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ジャカルタの紀ノ川 [インドネシア]

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「紀ノ川」てなんだろと思われたと思いますがジャカルタのお寿司屋さんなんです。日本食のジャカルタNO.1が「なだ万」とすればジャカルタNO.1のお寿司屋が「紀ノ川」と長い間ジャカルタに住んでいた人が話してくれました。ただし夕食ではなくて昼食で行きました。
散らし寿司を絶対に食べるべきだとのアドバイスで散らし寿司を注文しました。確かにお寿司の味は最高でした。

コースではないのだけれどお寿司以外に刺身も出てきました。最初に「刺身のづけ」が出てきました。氷の上に乗っています。


       
ツミレの煮物も付いていました。


お蕎麦もちょこっと出てきます。この辺になると店員さんが必要かどうかを確認に来ます。食べきれない人も出てくるのでしょう


コーヒーとデザートでした。これも確認に来ます。一人はアイスクリームはパスしました。


散らし寿司は大盛りも頼めるんです。値段は同じなので具の量は一緒だと思います。一番関心したのは酢飯の味と暖かさです。日本でもなかなか、ないかもしれません。これで120,000ルピア(1200円)は一流すし屋のランチとしても安いです。壁一面にたぶん「美味しい」とのみんなの寄せ書きであふれていました。

箱根火山 大涌谷 [箱根]

2015年5月6日 火山情報を最後に追記いたしました。

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大早雲山から大涌谷までの箱根ロープウェイを紹介いたしましたが、ロープウェイの眼下に見える大涌谷は圧巻で、驚きの光景でした。

大涌谷に近づいてきました。大涌谷は二回の過程を経て形成されたそうです。約3100年前、箱根火山で水蒸気爆発による山崩れが発生し、堆積物が貯まりクリックすると記事を表示さらに約2900年前に小規模な火砕流が発生、冠ヶ岳ができ、また火山砕屑物が積もったそうです。この火山砕屑物と山崩れによる堆積物の間が現在の大涌谷となっています。 かつては「地獄谷」と呼ばれていましたが、明治天皇・皇后の行幸啓に際し、1876年(明治9年)9月5日に「大涌谷」と改称されたそうです。
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上の写真を拡大いたしました。大涌谷は箱根火山最後の爆発によってできた神山火口の爆裂跡です。硫黄の黄色の色が印象的でした。硫化水素が噴出しているため健康上の注意が必要なためか硫黄の採取は禁止されています。
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さらに拡大いたしました。いろんな場所から蒸気が噴出していました。沢山のパイプが下に導かれていました。地獄沢の熱気の噴出点には石室(いしむろ)が設けられて、そこに水を注いで自然加熱されて含緑礬硫化水素泉とされ、仙石原温泉や強羅温泉へ送られているそうです。
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谷を通り過ぎで撮った写真です。かなりの距離を渡っていることが判ってもらえると思います。
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大涌谷駅から撮った写真です。
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崩れた谷の上側の写真です。蒸気が出ている部分に散策路が続いていました。
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散策路で行ける大涌谷です。大涌谷駅から撮った写真です。この辺りは閻魔台と呼ばれています。
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散策路です。沢山の人が登られていました。
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散策路で着いた大涌谷です。
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ここで記念写真を撮りました。ここで有名な黒玉子が作られており、我々も食べました。ここの標高は1050mです。間近で蒸気の噴出を見ることが出来る場所で、箱根に来たら、みんなが見てみたい場所だと思います。ここを見た後は、さらにロープウェイに乗って芦ノ湖に出ました。


大涌谷の航空写真です。右の方がすでに紹介した早雲地獄です。

箱根カルデラの範囲の地形図です。大涌谷の位置を黄色マークで示します。緑色マークが早雲地獄で空色マークが強羅公園です。
大涌谷は箱根山最高峰の神山(1,438 m 赤色マーク)の北に広がる馬蹄型の爆裂火口で、活発な噴気活動が見られる場所です。

より大きな地図で 箱根火山 を表示


追伸 2015年5月6日
2015年4月26日から大涌谷付近からの火山性地震が増加に伴い、気象庁が5月3日午後に臨時の火山情報を発表したことを受けて、箱根町は2015年5月4日早朝から大涌谷周辺のハイキングコースの立ち入りを禁止することを決定したそうです。すでに2015年3月27日には大涌谷に限定した避難マニュアルが作成されて発表されていました。大涌谷の黒玉子の製造場所の温泉池が立ち入り禁止区域内にあり、黒玉子が作れなくなったことから規制区域外の観光センターの売店でも黒玉子は販売中止それたそうです。
箱根山の火山性地震増加 大涌谷の遊歩道を初規制
カナロコ by 神奈川新聞 5月4日(月)7時3分配信
気象庁は3日、箱根山(箱根町)の大涌谷付近の浅い場所を震源とする火山性地震が増えていると発表した。突発的な蒸気噴出現象が発生する可能性があり、箱根町は、大涌谷の半径約3キロの範囲で遊歩道とハイキングコースを4日から立ち入り禁止にする。同町によると、火山性地震による規制は初めて。
気象庁は「直ちに噴火する兆しはみられない」として、噴火予報は「平常」を維持。立ち入り禁止区域以外の温泉地などには影響ないという。
気象庁によると、4月1日以降の火山性地震は約150回で、特に4月26日から急増。そのうち、体に感じる揺れ(震度1相当)は4回だった。5月3日朝には、大涌谷近くの温泉施設で蒸気が勢いよく噴出しているのが確認された。
箱根山では2013年にも5カ月間に約500回の火山性地震を観測するなど、活動が活発になることがあった。気象庁は4日に現地に職員を派遣して詳しい状況を調査する方針。
◇GWに痛手
箱根町は3日、緊急会見を開き、大涌谷周辺の自然研究路(遊歩道)とハイキングコースを4日から閉鎖すると発表した。観光客が特に多い大型連休中の規制について、町は「観光面では痛手だが、万が一に備えた」と安全を優先する姿勢を強調した。
閉鎖するのは、自然研究路の入り口から「玉子茶屋」付近までの約300メートルのほか、駒ケ岳や早雲山などにつながる半径約3キロにわたる四つのハイキングコース(全長計約12キロ)。
周辺では火山性地震だけでなく、通常は高さ10メートル程度の噴気が20メートルを超えているほか、火山性ガスや地殻変動も同時に観測している。規制は活発な活動が終息するまで続くが、県温泉地学研究所は「今回のような群発地震は数年に一度起きており、通常1~2カ月、長いときは半年で終息する」と分析している。

5月6日には噴火警戒レベルもレベル1(正常)からレベル2(火口周辺規制)に引き上げられました。噴火警戒レベルは火口周辺規制ですが、大涌谷以外の箱根全体の観光客が減ってしまう被害は、一部の派手な報道の影響も無縁ではないようです。箱根町は真面目に安全を最優先に対応しているので過剰な反応は気の毒です。
対象範囲は次の通りです。レベル1と2の違いは火口内と火口周辺です。
  レベル1 火口内等
  レベル2 火口周辺
  レベル3 居住地域の近くまで
  レベル4 居住地域を含む
  レベル5 居住地域を含む


2015年5月6日時点の日本全国で噴火警戒レベルが設定された火山です。
①~⑤が警戒レベルを表しています。クリックすると現在発表されている警戒レベルを表示します。その後の変化は次の通りです。
  2015年5月29日 口永良部島 レベル3→レベル5
  2015年6月11日 浅間山    レベル1→レベル2
  2015年6月30日 箱根山    レベル2→レベル3