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今日は雪です。 [千葉]



昨日に上海から帰ってきたばかりですが、今日(2013年1月28日)はワンコの散歩のために玄関の扉を開けて、初めて雪が積もっていることを知りました。我が家のワンコは雨は嫌いですが、雪は大好きです。まだまだ雪が降っていました。

フラッシュを使うと雪が降っていることがよくわかってもらえると思います。
ワンコの足跡も雪が深いので個別の足跡にならずに2本の溝になっているのがわかってもらえると思います。


ワンコは、この奥に行きたがっていましたが、さすがに雪がひどいのでワンコには諦めてもらいました。写真はワンコが、さびしそうに戻ってくるところです。こちらの道には足跡やタイヤの跡がありませんでした。


近くの小学校も雪で覆われていました。場所は千葉県佐倉市です。こちらの小学校には古墳の跡と思われる小山が3つあります。その中で一番小さな塚(小山)が運動場にあり子供たちの遊び場になっています。この写真の中に、その小山が写っています。


ここは瀬戸内海だけど!! [日本]



クリックすると拡大この写真を見て一瞬、日光の東照宮の陽明門と思われた方もおられると思いますが、これはひょうたん島のなかで紹介した瀬戸内海に浮かぶ大三島の隣の生口島にある耕三寺の孝養門です。右の写真は日光の陽明門です。
比べてみてください。こちらが日光の陽明門です。→ポチッ

上の写真は逆光のためよく見えない思いますので境内側からの写真をじっくり見て下さい。日光東照宮の陽明門の図面を当時の文部省から借り受けて作った為に全体的な形や豪華さは東照宮の陽明門にそっくりなのです。


真似て作ったものであるけれども、本家の陽明門と肩を並べるほど豪華な建築であることから、耕三寺はいつしか「西日光」あるいは「西の東照宮」と呼ばれるようになりました。耕三寺の開山は、大正・昭和期に大阪で活躍した実業家の金本福松(1891年 - 1970年)です。金本氏は、生口島瀬戸田の出身で、16歳の時に父を亡くし、少年期に島を出て福岡県直方(のおがた)など各地で奉公を重ねたそうです。後に大阪へ移り、当時来日していたフランス人技師のセギーという人物から酸素熔接の技術を学び、これを生かして29歳の時に東洋径大鋼管製造所を設立して鋼管製造業の経営を開始しました。金本の会社は軍需工場に指定され、彼は一技術者から実業家へと成長していったそうです。
クリックすると拡大事業に成功した金本氏は、1927年、故郷瀬戸田に住む母のために邸宅「潮聲閣」を建築した(耕三寺内に現存)。母が1934年に没すると、翌1935年に金本は母の菩提を弔うため出家して僧侶となり名を「耕三」に改めた。1936年から潮聲閣周辺にて耕三寺の建立を開始したそうです。
右の写真が日光の陽明門の内側からの写真です。こちらもクリックすると拡大するので比較してみてください。


「西日光」あるいは「西の東照宮」と呼ばれてはいるけれども、東照宮を真似て作られたのは陽明門だけです。ただし境内に作られた建造物は、日本国内にある国宝級のものを手本として建てられていました。


真似たものではあるけれどもなかなか見ごたえのある建物が並んでいました。真似ていることは忘れて見てもらうほうがよいと思います。


五重の塔もありました。室生寺の五重塔 と似ているとおもいませんか。比べてみてください。真似たものではあるけれども、建物は立派なことから山門・本堂をはじめ15の建造物が国の登録有形文化財となっています。
また、仏像、書画、茶道具などの美術品・文化財を多数所蔵し、寺全体が博物館法による博物館となっているそうです。


真似たものではなく、やはり本物を見たい方はすぐ側に、平山郁夫美術館 があります。平山郁夫(ひらやま いくお)は1930年6月15日生まれで 2009年12月2日に没した有名な日本画家であり教育者でもありました。日本美術院理事長、一ツ橋綜合財団理事、第6代・第8代東京藝術大学学長を務めた方で文化勲章も受けておられ広島県名誉県民、広島市名誉市民、鎌倉市名誉市民でもありました。
 住所 広島県尾道市瀬戸田町沢200番地2
 電話 TEL(0845)27-3800/FAX(0845)27-3801


さらにイタリア産の大理石で作られた丘がありました。生口島は小さな島ですが驚かされるものが沢山ありました。こちらも耕三寺の敷地の中にあるもので金本福松氏によって作られたものです。
制作者は現在はイタリアにアトリエを構え世界的な活動を行われている杭谷一東(くえたに・かずとう)氏です。広島県世羅郡甲山町出身の彫刻家だそうです。師匠は広島県御調郡出身の彫刻家、故・園鍔勝三(えんつば・かつぞう)氏とのこと。


大理石の丘からの景色です。遊覧船がわかりますか。遊覧船は希望で「ひょうたん島」の近くも通ってもらえます。
黄色い橋で高根島にも渡れます。左下の白い岩がイタリア産の大理石です。


今回の場所を地図で紹介いたします。