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九寨溝 金玲海 [九寨溝 黄龍]



金玲海五花海珍珠灘の間には金玲海と呼ばれる湖があります。九寨溝を実際に見た人に「九寨溝の中で六大景観は?」と質問するとその中に五花海と珍珠灘が入ってくると思います。その五花海と珍珠灘の間は歩いて移動する人も多いのですが我々はバスでの移動となったために金玲海の写真は移動しながらのバスからの撮影となりました。
残念ながら鮮明な写真とはなりませんでしたが、せっかく写すことが出来たので掲載いたしました。
ネットでは単に金玲海としかありませんでしたが案内板では上流側から小金玲海、大金玲海と2つの金玲海が書かれていました。
おそらく上の写真が小金玲海で下の写真が大金玲海だと思います。2つの名景観の間の湖なので有名ではないけれども写真からは素晴らしい水の色が見えました。


航空写真に景勝地の位置を掲載いたしました。黄色のラインがバスの走った道路です。クリックするとgoogleの航空写真で金玲海あたりが出てきますが、その中の赤いラインは珍珠灘と珍珠灘瀑布を散策したルートです。
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九寨溝 珍珠灘瀑布(ちんじゅたんばくふ) [九寨溝 黄龍]


再掲載を機会に写真をクリックすると拡大するようにいたしました。
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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少し九寨溝の記事を中断していましたが再開します。佐原や鎌倉や清荒神や近所の出来事など、他にも紹介したい記事が残っているので織り交ぜながら紹介を続けさせていただきます。
少し前の記事で紹介した数百mの幅の傾斜の珍珠灘(ちんじゅたん)をすべり落ちてきた水は最後に珍珠灘の淵から滝となって落ちていきます。それが珍珠灘瀑布(ちんじゅたんばくふ)です。上の写真は淵から流れ落ちる珠灘瀑の最後の部分です。

流れ落ちていくところを真横から見ました。滝の真横に遊歩道があることからいろんな高さから滝を見ることが出来ます。
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少し降りたところから望遠で見た珍珠灘瀑布です。こちらは滝の断面を見るように滝の横を間近に見ながら降りて行けるのが特徴でした。迫力があります。
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同じ位置からズームを引いた景色です。珍珠灘瀑布の幅は310mと200mと180mと160mがあります。半分以上が200mの記述で最も多かったです。高さの記述は20mと40mの2種類がありました。こちらはは両方ともに正しいて思います。普通の幅の広い滝は水が落ち始める部分は水平なのですが、ここの滝の上が珍珠灘と呼ばれる特殊な構造になっているために珍珠灘瀑布は流れ落ちる部分の高さは写真の木が生えている少し奥あたりが最も高く、さらに奥に行くと低くなるために高さも2種類の記述になっているのだと思います。滝の上の珍珠灘全体が奥側に傾斜していることから場所によって高さが違う珍しい滝になっているのです。
そのために、どの幅までを滝と呼ぶかで、いろんな表現があるのだと思います。
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さらに低いところから撮りました。160~200mの幅を実感してもらえるでしょうか。さすがに310m先までは見ることが出来ませんがどこまでも滝が続いている景観でした。
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滝の真横に珍珠灘から降りてくる木製の階段があるおかげで迫力のある写真をともことが出来ました。


一番下まで降りて展望場所から珍珠灘瀑布を見上げた景色です。


こちらは、今まで紹介してきた方向と反対方向から撮りました。この滝も幅が広すぎて全体を見渡せる形では見ることも出来ないし写真を撮ることもできませんでした。写真の右端に木々の隙間に白いものが見えますが、それより先に続いているのです。この写真が幅が最も実感できるのかもしれません。背中側にもまだ滝が続いています。滝から落ちた水は滝に平行に流れる川を流れていきます。
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その川の下流側の方向です。滝からの水で川の水量は下流側ほど増えていきます。
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さらに奥の方(下流側)に行くと滝の高さが数mになってきます。ここまでの長さを入れると滝の幅が310mになるのかもしれません。この写真の中に実は小さな鳥がいました。次の写真で紹介いたします。


これが、その小さな渓流の鳥です。 上の写真の中央の木の右側の岩にとまっています。その岩が下の写真です。残念ながら飛んでる姿はきれいに撮れませんでしたが、羽が黒色で胴が赤色であることがわかりました。
頭が白くて羽と胴がそれぞれ鮮やかな黒と赤の鳥でした。残念ながらこのとき400mmあるいは800mmの望遠を取り付けおらず交換する余裕もなかったので、この写真の鮮明さが精いっぱいでした。場所や動作からカワセミかもしれません。知っている方がおられたら教えてほしいです。
追伸 すごいですね。まほさんにコメントで鳥の名前を教えていただきました。
この鳥の名前はシロボウシカワビタキ(白帽子川鶲)です。インドや東南アジアや周辺の地域の渓流に生息しているそうですが 、標高が2400m(2000~3100m)の涼しい地域である九寨溝でも見たとの記載がありました。結局カワセミの種類ではありませんでしたが、私にとって貴重な鳥に出会えました。
 まほさんに教えてもらった記事 →ポチッ 
  目   スズメ目          Passeriformes
  科   ヒタキ科          Muscicapidae
  属   シロボウシカワビタキ属 Chaimarrornis
  和名 シロボウシカワビタキ          →ポチッ
  英名 White-capped Water-Redstart →ポチッ
  学名 Chaimarrornis leucocephalus


珍珠灘瀑布あたりの航空写真に200mのスケールを配置してみました。確かに落差のある部分の幅は180~200mあり、低い部分の滝もいれると310mの幅があると言えそうです。珍珠灘の文字の少し下の白い線は珍珠灘が見渡せる木道です。我々は大金玲海のあたりでバスを降りて珍珠灘の木道を通って珍珠灘瀑布の下に出て珍珠灘瀑布に沿って歩いてPと記載した駐車場まで歩きました。写真をクリックするとgoogleの航空写真が掲載されますがその中の赤いラインが珍珠灘と珍珠灘瀑布を散策したルートです。Pのところにバスが待っていてくれたのです。駐車場と鏡海の間にも珍珠灘に似たような場所があることがこの写真で判ります。バスが登って行くときにも水か流れ落ちていく傾斜(トラバーチン)を見ることが出来ました。それは「名も無い扇状の灘」と書いているところです。
クリックするとオリジナルの航空写真
すでに鏡海の記事で紹介いたしましたが、こちらが鏡海の少し上にある名も無いトラバーチンと呼ばれる石灰分再結晶したカルシウム質の扇状の岩肌です。名も無い扇状の灘も全体に水が流れている雄大な光景でした。

朝からラッキーをもらいました。 四葉のクローバー [植物]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると記事を表示今日の朝のワンコの散歩には久しぶりにカメラをポケットに入れて出かけました。家を出るときは薄くもりの状態でしたが途中で日が当たり始めました。カメラ持参は珍しいことなのですが、井野城の近くの田んぼの横で四葉のクローバーを撮るチャンスに出会えました。ついつい足が伸びて1時間以上の散歩になりました。この写真は大きく拡大するように設定したので写真をクリックしてじっくりと葉っぱを見てください。意外と味があるものです。

驚いたことに四葉のクローバーは1つだけではありませんでした。
クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大クリックすると拡大上の四葉のクローバーあったすぐ横ので撮った下の写真の中に右の四葉のクローバーが5つあるのです。是非とも探してみてください。
5つ見つけられなかった方は下の写真をクリックしてみてください。四葉のクローバーに、マークした写真を表示いたします。
写真を撮るときは3つだと思っていましたが家に帰って写真を見て5つ写っていることに気がつきました。もしかしたら6つ目もあるかもしれません。
真剣に探してみたい方のために、マークがついていない大きな写真も表示するようにいたしました。→ポチッ
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追伸 こちらの写真も上の写真のすぐ横で撮ったものです。
IMG_2609-8-168.jpgクリックすると拡大クリックすると拡大こちらの写真の中にも、で示している通りに少なくとも4つの四葉のクローバーが写っていました。ただし4つの内、の2つは上で写っていた四葉のクローバーなので、狭い範囲の中に冒頭の写真も含めて、少なくとも8つの四葉のクローバーがあったわけです。
四葉のクローバーの発生率を数字で表すと、「四つ葉のクローバー/三つ葉のクローバー」は「1/10,000」ほどの頻度になるそうです。そんな確率にかかわらず、これだけの数を見ることが出来たのはすごいことだと思います。
一説によれば四つ葉のクローバーの小葉は、それぞれ希望・誠実・愛情・幸運を象徴しているそうです。そして花言葉は「Be mine.」(わたしのものになってください)だそうです。
四つ葉のクローバーの発生が遺伝的要因によるものか、あるいは環境要因によるものかについては議論がなされています。四つ葉のクローバーの希少性は、低頻度で発現する劣性遺伝子の存在を示唆しているそうです。一方、四つ葉のクローバーは環境要因に起因する体細胞突然変異や形態形成の異常、また一個体の中で偶然分離した複数の遺伝子の相互作用によっても引き起こされ得るとのことだそうです。
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クリックすると記事を表示今年の最大の出来事は2013年5月25日に息子が結婚したことだと思います。8つの四葉のクローバーの幸運を二人に渡したいと思います。

右の写真をクリックすると記事を表示します。

九寨溝 珍珠灘(ちんじゅたん) [九寨溝 黄龍]



九寨溝を代表する五花海の次は珍珠灘(ちんじゅたん)と呼ばれる場所でした。五花海を見た後なので景観的に見劣りすると思われがちですが、こちらの迫力はすばらしいものがあります。でもこの景観を写真で迫力を表現するのは難しい景観の場所でした。上の写真が珍珠灘の一部ですが写真では単に水が流れている景色のように見えてしまうのです。

これは五花海と珍珠灘の間の景観です。広い幅でゆっくりと流れています。


珍珠灘に徐々に近づいてきました。


珍珠灘は水に含まれる石灰分が析出することによって形成された数百m幅の傾斜を水が流れ落ちていくところなのです。スキー場で幅の広い急斜面のゲレンデ全体に水が流れているさまを上から見ていることを想像してもらうと少しは迫力がわかってもらえるかもしれません。


珍珠灘を横切るように数百mの遊歩道が設けられています。その遊歩道から水が流れ落ちていくさまを見ることができるのです。その遊歩道の幅に驚かされてしまうはずです。この遊歩道が続いていることを想像してもらうと珍珠灘の景観を感じてもらえるかもしれません。


右の遠くの方に遊歩道が確認できると思います。本当に幅が広かったです。


皆さん、遊歩道に座って景観を楽しんでおられました。


下の方まで見えるところもありました。私はテレビでは九寨溝は見ていないのですが、テレビ局の人は、この構図の場所は見逃さないと思うので放送された中に、この部分は出ていたと想像しています。


常識的には一部だけが削られてそこだけかの勢いが増すはずなのに滑らかな斜面で広い幅に均一に流れ落ちていくのは驚異の現象です。幅の広い急斜面を流れる水が、真珠に似ていることからその名が付いたといいます。


水に含まれる石灰分が飽和状態なのがこのような景観を作り出したのだと思います。


動画を紹介いたします。


横から珍珠灘を見た景観です。


最後は幅310mの珍珠灘瀑布となって流れ落ちていきます。