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カザフスタンにも嵐がありました。 [アルマトイ]

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海のないカザフスタンでも強い風が吹く嵐がありました。我々が到着する少し前に非常に強い風が吹いたそうです。その風によって木がなぎ倒されていました。このように木がなぎ倒された場所が道路脇に沢山あり、道路の周りの補修工事が大々的に行われていました。

建物にも危害が出ていました。こちらの建物は屋根が吹き飛ばされていました。かなりの強い風が吹いたようです。


この翌日はカザフスタンからウクライナに移動しました。

地たまごプリンとチェア 佐倉市立美術館 [千葉]


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今、佐倉市立美術館でルパン三世展が行われています。
前記事で、美術館の一階ロビーにあるCafe Buona Giornataのサンドイッチと飲み物を紹介いたしました。こちらのお店ではサンドイッチと飲み物に加えてデザートのお店でもあるのです。今回は上の写真のデザートを紹介いたします。

このプリンは2012年12月1日(土)9:30~10:30に放送された「ぶらり途中下車の旅」で紹介されもので佐倉市上志津原長谷川養鶏園さんの評判の玉子で作られているそうです。こちらの卵は千葉県知事賞を受けたそうです。卵の種類はボリスブラウン卵という種類だそうです。ちょっと拡大してみます。これで350円はお得だと思います。
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いただきました。 少し食べたところでさらに拡大しました。
卵の味がしっかりとでているクリーミーなタイプのプリンでした。添えられている生クリームと一緒に食べました。


ほかのデザートを紹介いたします。フレンチトースト、チーズスフレケーキ、チョコケーキ、アフォガード、季節のアイスクリームです。いずれも400円でした。


こちらは、すでに掲載した記事「ルパン三世展に行ってきました。」で紹介した写真ですが、こちらが、Cafe Buona Giornataのエリアです。実はこちらで使われている椅子が美術館が売りにしている10種類の椅子の一つなのです。こちらのカラフルないろんな色の椅子はアルネ・ヤコブセン(1902~1971年)が1955年にデザインしたダイニング・チェアです。ヤコブセンはスカンジナビアの家具デザインの近代化に重要な役割を果たした人です。


せっかく椅子を紹介したので10種類の椅子を全て紹介いたします。こちらは塗り絵のコーナーで使われていたチェアーです。こちらの作者は1922 年生まれで現在も活躍しているジャンドメニコ・メベロッティで、椅子の名前はスパゲッティ(101/V)です。ベロッティーはイタリアで生まれて16歳で彫刻を学んだ後に建築の仕事を始めたそうです。建築やインダストリアルデザインの分野でも活躍している人です。こちらの椅子の写真も実は前記事で紹介していました。こちらの椅子がデザインされた年は1967年なので、こちらの美術館で展示されている椅子の中では最も新しいデザインのものです。


こちらの椅子の写真も前記事で紹介していました。
左側がヘーリット・トーマス・リートフェルト(1888~1964年)が1918年に設計したレッド・アンド・ブルーです。彼はオランダの代表的なデザイナー・建築家で赤・青・黄の三原色を活用していることでも有名です。こちらの椅子にも赤と青と黄が使われていました。右側の椅子もヘーリット・トーマス・リートフェルトのもので1934年に設計された名前がジグ・ザグというイスです。両方ともに座ってみましたが座り心地はよかったです。見た目だけではないことに関心いたしました。


こちらのベッドのように大きなソファーはハリー・ベルトイア(1915~1978年)が1931年に設計したものです。これは彼がバウハウスの校長を務めていたころの作品です。作品の名前はカウチ(258-M)です。取り外し可能な肘(ひじ)当てが特徴でです。こちらの椅子も沢山置かれていましたが肘当てが取り付けられていたのは一つだけでした。


こちらの椅子もいろんな場所に置かれていました。ミ-ス・ファン・デル・ローエ(1886~1969年)が1929年に設計したバルセロナ・チェア(251)です。。ミ-ス・ファン・デル・ローエはドイツ生まれの建築家です。この椅子は1929年にスペインのバルセロナ世界博覧会のドイツ館で発表されたものです。その経緯からついた名前だと思います。


こちらの左はハリー・ベルトイア(1915~1978年)に1957年に設計したスモールダイヤモンド・チェアです。ハリー・ベルトイアはイタリア生まれの彫刻家で、代表作であるこの椅子はスチール・ワイヤーを網状に溶接して有機的なシェル型に作られています。
右はスリング・チェア(LC-1)という作品でル・コルビュジエ(1887~1965年)とピエール・ジャンヌレ(1896~1967年)とシャルロット・ペリアン(1903~1999年)の3名の共同設計です。椅子はスチール・パイプと子牛の毛皮張りで出来ています。沢山の方が座ったのだと思います。毛皮の毛は擦り切れて半分程度しか残っていませんでした。沢山の椅子の中で木やスチールや皮張りのものは、きれいなままですが布や毛皮張りのものは擦り切れている部分が見受けられました。


こちらはアルネ・ヤコブセン(1902~1971年)が1958~1959年にデザインしたエッグチェアです。アルネ・ヤコブセンはデンマーク建築家・家具デザイナーで、椅子だけでなくあらゆるものをデザインしました。この椅子は体をすっぽりと包み込むような卵を思わせる形態から「エッグ」と名付けられました。


最後に紹介する椅子も、すでに紹介したル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレとシャルロット・ペリアンの3名の共同設計です。ル・コルビュジエはスイス生まれの建築家です。その彼と従弟(いとこ)なのがピエール・ジャンヌレで、やはり建築家です。シャルロット・ペリアンはインテリアデザイナーで、この3人が1928年に設計したグランコンフォール(LC-3)です。グランコンフォールは大いなる快適という意味で、この言葉の意味を体感できる椅子でボリューム感のあるクッションが特徴です。


今回の椅子に関する説明は1階ロビーにあった紹介パネルから転記させていただきました。この中にあった椅子(チェア)を全て紹介させていただきました。


今回紹介の地卵プリンと、それに使われている卵を紹介した「ぶらり途中下車の旅」の動画を見つけたので紹介いたします。


佐倉市立美術館の全景です。
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陳麻婆豆腐 [成都]

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四川省の成都に来たならば、是非とも食べに行きたいのが麻婆豆腐の本家本元レストラン「陳麻婆豆腐」です。日本でおなじみの麻婆豆腐が考案された歴史は比較的新しく清の時代だそうです。場所は私が今来ている成都です。
泊まっているホテルで陳麻婆豆腐の場所を聞くと歩いて行ける距離で2本目の信号を右に曲がるとわかるとのことでした。
中国ではよくあることですが、歩きはじめると信号のある交差点のスパンが非常に長く2本目と思われる交差点まで来るとちょっと不安になってしまいました。道に立っている人に陳麻婆豆腐の場所を聞いても誰も知りませんでした。そこでタクシーに乗ることにしました。タクシーに乗って行き先を告げると親切なことに歩いて行ける距離だと説明されました。その場所がホテルで教えられた2つ目の信号であることもわかったので腹ごなしに歩くことにしました。
だいぶ歩いて陳麻婆豆腐の場所を人に聞くと今度は皆さん知っていて指差してくれましたが、皆さんが「値段が高いですよ。」とアドバイスしてくれました。何とか行き着きましたが、日本人の歩ける距離ではなかったですね。帰りはタクシーで帰りました。

食べた料理を紹介します。出てきた順番です。4人だけの食事なので料理も4品にしました。先ずは具をかけたオコゲの料理です。


これが完成品です。写真をクリックすると拡大します。
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お待たせの麻婆豆腐です。人数が少ないので小ぶりのお皿にしてもらいました。これは本場の味でした。山椒がきいていました。これさえあれば満足でした。
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さすがは本場なので辛さもすごいです。この料理だけは、ご飯と一緒に食べると美味しいです。ご飯が必要と思ってもらったほうがいいです。そして、ご飯は木の"おひつ"に入れられて出てきました。これは中国で初めての経験ですが、今回は別のお店でも同じようなオヒツで、ご飯が出されました。ご飯は雑穀が少し混ぜられて、ちょっと美味しそうに感じました。


キクラゲとシシトウとカエルの料理も頼んでみました。カエルの肉は鶏肉に近い食感でした。もちろん赤唐辛子は味付けのために入れているだけで食べません。
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海老料理も頼みました。いかにも四川料理という感じで唐辛子の中に海老がある感じです。もちろん唐辛子は食べませんが唐辛子の辛さが海老に染込んで、かなりピリッとした料理でした。
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ネットで麻婆豆腐を調べてみるとおおむね下記のように書かれていました。
麻婆豆腐の故郷は四川省の省都、成都です。ここにある陳麻婆豆腐(チンマーボードウフ)が本家本元レストランです。麻婆豆腐は1862年に陳富文氏の奥さんが考案したといわれています。特別料理ではなく、あり合わせの材料を使った来客用の料理だったそうです。陳さんの顔にはあばた(麻はアバタの意味)があったので、「あばたのある陳婆さんの豆腐」という意味で、陳麻婆豆腐と名づけられのだそうです。


こちらは有名なお店なので沢山のテーブルや豪華な部屋があると思われましたが最も庶民的なテーブルで食事をさせてもらいました。写真で雰囲気がわかってもらえるでしょうか。
 住所 四川省成都市青羊区西玉龙街197号