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変身するお酒 RAKI [トルコ]



トルコのシシケバブの専門店での貴重な2枚の写真を紹介します。上の写真は不思議なお酒 ラクの水割りを今から作るところです。
コップに入っているのは「不思議なお酒ラク」です。注いでいるのは普通の水です。

するとカルピスのように白く変身です。アルコール濃度は45%のお酒です。 
お酒の名前は YENi RAKI(イェニ・ラク) です。

伝統の朝顔 佐倉城址 [千葉]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

夏は朝顔の季節です。今、千葉県佐倉市の佐倉城址で朝顔の展示が行われていると聞いて、2013年8月18日(日曜日)に見に行きました。展示されている朝顔は全て「くらしの植物苑」で育てられた朝顔で、植物苑内のハウス、東屋、よしず展示場などで公開されていました。お盆の期間(8月12日~18日)は朝8時30分から開苑していました。
説明文の頭に★が付いた写真はクリックすると拡大します。
特別企画 伝統の朝顔
 場所 佐倉城址公園
 主催 国立歴史民俗博物館
 会場 くらしの植物苑→ポチッ
 期間 2013年7月30日~9月1日
 料金 100円 小中学生は無料
          土曜は高校生は無料
 開苑 9時30分~16時30分
 定休 月曜日
 展示種類
   正木系     44系統
   出物系     26系統
   大輪朝顔   25系統程度
   欧米系朝顔  10系統程度
朝顔は幕末頃に変化朝顔などの多くの品種が創り出されてましたが、最近では単純な大輪朝顔に圧倒されていることから、一部の愛好家の努力によって大切に保存されて現在に伝えられています。その変化朝顔である正木系や出物系を沢山紹介している貴重な朝顔展であることを知りました。したがって朝顔展の雰囲気と変化朝顔を中心に紹介したいと思います。

★入口を入って最初に迎えてくれるのが朝顔の大きな仕立物です。アサガオは花だけでなく、仕立てられた葉の緑も魅力があることが判りました。
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★その中で沢山の花を付けていたのが、さわやかなブルーの朝顔でした。
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★その朝顔は園芸品種として代表的な空色朝顔「ヘブンリー・ブルー」でした。「天上の青」という意味だそうです。
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★大きな仕立ての朝顔の中にもう一つ沢山の花を付けているものがありました。それには「曜白アサガオ」と書かれていました。曜白は「ようじろ」と読みます。2種類が一つの鉢に植えられているようでした。
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それでは変化朝顔を紹介する前に大輪系の朝顔を紹介いたします。こちらが大輪の朝顔が展示されている「よしず張の展示場」です。このような大輪系の「よしず張の展示場」が2つありました。


★よしず張の展示場を横から見ました3段に展示されていました。
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★中央の朝顔は展示番号「歴青-38」の正木系統の大輪の朝顔で名前は藤霞娘(ふじかすみむすめ)変と書かれていました。名前の上に「青/斑入/蝉葉/紫/丸咲/大輪」との表示がありました。朝顔の世界では、この表示方法が使われるのようです。名前が無くても、この表示だけがされているものが沢山ありました。クリックすると花だけを拡大いたします。
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大輪の朝顔の写真の掲載を続けます。こちらは歴青-36黄/蝉葉/黒鳩/縞/丸咲/大輪で名前は月夜野(つきよの)です。


花の写真を撮ると同時に名札の写真も撮りました。その名札を紹介します。下記の左側の名札に黄/蝉葉/黒鳩/縞/丸咲/大輪と書かれています。花の名前はかっこ付きで(月夜野)と表現されています。左側は別の名札で青/蜻蛉/丸笹葉/紅/覆輪/切咲/牡丹です。こちらには名前が書かれていません。


★表示されている黄/蝉葉/黒鳩/縞/丸咲/大輪は花や葉の形を表しているので言葉の意味を説明いたします。クリックすると拡大されたものが別表示となるので、この後の写真の説明がわかりやすくなると思います。
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こちらは159黄/斑入/蝉葉/藤紫/吹雪/丸咲/大輪で名前は鳴海潟(なるみがた)です。


★こちらは歴青-20青/斑入/蝉葉/藤色/丸咲/大輪で名前は浪花の藤(なにわのふじ)です。
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★こちらは歴青-15青/斑入/蝉葉/桃色/丸咲/大輪で名前は新天津(しんてんしん)です。
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こちらは歴青-3青/斑入/蝉葉/紺/吹雪/丸咲/大輪で名前は雅秋(がしゅう)変です。


★こちらは歴青-8青/斑入/蝉葉/白/丸咲/大輪で名前は鷺娘(さぎむすめ)です。
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★この2つは同じ朝顔です。花ごとに模様が違う朝顔をでした。こちらは歴青-1黄/斑入/蝉葉/紅/吹掛絞/丸咲/大輪で名前は吾妻絞(あずましぼり)です。
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★やっぱり朝顔は、このカーテン仕立ての姿が似合います。過去の展示期間を調べてみました。月曜日が休みなので火曜日~日曜日が基本のようです。2006年にはNHKの朝のニュースで紹介されたこともあるそうです。
    2013年 7月30日(火)~9月01日(日)
    2012年 7月31日(火)~9月02日(日)
    2011年 8月02日(火)~9月04日(日)
    2010年 8月03日(火)~8月29日(日)
    2009年 8月04日(火)~8月30日(日)
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こちらがカーテン仕立てに使われていた朝顔です。
上の段は色は違いますが同じ種類で黄/鍬形葉/吹詰/葡萄鼠/多曜/丸咲です。葡萄鼠のところが紫に置き換わるのかもしれません。
下の段の左側が黄/斑入/洲浜葉/紅/吹掛絞/丸咲で右側が青/縮緬/立田葉/紅/筒白/車咲/牡丹です。



★それでは本命の変化朝顔を紹介いたします。変化朝顔の写真を撮りに来られている方は多かったです。
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★こちらは出物系統の親木で出品番号666青/斑入/笹葉/茶/覆輪/車絞/切咲です。大輪の朝顔のような( )内の名前はありませんでした。( )内の名前が無いものは、/ を省いて「青斑入笹葉茶覆輪車絞切咲」が名前となります。判りやすくするために / を入れたのだと思います。
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こちらは正木系統の朝顔で出品番号508青/蜻蛉立田葉/淡青/切咲です。名前はありませんでした。


こちらも正木系統の朝顔で出品番号503青/丸立田/芙蓉葉/紫/切咲です。これも名前はありませんでした。


こちらも正木系統の朝顔で出品番号509青/縮緬/立田/雨龍葉/紅/車咲です。これも名前はありませんでした。


こちらも正木系統の朝顔で出品番号522青/縮緬/蜻蛉葉/桃/台咲です。これも名前はありませんでした。


こちらも正木系統の朝顔で出品番号580青/斑入/蝉葉/淡藤/模様入/縮咲です。これも名前はありませんでした。


こちらも正木系統の朝顔で出品番号751青/斑入/桔梗渦葉/白地/赤吹掛絞/桔梗咲です。これも名前はありませんでした。


こちらは正木系統の朝顔で出品番号840青/林風/打込/渦葉/淡紫地/紅紫/車絞/丸咲/八重です。これも名前はありませんでした。


★こちらは出物系統の親牡丹で出品番号670黄/斑入/常葉/紺/覆輪/丸咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。
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こちらは出物系統の牡丹出物で出品番号961黄/鍬形葉/吹詰/茶/多曜/丸咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。


こちらは出物系統の親木で出品番号415青/斑入/抱/常葉/淡藤鼠色/丸咲です。こちらも名前はありませんでした。


クリックすると拡大★こちらは出物系統の親牡丹で出品番号607青/蜻蛉/丸笹葉/紅/覆輪/切咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。上で紹介した名札の一つがこの朝顔の名札でした。つまり呼び名は青蜻蛉丸笹葉紅覆輪切咲牡丹となります。
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こちらは出物系統の親牡丹で出品番号415青/斑入/抱/常葉/淡藤鼠色/丸咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。


★きれいな色の朝顔でした。こちらは出物系統の親木で出品番号419黄/抱/常葉/紫/丸小咲です。こちらも名前はありませんでした。
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★光が透ける朝顔も素敵でした。こちらは出物系統の燕出物で出品番号419?の黄/抱/燕/常葉/紫/丸咲です。こちらも名前はありませんでした。出品番号に?を付けたのは上の濃紫の朝顔の出品番号も419だったからです。
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★こちらは出物系統の親木で出品番号440青/抱/並葉/白/丸咲です。こちらも名前はありませんでした。
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★こちらは出物系統の親牡丹で出品番号605青/打込/弱渦葉/青/丸咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。
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★こちらは出物系統の親木で出品番号607青/蜻蛉/丸笹葉/紅/覆輪/丸咲/です。こちらも名前はありませんでした。
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この可憐な花も朝顔で、こちらは出物系統の一重出物で出品番号606青/水晶斑入/弱渦/柳葉/淡藤/爪覆輪/采咲/です。こちらも名前はありませんでした。


★こちらの濃い紫色の朝顔は出物系統の親木で出品番号636青/渦葉/江戸紫/丸咲/です。こちらも名前はありませんでした。
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★上の朝顔と色合いが違いますが表示は636 青/渦葉/江戸紫/丸咲/で、上のものと同じでした。
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こちらは出物系統の親木で出品番号646青/打込/弱渦/常葉/白/丸咲です。こちらも名前はありませんでした。


こちらは出物系統の牡丹出物で出品番号646?の青/打込/弱渦/柳葉/白/采咲/牡丹です。これも名前はありませんでした。


こちらは出物系統の一重出物で出品番号646青/打込/弱渦/柳葉/白/采咲です。こちらも名前はありませんでした。上の2つ朝顔とは出品番号が646で同じです。丸咲と采咲牡丹と采咲一重の違いです。


この朝顔は花も特徴的ですが、葉がもっと特徴的で糸柳葉と言うそうです。こちらは出物系統の一重出物で出品番号655黄/糸柳葉/紅/細切/采咲です。こちらも名前はありませんでした。


★こちらは出物系統の牡丹出物で出品番号655黄/糸柳葉/紅/細切/采咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。こちらも上の朝顔と出品番号は同じ655でしす。上の朝顔とは牡丹と一重の違いです。
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★上の朝顔の全体の姿です。特徴的な朝顔であることが判ってもらえると思います。
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こちらは出物系統の親牡丹で出品番号661黄/弱渦/丸葉/淡水色地/青紫吹雪/星咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。


こちらは出物系統の親木で出品番号661黄/弱渦/丸葉/淡水色地/青紫吹雪/星咲です。こちらも名前はありませんでした。上の朝顔とは牡丹ではないところが違います。上と同じ番号ですが花の色合いは似ているので同じ番号でも間違いではないのかもしれません。


こちらは出物系統の牡丹出物で出品番号661?の黄/弱渦/柳葉/淡水色地/青紫吹雪/細切/采咲/牡丹です。上の写真の番号と同じですが、あまりにも違う姿なので、こちらも名前はありませんでした。この出品番号は間違いかもしれません。


★こちらは出物系統の親木で出品番号1091青/斑入/縮緬/立田葉/紅/筒白/車咲です。こちらも名前はありませんでした。
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こちらは出物系統の親木で出品番号X578青/斑入/渦葉/葡萄鼠/丸咲です。こちらも名前はありませんでした。渋い紫は葡萄鼠色というようです。


こちらは正木系統の朝顔で出品番号508青/蜻蛉立田/淡青/切咲です。こちらも名前はありませんでした。


★こちらも正木系統の朝顔で出品番号583青/斑入/弱渦/丸葉/淡空色/暈覆輪/縮咲です。こちらも名前はありませんでした。この花の特徴は縮咲です。
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★こちらは出物系統の牡丹出物で出品番号605青/打込/弱渦/柳葉/青/采咲/牡丹です。こちらも名前はありませんでした。
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クリックすると拡大★全体の姿が最も変わった朝顔がこちらでした。
こちらは出物系統の出物で出品番号837青/渦/顰葉/渦小人/紅/筒白/丸咲です。つまり呼び名は青渦顰葉渦小人紅筒白丸咲(あお・うず・しかみば・うずこびと・べに・つつしろ・まるざき)となります。変化朝顔では珍しく渦小人(うずこびと)の名前がつけられていました。
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★こちらは出物系統の親木で出品番号632青/蜻蛉/笹葉/極淡藤色/切咲です。こちらも名前はありませんでした。
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★こちらは正木系統の朝顔で出品番号597青/弱渦/蝙蝠南天葉/淡青地/藤紫/吹雪/筒咲/八重です。こちらも名前はありませんでした。
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★こちらは正木系統の朝顔で出品番号714黄/打込/桔梗渦/蜻蛉葉/赤紺/星咲です。こちらも名前はありませんでした。
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★最もシンプルな呼び名の朝顔が、こちらは正木系統の朝顔で出品番号817青/渦葉/紅/丸咲です。こちらも名前はありませんでした。呼び名も青渦葉紅丸咲と短いです。
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★正木系統が展示されたハウスです。
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★花が変わっているものは葉も変わっていました。
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★枝垂れ仕立てのアジサイも展示されていました。巻きつかない種類なのでしょう。
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休憩所となっている東屋の中にも展示されていました。


赤のマーク( )のところが伝統の朝顔の展示が行われていた「くらしの植物苑」です。緑のマーク( )は国立歴史民族博物館の本館と佐倉城の天守閣があった場所です。「くらしの植物苑」も国立歴史民族博物館の施設の一つです。
  国立歴史民俗博物館
   住所 千葉県佐倉市城内町 117
   電話 043-486-0123(代)
   HP  http://www.rekihaku.ac.jp/index.html

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タグ:佐倉 朝顔 植物