ルーブル美術館 モナリザ [ルーブル美術館]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
2016年5月08日(日) 16時50分(予定17時10分)にパリのシャルルドゴール空港到着し、翌日の5月9日にモンサンミッシェルに行き、5月10日の夕刻にパリに戻って来たので5月11日から本格的なパリおよびパリ近郊の観光となりました。5月11日に最初に行ったのがルーブル美術館でした。モンサンミッシェルで21の記事を書いたことからパリの報告が遅れましたが、これから掲載していきたいと思います。
開館時間に合わせて9時にルーブル美術館の入口のガラスのピラミッドに着くと、すでに行列が出来ていました。左の方の列は、すでにチケットを持っている人たちです。右側の列が中でチケットを買う人たちの列です。我々は事前にチケットを買っていないので右側の列に並びました。
5月08日 JL415移動 CDG空港16時50分到着 パリ市内散策
5月09日 モンサンミッシェル
5月10日 モンサンミッシェル
5月11日 パリ市内散策(ルーブル美術館 ノートルダム寺院 凱旋門)
5月12日 ベルサイユ宮殿 パリ市内散策
5月13日 ロワールの城めぐり
5月14日 パリ市内散策 CDG空港21時55分出発
5月15日 JL416移動 成田空港16時30分到着
こちらが中でチケットを買う人たちの列です。開館時間の9時になるとチケットを持っている人を優先して中に入れることから、我々は9時になっても少し待つことになりました。
列が動き始めたのは9時10分ごろでした。入口で荷物検査をしてピラミッドの中に入ります。
やっとピラミッドの中に入りました。この時9時26分でした。
この螺旋階段を下りてきました。ここが地下1階になり、チケット売り場もここにあります。
こちらのエントランスではありませんが、近い場所には逆ピラミッドがありました。
上の写真はエントランスと同じ地下1階のフロワーにありました。
ルーブル美術館の見学後に、記念写真を撮るのにいい場所でした。いつも娘は髪を束ねているけれども、この時は外して撮ってみました。
後ろにデパートPRINTEMPS Du LOUVREの文字が読み取れます。
こちらでチケツトを買います。価格は15€でした。
こちらがチケットです。チケットは待たずにすぐに買えました。チケットには9時28分と刻印されています。
チケットの表と裏を紹介します。2秒ごとに裏が切り替わります。
モナリザの絵は込み合うと聞いていたので、先ずはモナリザの絵を目指しますが、人は多くないのでゆっくりと鑑賞しながら目指しました。1階(欧米流の言い方では0階)に上がると彫刻が置かれた広い通路がありました。
この通路の奥に2階に上がる階段がありました。
彫刻の通路の奥に階段があり2階に上がりました。階段の途中に教科書にも出てくる有名な彫刻が飾られていました。
その彫刻は古代ギリシアの傑作であるサモトラケのニケです。サモトラキ島に存在する偉大な神々を祀った神殿の上方に、女神像が立っていました。この女神像は、船の前部のような形をした奇妙な石の土台の上に置かれていました。
2階に上がって最初にあった大きな部屋の天井です。
その部屋に飾られていた絵です。ルーブル美術館の絵画は宗教画が多かったです。こちらはアレッサンドロ・フィリぺーピ(通称ボッティチェリ)のフレスコ画です。このフレスコ画はメディチ家の縁戚に当たるトルナブオーニ家のものであったフィレンツェ近郊の大邸宅ヴィッラ・レンミに元あったものだそうです。このフィレンツェの有力な名家の一員が結婚した際にボッティチェッリはこの装飾画の注文を受けたと考えられているそうです。若い婦人はナンナ・ディ・ニッコロ・トルナブオーニであると思われています。三美神に付き添われたヴィーナスは、若い花嫁が差し出す布の中に贈り物を置こうとしているところです。
作者 アレッサンドロ・フィリぺーピ 1445年頃~1510年
作品 三美神を伴うヴィーナスから贈り物を授かる若い婦人
寸法 2.11m x 2.83m
次の部屋の天井です。さすが宮殿であったことから美術品で毛でなく建物も見事でした。
その部屋に飾られていた絵画です。こちらの部屋の絵も宗教画でした。
絵画が沢山飾られた通路に出ました。この通路の途中にある部屋にモナリザが展示されています。
通路に飾られていた絵画です。
通路にはゆっくり出来るようにソファーも置かれていました。
ルーブル美術館内は自由にし野心を撮ることが出来ます。
こちらの絵の作者はアントニオ・アッレグリ・ダ・コレッジョ(Antonio Allegri da Correggio 1489年~1534 年)です。
長い通路に沢山の絵画が飾られていました。
この広い部屋の中央の壁にモナリザの絵がだけが一枚飾られていました。まだ人が少ない時間帯でしたがモナリザの絵の周りだけ人が集まっていました。
実は2005年12月1日にもルーブル美術館に来たことがありましたが、その時は小さな部屋に展示されていて、モナリザはし野心撮影が禁止されていました。ただし他の絵画のほとんどの写真撮影は許されていました。
モナリザの絵は大きなガラスケースに入っていました。このガラスは防弾ガラスだそうです。少し色が付いているのでフラッシェなどの光からも絵を守っているのだと思います。見学した範囲ではありますがカラスで守られていたのはモナリザの絵だけでした。それだけ特別な存在なのだと思います。
こちらが謎めいた微笑みで有名なモナリザです。
作者 レオナルド・ダ・ヴィンチ
製作 1503年~1519年頃
種類 ポプラ板に油彩
寸法 77cm × 53cm (30in × 21in)
絵の部分だけアップいたしました。ただし、少し露出の違う写真を掲載させていただきました。ただし、上の写真の方が実際の色合いに近かったです。
モナリザの絵の正面の壁には大きな絵が飾られていました。作者はPaolo Caliariで作品名はLes Noces de Canaです。この絵がルーブル美術館で最も大きな絵画です。2番目は「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」(6.21m × 9.79m)です。
作者 Paolo Caliari 1528年~1588年
作品 Les Noces de Cana カナの婚礼 1562年~1563年
寸法 6.66m × 9.90m
モナリザの絵の壁の裏です。左の壁の裏にモナリザが飾られています。
こちらは裏のエリアに飾られていた絵画です。
モナリザの絵が展示されているエリアからの屋外の景色です。カルーゼル広場(Place du Carrousel)です。
右の奥にルーヴル美術館の中庭であるナポレオン広場 (Cour Napoléon)が広がっていて、中央にガラスのピラミッドがあります。
2016-07-28 23:59
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コメント(20)
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日本の美術館や展示会は 写真NGのところが多いですね。
by サンダーソニア (2016-07-28 15:15)
サンダーソニアさん こんにちは
写真がOKなのかNGなのかは大きな差です。日本と違い海外はOKのところが多いです。それも公的的機関ほと多くなっているような気がします。
by SORI (2016-07-28 16:58)
爺が行った時もモナリザは貸し出しされてなかったので
見ることが出来ました。でもかなりの人出でした。
by 旅爺さん (2016-07-28 19:02)
撮影オッケーなんですね!有名な作品ばかりで目を見張りますね!
by みぃにゃん (2016-07-28 19:04)
SORIさん、こんばんは。
ツアーでは地下の駐車場にバスが駐車して、階段を上っていきました。
やはりガラスのピラミッドから入りたいですよね。
最初に見たのが「サモトラケのニケ」でした。
モナリザのそばが混んでいて、空いてから見る事にし他に行きました。
そこにはダビンチの絵が多数並んでいました。
一枚一枚カメラに収めました。
ところが周りを見るとツアー仲間が誰もいません。
もちろん妻もいないんです。
慌てて周囲を駆け足で回りましたが、見つかりませんでした。汗だくになりました。
ここで迷子になったと分かりました。
数十分経ったでしょうか?(実際は数分)レシーバーからモナリザが空いてきましたので見に行きましょう。
助かったあ~。
急いでモナリザの所に行ったら、みんないました。
何気ないそぶりで合流しました。
妻も私がいない事に気ずいて、添乗員に話したところだったと。
教訓:ガイドさんが入る前に行った事が思い出されます。
「写真を撮る時間は言いますから、説明をしている時はシャッターを切らない!迷子になります」
by kazu (2016-07-28 20:07)
日本は殆ど撮影NGですが、
ルーブルは写真撮影が出来るのはいいですね。
まぁ、フラッシュがピカピカ光るのもうっとしいですけど。(^^)
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2016-07-28 20:35)
旅爺さんさん こんばんは
貸し出されこともあるのですね。高い航空券代を払ってきた人は残念だったでしようね。
代わりに別の絵画が展示出来るようにガラスケースは大きかったのですね。
by SORI (2016-07-28 21:25)
みぃにゃんさん こんばんは
広い館内なので有名な作品を優先的に見るようにいたしました。何しろ音声ガイドの番号が4桁だったのには驚かされました。
by SORI (2016-07-28 21:28)
kazuさん こんばんは
1枚、1枚撮っていると可能性はありますね。
ルーブル美術館は広いので、はぐれた時は焦ったでしょうね。我々も携帯がつながらなかったので1時間ごとに、はぐれた時の集合場所を決めていました。幸いにも、はぐれることは無かったです。
by SORI (2016-07-28 21:32)
なんだかなぁ〜!! 横 濱男さん こんばんは
フラッシュが出ないように設定するのはマナーですが、設定の仕方が判らない人も多いですね。別のところでは注意されている人もおられました。
by SORI (2016-07-28 21:35)
SORIさん、こんばんは。
テレビなどでガラスのピラミッドを外から見た事はありましたが
この中を見たのは初めてだと思います。
こんなに広い空間だったとは想像してませんでした。
モナリザの実物を見て来られたんですね~!
写真を見せてもらっただけでなんかちょっと感激です!
美術館の中で写真を撮る事が出来るのにも驚いたけど
そのおかげで行った事のないルーブル美術館の中を見せてもらえて嬉しいです!
by poko (2016-07-28 21:37)
pokoさん こんばんは
私も紹介したものを見てもらえてうれしいです。ありがとうございます。沢山の美術品が自由に写真を撮ることが出来るのはすばらしいことです。
模写することも許されています。日本ではスケッチすることも禁止されているところが多いです。
実は地下には天井からの逆ピラミッドもありました。
by SORI (2016-07-28 22:08)
撮影ができるんですね。
日本とは文化の質が違いますね(^_^;)
すばらしい。
ニャンズ、早朝からよく動き回ります(笑)
by green_blue_sky (2016-07-28 22:17)
おはようございます
ル-ブル美術館に行った気分に
浸れましたよ
モナリザも写真が撮れるですね
by kazu-kun2626 (2016-07-29 06:41)
green_blue_skyさん おはようございます。
印象派のルノアールなどの近代絵画を常設展示だけで4000作品を展示して、ルーブル美術館と人気を二分しているオルセー美術館も撮影Okなのです。ほんと、日本と思想自体が違うようです。
by SORI (2016-07-29 07:10)
kazu-kun2626さん おはようございます。
やはり10時までにモナリザの前に行くと写真も撮りやすいです。沢山の有名な絵画を直接に見ることが出来るすばらしい場所でした。宮殿として建物を見るのも値打ちがありました。
by SORI (2016-07-29 07:17)
ルーブル美術館は行ってみたい美術館の1つですねー!
やはりここも写真OKなんですね。
欧米の美術館・博物館はほとんどがそうなんでしょうか?
アメリカの美術館で写真OKだった時、感動しました。笑
by Rinko (2016-07-29 08:48)
Rinkoさん おはようございます。
昔から、ほとんどがOKでした。ただし絵画に関してはフラッシュはほとんどが禁止でした。今の時代はOKの方がSNSにアップする人も多くなり宣伝になると思います。
by SORI (2016-07-29 09:23)
ルーブルは子供の頃に行ったきりでそれっきり・・・
今、行ったら間違いなく1週間は通い詰めるだろうな~的にもったいなく感じちゃったり??
それで私が行ったときはガラスのピラミッドなんてまだなくて外の広場に神社のお札売り場のようなチケット売り場があっただけで・・・広場と周辺に何故かビニールシートを敷いて日光浴をしてる現地人が沢山いたのも驚きで・・・何故、ここで上半身裸になってるの的に女性たちが大勢いてびっくりして目のやり場に困っちゃったりして・・・ルーブルを警備する警察官たちも彼女たちは見て見ぬふりで男性客だけ追い出してたり(笑)
そんな光景に思わず唖然として固まってたら妹から「スケベッ」って思いっきり背中を叩かれてその日はまったく口をきいてくれなかったのも悲しい思い出(笑)
そんな興奮MAX状態のまま、入っちゃったもんだから彫刻のあまりの生々しさにドキドキしちゃって結局、一睡もできなかったのは内緒です(笑)
by むうぴょんこ (2016-07-29 10:16)
むうぴょんこさん おはようございます。
子供のころに家族旅行でパリに行かれたとはすごいことだと思います。海岸ならまだしも、街中で目のやり場に困るような服装の女性が日光浴とはさらに衝撃的なことだったと思います。
記憶の中にしっかりと残る出来事だったのだと思います。
貴重なお話ありがとうございました。
by SORI (2016-07-29 11:20)