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パキスタンでビールを飲む裏技 [パキスタン]

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パキスタンは国全体が禁酒なのです。豚肉が食べれた町の中華レストランでもビールは飲むことは出来なかったので、禁酒に関してはかなり厳格な国であることは実感させられました。ただし外国人が、お酒を飲んでも罰せられることはないのでパキスタンに駐在している外国人の人たちはビールなどのお酒を手に入れる方法(法律違反ではありません。)は沢山あるため、家で飲むのには不自由しないそうです。
問題なのはレストランにお酒が置かれていないことなのです。したがって一般の観光客がお酒を飲むのはかなり不便です。
イスラマバードで言えば3っの高級ホテルは、あるルールのもとにビールが飲めます。ただしホテル内のレストランでも普通はビールが飲めません。部屋の冷蔵庫にも入っていません。ところが唯一ビールが飲めるレストランがありました。我々が泊まったホテルのステーキハウスです。ここではビールを注文できました。もちろん外国人のみです。
料理はホテルにチャージできますが面白いのはビールだけはカードもだめで現金払いです。それも従業員が現金とビールを直接交換する形で購入します。購入したあとにプライベトに飲んでいることで法律には触れないようです。したがって領収書もレシートもありません。残念ながらワインやウイスキーはありませんでした。このビールが禁酒の国パキスタン製なのに驚かされました。まだ完全には国のシステムが理解できていません。

付きだしが変わっています。ニンニクとパンにキャビヤに似たものです。ビールが飲めてよかったです。何杯もいただきました。大満足でした。
一つ忠告を忘れていました。普通のレストランはお酒を持ち込んでも法律に触れます。ここのレストランは外国人ばかりで個室に近い状態で隣のテーブルから見えないようになっているから許されているようです。ホテルと言えども廻りから見えるテーブルでお酒を飲んでいるとレストランに物凄い罰金が科せられると教えてもらいました。


ステーキの種類は輸入と国産があります。部位もフィレ、サーロイン、・・・といろんな部位があるのでステーキのメニューは多いけれどステーキ以外は2種類程度です。
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その一つのシーフードのグリルです。イスラマバードのお店はステーキ以外は2種類でしたがラホールの同系列のステーキハウスは刺身や御寿司も置いてありました。ただしステーキ以外は食中毒の確率が高いのでお薦め出来ません。とは言ったものの美味しそうなので、写真のイセエビを食べて、ラホールでは刺身や御寿司も食べたけれども大丈夫でした。(笑) 
つまり、イスラマバードでもラホールの事情を説明しているということは、同じ系列のレストランでビールを飲んだわけです。 
ただし、お客さんが少ない時期は生ものは危ないと思います。私の知り合いはパキスタンのホテルで食べたもので点滴を受けるほどの重症になりました。
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