SSブログ

アームレスリング世界大会連覇 塩月勝文さん [海外]


2011年12月3日掲載 タイトル:アームレスリング世界大会優勝 塩月勝文さん

2011年12月3日にカザフスタンのアスタナから帰国いたしました。アスタナからはアスタナ(カザフスタン)→アルマトイ(カザフスタン)→ソウル(韓国)→成田(日本)と帰国いたしましたがアルマトイ(Almaty アルマティー)には17時20分に到着して出発が23時15分と5時間55分の乗継時間があったことからアルマトイの町まで出て以前に紹介した日本食店「かぶと」で夕食を食べながら乗継時間を楽しむことにしました。
近くの席でJAPANと書かれた服を着られた日本の方々が飲まれていたので気になって、どのような団体の方々なのかを聞いてみると、なんとアームレスリング世界大会(75ケ国参加)クリックすると拡大に出場した選手の方と関係者の人たちでした。驚いたことに初出場で優勝されたのでした。おめでとうございました。
一緒に記念撮影(右)をさせたもらいました。一番右の方が優勝された塩月勝文さんです。その左側が私で一番左の方も準優勝だったそうです。このことはネットで検索してもまだ出てきませんでしたがクリックすると拡大世界大会に初出場する記事が2011年6月8日に出ていました。→ポチッ
その記事のなかで「世界でも1位になり、同世代に勇気と希望を与えたい」と話していたことを本当に実現させてしまったとはすごいです。右の写真はクリックすると拡大します。
佐伯市池船の会社員塩月勝文さん(44)は、さいたま市であった「第18回全日本マスターズアームレスリング選手権大会」の40歳代左腕・75キロ未満と同右腕・70キロ未満の両部で優勝。12月にカザフスタン(予定)で開催される世界アームレスリング大会へ出場することになった。同選手権大会初出場での快挙。世界大会への出場は市内だけでなく県内でも初めてとか。市役所に西嶋泰義市長を訪ね、出場報告をした。
 塩月さんは子どもの時から腕相撲が強くて自信があったが、県の大会で腕の細い人と対戦して敗れた。その悔しさから5年前、本格的にアームレスリングを始めた。同好者と県アームレスリング連盟佐伯支部や、出身地の蒲江でアームレスリンググループ「入津腕(わん)」を立ち上げるなどして“腕”を磨いた。
 これまで九州大会2位などの実績はあるものの、全国大会には出場していなかった。塩月さんは「39歳から始めても頑張れば世界大会に出場できる。世界でも1位になり、同世代に勇気と希望を与えたい」と話した。

4人で写真を撮らせてもらった中野三千男さんと中原誠司さん(左側の2人)も60歳以上の75kg級で好成績でした。右端が塩月勝文さんです。私は右から2人目です。皆さん半袖ですが、極寒の季節なのです。私だけ厚着なのが判っていただけると思います。
  塩月勝文  右優勝 左5位 
  中野三千男 左2位 右3位
  中原誠司  左4位 右4位
IMGP0028-400.JPG

もっと話を聞きたかったのですがソウル行きのフライトに遅れてはいけないので、最初から決めていた出発時刻の2時間45分前の20時30分にお店を出ました。お店のの表の写真です。この時は雪が降っていました。



2011年12月19日追記
塩月さが優勝したことがニュースに出ましたので転記いたします。
世界アームレスリング選手権 塩月さん優勝
[2011年12月13日 10:27]
「第33回世界アームレスリング選手権inカザフスタン」のマスターズ右腕70キロ級で、佐伯市池船町の会社員塩月勝文さん(44)が日本人として初めて優勝。12日、市役所を訪れ、西嶋泰義市長に報告した。
 同大会の各種目に出場した日本人9人のうち金メダルはただ一人。塩月さんが「カザフスタンやロシアはアームレスリングの本場。勝てるとは思わなかった」と伝えると、西嶋市長は「年末に明るいニュース。おめでとう」と祝福した。
 大会は11月下旬から今月3日まで、カザフスタンで開かれた。同種目には各国の9人が出場。塩月さんはスウェーデン、ドイツ、ロシアの選手を退け、決勝ではロシアの強豪を破った。左腕70キロ級にも出場し、5位だった。
塩月さんは子どもの頃から腕相撲が強く、5年前、本格的に練習を開始。県アームレスリング連盟佐伯支部、出身地の同市蒲江ではアームレスリンググループ「入津腕」を立ち上げた。
世界選手権出場を楽しみにしていた父・八寿治(やすはる)さん(享年74歳)を10月に病気で亡くし、「優勝は父が背中を押してくれたからだと思う」と話した。
室蘭の伊藤和也さんが活躍された記事も掲載されていました。冒頭の写真の塩月さんの後ろ側の方が伊藤さんです。
成績の全貌はわからないのですが記事に出ている範囲で記載すると以下の通りです。準優勝の方の名前や他の方の順位はわかりません。ご存知の方がおられたら教えてください。→優勝した塩月さんからコメントいただきました。追記させていただきます。(左腕か右腕かまではわからないので、そこは空欄にしております。
 優勝   右腕70キロ級 塩月勝文
 準優勝    90キロ級 中野三千男 60歳以上
 準優勝    75キロ級 中原誠司  60歳以上
 3位     60キロ級 小寺弘士
 5位   左腕70キロ級 塩月勝文
 6位   右腕90キロ級 伊藤和也 33人エントリー
 8位   左腕90キロ級 伊藤和也 37人エントリー
大会は11月30日から12月3日まで開催され47カ国から世界の猛者約400人が参加されたそうです。正式名はXXXIII World Armwrestling Championshipsで、日本語だと第33回世界アームレスリング選手権大会です。
準優勝の中野三千男さんの記事も紹介しておきます。
震災乗り越え準V : 青森 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
八戸市の中野三千男さん(63)が、カザフスタンで11月下旬に開かれたアームレスリング世界選手権「60歳以上の部」で準優勝し、自己最高成績を収めた。競技を続ける中野さんは、東日本大震災で自宅が壊れ、練習時間も十分にとれなかった中での好成績に、「次こそは金メダルを」と決意を新たにしている。(森山雄太)

空港で乗継待ちの時間を利用して、町の日本食店まで食事に行ったルートです。地図上の A がアルマトイ国際空港で B が日本食レストラン「かぶと」です。紹介の偶然などが重なってアームレスリング選手団の方々に出会えました。
そして往復のランドクルーザーを用意してくれた方に感謝しています。



2012年9月22日掲載 タイトル:アームレスリング世界大会連覇 塩月勝文さん

昨年(2011年)、カザフスタンのアルマトイで第33回アームレスリング世界大会に参加されて、初出場で初めて優勝された塩月勝文さんに偶然にも昨年の記事で書いているようにカザフスタンのアルマトイの日本食店「かぶと」で、お会いしました。
その塩月勝文さんは、今年(2012年)のブラジルのサンパウロで行われた第34回アームレスリング世界大会(2012年9月10日~9月18日開催)に参加されることがニュースにも掲載されていましたが、見事に優勝で連覇を飾りました。さらに昨年は5位だった左腕も2位となられました。ほんとすごい方です。うれしいことにご本人からコメントで連絡をいただきました。
おめでとうございます。ネットで公式レポートを探したので掲載します。ポチッ をクリックすると公式成績表が表示されます。

右腕70kg 優勝→ポチッ
 Master Mens Right 70
  1 JPN1906 KATSUFUMI SHIOTSUKI
  2 USA3905 SIMON BERRIOCHOA
  3 TUR5106 HAYDAR GILDIL
  4 CAN1803 GORD SQUIRE
  5 FRA1309 DAVID VITRY
  6 ITA4101 FRANCO CAPRA
  7 RUS2829 ARTUR AVERIN
  8 RUS2898 ARTUR AGADZHANYAN
  9 USA3906 LIVINGSTON VAUGHT
 10 GER2308 ANDREAS GARCIA
 11 BRA3232 ANDRE LIUZ DE ALMEIDA GOMES
 12 BRA3233 PAULO SAMORA

左腕70kg 準優勝→ポチッ
  Master Mens Left 70
   1 CAN1803 GORD SQUIRE
   2 JPN1906 KATSUFUMI SHIOTSUKI
   3 RUS2829 ARTUR AVERIN
クリックすると記事を表示   4 TUR5106 HAYDAR GILDIL
   5 FRA1309 DAVID VITRY
   6 ITA4101 FRANCO CAPRA
   7 USA3906 LIVINGSTON VAUGHT
   8 RUS2898 ARTUR AGADZHANYAN
   9 GER2308 ANDREAS GARCIA
  10 USA3924 DAN STROUD
  11 BRA3232 ANDRE LIUZ DE ALMEIDA GOMES
  12 BRA3234 AGNALDO LUIZ DA SILVA

今回の世界大会の正式の呼び方は
 XXXIV World Armwrestling Championships または
 34th World Armwrestling Championships 2012 São Paulo, Brazil
です。
1979年の第1回世界大会からの全大会の成績です。
 全試合順位 → 2012年: Day 1 Day 2 Day 3 Day 4
         2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年
         2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年
         1999年 1998年 1997年 1996年 1995年 1994年
         1993年 1992年 1991年 1990年 1989年 1988年
         1987年 1986年 1985年 1984年 1983年 1982年
         1981年 1980年 1979年

追伸:塩月勝文さんの連覇の記事が掲載されましたので全文を紹介いたします。
佐伯の塩月さん連覇 世界アームレスリング
クリックすると記事を表示[2012年09月24日 10:02 大分合同新聞]
アームレスリングのマスターズ世界チャンピオン、佐伯市池船町の会社員塩月勝文さん(45)は、今月中旬にブラジル・サンパウロ市であった「第34回世界アームレスリング選手権」に出場し、マスターズ右腕70キロ級で2連覇を果たした。同時に出場したマスターズ左腕70キロ級でも準優勝。「プレッシャーがあっただけに優勝できてうれしく、ホッとした」と喜んだ。
塩月さんは昨年、カザフスタンであった世界選手権の右腕70キロ級でロシア選手を破って初めて世界一になった。
今選手権(11~16日)は右腕70キロ級予選でロシアやイタリアの選手らを退けて全勝で決勝へ。米国選手を相手に2勝1敗で優勝した。
決勝の相手は2010年大会のチャンピオン。「ブラジルではご飯がなくパン食ばかりで体重も66キロ台まで落ちた。ただ、昨年の優勝経験があったので戦いやすかった」と塩月さん。
一方、左腕70キロ級は昨年5位だったが今年は予選を無敗で通過。決勝では予選リーグで1度は勝っていたものの、敗者復活で勝ち上がってきたカナダ選手に逆転負けした。来年の世界選手権はポーランドで開催。早くも「3連覇を目指したい」と意欲を示した。