅葉を見ることでした。養老渓谷で最も沢山の人が訪れるのが上の写真の粟又の滝(あわまたのたき)です。粟又の滝は全長約100m、落差30mの比較的 緩やかな滝で、千葉県随一の名瀑と言われています。
粟又の滝の正式名は高滝ですが、地名から名付けられた粟又の滝という名称の方が広く知られています。河川名から養老の滝と呼ばれることがありますが、岐阜県養老郡養老町に有名な養老の滝(落差32m 滝幅4m)があることから、養老の滝の名前はあまり使われません。使われる場合は区別する意味なのか、上総・養老の滝の名で呼ばれています。右の写真は岐阜県の養老の滝です。
クリックすると拡大 名前 高滝
 通称 粟又の滝    あわまたのたき 
 別称 上総・養老の滝 かずさ・ようろうのたき
 住所 千葉県夷隅郡大多喜町粟又
 落差 30m
 滝幅 30m
 長さ 100m
 水系 養老川

粟又の滝へは養老川の上流にある金神の滝から、下記の航空写真の橙色の散策ルート(━━)を歩いてきました。散策ルートから撮った写真を順番に紹介したいと思います。太い薄い水色の線が長さ100mの粟又の滝です。


先ずは、上を走っている車道から撮った写真です。粟又の滝の落ち口(銚子口/滝口)から上流50mの養老川です。水がきれいです。車道から撮影
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滝の落ち口(銚子口/滝口)より少し下流に、水が二股に分かれる岩があります。上の地図の緑色マーク( )のところです。車道から撮影
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紅葉の隙間から見えた水が二股に分かれる岩です。クリックするともう少し広範囲を表示します。車道から撮影
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周囲はもみじの紅葉に覆われていました。こちらもクリックするともう少し広範囲を表示します。車道から撮影
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紅葉の隙間からもっともクリヤーに見えた水が二股に分かれる岩です。車道から撮影
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上の岩を過ぎると傾斜がきつくなってきます。ここも滝の途中でが幅は狭いです。この後、車道からは木々で視界が遮られて紹介できるほどの写真は撮れませんでした。車道から撮影
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車道から散策路に入ると滝の一番下がよく見えました。ここから散策路を歩いて滝の上流を目指します。上流に向かう散策路から撮影
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同じ場所から上流側を見ました。上流に向かう散策路から撮影
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先ほどの水が二股に分かれる岩の横まで出ました。上流に向かう散策路から撮影
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散策路を歩いて、さらに上を目指します。ここも滝の部分です。上流に向かう散策路から撮影
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散策路の一番上まで上がりました。先ほどの水が二股に分かれる岩が下の方に見えます。岩の上に松が生えている景観はなかなかのものです。滝の落ち口(銚子口/滝口)から撮影
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上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。滝の落ち口(銚子口/滝口)から撮影
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さらに拡大いたしました。この写真は是非ともクリックしてみてください。滝の落ち口(銚子口/滝口)から撮影
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上流方向の景色です。このあたりから傾斜が強くなってきているのがわかります。ここから滝の一番下を目指します。 滝の落ち口(銚子口/滝口)から撮影
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途中で紅葉越しに水が二股に分かれる岩の写真を撮りました。紅葉にし写真のピントが合っています。下流に向かう散策路から撮影
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岩の横まで来て、岩の方にピントを合わせて撮りました。下流に向かう散策路から撮影
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同じ場所から紅葉側にピントを合わせました。下流に向かう散策路から撮影
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徐々に流れが急になってきました。下流に向かう散策路から撮影
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散策路をかなり降りてきたので滝の下流側の川が見えてきました。下流に向かう散策路から撮影
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左側の道が、粟又の滝・自然遊歩道です。下流に向かう散策路から撮影
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滝の一番下を横から見ることが出来る場所から写真を撮りました。下流に向かう散策路から撮影
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滝の一番下のレベルまで下りました。この位置からだと水を二股に分けていた岩を見ることが出来ます。
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その水を二股に分けていた岩の部分を拡大いたしました。水が回り込んで落ちてきているのが分かります。
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滝の正面に出ました。少し左寄りから撮った写真です。
滝のは形状により下記のように分類されます。華厳の滝は典型的な直瀑です。今回の粟又の滝は、この分類の中では、段瀑あるいは渓流瀑だと思いますが、渓流瀑に分類するのが妥当な感じがいたします。
  直瀑   落ち口から滝壷まで一気に落下する滝
  分岐瀑  落ち口から幾重にも分岐して流れる滝
  段瀑   2段や3段、またはそれ以上の階層がある滝
  潜流瀑  地下水が崖の途中より直接落ちる滝
  渓流瀑  滝口から傾斜した岩肌を滑るように流れる滝
  海岸瀑  海岸の崖の上に滝口があり、海に直接落ちる滝
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見える範囲での滝の一番上の部分です。ただしここは滝の落ち口(銚子口/滝口)ではありません。滝の落ち口(銚子口/滝口)は、さらに数十m先にあります。


完全に正面からの写真です。
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やや右寄りからの写真です。本記事を書くまでは恥ずかしながら栗又の滝(くりまたのたき)と思い込んでいました。ネット上でも間違いが結構ありました。驚いたことに検索数では下記のように、ほぼ同数なのです。
  粟又の滝 あわ → 約63,400件 完全一致検索 : 約55,000件 
  栗又の滝 くり → 約65,100件 完全一致検索 : 約8,690件
粟と栗の文字を拡大してみました。→ あわ  くり
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紅葉を通して滝を見た景色です。
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最後に航空写真で全体の配置を紹介します。
右下の滝口から滝壺までの約100mが粟又の滝です。クリックすると広範囲を表示します。Google航空写真を見たい方はこちらです。→ポチッ
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コメント 12

kazu-kun2626

おはようございます
女性的な美しい滝ですね~
紅葉とのコラボも素敵です
by kazu-kun2626 (2015-12-19 06:26) 

SORI

kazu-kun2626さん おはようございます。
恥ずかしながら、本記事を書くまでは滝の名前を栗又の滝(くりまたのたき)と思っていました。粟又の滝(あわまたのたき)が正解でした。天気はもう一つでしたが、紅葉の時期としては一番いい時に行ったようでした。
by SORI (2015-12-19 06:51) 

tarou

養老渓谷には何度か行きましたが、良い所ですね(^^)v
滝がたくさん有って、名前は憶えていません・・・

by tarou (2015-12-19 08:50) 

SORI

tarouさん おはようございます。
1988年の11月に神戸から千葉に引っ越してきて27年になるのに、こんなに景色のいい場所とは知りませんでした。近いのでいつでも行けると思い、延び延びになっていましたが、ついに実現いたしました。
by SORI (2015-12-19 10:02) 

mamefuku

とても気もちの良さそうな場所ですね。
写真を見ているだけで
マイナスイオンをたくさん吸えた気分になれます(*^_^*)
by mamefuku (2015-12-19 21:56) 

prin4795

わあー本当に滝を見に行った気分です。
臨場感満載~紅葉も
ありがとうございます。
どうしたら、こんな記事をかけるのでしょうねえ!

粟と栗
間違えます。
横浜で、頭から栗田口(栗田谷だったっけ?)を粟田口(粟田谷?)と思ってしまってました。
思い込みです。
by prin4795 (2015-12-19 22:13) 

SORI

mamefukuさん こんばんは
千葉県は起伏が少ない場所で滝があるイメージはありませんでしたが養老渓谷あたりだけは特別ですね。久しぶりに自然を満喫いたしました。
by SORI (2015-12-19 22:31) 

SORI

prin4795さん こんばんは
見た順番に掲載することは大切ですね。養老渓谷は紅葉の日本100選に選ばれた場所です。滝の雌雄編はそんなに紅葉は多くないけれども遊歩道は紅葉がきれいでした。近くには、もみじの森と名前が付けられたところヴ2~3ケ所ありました。栗と粟、反対のケースもあるのですね。
by SORI (2015-12-19 22:35) 

escape

今晩は〜
私は千葉県生まれ、高校まで千葉で育ちました。
都会に出て、3年前に戻りました、養老渓谷は昔から知っていましたが
行く機会が無かったです、記事や写真を拝見し千葉県生まれとして是非行って見たいと思います。
年齢的に冬場はキツイので、来春以降に行けたらいいなと思っています、女房が付いて来るので、キツイ所は無理だと思いますが、記事を参考に、調べて行きたいと思っています。
こんな綺麗な所があったんですね。 ♪
by escape (2015-12-20 00:38) 

SORI

escapeさん おはようございます。
記事を参考にしていただけて嬉しいです。生まれ故郷に戻られたとは素晴らしいです。私は神戸近辺で育ちましたが、結局は千葉県人になってしまいました。
行くならば、新緑の季節か、紅葉の季節だと思います。千葉県内からだと、渋滞さえ避ければ、どこからでも1時間前後で行けるのもうれしいことです。私は今回、行けなかった場所に行ってみたいと思っています。
by SORI (2015-12-20 05:26) 

youzi

夏場行くと、とても涼しそうで、良さそうな場所ですが、
紅葉の時期もとても気持ちがよさそうで、とてもいい場所ですね。
by youzi (2015-12-23 22:43) 

SORI

youziさん おはようございます。
晴れたら素晴らしかったと思います。前日の予報では晴れでしたが家を出るときは飴が降っていましたが、この時を逃すと紅葉が見れないと思い強行いたしました。幸いにも養老渓谷に着くころには雨が上がってくれました。
by SORI (2015-12-24 08:42) 

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