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ケンタッキーダービー [ケンタッキー]

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ケンタッキーは競馬とバーボンが有名とすでに紹介しましたが、競馬に関してはダービーの開催場所として有名です。そこでケンターキーダービーが行われるチャーチルダウンズ競馬場(Churchill Downs)にも行ってみました。残念ながら競馬の季節ではなかったので競馬場の中を案内してもらいました。上の写真が競馬場の入口です。

こちらが観客席です。百年前の建物と言われても納得する昔ながらの雰囲気の場所で歴史を感じました。一番高い席は23万ドルだそうです。(たぶん年間契約で!かな)
ここは138年前の1875年に正式に開場し同じ年に第1回のケンタッキーダービー(5月17日)・ケンタッキーオークス(ダービーの前日)が開催されたそうです。それから毎年ここでケンタッキーダービーと・ケンタッキーオークスが開催されてきました。1988年、1991年、1994年、1998年、2000年、2006年、2010年、2011年にブリーダーズカップも開催されたそうです。
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馬場です。ここを馬が走ります。コースは楕円形で、ダートコースは1周1マイル(約1609メートル)、ゴールまでの直線1.87ハロン(約376メートル)、第2コーナーにポケットがあり1マイルの競走まではこのコースを使用。芝コースはその内側にあり、1周7ハロン(約1408メートル)です。
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      体重計                 競馬場の案内嬢
  

ここがパドックです。 馬が歩いているところを想像してみてください。
ケンタッキーダービー(Kentucky Derby)とはアメリカクラシック三冠の第1冠として、ここチャーチルダウンズ競馬場で行われる競馬の競走です。アメリカの競馬における3歳牡馬の最大目標で、アメリカの数ある競走としても最高峰のイベントとされ、ブリーダーズカップなどを凌ぐ観客動員数を保っているそうです。競馬界のみならずスポーツイベントとしてもアメリカ国内で非常に知名度が高いもので、競走時間から「スポーツの中で最も偉大な2分間」などと形容される。また優勝馬にはバラのレイが掛けられることから、「ラン・フォー・ザ・ローゼス(Run for the roses)」の通称も持っています。また2000年には関口房朗の所有馬・フサイチペガサス(Fusaichi Pegasus)が1番人気で勝利したこともゆうめいです。


パドックから馬はここを通って競馬場に入ります。
我々も、ここから中に入らせてもらいました。
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競馬場には展示場がありました。展示場では360度のスクリーンでダービーの一日を放映してくれます。1875年5月17日に第1階が行われて2012年5月5日に第138回のダービーが行われたことから太平洋戦争中も含めて毎年行われていたことがわかりました。クリックするとネットから拝借したダービ開催時の写真を表示します。
クリックするとネットから拝借したダービ開催時の写真を表示します。

馬具の展示や遊具を置いています。入場券は手に巻くタイプ!
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競馬場の入口だけでなく競馬場全体が緑と白で統一されています。すぐそばの民家も同じような雰囲気なのは気のせいか。ちなみにアメリカの3冠とは「Kentucky Derby」、「Preakness Stakes」、「Belmont Stakes」です。


Wikipediaから転用させていただいたケンタッキーダービー当日の写真です。華やかな雰囲気が伝わってきます。
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チャーチルダウンズ競馬場(Churchill Downs)の航空写真です。マイナス( - )のアイコンを数回クリックすると場所がわかってくると思います。

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愛蓮のコース料理 [外食]



すでに春巻きの美味しいお店の記事を書いた時に紹介した通り兵庫県の宝塚の実家に帰った時に、こちらのお店にはよく行きます。でもいつもは単品料理でしたが、この日は私の家族と姉の家族も集まって12名だったので、初めてコース料理を頼んだので紹介いたします。
これが最初に出てきた中華風の鯛の刺身です。
不思議なことに今までに88回行った中国での中華料理店でも刺身はよく食べるのですが、日本式の刺身ばかりで中華風の刺身は日本だけのもののような気がします。

生簀に泳いでいた鯛なので新鮮でプリプリの刺身でした。プリプリ感を感じてもらうために拡大いたしました。


ここからパフォーマンスがはじまるので順を追って順番に紹介いたします。先ずは塩と胡椒の調味料を2種類ふりかけます。すこし醤油もかけます。


次にオイルをかけます。透明なオイルですがおそらく胡麻油のような気がしました。確認するとピーナッツオイルだそうです。


刺身をほぐした後に胡麻とピーナッツとワンタンの皮を揚げたものと茗荷とカイワレとニンジンと揚げた春雨を混ぜ合わせます。


これが混ぜ合わせて完成した状態です。味がついているので、このまま食べます。


こちらのお店は大きな生簀があるのが特徴です。今回のコース料理では上の鯛の刺身を含めて活きた食材が3品使われていました。こちらのお店では生簀(いけす)を囲むカウンター席とテーブル席と個室があります。


これが今回のコース料理でした。
 ・本日入荷 新鮮なお刺身 中国風(愛蓮風)
 ・季節の前菜盛り合わせ
 ・フカヒレの姿煮込み
 ・北京ダック
 ・活伊勢海老の葱生姜炒め
 ・広東風 白身魚の姿蒸し
 ・愛蓮 特製サーロインステーキ
 ・本日の麺料理
 ・中国茶と点心
 ・デザート


刺身の次に出てきたのが「季節の前菜盛り合わせ」です。奥から魚の照り焼きにクラゲに蒸し鶏でした。


これがフカヒレの姿煮です。やっぱり美味しいです。


拡大写真を掲載させてもらいました。ちゃんと厚みのあるフカヒレでした。


次が北京ダックです。この皮と細く切った白ネギとキュウリと甘みのある味噌を包んで食べました。


伊勢海老は身がたっぷりと入っておりボリュームがありました。子供たちに大人気でした。


身の部分を拡大させていただきました。


料理名はすでに紹介している通り「広東風 白身魚の姿蒸し」です。使われている魚はヒラメでした。こちらの魚も生簀で活きていたので新鮮でした。新鮮な魚は刺身だけではなくどのような料理にしても美味しいです。


こちらはサーロインステーキです。中華でサーロインステーキ? と思われるかもしれませんが美味しければ中華にこだわらないのだと思います。


少し濃いめのソースが美味しかったです。


本日の麺料理はあっさりスープの麺でした。最後にあっさりの面もいいですね。この後にデーザートなどが出てきて1時間40分のランチを満喫させてもらいました。
 店名:愛蓮
 住所:西宮市門戸荘15番13号
 電話:0798-53-2457
 営業:11:30~20:30(O.S.) 土・日・祝日
     11:30~14:00(O.S.) 17:00~20:30(O.S.)平日

抹茶チーズケーキ 伊丹空港のお土産 [土産]

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伊丹空港の帰りにはよくお土産スイーツを買います。今までもいろんなものを紹介しました。今回は抹茶のチーズケーキです。名前は「はんなりチーズケーキ」です。お店は260年前の宝暦三年(1753年)創業の京都老舗茶舗「京はやしや」さんです。

チーズケーキ全体に抹茶がまぶされていて美味しそうです。少し表面が崩れましたが持って帰るまでの長い道中のことを考えるとよく原型をとどめてくれました。名前は「はんなりチーズケーキ」と書かれていました。
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さっそくカットしました。チーズケーキの中にも抹茶が入ってきれいな切り口を見せてくれました。
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下記は今までの伊丹空港で買ったお土産の記事です。
   伊丹空港の旬のお土産 活炊き「くぎ煮」
   抹茶チーズケーキ 伊丹空港のお土産
   今回の伊丹空港のお土産は豚まん
   今回の伊丹空港のお土産はチーズケーキ
   宝塚まんじゅう

韓国に行くと一度は焼肉を食べたくなります。 [韓国]

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韓国の焼肉を再掲載いたします。この日の前日は成田空港のアクシデントなどでソウルのホテルに着いたのは22時半で、その日の夕食は諦めました。でも韓国に来ると、やっぱり焼肉が食べたくなりますね。この日はロースを食べました。韓牛は和牛と同じ霜降り肉です。

鍋用の埋め込み式のガスコンロの上に炭火が入れられた陶器製のコンロが置かれこの上で焼肉を焼いてくれます。


店内です。焼肉店はテーブル席のところもありますが、座敷式が多いです。座敷のお店が多いところは日本と似ています。結構、洒落たお店でした。


焼肉は全て女性の店員の人がやってくれます。鋏を使うのは韓国流で、韓国に来たことを実感させてくれる瞬間です。そして金網は頻繁に代えてくれます。5~6回は金網を代えてくれました。いつもピカピカの金網の上で焼いてくれるのでお肉もきれいで美味しいです。こだわっていますね。
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食べるペースに応じて焼いてくれます。焼きあがると焦げないように金網の端の方に移動してくれます。
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取りかえた金網は丁寧に脂を塗ってくれます。焼肉の焼き方にはこだわっていました。


今回はロース肉を4回に分けて焼いてくれました。この程度の量が4回で3名で食べました。
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普通はコチジャンをつけて野菜で巻いて食べることが多かったけれど、このようなサラサラしたタレが出てきたのは初めてでした。塩で食べるのも初めてでした。やはり塩が美味しかったです。肉が美味しい証拠ですね。


定番の無料のおかず群です。これ以外にも沢山の無料のおかずが出てきます。お皿の上のおかずがなくなると、黙っていても追加で乗せてくれます。蟹が美味しかったです。肉を巻く野菜も沢山出してくれました。


ロース肉を食べ終わった後に別の肉も頼みました。カルビです。いつものカルビと違い細長いところを見るとアバラ骨の間の骨に添った部分の肉と想像されます。


焼きあがったところです。これも鋏で切ってもらい食べました。これも美味しかったです。大満足でした。
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これがお店のネームカードの表と裏です。
お店の名前は「牛怒」と漢字で書かれていました。
ハングルの3文字は人の名前だそうです。
インパクトのあるお店でした

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今回の伊丹空港のお土産は豚まん [土産]



年末年始に帰省していました。私の実家も家内の実家も関西なので両方の家に行ってきて1月3日の早朝の伊丹→成田のフライトで帰ってきました。今回、伊丹空港で買ったお土産は豚饅でした。関西のお土産の豚饅と言えば蓬莱と神戸・ケンミンです。今回は神戸・ケンミンの豚饅を買いました。

家には午前中に着けたので帰ってすぐに食べることにしました。電子レンジでもできるのですが、やっぱり蒸器にはかなわないので蒸器を出してきて蒸しました。特にケンミンは冷凍品なので蒸器は必須かもしれません。蒸器で15分ほど暖めると、やっぱりおいしくできます。


おいしさを味わってもらうために割った中身の写真も紹介いたします。ちなみに、関西では「豚まん」と呼び関東では「肉まん」と呼ぶことが多いそうです。特に関東の人は豚まんの呼び方に馴染みが薄いと聞きましたが私は子供のころから長く関西に住んでいたので「豚まん」でも「肉まん」でも馴染み具合は差はなかったです。


いつものことなのですが豚まん以外では京つけものを買ってきました。


実は年末年始の帰省では家内は家で留守番をしていました。理由はワンコがいるからです。みんなからワンコは預けたらいいじゃないかといつも言われてしまうのですが、うちのワンコは神経が繊細なせいなのか長期に預けられないのです。一度、数日間預けた時は衰弱して病院で点滴を打たれたそうです。家に帰ってきたときには声もかれていたので泣き続けたのではないかと思います。それ以来、どうしても預ける場合でも2泊までにしているのです。
ということで家内は1月6日から9日に帰省しました。そこで頼んだのが蓬莱の豚饅「ぶたまん」です。やっぱりケンミンと比べてみたかったので電話をして伊丹空港で買ってきてもらいました。


昼の伊丹→成田のフライトだったので夕食で豚饅をいただくことにしました。ケンミンが一個60gに対して蓬莱は一個130gです。4コ入りを2箱買ってきたので結構食べごたえありました。もちろん蒸器で暖めました。蓬莱は大きいので20分です。


こちらも中を割った写真を紹介いたします。
ケンミンと蓬莱はそれぞれにいいところがあるので評価は皆さんに任せるものとします。価格はケンミンが60gx8個で1155円に対して蓬莱が130gx4個で780円でした。実は豚まんを出している蓬莱には551蓬莱と蓬莱本館の2社があります。
これは1945年創立の「蓬莱食堂」を母体として、1964年から創業メンバー3人により別々の会社、株式会社蓬莱(551蓬莱)、株式会社蓬莱本館、株式会社蓬莱別館の3社に分かれて、現在、豚まんを製造販売しているのは551蓬莱と蓬莱本館の2社だそうです。特にテイクアウト店を直営している551蓬莱が一般には有名になっています。今回は蓬莱本館の豚まんでした。551蓬莱の方が130gx4個で640円と少し安いです。この次は551蓬莱を食べて追記させてもらいます。


家内が買ってきたそれ以外のお土産は私が買ってきて好評だった京漬物の「ゆず入り大根」と前回のお土産で好評だった宝塚名物「やきもち」と初めて買った粉末の「柚子胡椒」です。七味や山椒のように振り掛けて使うようです。さっそく使ってみました。写真をクリックするとその記事が出るように設定いたしました。
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息子が山形の方にスキーボードに行っていてお土産に蕎麦を買ってきたのでみんなで豚まんと一緒に蕎麦も食べました。


盛り付けた蕎麦です。


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下記は今までの伊丹空港で買ったお土産の記事です。
   伊丹空港の旬のお土産 活炊き「くぎ煮」
   抹茶チーズケーキ 伊丹空港のお土産
   今回の伊丹空港のお土産は豚まん
   今回の伊丹空港のお土産はチーズケーキ
   宝塚まんじゅう

イギリス旅行のお土産を頂きました。 [土産]

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先々週にイギリスに旅行に行っていた人からお土産を頂きました。頂いたのは紅茶でした。イギリスと言えば紅茶で、本場の紅茶を頂きました。やっぱりお土産をもらうとうれしいですね。旅行に行かれた人はイギリスの大学を卒業された日本の方で久しぶりのイギリスだったようです。このTetley Teaはイギリス庶民にとって馴染み深い紅茶のようです。長くイギリスに住んでおられたことだけの事はあるなと感じるお土産でした。

イギリスはパッケージはシンプルですが中身はしっかりしていると感じました。紅茶は小さな丸いパッケージ(TEA BAG)に入ってたものが80個も入っていました。イギリスやヨーロッパは見かけよりも実質を重んじていることをあらためて感じてしまいました。


ネットでTetleyを調べると次のように書かれていました。
日本ではお土産で頂く高級紅茶が“英国の紅茶”として有名になりがちですが、庶民の間ではは毎日マグカップでガブガブ飲めるヒモなし大きめティーバッグが主流です。
そんな日本未入荷ながら、英国留学経験者や旅行者の口コミで広がった、英国の一般庶民に愛されるティーバッグ紅茶
本当に沢山入っていたので、すぐに密閉容器に入れ替えて、さっそく紅茶を入れてみました。ポットに1パックで十分でした。この時は2パックを入れたのでかなり濃くなりましたが意外と美味しかったです。クリックすると拡大します。
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小さなパッケージですがしっかりとした味わいの、飲みやすい紅茶でした。沢山入っていたので当分楽しめます。ありがとうございました。


紅茶があるとケーキが欲しくなります。ケーキがあると紅茶が欲しくなります。これは旬のフルーツを中心にしたケーキを提供しているa la campagneのFresh Cakes(生ケーキ)です。家に泊まりにきていた姪っ子が東京で買ってきてくれました。ケーキの写真はクリックすると拡大します。
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大雪の中の「青菅のどんどれえ」 2013年 [風習・歴史]



佐倉市青菅地区には江戸の初期から続く小正月の伝統行事があります。正月飾りを燃やす「どんど焼き」ですがここでは「青菅のどんどれえ」と呼ばれています。その青菅のどんどれえが、昨日2013年1月14日に行われました。その「青菅のどんどれえ」を初めてみにいきましたので、その様子を紹介したいと思います。
ただし、今年は大雪のために例年とは少し違う「青菅のどんどれえ」となったようです。
この日は、すでに紹介したように朝8時の時点で雨が降っており午前10時の時点で雪に変わりました。この雪は大雪になり日本中で被害や話題になったことは皆さんご存じのとおりです。ほんとうに「どんどれえ」が行われるのか心配でしたが始まる23分前に、どんどれえが行われる場所にやってきました。
写真には撮った時間を記載いたします。17時37分

皆さん集まり始めており、どうやら、どんどれえは行われるようでした。ただし、はじまる時点でも、すごい勢いで雪が降っており風も強く吹いていました。写真の中の白い線は全て雪です。風の強さも感じてもらえると思います。17時43分 17時46分


18時になりいよいよ点火です。ほんとうに日が着くのが心配な状況でした。毎年、子供が火をつけてきましたがさすがにこの大雪の中では無理なようで大人の人が点火作業をそれていました。18時00分


灯油もかけていますが、簡単には火は大きくなっていきませんでした。18時01分


なんとか火が付きましたが炎の祭典というよりは煙の祭典という感じでした。相当に湿っている上に雪までかぶっているので、最初は仕方ないことかもしれません。長い間、毎年見に来ている人でも雪のなかの「どんどれえ」は初めてだと言われていました。初めてで貴重な体験をさせていただいたことになります。18時02分


やっと火が大きくなってきました。18時08分


皆さんの努力で、すこしずつ火が大きくはなっていますが、いつものように全体に火が簡単には広がって行かないようでした。18時10分


さすがに見に来ている人は少なく、初めて見に来た私としては気になって聞いたところ、やはり、いつもの5分の1くらいだそうでした。すこしさびしい「どんどれえ」となりましたが、おかげてお餅を沢山いただきました。一つのお餅がお茶碗1杯半くらいになるの大きさでした。


どんどれえの火で焼いたお餅を食べると一年間風邪をひかないそうなので、地元の皆さんは長い棒の先にお餅をさしたり、二股に分かれた栗の枝の先にお餅を刺して焼かれていました。我々は長い棒も用意していなかったし雪と風と寒さで、お餅を焼く余裕はありませんでした。地元の皆さんも「今日は少しだけ焼くだけでいいから」の会話をされておりいつもよりは短めにしている感じでした。でもしっかりと焼かれている方もおられました。災いを避けるために焼いた松の枝を玄関先に置くと習慣もあるそうです。18時10分


火が全体に広がらないので、今年は竹が倒れないかもしれない。というような会話も聞こえてきました。でも消防団の耐火服を着た方が風上側からも火を大きくしようとされていました。今回は耐火服を着た方は3名参加されていました。18時11分


おかげで風下側の火も風上側の火も大きくなってきました。でも中央部分の高く積まれた部分には、まだ火は届いていませんでした。18時14分


すこし遠くからの写真も紹介します。18時24分


この日は大雪でしたが、風も強かったです。右側が風上ですが風の強さがわかってもらえる写真だと思います。真中の竹は9本です。これは「七曜+二星」を表しているそうです。18時31分


こちらは左側が風上で、時々、強風により写真のような状況になり火の粉と煙が皆さんを襲いますが、風下側に向きを変えるくらいで、さほど気にしていない様子でした。相当に寒かったこともあるかもしれません。どんど焼きが行われるところは広いスペースなので、この程度の強風でも心配いりません。18時36分


強風の、おかげもあり中央部分にも火が移りました。18時37分


火は徐々に強くなってきました。それにしても今回は煙が多いようです。18時37分


この写真を撮った直後に中央部分は倒れました。18時39分


倒れた直後の写真です。今回は焼け落ちて倒れたのではなく、若干弱くなったところで強風でなぎ倒された感じでした。18時40分


翌朝、ワンコの散歩で見に来ると、きれいに焼き尽くされていました。この小山が毎年毎年の「どんどれえ塚」として受け継がれていきます。ワンコも興味深そうでした。
1月15日07時02分


カザフスタンからウクライナへ アエロスヴィット航空 [機内 CY]



カサフスタンからウクライナへはウクライナの航空会社であるアエロスヴィット航空でした。えっAeroSvitじゃない!! ウクライナ語の略称АероСвітが機体に書かれていました。正式名はАвіакомпанія "АероСвіт"です。ロシア語ではАвиакомпания "АэроСвит"なので独立後にウクライナ語が復活している傾向にあることが伺えました。ちなみに英語ではAeroSvit Airlinesです。
この飛行機に乗ったわけですが、乗るまでに、ちょっとした苦労がありました。

便名はVV430でアルマトイを7時50分発であるためホテルを朝早に出て1時間半前に着いたのですが、下の表示画面の通りに遅れが発生していました。表示画面がDelayedです。この空港では画面がChack inに変わらないとチェックインカウンターがあるフロアーに入れてもらえないためロビーで不安な思で待つことになりました。いつもと違うシステムだと本当かどうか心配になってきます。1時間程度待ったところでころで、やっとChack inの表示に変わりチェックインカウンターあるフロアーに入ることが出来ました。

チェックインを果たして出国審査に行くとここでも、ちっとトラブルがありました。ウクライナのビザがないのでカザフスタンを出国させられないと言うのです。ウクライナはビザが要らないはずと言っても受け付けてもらえません。ウクライナに入国する時にわかったことですが日本人はウクライナに入るのにビザがいらないけれど、ビザが必要な人の方が圧倒的に多かったのです。おそらくカザフスタンの人もビザが必要なのだと思えました。ウクライナに着いて入国の列でNO VISAは一列だけだったのです。それも並んでいる人はほとんどいませんでした。日本人がビザが必要ないことをカザフスタンの出国審査官は知らなかったのだとおもいます。審査官も不安に思ったのか上司らしい人に電話をかけて、その後、すぐに通してくれました。
ちなみにロシアとカザフスタンは日本人でもビザが要ります。


フライトスケジュールではAlmaty(アルマトイ/アルマティー)を7時50分に出発してKiev(キエフ)には10時15分に到着予定でした。たった2時間25分のフライト? いえアルマトイとキエフの間には下記の時差の地図にあるように4時間の時差があるので飛行時間は6時間25分です。ちなみにカザフスタン国内の中でも1時間の時差がある地域があります。訪問したアクトベも1時間の時差がある地域でした。地図の中の数値は世界標準時刻からの時差の数値です。


ところでクリックすると搭乗券全体を表示旧ソ連のウクライナの航空会社は心配に思いませんか。行く前に私もアエロスヴィット航空を調べて見ました。下のリストのように機体はアメリカとヨーロッパの飛行機会社のものが多いです。ただし小型のAn-148Bはウクライナの飛行機です。今回の機体はボーイング767-300でした。
 アエロスヴィット航空(VV ウクライナ)
  An-148B      1 機 (+9 機発注)
  ボーイング737-200  1 機
  ボーイング737-300  2 機
  ボーイング737-400  4 機
  ボーイング737-500  4 機
  ボーイング737-800  7 機 (+7 機発注)
  ボーイング767-300  3 機
  サーブ 340A     1 機
ボーイング社の中で他の機種に比べて墜落事故率の高い737に比べて最近のロシアの飛行機の事故が多い訳ではありませんので誤解のないように!

これがアルマトイ(アルマティー)のラウンジです。こちらのラウンジでは置かれている飲み物や食べ物に値札がついていました。確認すると約千円までは無料でそれ以上は有料とのことでした。でも、いろいろ頼んで値段がオーバーしたと思えたけれどお金は取られませんでした。要求されても現地通貨はなかったので物を返すしかありませんでした。


ラウンジでさらに1時間以上も待たされることになりました。表示上は搭乗時間が1時間20分遅れの8時40分と書かれていますが、後からの飛行機が次から次に出発して行き、我々の飛行機だけが遅れて最終的にキエフには2時間以上遅れで着きました。次の飛行機に乗る前にキエフの町に出て食事をするアイデアは消えてしまいキエフの空港で昼食をとって次の目的地に移動することになりました。


バスからアエロスヴィット航空の飛行機が見えてきました。この飛行機に乗りました。


私の席からの機内の景色です。
今回は真中の席のため残念ながら窓の外の景色は紹介出来ませんでした。


シートも紹介しておきます。


さっそく日本人らしくビールを頼みました。こちらでは350mlの缶がないため我々で言うロング缶が出てきました。私以外はみなさんワインかシャンペンを頼まれておられました。6時間25分と結構な長いフライトなので、アルコールをゆっくりと楽しむことが出来ました。


さっそく機内食が出てきました。


6時間25分のフライトにしては簡単な食事でした。おそらく朝食だからなのだと思いますが、ビールやワインを飲むのにぴったりでした。これに比べるとカザフスタンの航空会社であるエア・アスタナはすばらしいことが実感できました。機内食に関しては国際線はもちろんですが、国内線でもこちらの航空会社より豪華でした。
でも日本の航空会社でも朝食は驚くほど質素なので、こちらの航空会社でも夕食や昼食の時間帯に乗って比べる必要がありそうです。


でもトイレは豪華でした。


お手洗いに入って驚いたのは豪華さだけではありませんでした。
部屋の中にトイレが見当たらないのです。実は右の注意書きに書いてある通りにベンチシートを起こすと、下からトイレが現れたのです。確かにプライベートルームなのでトイレ以外に使えるようにしているのだと思いました。


アルマトイからキエフまでフライトルートです。もうすぐキエフに到着する時間に撮りました。カザフスタンに比べるとロシアのモスクワやサンクトペテルブルグやヨーロッパに近い位置です。


りささんのコメントでウクライナカラーとのコメントをいただき、急遽ウクライナ国旗を追加掲載させていただきました。まさにご指摘の通り飛行機はウクライナカラーでした。


最後にもう一度、国旗の色と比較してもらうために飛行機の写真を掲載いたします。

雪の中のどんど焼きになりそうです。 青菅どんどれえ [風習・歴史]


無事に終了して家に帰ってきたところです。 2013年1月14日 18:56
明日以降に報告させていただきます。車も走れない状態で雪も降り続いていたためか、以前に見に来られた人に聞くと、いつもの5分の1程度の人数だったそうです。おかげでお餅を沢山いただきました。
 2013年青菅のどんどれえ 報告 → ポチッ

2013年1月14日 昼 追伸 
タイトル:雪の中のどんど焼きになりそうです。

昼前から雨は雪に変わってきました。そこで様子を見に14時半ごろに、どんどれえ塚に行ってきました。この写真の通り、雪景色に変わっていました。この時すでに積雪は5cmを越えていました。

雪はまだまだ降り続いていました。ここままだと、どんどれえがはじまる18時ごろには10cmの積雪になるかもしれません。


周りの景色です。昨日や朝の景色とは一変していました。



2013年1月14日 朝 追伸 タイトル:我が家も準備万端です。

今日2013年1月14日は、あいにくの雨ですが「青菅のどんどれえ」が行われます。昨日の内に我が家の小辻2つと正月飾りを、どんどれえ塚に持っていきました。天気予報より、すこし前倒しで朝早くから雨が降っており、夕方には小降りになる予報に変わりました。さらによくなることを期待しています。
それにしても今は土砂降りです。点火は大丈夫でしょうか。

どんどれえ塚には太い竹を切ったものが組み込まれています。これが爆発すると、どんという音するから、どんどれえの名前になったようです。これはかなりの迫力だと思います。これが本物の爆竹です。上の写真とこの写真は①月13日の写真です。


こちらが今朝1月14日の雨の中の「どんどれえ塚」です。


今朝には爆竹となる太い竹も沢山置かれていました。竹が濡れているので雨の中だとわかってもらえると思います。



2013年1月12日追伸 タイトル:今年の「どんどれえ」は1月14日

こちらは佐倉市青菅地区で毎年行われている伝統行事「どんどれえ」が行われる場所を、今朝2013年1月12日7時48分にワンコの散歩を兼ねて撮ってきたものです。すでに準備は整っていました。
今年2013年の「どんどれえ」はネットで調べたところ明後日の1月14日の18時から始まります。今年は是非とも見に行きたいと思っています。家の注連縄と小辻を持って行って一緒に燃やしてもらうつもりです。

「青菅のどんどれえ」は正月飾りを焼いて年神様を見送る「どんど焼き」で。江戸初期から続く小正月の伝統行事です。燃えた竹が破裂する音「どん」と「払い」が訛って青菅では「どんどれえ」とよばけるようになったそうです。こちらの特徴は9本の高い竹です。これは七曜+ニ星を表しているそうです。


moto_machさんのコメントで14日は天気が荒れそうとのことなので調べてみると確かに大変な天気です。これだけの天候だと13日に繰り上がることもありうるので13日の夕方にも様子を見てきます。   と思っていのしたが、13日の朝のワンコの散歩で、どんどれえ塚まで来ると門松を持ってきている人に会いました。その方に聞くと予定通り14日に行われると教えてもらいました。


2012年1月15日掲載 
タイトル: 昨日は青菅の伝統行事「どんどれえ」が行われました。

昨日2012年1月14日には千葉県佐倉市青菅地区で「どんどれえ」と呼ばれる伝統行事が行われていることを、kazuさんからの私の記事「今日は庚申講です。」へのコメントで知りました。残念ながら昨日の「どんどれえ」を直に見ることはできませんでした。そこで今朝のワンコの散歩で足を延ばして、その伝統行事が行われた場所に行ってみました。ワンコも興味深々のようでした。それにしても今朝は寒かったです。でも散歩の大好きなワンコは長時間の散歩になり大喜びの感じでした。

まだ温もりが残っていました。佐倉市教育委員会文化課文化財班のネットで書かれている内容を紹介いたします。
青菅のどんどれえは小正月の行事で、江戸時代初期にこの地を知行した旗本川口氏の頃に始まったと伝えられています。市内でも数少なくなった民俗行事です。行事は1月14日に近い日曜日の夕方(18時ごろから)に、正月の門松やしめ縄を「どんどれえ塚」と呼ばれる場所に一か所に集め、高く積み上げて焼いています。以前は14日に小正月の行事として男の子を中心として行われていましたが、現在では区の行事として大人とともに行われています。「どんどれえ塚」に、「ドウシンボク」と呼ばれる1本の竹を中心に、9本の孟宗竹を直立に立てて火をつけます。周囲から燃え上がった火が「ドウシンボク」に移り地面に倒れると、その倒れた方角で一年の豊凶を占います。火が下火になった頃に、ザンマタ(二股)の栗の枝に一個ずつ餅を刺し、焼いて食べると一年間風邪を引くことがないと言われています。また、門松の燃えさしを、家の門口に立てて盗難除け、魔除けとしています。
どんどれえには爆竹の「どんど」という大きな音で悪魔を祓う意味があるようです


翌日の1月15日7時45分でしたがまだ煙も出ていました。


遠くから見た「どんどれえ塚」です。
ネットでは行事が行われるのは1月14日に近い日曜日と書かれていますが、家内に、この話をすると知り合いに誘われて数年前に見に行ったことがあるけれども、その時は平日だったそうです。今年は1月14日が土曜日だったので見に行くチャンスだったので残念です。
来年は1月14日は月曜日です。1月14日に近い日曜日だと1月13日なので見に行けます。月曜日の1月14日だと開始の18時には間に合いませんが、それでも火が残っている間には行けるかもしれません。
  追伸 : 2013年1月14日は祝日でした。
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上の写真の拡大写真を掲載しました。
行事が行われた広場の雰囲気がわかってもらえると思います。


航空写真でもはっきりと「どんどれえ塚」がわかります。赤色マークの場所です。航空写真でこれだけくっきりと写っていることから昔から同じ場所で「どんどれえ」が続けられていることが想像されます。

ウクライナの郵便ポストは国旗色 [ウクライナ]



クリックすると拡大これがウクライナの郵便ポストです。色は黄色(イエロー)です。投入口や文字は青色(ブルー)です。イエローとブルートと言えばウクライナの国旗(右)ではありませんか。

これがウクライナの郵便局のマークだと思います。


ウクライナ語は判りませんが月曜日から金曜日は16時に郵便を集めに来ると言う意味ではないでしょうか。土曜日と日曜日は休みなのでしょう。


下の郵便ポストはウクライナの首都キエフで見つけた郵便ポストです。冒頭のポストはドニプロペトロウシクの町で撮った写真です。その時は「ウクライナのポストは黄色なのだ、確かバチカン市国とドイツのポストが黄色だったな。」と!
そしてタイトルは「ウクライナのポストは黄色」で掲載するつもりでした。
キエフのポストを見てポールがブルーだったことと、クリックすると拡大ブルーの色が国旗のブルーの色に近いことで、ウクライナのポストが国旗色だと気がついたわけです。
ウクライナの人は国旗の色を大切にしているようです。カザフスタンからウクライナに来る時に利用したウクライナの航空会社の飛行機はまさにウクライナ国旗色でした。→ポチッ


東京国立博物館 東洋館 [東京]



すでに上野の東照宮の冬ぼたん動物園を紹介した通り2013年1月8日は上野に行きました。上野に行ったならば、もう一つ行きたいところがありました。それは2013年1月2日にリニューアルオープンした東京国立博物館の東洋館です。実はこちらも、まほさん記事で紹介されて知ったのでした。

建物の外観からは低い建物のように見えますが地上5階・地下1階の建物で、今回のリニューアルの最大の目的は耐震改修工事だそうですが、展示ケースには低反射ガラスを用い、LED照明の導入で写真を撮る人にとってはうれしいリニューアルのようです。
最初に地下の展示を見た後、エレベーターで5階に上がって下りながら順番に見ていきました。


写真を撮る人にとってはうれしいリニューアルと書きましたが東洋館は一部を除いてほとんどは写真撮影OKなのです。ただしフラッシュは厳禁なので注意してください。建物に入ってすぐに警備員の方に確認すると丁寧に教えていただけました。撮影禁止のものにはマークがついているので、間違えて撮影しないように注意してください。


ここからは観賞した順番の階ごとに紹介いたします。B1F→5F→4F→3F→2F→1F

地下1階 B1F クメール彫刻 東南アジア インド細密画・アジア染織
こちらは地下に展示されていたナーガ上のガルダです。 カンボジアのアンコール王朝時代のものでバプーオン入口と象のテラスです。作品は12~13世紀のものと考えられています。アンコール王朝のクメール彫刻です。


こちらもクメール彫刻です。素晴らしい彫刻でした。


東南アジアの金銅像もたくさん展示されていました。


インド・東南アジアの考古学的な展示物です。60万年以上前に遡る前期旧石器時代の楔形石器や、インダス文明滅亡後の前2千年紀に栄えた埋蔵銅器文化の銅器からタイ北東部のバンチェン地方の起源前3~起源後2世紀の武器や装身具などが展示されていました。


これは銅製の太鼓である銅鼓です。中国の広西チワン族自治区や海南省で出土したものだそうです。


こちらは東南アジアの陶磁器を展示したコーナーです。


地下にはこれら以外にアジアの染織・カシミヤ・ショールやインドの細密画やインドネシアのワヤン・クリなどが展示されていました。右のガラスケースに入ったものが伝統的な影絵芝居に使われるワヤン・クリです。ワヤン・クリは水牛の革に精妙な透彫りと鮮やかな彩色が施されてつくられます。影絵芝居自体は世界無形遺産でもあります。



5階 5F 朝鮮半島 中国工芸
こちらは5階の朝鮮半島の陶磁器展示エリアです。かなり広いスペースが使われていました。


沢山並べられていますが、どれも立派な物ばかりです。


こちらもどこかの教科書で見たことがあるようなものばかりでした。


重要美術品で車輪付双角杯です。どこかで見たことのあるものです。 
朝鮮半島の三国時代(加耶)・5世紀のものだそうです。


朝鮮半島の金の冠でこちら重要美術品と位置付けられていました。 伝韓国慶尚南道出土で三国時代(加耶)・5世紀のものだそうです。



4階 4F 中国石刻画 中国絵画・書籍
中国絵画の展示エリアです。


こちらが1197年に描かれた国宝の紅白芙蓉図(こうはくふようず) 2幅です。この写真のように紅芙蓉白芙蓉の2対(2幅)です。室町時代より日本に多くもたらされた中国絵画(宋元画)です。ここ中国絵画のエリアでは紅白芙蓉図を含んで国宝2件、重要文化財9件、重要美術品1件が展示されていました。


書籍や書画も沢山展示されていました。


中国の石刻画芸術のエリアです。真中の石刻画はホームページにも掲載されているもので馬車の行列/先祖の祭祀を行なう建物の石刻画で中国山東省孝堂山下石祠のものだ差うです。作られたのは後漢時代・1~2世紀だそうです。



3階 3F 中国文明はじまり 中国工芸 
3階には中国の青銅器が沢山展示されていました。


唐三彩の名品も多数展示されていました。


中国の古代から唐時代青銅器の器類です。


中国陶器の中で最も欲しいと思ったものです。名前は玳玻釉梅花文碗(たいひゆうばいかもんわん)です。南宋時代に吉州窯で焼かれたものです。



2階 2F インド・ガンダーラ・西域 エジプト・西アジア
西アジア・エジプト文明の提示エリアです。


最も目立った存在なのが、こちらのセクトメ女神像です。紀元前16~14世紀のものだそうです。材質は黒花崗岩と書かれていました。


もう一つインパクトがあったのがミイラです。エジプトでミイラをいくつか見る機会がありましたが、日本でミイラ見ることが出来るとは思ってもいませんでした。手前がミイラの御棺の蓋で向こう側が御棺の下側とミイラです。本ミイラは1904年にエジプト考古庁長官ガストン・マスペロによって寄贈されたものでパシェリエンプタハのミイラと呼ばれています。これは貴重なもので2階に展示されていました。


インド・ガンダーラの彫刻群です。こちらも2階です。


西域の美術の中の、中国の工芸エリアにあったもで見たことのあるような構図です。左は樹下美人図だと思われます。ただし、これは現東京芸大卒で木版画家で模写が有名であった川面義雄(1880~1963年)によって模写されたものです。原本は中国・アスターナ・カラホージャ古墳群の中に描かれています。右のものは本物で樹下人物図(じゅかじんぶつず)と呼ばれているもので重要文化財に指定されています。


最初に紹介した浮彫は2階にあった仏鉢供養・交脚菩薩像(ぶっぱつくよう・こうきゃくぼさつぞう)です。アフガニスタンのもので3~4世紀のものだそうです。



1階 1F 中国の仏像
1階はエントランスや大きなロビーがあることから展示スペースは広くはありません。その展示室には如来三尊仏龕が沢山並べられていました。一つ一つは違いますが、同じ構図なのが印象的でした。


正面から見た如来三尊仏龕も紹介いたします。



こちらが東京国立博物館(トーハク)の本館です。東京国立博物館は本館、東洋館以外に平成館、法隆寺宝物館、資料館、表慶館(休館中)、黒田記念館(休館中)があります。本館の裏手には日本庭園と茶室があり、全てを見るには時間が必要です。もし昼食をする機会があればホテルオオクラ経営のレストランが2つあるので利用されてはいかがでしょうか。我々は動物園で食べてきてしまったので気が付いた時には遅かったです。レストランを紹介しておきます。
  ゆりの木     東洋館別棟1階
  ガーデンテラス 法隆寺宝物館1階


レストランの料理も、すこし紹介いたします。
東洋館リニューアルオープン限定記念メニューとしては「黒豚ハンバーグ 1600円」と「豚角煮つゆそば 1600円」がありました。その他の例では「鹿児島産 鰻重セット 2500円」 「天丼 1100円」 「肉そば 800円」 「本日の肉料理 2500円」 「ビーフカレー 1300円」 「チキンカレー 950円」 「五目チャーハン 800円」 「五目あんかけ焼きそば 900円」などがありました。デザートも充実していました。

おろし餅と磯辺餅 [料理]



お正月気分も抜けてきました。お餅は正月にお似合いですが、いつ食べても美味しいですね。家では季節は問わず食べています。さすがに、お雑煮はお正月だけで、普段は焼いたお餅です。いつもは醤油をつけて海苔に挟んだ磯辺餅ですが、気分を変えて、おろし餅をやってみました。香り付けに正月用の柚子の皮もませてみました。

こちらは、いつもの磯辺餅(磯辺焼き)です。いずれも大好きで、いくらでも食べれてしまうのが、困ったものです。皆さん、どちらがお好みでしょうか ?

                            

世界遺産 トロイ遺跡 [トルコ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

実は昼食をした村の近くにトロイ遺跡がありました。と言うかトロイ遺跡の近くの小さな村でした。遺跡そのものは、建物などはないことから、さほど迫力があるものではないけれども紀元前3000年(5000年前)からの歴史を考えあわせるとその値打ちが伝わってきます。 まさに五千年の歴史!
5000年前というと日本では縄文時代! すごく昔に感じます。

ハインリッヒ・シュリーマンによって発掘が行われるまでは、トロイ(イリアス)は神話上の架空都市にすぎないというのが一般的でした。シュリーマンの執念によって見つけられたのでした。
この場所が100%伝説のトロイの遺跡であるとまでは断定されていませが年代はそのころに間違いなくトロイの遺跡であることが定説になっています。歴史の深さから世界遺産になっています。
クリックすると拡大

有名な木馬はもちろんレプリカでさほど意味はないと思いますがこの木馬があると「あのトロイ」という気になってしまいす。クリックすると内部を表示します。
クリックすると拡大

古い壷などが展示されていました。


遠くに海峡が見えます。昔の眺めはどうだったのかなとつい思ってしまいます。
クリックすると拡大

何千年前の生活が感じられる場所です。 写真をクリックすると転がった柱の写真が出ます。
クリックすると別画面

いろんな年代の遺跡が重なっているところです。
クリックすると拡大

トロイ遺跡の場所はこの地図の左下のほうです。エーゲ海も近いです。
クリックすると拡大

これがトロイ遺跡の航空写真です。マイナス(-)のアイコンを何度もクリックするとトロイ遺跡の場所がわかってくると思います。トロイ遺跡はトルコにあったのです。

より大きな地図でトロイ遺跡を表示

行きと帰りで極端に違う機内食 成田~ダラス [機内 CY]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

今回のバハマへは成田→ダラス→マイアミ→ナッソーと3便を乗り継いで行き、帰りも同じルートで帰りました。安い航空券にするため全てアメリカの飛行機会社を利用しました。往復共に機内のサービスはよかったけれど機内食に関しては行きと帰りで極端に美味しさが違いました。これだけ違うのも珍しいので成田⇔ダラス間の機内食を紹介いたします。つまり行きの便はは、アメリカの飛行機会社にしては大変に美味しいかったのです。先ずはホットナッツで食事前の飲み物を楽しみます。ホットナッツはこの航空会社の売りですね。次のアメリカ国内線(ダラス→マイアミ)でも出てきました。AA0176

次に出てくるつまみは御寿司でした。アルコールはやめてお茶にしてみました。


メインの料理です。和食系の美味しい料理です。おかげでビールも美味しくいただけました。座席がYクラスの場合はアルコールが有料なのがこの飛行機会社の昔からの特長です。私の場合は安い航空券ですが、一応Cクラスだったのでアルコールは無料です。
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最後はデザートです。アイスクリームかフルーツが選択できました。
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長いフライトなので間でも軽食が出てきます。お蕎麦でした。
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着陸前の朝食です。ここまでが行きの機内食です。



ここから下が帰国便の機内食です。ダラス→成田です。最初にホットナッツと食事前の飲み物サービスは同じなので写真は省略いたします。次に出されたのがサラダとステーキです。まさにアメリカの普通のレストランを感じさせてくれる料理でした。アルコールは楽しみました。AA0061
帰国便のメニューには和食が書かれていましたが、この日は、最初から和食を積んでいないと説明されました。やはり和食のコストは高いようです。メニューに「和食の数に限りがあるため、お客様の第一希望に添えない場合もございます。」と書かれていました。さらに航空券の予約のさいに和食を希望されることをおすすめしますとも書かれていました。


次にメインデッシュのお皿が出されてきました。これはカレーソース添えジャスミンライスです。 これもアメリカ的な味付けでした。 この中からワインのツマミになりそうな海老とホタテをいただきました。
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デザートは美味しくいただきました。行きと同様にアイスクリームかフルーツの選択です。アイスクリームは行きがバニラ系で帰りがチョコレート系でした。


着陸前の昼食です。バスタとチキンですが、味が付いていませんでした。さすがアメリカで作られた食事かなと思ってしまいました。航空会社の人ごめんなさい。ウノのピザが選択出来たのでそちらの方が良かったと思います。


シートはよかったです。これはさすがでした。いろんなところが工夫されたシートでした。機内サービスを対応する人も良かっただけに料理が残念でした。


帰りは日付変更線を経験できます。ここで24時間進みます。アメリカに行く時は24時間戻るのです。

上野動物園でパンダに会ってきました。 [東京]



2013年1月8日は久しぶりに上野動物園に行ってきました。上野に来た目的は東照宮の冬ぼたんを見ることでしたが、偶然に上野動物園の入口の前に来るとパンダを見たくなって気が付いた時には上の写真の入場券を買っていました。上野動物園に来たのは子供たちが小さい時だったのでかなり前のことで、今回が2度目でした。ここは小学生が無料なのがうれしい動物園です。
  65歳以上     300円
  一般       600円
  中学生      200円
  中学生      無料 (都内在住 or 都内在学)
  小学生以下    無料
  無料開園日    3月20日 5月4日 10月1日
  60歳以上無料日  9月15日~21日

幸いにもパンダは2頭ともに運動場に出ていて、間近でパンダを見ることが出来ました。こちらのパンダはリーリーです。
初めて上野動物園にパンダが来たのが1972年でしたが不思議とパンダを見るは今回が初めだったです。上野動物園にパンダが来園した歴史は次の通りです。
  1972年10月28日 来園 オス カンカン
  1972年10月28日 来園 メス ランラン 
  1980年01月29日 来園 メス ホァンホァン 
  1982年11月09日 来園 オス フェイフェイ
  1985年06月27日 誕生 オス チェチェ
  1986年06月01日 誕生 メス トントン
  1988年06月23日 誕生 オス ユウユウ
  1992年11月05日 来園 オス リンリン
  2003年12月03日 来園 メス シュアンシュアン
  2011年02月21日 来園 オス リーリー
  2011年02月21日 来園 メス シンシン
  2017年06月12日 誕生 メス シャンシャン 一般公開:12月19日


こちらがメスのシンシン(真真)です。笹のお食事中です。
臥龍保護センターで2005年7月3日に生まれました。現在の体重はおよそ120kgとのことでした。


ガラスの反射で見にくいので別の角度のシンシンの写真を紹介いたします。


これがシンシンの肉球です。


こちらがオスのリーリー(力力)です。
臥龍保護センターで2005年8月16日に生まれました。現在の体重はおよそ135kgです。


こちらがリーリーの横顔です。パンダの正式名はジャイアントパンダです。パンダに関して少し紹介します。
  和名: ジャイアントパンダ
  中名: 大熊猫
  生息: 中国 四川省の岷山山地 甘粛省南部 陝西省の秦嶺山脈
    界: 動物界 Animalia
    門: 脊索動物門 Chordata
  亜門: 脊椎動物亜門 Vertebrata
    綱: 哺乳綱 Mammalia
    目: ネコ目 Carnivora
    科: クマ科 Ursidae
  亜科: ジャイアントパンダ亜科 Ailuropodinae
    属: ジャイアントパンダ属 Ailuropoda
    種: ジャイアントパンダ A. melanoleuca
  学名: Ailuropoda melanoleuca


平日にもかかわらずパンダは人気でした。


子供たちだけでなく大人にも人気でした。


上野動物園はパンダばかりではありません。他の動物たちを、ほんの一部ですが紹介いたします。こちらはゾウさんです。


こちらはゴリラです。こちらも人気の館でした。


冬の寒い時期に一番元気なのが白クマさんでした。冷たい水だと思いますが気持ちよさそうに水の中に入っていました。


想像以上に潜水が好きでひんぱんに潜っていました。


かなり深いプールですが水底まで潜って長い間水面には上がってきませんでした。


丁度昼時になったので動物園の中で昼食にいたしました。食べたのが手前のオムハヤシライスと奥の欧風ビーフカレーでした。カレーライス系は外れがないですね。美味しくいただきました。


動物園は、この地図のように東園と西園に分かれています。
今まで紹介したのが東園の動物たちです。
上野動物園の正式名は東京都恩賜上野動物園(とうきょうとおんしうえのどうぶつえん)で1982年3月20日に開園した日本で最も古い動物園なのです。ここで上野動物園に関して紹介いたします。
  名称    恩賜上野動物園(おんしうえのどうぶつえん)
  愛称    上野動物園
  事業主体 東京都
  開園    1882年3月20日 (明治15年)
  種数     508種
  頭数    3264頭
  入園者数 350万人/年(日本一)  2位は旭山動物園


東園と西園はモノレールで結ばれています。歩道でもつながっているので我々は徒歩で西園に来ました。


こちらの動物たちも、ほんの一部ですが紹介いたします。ご存じミーヤキャットです。せわしく動き回っていました。立ち上がった姿勢が可愛いです。


コウモリです。動物園の動物たちは写真撮影はOKですが、フラッシュは厳禁なので、フラッシュが出ないように設定することを忘れないでください。自動のままだと室内ではフラッシュが出てしまいます。今回は手振れ防止機能の強力なカメラを持って行ったので室内でもなんとか撮ることが出来ました。


これはクロサイです。重戦車にたとえられるのがわかります。


フラミンゴたちもきれいな色をしていました。


西園の特徴は何と言っても広い不忍池です。ここからはスカイツリーを池越しに見ることが出来ます。ハスの花が咲く季節は見事な景観を見せてくれるのではないでしょうか。


今年はへび年(巳年)なので特別に蛇たちを紹介いたします。
まだ挨拶していなかった方へあけましておめでとうございます。
このヘビの模様と色合いを覚えておいてください。日本には3種類の毒ヘビがいます。ハブとマムシとヤマカガシです。北海道、本州、四国、九州で年間4名~18名の死者をだす最も危険な毒ヘビが、この写真のマムシです。このヘビには近づかないようにしましょう。
マムシはハブに比べて毒性も低くて危険も少ないと思われている方もおられますが実はマムシの毒液自体の毒性はハブよりも強く、年間に毒ヘビの咬傷事故で死亡する人のほとんどがマムシに咬まれて尊い命を失っているそうです。
一方ハブはマムシに比べて体が大きいく毒液が多いことから、ハブが大変危険な毒ヘビであることは変わりはありません。


こちらも毒ヘビのヤマカガシです。アオダイショウやシマヘビの仲間で攻撃性がないことから長い間、無毒と考えられていましたが、1972年に死亡事故が出てからは毒ヘビと認識されました。


小さなヘビがいたので写真を撮りました。日本の蛇ではなさそうです。


こちらも小さなヘビですが毒がありそうです。これも日本ではなさそうです。

チャナッカレ海峡 [トルコ]

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写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
ダーダネルス海峡とも言います。エーゲ海とマルマラ海を結ぶ細長い海峡です。写真は漁師の町として紹介したチャナッカレから対岸にフェリーで渡る時に撮った写真です。この日は快晴で海の色もきれいでした。真っ赤なタクボートが海にはえてきれいだったので最初の写真として掲載いたしました。対岸にはキリトバヒール要塞が見えます。これも立派な要塞です。チャナッカレ側にも要塞があるんです。名前はチメンリック要塞です。

上の2隻のタグボートが引っ張っていた台船です。上にクレーンを乗せています。エーゲ海からマルマラ海の方へ向かっています。それにしても海の色がきれいです。


ここではキリトバヒール要塞がきれいに見えます。左の方に行くとエーゲ海です。トロイの遺跡も近くにあります。
クリックすると拡大

さらに要塞に近づいた写真です。かなり迫力がある要塞です。
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どこかの焚き火で要塞が煙ってきました。せっかく近づいたのに! 対岸のフェリー乗り場がもうすぐです。
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船の後ろです。出発地のチャナッカレの町が遠くに見えます。正面すこし右にチメンリック要塞らしいものも見れます。
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我々が乗ったフェリーです。小さなフェリーですが15分ごとに出るのですぐに乗れました。乗るまでの間の僅かの間に時間がありました。


船の操舵室です。小さなフェリーなので一人で運転していました。


水はすごく澄んでいます。


港では沢山の人が釣りをしていました。
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その釣りを見ている人です。話しかけてくれましたがまったく判りません。ひげは生やしてないです。でもなんとなくトルコの人たちという雰囲気です。


港にも猫ちゃんがいました。「チャナッカレイの猫ちゃん」に掲載していた写真です。あの猫ちゃんはこの港の猫ちゃんだったんです。
クリックすると拡大

左側の緑のマークがキリトバヒール要塞で右側の緑のマークがチメンリック要塞です。

より大きな地図で ダーダネルス海峡 要塞 を表示
より広い範囲の航空写真です。赤いマークが木馬伝説で有名な世界遺産のトロイ遺跡の場所です。近いうちにトロイ遺跡を紹介いたします。そして左に広がっている海がエーゲ海です。

チャナッカレの猫ちゃんたち [猫]


クリックすると拡大
トルコのダーダネルス海峡(チャナッカレ海峡)にチャナッカレ(Canakkale)という町があります。この町は昔から軍事的にも重要なところで要塞が手前と対岸にありました。そのダーダネルス海峡(チャナッカレ海峡)と猫ちゃんです。対岸に見えるのはキリトバヒール要塞跡です。この町には驚くほど沢山の猫ちゃんがいましたのでほんの一部を紹介いたします。上の写真はクリックすると拡大いたします。

町の中の猫ちゃんです。少し警戒されている感じですが、近づいてもこちらを見つめるだけで逃げることはありませんでした。ただしカメラを構えると逃げちゃう猫ちゃんが多いので撮れるのは、ほんの一部です。もっともっと沢山の猫ちゃんに会いました。 おそらくカメラを気にしているのだと思います。


こちらは魚屋さんの前に集まってきていた猫ちゃんです。チャナッカレイは世界遺産のトロイ遺跡の近くの町でトロイ遺跡を訪れる観光客の人が必ず泊る町でもあります。私が泊っていたホテルにも十数台のバスが駐車場に停まっていましたが、ほとんどが日本の観光客の人でした。


近くの公園の猫ちゃんたちを紹介します。ほんとうにトルコは猫ちゃんが多かったです。この写真に何匹の猫ちゃんが写っているか判りますか。答えは5匹です。探してみてください。

                     
上の右上の2匹の猫ちゃんを拡大しました。


兄弟たちと思われる猫ちゃんたちが沢山います。


こちらも多分兄弟ですね。


太陽がまぶしそう


みんなこちらを見ています。


爪を研いでる猫ちゃん


この猫ちゃんもこちらを見ています。


こちらの猫ちゃんもどこかで見たような! これは爪を砥いでいた猫ちゃんかな? 額の模様が同じ気がします。警戒しているように見えますがカメラを向けなければ、どんなに近づいても大丈夫です。


レストランでお余りを貰う猫ちゃんかな。


チャナッカレ(Canakkale)の場所です。衛星写真画面のマイナスのアイコンを5回ほどクリックすると位置がわかると思います。


上野東照宮の冬ぼたん [東京]



まほさんの記事に影響されて昨日(2013年1月8日)、家内と上野の東照宮のぼたん園に行ってきました。2013年1月1日から2月24日まで冬ぼたんを公開しています。

四月のころの春牡丹は蛇の目傘ですが冬牡丹は、この写真のように藁囲い(わらかこい)が風情を感じさせてくれます。花は春に比べると小さ目ですが、やはり冬ならではの雰囲気を感じさせてくれます。実は冬牡丹(冬ぼたん)は大変な努力によって見ることが出来る花なのです。


いろんな種類の牡丹が咲いていました。その中のいくつかを紹介いたします。左端は黄色い花です。


最初に紹介するのがこちらの花です。白と赤が混ざった花でした。


花を拡大いたしました。赤い花びらに白のすじ状の斑入りの花でした。


こちらはビンクの花です。


冬ぼたんには珍しく沢山の花が咲いていました。


こちらも赤とと白の大きな花です。


最初の花のように赤に白の斑入りですが花びらの形が違っていました。


東照宮の牡丹園だけのことはあり五重塔の背景が雰囲気を出してくれていました。中学生以下の拝観料が無料なのは案外知られていないと思うので、ぼたん園の拝観料を紹介いたします。参考ですが上野動物園は小学生以下が入場無料です。
  大人    600円
  高校生   400円
  中学生以下 無料


冬ぼたんは花が一つあるいは二つが多い中で、ピンク系の花は沢山咲いているものが多かったです。


拡大写真ですが、オーソドックスな形の牡丹の花です。


こちらも斑入り花です。


こちらの花も拡大写真を紹介いたします。


さらに拡大した写真も紹介いたします。


ぼたん園の中の茶店(お休み処)も雰囲気を盛り上げてくれます。甘酒が250円で日本茶とコーヒーが200円と熱いものを飲みながら休むのも、よいかもしれません。火鉢が置かれているのが今の特徴なのでしょう。


俳句を書いて掲載するところもありました。火鉢の置かれた席で俳句を書いて貼り付けるのだと思います。


よく見ると英語で書かれたものもありました。俳句というよりは詩なのかもしれません。記念に書かれてはいかがでしょうか。


上で紹介以外の花も紹介いたします。


さらに追加で6種類紹介します。


上野東照宮ぼたん苑は1980年に開苑し、現在では約250品種3200株があるそうです。その中で冬ぼたんは約40品種600株だそうです。こちらの写真のように大切に手入していただいているおかげて美しい花を見ることが出来るわけです。
牡丹の中には二期咲き(早春と初冬)の品種があり、このうち低温で開花した冬咲きのものを寒牡丹と呼ばれています。寒牡丹の着花率は二割以下といわれています。 花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが冬牡丹だそうです。 春夏に寒冷地で開花を抑制、秋に温度調整し冬に備えるという作業に丸二年を費やし、厳寒に楚々とした可憐な花をつけるそうです。

世界最大のテント カーン・シャティール [アスタナ]



カザフスタンのアスタナに到着した初日(11月29日)の記事で紹介した斬新な建物は名前をハーン・シャティールあるいはカーン・シャティール(Хан-Шатыр/Хан-шатёр)と言うショッピングモール(ショッピングセンター)でした。
IMG_3763-160.jpg右の写真は帰国の前日の夜にライトアップされたものを車の中から撮ったものです。
帰国の日に地元に住んでいる人に案内してもらえたので、その全貌を紹介いたします。地元の人はハン・シャと呼ばれていました。カーン・シャティールのカーン(ハーン)は王でシャティールはテントの意味なのでカーン・シャティールは「王のテント」を示しているとのことでした。案内してくれた人はハン・シャと発音されていました。
ジンキス・カーンもチンギス・ハンと呼ぶように日本人がいろんな呼び方をしているのだと思います。ロシア語が堪能な方がハン・シャと呼んでおられてので、この呼び方が地元の呼び方に一番近いのかもしれません。

下の写真が案内してもらった時に撮った写真です。あいにくの小雪模様の天気だったので初日の冒頭の写真のような青空ではありませんでした。このカーン・シャティールは2010年7月5日にオープンした世界最大のテントだそうです。正確に言えば世界最大の張力構造建築物とされています。
クリックするとネット掲載の大きな写真を表示します。

こちらがカーン・シャティールの入口です。大きな入口に見えますが、今は寒い時期なのでドアは一枚だけが開閉可能な状態だったので出入りには少し待たされました。


中には沢山の有名なブランドのお店が入っていました。


中央は大きな空間になっており大きなクリスマスツリーが立てられていました。この空間の中に、実は娯楽用の乗り物が2つあります。気が付いてもらえるでしょうか。一つがクリスマスツリーの少し奥側の垂直の柱です。名前は分かりませんが座ってハイスピードで昇り降りする遊園地でよく見かける乗り物です。


もう一つがモノレールのような乗り物です。お店部分より少し上に波打ったレールがあるのが分かると思います。このレールを乗り物が走るそうでスリルがあると案内していただいた人が話してくれました。この写真は上の写真の反対側から撮りました。


中央には高さ150メートル、重量2000トンの三脚支柱が立っていました。屋根は3層構造の透明なプラスチックで、それをスチールケーブルで出来た巨大なネットで支えているそうです。完成までに3年半を要したそうです。こんなショッピングモールは、おそらく世界にここだけでしょうね。


エスカレーター降りた地下(実際には土台部分なので地上だと思います。)は食品を中心にした生活のためのスーパーとなっていました。こちらの広さも半端ではなかったです。こちらでお土産の買い物をすることにしました。買ったお土産は後日紹介いたします。


惣菜売り場です。沢山の人が一箇所に集まっていました。


人が集まって買っていたのはパンでした。なぜ集まっていたのかまでは分かりませんが美味しいのには間違いなさそうです。


活きた魚はチョウザメでした。こちらの人はよくチョウザメを食べるそうです。


こちらは野菜と果物の売り場です。


肉売り場も、かなりのスペースが使われていました。牛の足一本の大きさの肉も売られていました。


チーズ売り場も充実していました。


ビールはビンです。値段は60円程度でした。1円=2テンゲ程度です。


清算カウンターです。こちらで清算しました。地元の通貨テンゲは持っていなかったのでカードが使えて助かりました。写真の左下をみてください。カザフスタンでもレッドブル(Red Bull)が売られていました。成分表などはロシア語とカザフスタン語でした。


構造図がネットにあったので拝借いたしました。

カザフスタンの雪景色 [カザフスタン]


クイックすると拡大
12月1日にカザフスタンの首都アスタナ(Astan/Астана)からカラガンダ(Karagandy/Қарағанды)まで車で移動いたしました。天気は60%が曇り空で時々、小雪も舞っていました。10%が霧で景色がほとんど見えない状態の時もありましたが30%がきれいに晴れました。晴れた雪景色を紹介します。最近は写真の保管容量を節約するために写真をクリックすると拡大する機能は控えていますが、上の写真は拡大するように設定いたしました。

ここはマイナス20℃の世界なので降った雪は解けることもないのですが、乾燥した地域で雪が少ないため日本のように雪が深く積もることはないようです。枯草が見えていることからも、そのことがうかがえました。


道路の前方の景色です。幅の広い片側一車線の道路ですが、ここを3台のランドクルーザーで100km/h~140kmのスピードで走りました。ただし霧の時があったことと追い抜きは反対車線に入る必要があることとスピード違反の取締りが厳しいようなので結果的には目的地までの平均スピードは70km/hでした。アスタナのホテルを9時24分に出発してカラガンダのレストランに着いたのが12時27分でした。その走行距離は216kmでした。その間のトイレ休憩は11時10分から11時23分でした。


遠くに鉄道が走っていました。道路と鉄道ほぼ同じ方向に走っているために近くを列車が通ることもありました。


カザフスタンでは珍しく木の多い景色でした。どんなに太陽が照っても霧氷や樹氷が解けない景色は幻想的な世界でした。


なにもない世界を走り続けると工場のある景色も珍しく感じてしまいました。カラガンダの北にあたるこの辺りでは石炭が採れました。今は掘りつくされたそうですが、その名残りか大きな製鉄所がありました。
ここから約40km進むと目的地のカラガンダです。


走ったルートをGoogle地図で紹介いたします。
マークをクリックすると通過時間を表示いたします。

てっちりを食べるのに苦労しました。 [料理]



今までは、お正月は関西の実家に帰って「てっちり」を食べるのが習慣でした。今年は千葉の自宅で正月をすごしたわけですが、「てっちり」を自宅で食べるのに苦労しました。関西以西の方には不思議に思われる方が、多いと思います。「てっちり」は関西の呼び方で「フグチリ」のことです。関西ではフグのことを「テッポウ」と呼ぶことから、ふぐ鍋のことをテッチリ、フグの刺身のことをテッサと呼ばれるようになったようです。
関西だと大晦日から正月にかけては、お魚さんだけでなくスーパーでもその日に絞めたトラフグをまるまま置いているからです。私も帰省先では生簀のある魚屋さんに12月31日に行き、一番大きな河豚を注文して夕方に捌いた河豚を取りに行くのが習慣でした。一番大きい河豚を注文するのはフグは大きいほど美味しいからです。
ところが千葉の家の近くのスーパーでは捌かれて小ぶりのトラフグしか置いていないのです。そこでデパートならば手に入るであろうと電車に乗って買いに行き、2店目のデパートで上の写真のものをやっと見つけました。3種類のパックがあったので一番大きなパック(500g入り)を2っ買いました。TOQさんに値段を質問されたので値段を消す前のオリジナルの写真と入替えました。

そのほかの野菜はデパートからの帰りに家の近くのスーパーで買って帰りました。実は車を駅の近くのスーパーに駐車して電車に乗ってデーパーにフグを買いに行ったわけです。2っパック買って大正解でした。子供2人を入れて4人で食べましたが「1パックだけでは満足しなかったね。」とみんなで納得していました。3パックだと多すぎでした。
苦労しましたが、今回の正月も、てっちりが食べれました。
さっそく土鍋で「てっちり」を作りました。


フグの身も沢山あるので沢山食べれました。身も大きくて食感も味も素晴らしかったです。やっぱりテッチリでした。


テッチリと言えば、最後の雑炊は外せないですね。ちゃんと雑炊も作って、みんな満足でしていました。お店を紹介いたします。
 店名 東武百貨店・船橋店内の北辰水産(魚の北辰)
 購入 1月2日でした。
 電話 047-424-4802
 住所 千葉県船橋市本町7-1-1
 営業 10:00 ~ 20:30   (日曜日 10:00~19:30)
 HP  http://www.hokushin-suisan.co.jp/tenpo/chiba_08.html

今、インドに来ています。 [機内 CY]

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今、インドに来ています。
本日の夜に帰国の途につきますが、まだ一度もインドの報告をしていなかったこともあり、ムンバイに来るときのフライトを紹介いたします。

今回はムンバイへの直行便でした。直行便は限られた曜日だけです。と思っていたら今は毎日だそうです。
小さな飛行機でビジネスが24席でエコノミーが20席の44人乗りとは驚きました。小さな飛行機ですが11時間5分の長時間のフライトでした。


この飛行機はポータブルメディアプレーヤー(PMP) が使われていました。備え付けのエンタテーイメントの場合は機内放送のたびに映画がストップして、いらいらすることがありますが、PMPのいいところは機内放送とは関係なく映画を見続けることが出来ることでした。


いつも通りに食事を紹介いたします。先ずはビールです。今回のつまみは枝豆でした。


前菜は「ぶりの叩きと鮭の昆布〆」と「黒毛和牛のしゃぶしゃぶポン酢風味ガーデンサラダ」です。
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メインデッシュは3種類選べます。664kcalの和牛ステーキと507kcalのとんかつはパスして288kcalの「銀鱈の西京焼き 秋の吹き寄せ盛り」を選びました。御飯と味噌汁と香の物も着いています。
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デザートです。


夕食は「野沢菜五穀米御飯とお惣菜取り合わせ」を選びました。
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秘伝の山東菜の漬物をいただきました。 [料理]



近所の方から漬物をいただきました。一見は白菜の漬物のように見えますが山東菜の漬物です。白菜は1株が2~3kgに対して山東菜は6~8kgと大きいのが特徴で、白菜よりは、しっかりとした食べごたえのある美味しい漬物でした。
いただいた家では沢山の山東菜を取り寄せて作るのが年末の習慣だそうです。それを子供家族に分けるそうです。
その山東菜の漬物のおすそ分けをいただいたのです。

みかんの皮や昆布や唐辛子などが入れられており、昔から伝わってきた秘伝の漬物という感じです。山東菜(さんとうな)とは、白菜の一種ですが、食べてみて普通の白菜を使わずに山東菜を使っている理由がすぐにわかりました。すごく美味しかったのです。


やっぱり炊きたてのご飯で食べると格別の美味しさでした。


このようにご飯に山東菜を巻いて食べました。


美味しさを感じてもらうために拡大いたしました。
山東菜は白菜と違い葉が巻かないのが特徴で葉先が開いた「半結球」状態で大きくなります。埼玉県の東南部で栽培されていますが生産量は少ないそうです。そのために東京都の卸売市場では毎年12月10日前後から10日間しか取り扱いがないそうです。すこし古いデーターですが2005年の取扱量は約520トンだったそうです。
明治8年の東京博覧会で清国から山東ハクサイが紹介され、その後に中国から人々が持ち帰った種が、きっかけで全国的に栽培されようになったそうです。しかし白菜の3倍の重さであることから高齢化にともなって生産が減少してしまったようです。

九寨溝 樹正群海(じゅせいぐんかい) [九寨溝 黄龍]



すでに紹介した樹正瀑布から流れ落ちてきた水は樹正群海に流れ込んでいきます。どのあたりから樹正群海はよくわかりませんが沢山の樹がが水の中に生えている場所でした。

近くで見る景観も素晴らしいけれども全体が見えないため、バスが待ってくれていた駐車場の高いところからの写真を紹介いたします。
世界遺産の九寨溝の 三つの渓谷(樹正溝、日則溝、則査窪溝)の内の一つである樹正溝の中でも最も代表的なのが樹正群海です。沢山の小さめの湖が棚田状に並ぶ水系で、 急流の中、石灰岩化した湖底に若木が根付いて柏や松や杉などの 密生林が形成されていて、 まるで川の中に森があるような植生の生態系をもっていることがわかってもらえると思います。


間近で見るとどのような景観なのかをここから紹介いたします。このように樹正瀑布の方からの水は樹正群海に流れていきます。この先に樹正群海があります。すでに樹正群海に入っているのかもしれません。


このような湖が沢山ありました。


樹正群海の方から上流の樹正瀑布を見ています。水が棚田状のところを流れているのがわかると思います。湖そのものが大きな棚田であり、流れがあるところらは小さな棚田が形成されていました。このような景観をトラバーチンといいます。


また大きな湖がありました。でも水がゆっくりと流れているのです。


湖と湖との間には水が流れているのにもかかわらず樹木が生い茂っていました。


樹木の間を水が流れてくる光景です。


上の写真を拡大いたしました。


棚田状になっている典型的な景観でした。九寨溝の樹正溝の中の位置を示します。上流からの順番です。
①屏牛海 ②老虎海 ③樹正瀑布 ④樹正群海 ⑤臥龍海 ⑥火花海 ⑦火花瀑布 ⑧双龍海 ⑨蘆葦海 ⑩盆景海


水の量に驚かされました。樹正群海は湖であり、川でもあり、樹林でもあり、樹海でもあるところでした。

デリーのインド料理 [インド]


写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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テーブルの上に香辛料が置かれています。少しなめてみました。ジャムのようなのが甘くて、後は辛いけれど深みのある辛さでした。クリックすると拡大します。

料理が出てくるまでの間、このチップに上の香辛料を付けてたものをあてにビールを楽しみました。赤いステックは人参でした。白いステックは大根で、すごく辛いカレーのような香辛料とあいました。


サラダとして新鮮なタマネギにライムをかけたものも頼みました。
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メインの焼き物です。左からマトンにチキンにフィッシュです。いずれも久しぶりに食べるおいしいインド料理でした。
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カレーも頼みました。マトンのカレーとご飯ものです。
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カレーが少なかったのでチキンのカレーも追加で頼みました。


係りの人でした。レストランの料理を持ってくる係りの人は男性ばかりでした。どこのレストランに行っても男性が多かったです。今回ではムンバイの高級ホテルのイタリアレストランで女性の係りの人がいて香辛料のオイルを入れてくれました。


最後に口直しにミント類が出てくるのがインド式 さすが高級店なので9種類出てきました。どこのお店でも必ず出てくるのが中段の右側のミントです。
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デリーだからインド料理を食べるのは当たり前のように思われがちですが、今までデリーではタンドリーチキンの専門店には行ったことはありますが、本格的なインド料理は食べる機会は意外と少なかったのです。 
今回はインド料理がおいしいと言われているTAJ PALACEのインド料理店に行きました。昼食なのでそんなに沢山食べれませんでしたが、ここのインド料理はなかなか洗練されており、おいしいインド料理でした。


が表示された写真はクリックすると拡大します。

一人ごはん その2 [料理]



前記事で家内が帰省中の「一人のごはん その1」を紹介しましたが一人ごはんの代表格は、やっぱりカレーではないでしょうか。これは家内が国産和牛のすね肉で作り置きしてくれていたカレーです。

そして、熊本の叔父さんから送ってもらった30kgの新米もカレーにあっていました。熊本県上益城郡益城町の「ましきの米(益城の米)」です。阿蘇の伏流水が作った美味しいお米だそうです。


もう一つこだわりの逸品が皿の中にあります。
それは冒頭の写真の皿の右上のものです。拡大いたしました。


皿の上に乗っていたのは、こちらの酒悦の福神漬けです。酒悦は今から337年前の1675年(延宝3年)に創業した江戸の老舗の漬物屋さんです。当時のお店の名前は山田屋でした。
福神漬けは、その山田屋の15代店主である野田清右衛門が明治初頭に開発したもので7種類の野菜を使った漬物であり弁才天(弁財天)の近くのお店であったことから「福神漬」と命名されたそうです。弁才天は七福神の紅一点の神様でが七福神の一柱としては「弁財天」と表記されることが多いそうです。まさに元祖中の元祖のお店なのです。その上野近くの本店で家内が買ってきてくれていました。


原料は大根、なす、なたまめ(鉈豆)、蓮根、かぶ、しその実、うりと7種類の野菜が使われていました。今でも七福神の七にこだわっていることが判りました。福神漬けの名前が広がる事を願った野田清右衛門は商標登録をしなかったそうです。


こちらが袋から出した特選福神漬けです。確かにいろんなものが入っていました。カレーライスに添えられるもっとも定番の漬物ですが、これは大正時代に日本郵船の欧州航路客船で、一等船客にカレーライスを供する際に添えられたのが最初で、それが日本中に広まったとされています。福神漬が一時期赤くなったのは、このときにチャツネに倣ったという説があります。今は無着色が好まれることから、元の茶色の福神漬けが主流になってきました。


我家のお雑煮 ちょっと一工夫 [料理]



お正月と言えば御節料理に御雑煮ですね。いつもは帰省して実家で両方を食べるので、家では帰ってから、お雑煮だけを食べていました。今年は年末に帰省をすませていたので、おせちも雑煮も両方とも家でいただきました。その、お雑煮を紹介いたします。

我家は澄まし汁仕立てのお雑煮です。昆布と鰹節でダシを取って、薄口醤油と塩で味付けした、おすましです。具は、いつも通りのお餅、大根、里芋、人参、鶏肉と三つ葉です。ここ数年前から市販のお餅には十字の切込みが入れられているものを見かけますが、我が家では昔からのお餅のおいしい焼き方でした。お餅に十字の切込みを入れて焼くと膨れ方が均等になり焦げ目もきれいで、中まできれいに焼けるのです。このやり方は我が家で編み出されたものではなく、近所の口コミで教えてもらったものです。驚くほどに、きれいに焼きあがります。焼きあがったらすぐに出さないで2分くら待ってから出すと更に美味しくなります。
たしか2009年の正月ごろのテレビでも紹介されていた記憶があります。


拡大写真も掲載させていただきました。

中世の街並み Biel/Bienne [Biel/Bienne(スイス)]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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こちらの風景も朝の散歩で偶然に撮ることが出来ました。
スイスのBiel/Bienneという町のリンク(Ring)と呼ばれる地区は中世の雰囲気がよく残っていました。15世紀の教会、騎士の噴水、カラフルな家々などが建ち並ぶ旧市街は興味をそそられました。上の写真は騎士の噴水です。驚いたことに私の撮った写真とネットのBiel/Bienneの町の紹介写真は角度が違うけれどほとんど同じ様なところを撮影していました。それぞれの写真の上の字をクリックして出てくるのがネットの写真です。
Biel/Bienneと2つの名前があるのはスイスはドイツ語圏とフランス語圏があるからで、この町が両方の境界線に位置するからです。
  ドイツ語  : Biel   ビール
  フランス語 : Bienne ビエンヌ
  アレマン語 : Biu    ビウ
    アレマン語はかつてのゲルマン民族の中のアレマン人の言葉

もう一つ、騎士の噴水がありました。手に持っている旗のマークが町のシンボルマークです。1972年からは毎年、歴史的な集落や建築などの保護に積極的な活動をした自治体を選んで、莫大な遺産を寄贈した資産家アンリ・ルイ・ワッカー Henri-Louis Wakker の名前にちなんだ"ワッカー賞"が設けられていますが、この町は2004年に受賞しました。
Zunfthaus der Rebleute und Vennerbrunnen
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騎士が立っていた広場です。ネットでもこの広場が出ていました。
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広場の路地から教会が見れます。
Stadtkirche, vom Burgplatz aus gesehen
この教会の写真もネットで見ることが出来ます。偶然ですがほとんど同じ角度でした。


別の教会です。これも有名のようです。ネットで写真が出てきます。中世時代の城壁の景観の残った場所でした。
Turm am Nordrand der Altstadt


中世のヨーロッパ独特の雰囲気です。この町はドイツ語が60%でフランス語が40%の割合の町のようです。Bielがドイツ語でBienneがフランス語だそうです。ドイツ語とフランス語が併記される珍しい町です。


路地の上には、この町(Biel/Bienne )のシンボルらしい看板が下がっていました。ネットでこのマークを見つけました。
上から2枚目の写真の騎士の像もこのマークの旗を掲げています。
この地区には朝の散歩の時に行きました。先ずは教会(7時47分)に寄り、住宅地の丘(8時06分)に登った後に、ここに来たのが8時26分でした。
ここがこの町の有名な場所のようですが、まったく偶然に見つけました。町の中は歩き回ってみるものだと感じています。住宅の丘から朝に見た教会とは別の教会の屋根が見えたのでここに来てみたのです。すばらしい場所でした。
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シンボルマークが下げられていた路地です。住宅地から降りてきて最初に見た景色でした。
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中世時代の、この町の様子を描いた絵も見つけました。この絵は1642年のビールだそうです。上のいくつかの写真の建物と思われるものが描かれています。
Merian_Biel_1642-960.jpg
が表示された写真はクリックすると拡大します。
ワッカー賞の受賞都市
 1972: シュタイン・アム・ライン Stein am Rhein
 1973: サン・プレ St. Prex
 1974: ヴィードリスバッハ Wiedlisbach
 1975: グアルダ Guarda
 1976: グリューニンゲン Grüningen
 1977: ガイス Gais
 1978: ダルダニー Dardagny
 1979: エルネン Ernen
 1980: ソロトゥルン Solothurn
 1981: エルム Elm
 1982: アヴェーニョ Avegno
 1983: ムテンツ Muttenz
 1984: ヴィール Wil
 1985: ラウフェンブルク Laufenburg
 1986: ディエンティゲン Diemtigen
 1987: ビッショッフツェル Bischofszell
 1988: ポラントリュイ Porrentruy
 1989: ヴィンタートゥール Winterthur
 1990: モントルー Montreux
 1991: ハーム Cham
 1992: ザンクト・ガレン St. Gallen
 1993: モンテ・カラッソ Monte Carasso
 1994: ラ・ショー・ドゥ・フォン La Chaux-de-Fonds
 1995: シュプリューゲン Splügen
 1996: バーゼル Basel
 1997: ベルン Bern
 1998: フリン Vrin
 1999: ハウプトヴィール・ゴッツハウス Hauptwil-Gottshaus
 2000: ジュネーヴ Genève
 2001: ウスター Uster
 2002: トゥルギ Turgi
 2003: スルゼー Sursee
 2004: ビール/ビエンヌ Biel/Bienne
 2005: スイス国鉄 SBB-CFF-FFS
 2006: ドゥレモン Delémont
 2007: アルトドルフ Altdorf
 2008: グレンヘン Grenchen
 2009: イヴェルドン・レ・バン Yverdon-les-Bains
 2010: フラッシュ Flasch
 2011: ロザンヌ・ウエスト Lausanne West
 2012: ケーニッツ Koniz

Biel/Bienneの中世の街並みあたりの空からの写真です。マイナス(-)のアイコンを10回ほどクリックすると、この場所の位置がわかると思います。写真の中の左下の広場に冒頭の騎士のポールが建っています。こちらは拡大すると分ると思います。


栗むき器は機内持ち込みがダメでした。 [機内]


昨日は伊丹空港から飛行機で帰ってきました。その時に実家でもらった栗むき器が安全検査で引っかかってしまいました。ハサミなどで刃が短いものは機内持ち込みが大丈夫だと聞いていたのですがダメでした。
いろいろ調べたけれど日本の空港や日本の航空会社で公表されている持ち込み制限は簡単な表現で刃の長さなどの明確な規定はありませんでした。日本の航空会社は「凶器となり得る物品すべてに関し、航空機内への持込みが禁止されております。」との記載で、危険と思われるものはダメなようでした。係りの人も迷って上司に相談に行かれましたが機内持ち込みはダメでした。栗むき器の刃の長さは4cmでした。

若干、時間があったのでチェックインカウンターまで戻って受託手荷物として預かってもらいました。昔は安全検査場でも預かってもらった経験がありますが、今回はチェックインカウンターまで戻ることになりました。
この箱は記念に家まで持ち帰りました。でも後でよく見ると箱の注意書きに使用後は返却するように書かれていました。


ちなみに韓国ソウルのインチョン空港のホ-ムページでは日本語で搬入制限物品の詳細内容が公開されていたので下記にに紹介しますが空港によって違うので参考程度と考えてください。今回の刃の長さも5.5cmより短かったけれどダメでした。それに規定されていても航空保安検査の監督者により有害性が判断される物はダメなので不安がある場合は預けるのが無難なことがわかりました。ちなみに先が丸いハサミは持ち込み可と書かれていました。
機内持ち込みが出来ないもの
 剣及び刀を内蔵した杖
 先端が尖った傘
 刃の長さが 5.5㎝以上のドリルの刃
 刃のあるおりたたみ式の刀類
 多用度刀
 斧及び手斧
 ドリル
 山登り用ポール
 レンチ/スパナー
 剃刀と刃(安全性のない包装剤で包まれた剃刀)
 武器に使われるほどの長さを持ち、....長さが5.5㎝以上の刀
 ボックスカッター刀
 発火装置のように鋭く尖った武器として使用可能な道具
 氷上スケート
 サーブル
 バ―ル
 スキー用ポール
 氷を割る斧及び氷錐
 外科用マス
 もり及びやり
 総長さが10㎝を超過するスクリュードライバー類
 のこぎり類
 投槍(Throwing Stars)
 プリオール
 ハンマー
 矢及びダーツ(投げ矢)
 5.5㎝以上の刃を持った鋭いはさみ
 その他の航空保安検査の監督者により有害性が判断される物
 格闘用道具(例: knuckle dusters, 棍棒、ドリケ, num chucks, .....)
 棍棒
 ゴルフ棒
 釣台竿
 ビリヤード・スヌゴ・pool用キュー
 ラコルス競技ステック
 リレー用バトン(堅かったりしなる材料で棍棒、警察棒、夜警棒及びバトンなど)
 ボーリングの玉
 スケートボード
 鉄アレイ
 野球バット及びソフトボールバット
 カヤック及びカヌーの櫓
 グリケット
 ホッケーステック
 撃発式弓
 韓国弓
 機動装置鉄砲
 すべての銃器類及び小火器類(回転式ピストル、拳銃、小銃、猟銃及び実弾など...)
 複製品及びイミテーションの小火器類
 ボールベアリング鉄砲
 産業用ボルト及び 釘鉄砲
 おもちゃの銃器類
 小火器類の付属品(望遠装置除外)
 手錠
 信号用火炎銃
 実際と類似した形態の模似銃器類
 アーチェリー
 もり及びやり打ち上げ鉄砲
 むち類
 銃器模型ライター
 推進打ち上げ用武器
 衝撃装置(例家畜を突く棒)

機内持ち込みが許されているもの
 先端が丸いはさみ
 先端が丸い金属性の栓抜き
 グリーバー(肉を切る大きい刀)
 刀が入っていない爪切りセット
 航空会社の乗務員が機内利用を目的に直接所持するワインオープナー

受託手荷物でも不可のもの
 涙ガス
 毒物類
 放射能物質(例医療用又は商業用アイソトープ)
 腐食性又は漂泊性物質(例水銀、塩素)
 酸性及びアルカリ性物質(例湿式バッテリー)
 小火器
 自然発火及び自然点火物質
 伝染性或は生物学的危険物質(例感染した血、ウィルス及びバクテリア)
 催涙ガス
 護身用スプレー
 こしょうスプレー
 ガス及びガス容器(例ブタン、プロパン、アセチレン、酸素)
 空気が1/3以上入ったサッカーボールなどスポーツ用球
 空気が入った風船
 雷管及び導火線
 黄燐マッチ
 すべての形態花火
 発破キャップ
 手投げ弾類
 スプレーペイント
 エアロゾル(殺虫剤)
 引火性液体燃料 (例、石油/ガソリン、ディーゼル、ライター用液体、..)
 地雷及びその他の軍事用爆発物
 弾薬
 テレビン油及びペイントシンナー
 爆発物及び爆破装置
 火炎及びその他の花火製造品(パーティー用爆竹及びおもちゃのキャップ含む)
 50㎖を超える接着剤
 70度以上のアルコール飲料

冬のレンツブルク城 [スイス]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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先日、スイスのBiel/Bienneに行ってきたため同じ季節に行ったレンツブルグ(Lenzburg)の昔のスイスの記事が懐かしくなりました。それで古い記事をリニューアルしてみました。
チューリッヒから40km西にあるレンツブルク(Lenzburg)と言う小さな町にいます。
写真はこの町のシンボルであるレンツブルク城です。
この日は朝から雪がちらついて写真にとっては悪条件ですが雪景色が撮れました。この写真を撮るために雪の中、隣の丘に登りました。寒いこと!!!!!!!

裏側からの景色も趣きがあります。
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丘の上に地形に合わせて建てられたお城です。
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門の屋根の上には雪が積もっていました。
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中には入れなかったので門の前まで行って写真を撮りました。
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城からは雪景色の中にも別のお城が見えました。
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ここが街の中心です。我々のホテルもこのあたりにありました。
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スイスの田舎町の街並みも魅力的です。ホテルの窓からの街並みを3っ紹介いたします。いずれの写真もクリックすると拡大します。

街並み1
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街並み2
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街並み3
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メインストリートです。
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クリスマスツリーが飾ってあります。
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至る所に泉がありました。
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昔の馬の水飲み場かな
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                            クリックすると拡大
今回のホテルでは暖房は機械式の温水ヒーター、触ってもほとんど作動しないほど、部屋の断熱が出来ています。光の遮断はカーテンではなくベランダの外側の電動シャッター。浴室は床暖房。ドアはオートロックではなく内側外側ともカギで閉めます。冷蔵庫の中はすべて瓶、部屋の装備品&スイッチなども見慣れたものと違います。この辺がヨーロッパらしいところ。チーズも充実しています。

下の2枚の写真を見てください。
上はスイスで泊まったホテルの中にあった飾りです。下はドイツの町の中で見つけたものです。似ていると思いませんか。クリスマスに関係しているみたいです。


こちらがドイツのハイデルベルグの町にあったものです。


ホテルの入口のクリスマス飾りですが車もプレゼント?


レンツブルク城の航空写真を紹介いたします。マイナス(-)のアイコンを10回ほどクリックすると、この場所の位置がわかると思います。