SSブログ

ジャカルタの教会で素敵な時間に出会えました。 [インドネシア]



上の写真はジャカルタで最も有名な教会、カテドラル(インドネシア語:Gereja Katedral Jakarta)です。KatedralはCathedralとも書かれます。
この写真はインドネシア最大のモスク(イスラム教の寺院)であるイスティクラル・モスクの敷地の中から撮ったものです。つまりモスクと教会が隣り合わせであることがインドネシアのイスラム教を象徴しているのです。
ブリタニカ国際年鑑2007年版によるとインドネシアの宗教人口の割合はイスラム教が76.5%、キリスト教が13.1%、ヒンドゥー教が3.4%、伝統信仰が2.5%、無宗教が1.9%、その他が2.6%となっています。つまりインドネシアはイスラム教徒が1億7000万人を超える世界最大のイスラム教徒(ムスリム)の国なのです。
そのような国でもキリスト教も対等に存在できるのは憲法29条で信教の自由を保障しているためです。ちなみにキリスト教13.1%の内訳はプロテスタント5.7%、独立教会4.0%、カトリック2.7%、他0.7%です。

イスティクラル・モスクに行った後に、さっそくこちらの教会に来て見ました。すると正面入口に、この車が停まっていました。結婚式をやっているのだとすぐにわかりました。

余談ですが、直近のタイトルで検索すると自分の記事が沢山出て来ます。→ポチッ

期待して教会に入ると、やはり結婚式が行われていました。グッドタイミングで幸せな光景に出会えることが出来ました。この時、2011年10月15日(土) 12時29分でした。


室内は暗いのでシャッタースピードがかなり長くなったために鮮明な写真は撮れませんでしたが雰囲気はわかってもらえると思います。


前の方まで行き、あつかましく撮らせていただきました。


少し拡大いたしました。さらに幸せの雰囲気が伝わってくると思います。


歌が歌われ始めたので動画も撮りました。是非とも見てください。


結婚式のために素敵な飾りも置かれていました。


正面の入口の上の部分の飾りです。カテドラルは教会の名前のように使われていますが司教座聖堂・主教座聖堂のことです。大聖堂と訳されることが多いです。イタリアのミラノのドゥオーモに近い使い方かもしれません。ドゥオーモはイタリア語では大聖堂のことですが単にドゥオーモと呼べば町を代表する大聖堂のことになります。
こちらでの呼び方は単に「Cathedral」あるいは「Gereja Katedral Jakarta」や「Jakarta Cathedral」となります。KatedralとCathedralは同じ意味です。


正面から塔の部分を見上げたところです。このジャカルタ大聖堂(Jakarta Cathedral)は1901年に完成しました。


こちらの教会の特徴は白い塔の部分です。透かしの塔を持った教会は初めて見ました。


塔の部分を拡大しました。写真をクリックするとさらに拡大するので是非とも見てください。
クリックすると拡大