ウィーンにも無人レンタルサイクルがありました。 [オーストリア]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
フランスでよく見かけた無人のレンタルサイクルがウィーンにもありました。フランスで見たのと同じ形の自転車でした。
こちらが操作パネルです。こちらはクレジットカードを使うようです。
公園の中の椰子温室レストランでディナー [オーストリア]
ウィーンのHofburg/王宮の南側に広がるブルクガルテン(Burggarten 王宮庭園)には有名なモーツァルトの像があります。実はディナーで目指したのが、この公園の中にあるレストランなのです。
鉄柵に囲まれた広さ約3.8ヘクタールの公園で、荘厳な王宮を眺めながらくつろげるこの公園は1919年に市民に開放されてからというもの、ウィーン市民の安らぎと憩いの場となっているそうです。
Burggartenの一角にはフリードリヒ・オーマン設計で20世紀初頭(1901年)に建設されたユーゲント・シュティール様式の趣のある.ガラス張りの温室があり、内部にはパルメンハウス(Palmenhaus/)というレストランがあります。Schmetterlinghaus(蝶の家)と呼ばれる熱帯蝶類博物館にもなっています。写真から100年以上歴史のある温室の雰囲気が伝わってきます。
このレストランでディナーをたべました。公園を散策した後にカフェとして利用する人も多いようです。
レストラン(温室)の正面から公園を眺めた景色です。緑の豊かな場所にありました。
公園とレストランの位置関係を紹介しておきます。
温室の中ということもありレストランは天井が高くて開放感が溢れていました。
バーとしても人気があるようです。レストラン・カフェー・バーがそろっていました。ユーロ安のおかげで、お店の雰囲気のわりには安く感じられましたのはうれしかったです。
最初にパテが出てきました。パンにつけて食べました。
ホワイトアスパラです。2人でシェアーしたいと言うと、真ん中に料理が出てきて、お皿を出してもらいました。アスパラは皮をむいてあるけれども、ものすごく太かったです。大きな取り皿を出してくれた理由がわかりました。上に乗っているサラダには花びらも使われていました。なかなか洒落ていました。
ウィーンの生活市場 [オーストリア]
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ウィーンのホテルの近くを朝早く散歩していると市場を見つました。お店の人たちは準備中でした。こちらは野菜屋さんです。
ホワイトアスパラが出始めた時期のため、沢山大きなホワイトアスパラが並んでいました。値段は1kgが9.4ユーロでした。太いホワイトアスパラです。
歩いているうちに、すごく大きな市場であることが判ってきました。歩いても歩いても市場が続いているのでした。
あとでネットの地図を調べて、その大きさに驚きました。この地図を見てもらうと市場のエリアが大きいことが判ってもらえると思います。この大きさと活気を見るとコンビニにドップリと浸かった日本人とは考え方も習慣も違うような気がします。ウィンナーコーヒーの有名なCafé Sperlや泊まったホテルからも近かったです。
ウィーンの朝食 [オーストリア]
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すでに記事で紹介したウィーンのHOTEL BEETHOVENの朝食です。品数は少ないけれどもパンとチーズとハムが充実しているのがヨーロッパですが、こちらのホテルも美味しいチーズとハムとパンがあったので紹介いたします。このホテルでは、上の写真のモッツァレラチーズとトマトが特に輝いていました。もちろんすぐにいただきました。
パンです。どれを食べるか悩んでしまいましたが右上の中から表面が硬いパンを選びました。トースターも趣があります。ジャムやバターも充実していました。
チーズの上にクルミなどのナッツ類が飾られているのが印象的でした。オシャレです。
ハムも悩みますが、こちらはすこしづついただきました。こちらは暖かい玉子料理が評判とネットで書かれていました。確かに「オムレツなどの玉子料理が要りませんか」とホテルの方が聞きにこられました。もちろんいただきました。
122年前にタイムスリップ 富士屋ホテル [箱根]
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箱根・椿山荘で蕎麦を食べた後は宮ノ下の街を散策しようと宮ノ下駅を降りました。雨も強くなってきたこともあり、宮ノ下と言えば富士屋ホテルということで、雨宿りを兼ねて富士屋ホテルの中に入って見ることにいたしました。宮ノ下の富士屋ホテルは135年前の1878年(明治11年)に創業した老舗ホテルで1932年にチャップリンなどの外国の有名人が訪れたことで有名なホテルです。チャップリン以外ではタイ王国国王・王妃(1931年)、ヘレン・ケラー(1937年)、昭和天皇(1965年)が宿泊されました。
上の写真も含めて3枚が本館の写真です。本館は1891年(明治24年)に竣工したそうなので、122年前の明治の姿を見せてくれているのです。富士屋ホテルチェーンは宮ノ下の富士屋ホテル以外に3つの直営ホテルと8つの運営受託ホテルがあります。直営ホテルは「富士屋ホテル」「湯本富士弥ホテル」「箱根ホテル」「富士ビューホテル」です。運営受託ホテルは「甲府富士屋ホテル」「フルーツパーク富士屋ホテル」「大阪富士屋ホテル」「八重洲富士屋ホテル」「二の平渋谷荘」「箱根千代田荘」「ヴィラ本栖」「キヤノン箱根館」です。
古くは宿泊客に外国人が占める割合が高く、外国人専用であった時期も長かったこともあり、日本文化を伝える展示や工夫がされています。長い間には増築なども行われたものと感じました。
こちらは富士屋ホテルの御花殿でヘレン・ケラーが泊まられたようです。御花殿は1936年に竣工したそうなので新築1年目に泊まられたことになります。御花殿も77年目の建物ということになります。
古い面影が残るホテルで根強い人気があるようで、この日も結婚式が行われていました。確かに記念の日のイベントにぴったりのホテルなのかもしれません。建物の外観は和風ですが内部が洋風なのが特徴です。
本館内部です。122年前の構造であることから趣がある反面、通路が狭いなどの不便な面もうかがえました。
噂の宮ノ下の富士屋ホテルを見るだけのつもりで入ったのですが雨が強くなってきたので宮ノ下の街を散策するのは諦めて富士屋ホテルでゆっくりとしようとラウンジ/オーキッドでお茶でも飲むことにしました。頼んだのケーキセットで飲み物は紅茶を頼みました。
混んでいて申し込んで順番が回って来るのに45分も待たされてしまいました。下のケーキは富士屋ホテルの名物スイーツの「マーブルケーキ寄木細工風」です。
約60年前のレシピを、箱根の伝統工芸である寄木細工のデザインを銜えて復刻したケーキだそうです。メイプル、ナツメグ、シナモンが香る昔懐かしい味わいのケーキでした。
こちらも代表的なスイーツです。名前は宮ノ下シークリームでこちらも懐かしい味わいのものです。表面には砕いたアーモンドと粉砂糖が振り掛けられていました。
こちらも昔ながらのアップルパイです。今風というよりは全般的にオーソドックスなケーキでした。
こちらは私が頼んだスイーツで、昔ながらの富士屋ホテルの物ではなく、巷で流行っている「アサイーボウル」です。ヨーグルトにアサイーのペーストやバナナやラスベリーが入ったスイーツです。真中あたりの紫のペーストがアサイーです。これで1000円だったので、ここはやっぱり富士屋ホテルの伝統スイーツである宮ノ下ロールか宮ノ下浅間のモンブランにした方が良かったかもしれません。
「アサイー」の和名はワカバキャベツヤシでブラジル・アマゾンが原産のヤシ科の植物だそうです。果実の外見はブルーベリーに似ているそうです。アサイーの実は非常に栄養価が高くポリフェノールは約4.5%も含まれています。これはココアの約4.5倍、ブルーベリーの約18倍ともいわれています。他にも、鉄分はレバーの3倍で、食物繊維、カルシウムなども豊富だそうです。ジュース状にし、そのまま飲むか、牛乳やヨーグルト等の乳製品、バナナやイチゴあるいはそれらの果汁などと混ぜて飲むことが多いそうです。右の写真はWikimediaから拝借したアサイーの木です。
箱根の家族旅行の2日間のルートです。沢山の交通機関を利用させてもらいましたが、循環バス(100円)以外の、すべて乗り物に箱根フリーパスで乗れました。フリー切符を使わないで個別に支払いをしたとすると7940円なので2940円(=7940円 - 5000円)ほど、お得だったことになります。
初日 (2013年8月24日)
1150円 小田急 新宿→箱根湯本 ロマンスカー
390円 登山電車 箱根湯本→強羅 昼食 強羅公園
410円 ケーブルカー 強羅→早雲山
820円 ロープウェイ 早雲山→大涌谷 大涌谷
1020円 ロープウェイ 大涌谷→桃源台 芦ノ湖
970円 海賊船 桃源台→箱根町 箱根関所
930円 登山バス 箱根町→箱根湯本
徒歩 箱根湯本→塔ノ沢温泉 福住樓
2日目 (2013年8月25日)
循環バス 塔ノ沢温泉→箱根湯本 出山鉄橋
390円 登山電車 箱根湯本→彫刻の森 彫刻の森
160円 登山バス 彫刻の森→小涌園 椿山荘(蕎麦)
160円 登山バス 小涌園→小涌谷
130円 登山電車 小涌谷→宮ノ下 富士屋ホテル
260円 登山電車 宮ノ下→箱根湯本
1150円 小田急 箱根湯本→新宿 ロマンスカー
7940円 合計
富士屋ホテルの場所を地図で示します。他のマークは箱根家族旅行で記事にした場所です。赤色ラインは交通機関を使った移動ルートです。マークやラインをクリックすると場所や交通機関の名前を表示します。同時に表示するアドレス又は記事のタイトルをクリックすると記事を表示します。試しに青色マークをクリックして、さらに出てきた窓の中の着色文字をクリックしてみてください。
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こちらが新宿からのルートが入った地図です。下記に箱根の家族旅行で書いた記事を紹介いたします。タイトルをクリックすると記事を表示するように設定いたしましたので興味のある記事があれば是非ともクリックしてみてください。122年前にタイムスリップ 富士屋ホテル
箱根・椿山荘で手打ち蕎麦をいただきました。
Happy Animal Party展 洪易 彫刻の森美術館
彫刻の森美術館 家族6人で行きました。
地元の食材にこだわった朝食でした。 福住楼
温泉宿の夕食
大正時代の名物風呂
塔ノ沢温泉の朝の散策
泊まったのは文豪が愛した宿でした。 福住樓
箱根の関所
芦ノ湖と言えば海賊船
箱根ロープウェイ 大涌谷→桃源台(芦ノ湖)
大涌谷で黒玉子を食べました。
箱根火山 大涌谷
箱根ロープウェイ 早雲山→大涌谷
箱根火山 早雲地獄
箱根の一日目のランチは「徳島の地鶏・阿波尾鶏」
途中駅のある箱根登山ケーブルカー
箱根登山鉄道を堪能いたしました。
箱根ロマンスカーに乗りました。
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ウィーンで泊まったホテル [オーストリア]
これが、我々の泊まったウィーンのホテルです。このホテルはウィーンの某工科大学教授が予約してくれたホテルです。さすが教授の紹介だけのことはありチェックインでのクレジットカードのデポジットは取られませんでした。実は、このホテルは今回同行した日本人の因縁のホテルだったので紹介いたします。
偶然ですが、その人が随分と前に奥さんと一緒に休暇でウィーンに旅行に来たときに泊まったホテルだったのです。名前は同じなのにちょっと違うので確認すると、数年前に内部を全面的に改装したとのことで納得すると同時に、喜ばれていました。ホテルの名前はHOTEL BEETHOVENです。その時は気に入らなくて、すぐに高額のホテルに変わったそうでなので、そのために良く覚えていたそうです。今は、すごくよくなったと話していました。思い出深いホテルだったようです。
1階のチェックインカウンターです。豪華ではありませんがヨーロッパ風の感じです。
アップグレードの部屋に泊めてもらいました。真ん中のかごのようなものはベビーベット兼サークルです。冒頭の写真の入口のコーナー部の4階(ヨーロッパでの表現は3階になります。)のため窓が沢山あり広い部屋でした。出窓の部分に机が置かれていました。
窓からの景色です。窓枠は木製で趣がありました。
2階の食堂は広くてきれいになったと、以前に泊まった人が感激していました。
HOTEL BEETHOVENで検索した地図で、記号のA~Cのマークの位置が泊まったホテルです。CのマークはBのマークの下に隠れています。
箱根・椿山荘で手打ち蕎麦をいただきました。 [箱根]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
すでに報告の彫刻の森美術館を見学の後の昼食は椿山荘(ちんざんそう)に手打ち蕎麦を食べにいきました。久しぶりに家族全員での旅行なので、思い出に残る場所として箱根旅行を計画した時点で「文豪の宿に泊まる」と「椿山荘で手打ち蕎麦」は娘が決めてくれていました。幸いにも彫刻の森美術館から椿山荘までは1.5km程度の距離なのです。ただしバスに乗ってしまったために渋滞で時間がかかりました。
椿山荘は箱根ホテル小涌園が管理している建物で、今から95年前の大正7年(1918年)に藤田平太郎男爵の別荘として建てられた「国登録有形文化財建造物」です。その歴史ある建物で手打ち蕎麦が食べれることから計画したわけです。下の写真はホームページから拝借した昔の別荘時代の写真です。上の写真と同じ場所であることが判ってもらえると思います。
入口を入ると右の写真のように長い廊下を案内されますが、廊下の両側が日本庭園の造りは、すばらしいものがありました。さすが貴賓館と呼ばれているだけのことはありました。
この椿山荘は藤田観光グループの発祥の地でもあり、創始者藤田伝三郎の子息藤田平太郎男爵の別荘として建築されたものですが、その後旅館として開放、現在の小涌園の基となったそうです。設計監督は、京都「明治宮殿」の建設でも知られる名工・今井平七です。日本庭園は京都から庭師を呼んで造られたと云われています。
我々が蕎麦を食べた席です。3方向に縁側があり庭園に囲まれた部屋でした。椿山荘ではこのように蕎麦が食べれる部屋がいくつもあり、ゆったりとした空間で食事が出来ました。
このように大きなテーブルが置かれた部屋もありました。椿山荘は、すべて畳の和室ですが、椅子で食べれるのが特徴でした。
こちらが我々が、お蕎麦を食べた席の近くの縁側からの景色です。この日は2013年8月25日と夏でしたが標高は640mで緑に囲まれているためか涼しかったです。扇風機が置かれていましたが必要はありませんでした。
こちらが縁側から見る日本庭園です。この庭園を見ながら、美味しいお蕎麦を食べました。家族6人で注文したのは下記の5種類のお蕎麦です。温かい蕎麦は一人だけであとは冷たい蕎麦を頼みました。天城産軍鶏蕎麦は2名が頼みました。
冷 天城産軍鶏蕎麦 2800円 × 2名
冷 車海老の天ざる 2200円
冷 季節野菜の天ざる 2200円
冷 箱根山天ざる 2200円
温 淡雪豆腐蕎麦 2000円
それでは蕎麦を紹介いたします。先ずは冬瓜の先付です。
天城産軍鶏蕎麦には、生わさびが付いてきました。本格的に鮫皮のおろし金が使われていました。
こちらが天城産軍鶏と蕎麦です。軍鶏(シャモ)肉の照り焼きが蕎麦についていました。
こちらが軍鶏(シャモ)肉の照り焼きです。
ネギがたっぷりと乗った美味しい一品でした。
こちらが箱根山天ざるでヨモギが練りこまれた「よもぎ蕎麦」が使われた天ざるでした。すこし味見をさせてもらいましたが、よもぎの香りが、ほのかにするお蕎麦でした。
こちらが、私が頼んだ季節野菜の天ざるです。
お蕎麦を拡大いたしました。
こちらが野菜天婦羅です。これが車海老の天婦羅に代わったのが車海老の天ざるです。
こちらが温かい淡雪豆腐蕎麦です。
最後にデザートが出されました。温かいお茶と一緒にいただきました。左の器には蕎麦湯が入っています。
ゆっくりと出来る雰囲気が良かったです。家族の話も弾みました。
こちらを検討されている方のためにメニューを紹介いたします。クリックすると拡大するので、読みやすくなると思います。これ以外に単品料理もありました。→ポチッ
単品料理としては、出し巻き玉子(500円)~近江牛と旬野菜のせいろ蒸し(4000円)まで、10品が書かれていました。お蕎麦を食べる場合は管理しているホテルに行く必要はなく、直接冒頭の写真の椿山荘に行けば案内してもらえます。我々も予約はしないで直接に行きました。
ここまで「文化財の建物」、「広い日本庭園」、「美味しい手打ち蕎麦」、「ゆっくり出来る雰囲気」を紹介しましたが、もう一つ紹介したいものがあります。
玄関との間の廊下脇には蔵があり、その中には絵画が納められていました。その蔵の中の絵画は自由に見ることが出来ました。その蔵の中には常時16点ほどが展示されているそうです。
蔵は2階建になっており、こちらが1階の部屋です。
右の大きな絵が山本丘人(1900~1986年)の「晩雪」です。
こちらが2階の部屋です。蔵とは思えない広さで、天井の大きな木が印象的でした。
見覚えのある絵があると思ったら、東郷青児(1897~1978年)の「婦人像」でした。
右の蔵の入口は分厚い扉でした。
正面に見える入口の奥にも蕎麦が食べれる部屋がありました。
有名な東京の椿山荘との関係が気になりますが、同じ藤田観光の経営です。東京の椿山荘も藤田平太郎男爵の別宅だったそうです。
下記の地図で左下のマークが椿山荘で右上のマークが彫刻の森美術館です。椿山荘の詳細を紹介いたします。
名前 箱根茶寮 椿山荘
住所 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
電話 0460-82-8050
営業 11:00~18:00(L.O.17:30)
定休 無休
席数 48席
建物 大正7年(1918年)築 95年前
地図 http://goo.gl/maps/4DooL
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本場のウィンナーコーヒーを飲むことが出来ました。 [オーストリア]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
今はドイツの田舎町にいます。5月18日、オーストリアのウィーン(Wien)に行ったときに本場のウィンナーコーヒーを飲むことが出来ました。上の写真が普段、我々がウィンナーコーヒーと呼んでいるものです。もちろんこちらの人の呼び方は違います。ガラスの器ですが暖かいコーヒーです。アイスもありますが、器の形が少し違っていました。
このような由緒あるお店でいただきました。ウィーンの人に紹介してもらったお店ですが、有名なお店のようです。ネットでも沢山出てきました。お店の名前はCafé Sperlです。今から133年前の1880年に開業された老舗のカフェだそうです。
店内の雰囲気もすばらしかったです。窓のそばの席と壁際の席が人気のようです。我々は窓側の席にしてもらいました。
入口に近いところです。
2人で頼むと、こんな感じで出来ます。コーヒーを頼むと水が付いてくるのが、こちら流のようです。
メニューの上から三番目のMelange(メランジェ)が頼んだコーヒーです。値段は3.7ユーロでした。ネットで調べると上から8番目のEinspänner(アインシュペンナー)が、日本のウインナーコーヒーに最も近いとも書かれていました。ウィーンで最もよく飲まれているのは、今回飲んだMelange(メランジェ)だそうです。
お店の前にはSALZBURGERと書かれた、こんな石碑もありました。1982年とECKの文字も読み取れます。
シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn) [オーストリア]
ミュンヘンからウィーンに車で入って立派な建物がありました。すぐに車内から写真を撮りました。家に帰ってからネットで調べると世界遺産のシェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)であることが判りました。ハプスブルク王朝の歴代君主が主に離宮として使用したそうです。クリックすると横長の拡大写真を表示しますので是非ともみてください。
シェーンブルン宮殿は、ウィーンの中心部シュテファン大聖堂から西に直線で約5kmの位置にあるます。市内からは地下鉄U4号線に乗りシェーンブルン駅を下車するとすぐだそうです。庭園は東西約1.2km、南北約1kmの規模で、1779年頃から公開されたそうです。建物は、合計1,441室あり、両翼の端から端まで180mあります。正面右側翼には宮廷劇場があります。また、広いフランス式庭園を挟んで宮殿に向かい合う丘の上にはグロリエッテという見晴台のような建物があり、ここからは周囲が一望できます。オーストリアで一番重要な観光資源で、年間入場数150万人で、更に公園と動物園や行事での集客数520万人を合計すると年間には670万人が訪れます。外壁は金を塗ろうとしたところ、マリア・テレジアが財政の状況を考慮し、黄金に近い黄色にしました。これをテレジア・イエローと云われています。
でもウィーンには夕方に到着して一泊だけで翌日にはドイツに戻るために、昼には出発したので、残念ながら宮殿の中に入って見ることは出来ませんでした。
大きさを実感するためにGoogleの航空写真(衛星写真)を掲載いたしました。
広い敷地でした。
Happy Animal Party展 洪易 彫刻の森美術館 [箱根]
2013年8月25日に行った箱根の彫刻の森美術館(以降は"彫刻の森"と表示)の記事を掲載いたしましたが、沢山の方が台湾の洪易(Hung Yi)氏の作品に対して興味を持たれたようなので、ここで洪易(ホンイ)氏の作品を紹介させてもらいます。
右の写真はネットから拝借した洪易氏の写真です。
実は彫刻の森では2013年7月27日~12月1日に洪易さんの特別展が開かれていたのです。テーマは「Happy Animal Party」です。それではハッピー・アニマル・パーティー展を、ご案内いたします。この特別展は日本での初個展で今回の展覧会では、洪易の彫刻が本館ギャラリーの3つの展示室を埋め尽くすだけでなく、屋外にも展示されていました。先ずは屋外から紹介いたします。入口に近い円形広場に大きな2体の作品が置かれていました。
その一つがこちらです。どうやら象の彫刻のようです。
カラフルな彫刻たちはスチール塗装だそうです。台湾のニュース(中時 電子報)でも箱根の特別展のことが取り上げられていました。→原文 翻訳
この象に対する説明を枠内に転記いたしました。どうやら彫刻の森の展示会のために特別に製作したようです。それぞれが日本の文様の象と台湾の文様の象のようです。クリックすると普通よりは大きく拡大するように設定いたしましたので、是非ともクリックして確認してみてください。
為了這次個展,洪易特別製作《分享象》,兩頭大象「身穿」台灣客家花布和日本花布「外衣」,兩頭象鼻高高舉起夾住一顆可愛的小蘋果,象徵文化交流。「我想把台灣人的熱情傳達出來。」洪易說,「日本藝術家也善於使用色彩,但營造出來的氣氛不同,我的色彩熱情,這也符合我的人格特質,希望日本人看到會發出『哇』的聲音,露出開心的表情。」
こちらは龍のようです。細長い龍を丸く表現しています。ちゃんと足が4本ついています。右がネットから拝借した写真です。人間の背丈より大きいです。中国語の説明ですが「相看兩不厭 洪易作品《圓龍》有別於傳統威武龍的形象,洪易與圓龍對看,相當逗趣。(吳垠慧攝)」と書かれていました。
翻訳ソフトでは圓龍が龍のことのようです。
迫力のある大きな鳥です。中国語作品名は「鴛鴦」のようです。おそらく日本語の作品名は「おしどり」ということになるのでしょう。
親子のアヒルが微笑ましいです。
前を走っているのは作品名「奔跑兔 / スキップうさぎ / Hopping Bunny」です。
「スキップうさぎ」の別の角度の構図を紹介いたします。可愛らしいです。2013年の作品です。
タワーの近くのカラフルなアニマルたちです。このエリアには8体の作品があります。左端作品は台湾のニュースでは「馬上有猴」と書かれており馬の上に猿が乗った作品のようでが、ここでの作品名は②「龍馬」と書かれていました。右の動物が三段に乗った作品は④「羊三兄弟」です。「羊三兄弟」の後ろの3つの作品名は、いずれも⑤~⑦「羊」です。「龍馬」のすぐ右横に見える小さな作品は③「骨頭狗 / ほねほねイヌ」です。
こちらも別の角度から紹介いたします。左端の小さな作品も①「骨頭狗 / ほねほねイヌ」です。
タワーの上からの景色です。霧で霞んでいますが、眼下に上で紹介した洪易氏の8つのカラフルな作品と足湯が見えます。足湯は、美術館の敷地内から湧きでる温泉を利用した100%源泉掛け流しの天然温泉だそうです。足湯に入りながら洪易氏の作品を、ゆっくりと鑑賞できそうです。
疲れた足を癒して、また元気に散策が続けられるため配慮なのかもしれません。
足湯のある入口から最も遠いタワーのあたりから入口に近い本館に戻ってきました。ここから本館の作品を紹介いたします。本館ギャラリーのガラス窓を隔てた屋外のアニマルたちです。中国語の「骨頭狗」という作品に似ています。日本語作品名は「ほねほねイヌ」なので、犬なのでしょう。
見る方向によっていろんな動物に見えてきます。ネットの「小虎」という作品に似ています。小さい虎なので猫でしょうか。
室内と屋外が一体となった展示となっていました。
本館ギャラリーの一階半地下の展示室です。ここに写っているのは猫に蛇に犬だと思います。
これは猫でしょうか。沢山の小さい猫たちに囲まれています。「招財猫」という名が付けられているようです。
小さい猫たちを紹介いたします。
手前がヘビで奥が猫のようです。
もう一つヘビを紹介いたします。
解放的な雰囲気の展示室でした。
もう一つの一階の展示室です。こちらは白と青だけで表現されたパンダです。大きな部屋に2体のパンダです。広い空間が不思議な世界を伝えてくれていました。
左のパンダはメガネをかけているようです。
子供たちと比べると大きさが判ってもらえると思います。
2階の展示室が圧巻でした。沢山のカラフルなアニマルたちで埋め尽くされていました。ちなみに屋内展示も写真撮影はOKですが、フラッシュは禁止されているのでフラッシュOFFをお忘れなく。
ヘビやネズミや鳥たちがいます。
カラフルなパンダもいます。
いろんな動物たちがいます。
これはどんな動物なのでしょう。たぶん胴長ワンちゃんのダックスフントではないでしょうか。いろいろ想像するのも楽しいです。
こちらのカエルも見事です。
これはなんという動物なのでしょう。
見事な模様を紹介したくて縦長で掲載いたしました。鷺や鶴のような足の長い鳥のようです。左右の足が反対です。左の足が後ろ向きです。それ以前に靴を履いているのも不思議な作品です。さらに鳥なのに手があります。撮った写真を調べた結果、題名が判りました。実際のカササギ(鵲)は右下の写真ですが、足の長い鳥ではありませんでした。右の鵲はシンプルな色のようですが羽を広げるとブルーのきれいな色が入っています。
喜鵲(中国語)=鵲(日本語)です。
題名 喜鵲 / 切り絵のカササギ / Magpie
種類 スチール塗装 Painting on steel sheet
製作 2013年
彫刻の森美術館 家族6人で行きました。 [箱根]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
箱根の塔ノ沢温泉に泊まった翌日(2013年8月25日)は家族6人で「彫刻の森美術館(以降の説明では"彫刻の森"と記載)」に来ました。この日は朝からの雨であったことから宿でゆっくりしてから出かけることにいたしました。100円/人の巡回バスで箱根湯本に出て箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗って彫刻の森駅まで行きました。
宿を出た時は雨は本降りでしたが、幸いにも彫刻の森に着くと小降りになっていたため写真を撮ることが出来ました。小雨とは言えどもカメラ(EOS)に雨がかかるのはよくないので、傘をさして箱根湯本のお土産屋さんで、もらったレジ袋をカメラにかぶせて持ち歩きました。上の写真は入口近くから見た彫刻の森です。この辺りは「円形広場」とよばれています。高い塔の作品はカール・ミレスの「人とペガサス」です。赤い作品は2013年12月1日まで展示されている臨時的な作品です。概ね見てきた順番に紹介しますが、歩くコースによって見る順番は変わってきます。
彫刻の森のホームページから拝借した彫刻の森の詳細の地図を紹介します。沢山の試作品が展示されているのが判っていただけると思います。下の地図は左が北方向で上が東方向で、登山鉄道は右から左に登っています。Google地図と鉄道の方向を比較してみてください。クリックすると拡大するので作品の名前が判ると思います。
名称 箱根 彫刻の森美術館
英名 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM
開園 1969年 (44年前)
歴史 日本初の野外美術館
電話 0460-82-1161
地図 http://goo.gl/maps/uEr1R
住所 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
彫刻の森の入口は駅に近い北にあります。この彫刻は最も北側にある作品の一つで、題名は「嘆きの天使」です。作品や作者の名前は一部だけしか記録していないのでわかる範囲で紹介します。記録していない作品名はネットで調べました。こちらの作者はフランソワ=ザビエ.クロード・ラランヌです。
彫刻の森は70,000㎡の広い屋外に並べられた沢山の近・現代を代表する彫刻家達の作品を散策しながら見れることが魅力の一つです。こちらはエミール=アントワーヌ・ブールデルで作品名は左から「力」、「勝利」、「自由」、「雄弁」です。
左の作品はピーター・ピアス(アメリカ)が設計した「しゃぼん玉のお城」です。1979年から2011年まで3回に分けて作られたようです。もともとはジャングルジムのように子供たちが中で遊べるように考えたもののようですが、今は入ることが出来ません。小さい子供たちには、大きすぎたのかもしれません。
カラフルな作品は台湾の洪易(Hung Yi)さんの作品で、その中で遠くに見えるのが2013年作の「スキップうさぎ」です。台湾の洪易さんの作品はいろんなところに展示されていました。冒頭の写真の中の赤いカラフルな作品も彼のものだと思います。
案内表示の代わりの足跡が洒落ていました。
しゃぼん玉のお城からネットの森に抜けて行く途中にあった作品です。2体の像の内奥の小さい方がフランチェスコ・メッシーナ作の「ベアトリーチェ」です。大きい方も女性の像ですが、まだ調べ切れていません。
吊橋から作品が見える場所もありました。水の上にある赤い造形物は1969年に作った作品名「浮かぶ彫刻 3」です。この作品の小さい方は風が吹くと水の上を滑って、大きい方から離れたり、近づいたり、向きを変えたりと、まるで池の鯉や自然との対話を楽しんでるかの様に見えるそうです。作者のマルタ・パンは1960年代から「浮かぶ彫刻」のシリーズを制作し、世界中の美術館や公園に設置しているそうです。
池の横の通路の向こう側にはカール・ミレス作のイルカの上に人魚が乗った「太陽の輝き」があります。クリックするとわかると思います。
こちらはライナー・クリスターの「白い仮面を付けた頭像」です。 小道の真中に不気味に立てられていました。この画面は自動で切り替わります。表が3秒で裏が2秒です。この画像を含めて切り替わる画像は4枚あります。探してみてください。間隔はまちまちですが最長で5秒です。
薄暗い小道を抜けると開けた場所に出ました。ここには大型の作品がたくさん並べられた魅力的な場所でした。球体をつりさげた作品は井上武吉の「マイ・スカイ・ホール(天への道)」です。丘の上の球体はアルナルド・ポモドーロの「球体をもった球体」です。
起伏のある開放的な広場に沢山の彫刻が集まっていました。一番手前の白くて大きな作品はジュリアーノ・バンジの「偉大なる物語」という作品です。その左側が伊藤隆道さんの「風の刻印」でその左がナウム・ガポの「球形のテーマ」で、その左がマッチンスキー=デニングホフ マルティン・マッチンスキーとブリジット・マイヤー=デニングホフの作品「シュトルム」です。
この場所を動画でも紹介いたします。
こちらの作品名は「ボクシングをする二匹のうさぎ」で、バリー・フラナガン(イギリス)の1985年の作品です。十字架の上に乗っているところが意味があるようです。遠くに見える二人の女性の像は「みちのく」です。
「ボクシングをする二匹のうさぎ」の裏には動的な作品もありました。作品名は判りませんが大きな目玉焼を表したものだと思います。近くの木から霧が噴霧さていましたが、これは湯気を表しているのだと感じました。
このカラフルな像は彫刻の森の説明に沢山出てくるのでシンボル的な作品になっているようです。これはニキ・ド・サン・ファール(Niki de Saint Phalle フランス)の「ミス・ブラック・パワー 」です。説明では「妊娠した友人の日ごとに大きくなっていくお腹に発送をきました。その堂々たる様が全ての女性を讃えています。」とありました。
背景にある平らな作品は猪熊源一郎さんのモザイク壁画の一つである「音の世界」です。1979年の作品です。
正面から見た「ミス・ブラック・パワー 」です。
男の人がうつ伏せにになっている作品です。こちらはアントニー・ゴームリーの「密着」です。
ガラス出てきた作品です。岡本覚さんとルクムエナ・センダの作品で、題名は「妖精たちのチャペル」です。2005年の作品でした。
こちらのスケートをしているような作品の名前は「踊り子」でした。スケートではありませんでした。作者はペリクレ・ファッツィーニ(イタリア)です。
彫刻の森のもう一つの魅力がピカソ・コレクションです。この建物PICASSOと書かれたピカソ館の中に、ピカソの長女、マヤ・ピカソから購入した陶芸作品を中心に、絵画や版画、彫刻や金のオブジェなど300余点が所蔵されています。ピカソの300の作品はすばらしいと思います。残念ながらピカソ館の名かは写真撮影禁止なので作品の紹介は出来ません。メダルド・ロッソとヘンリー・ムーアの作品も緑影ギャラーリーに展示されていました。こちらも撮影禁止でした。その2ケ所以外は室内も含めてフラッシュさせない条件などはありますが撮影は自由でした。
ピカソ館の前に立つカラフルな大きな作品です。フェルナン・レジェ(フランス)の「歩く花」です。2つの花びらが歩く足のようです。
「歩く花」の裏側です。沢山の方が記念写真を撮られていました。こちらもいろんなところに使われているシンボル的な作品です。
この辺りから傘が必要はなくなってきましたが濃い霧に作品が覆われている状況は続きました。背中を向けている作品はオシップ・ザッキンの「山野を歩くヴァン・ゴッホ」です。目線の先にある大きな組木が「ネットの森」です。
「ネットの森」の中は子供たちが遊べる空間でした。場内紀子さんの「おくりもの : 未知のポケット2」です。
ネットの森の前に一際目立つ作品がありました。作品名は「人物」で、作家は有名なはジュアン・ミロ・イ・ファラー(Joan Miró i Ferrà)です。フルネームだとなじみがない方もおられると思いますがミロと呼んだ方が判りやすいと思います。
右の写真は後ろ側から撮ったものです。
写真は両方ともにクリックすると拡大いたします。
こちらは山本信さんの1992年作の「ハイッ」です。子供に人気がありそうです。クリックすると拡大します。
円筒の建造物がありますが、これも作品の一つです。手前に並んでいるのはすでにいくつかの作品を紹介している台湾の洪易(Hung Yi)さんの作品です。
上の写真の円筒の建造物状(タワー)の作品の内部です。周囲はステンドグラスで出来ており中央に螺旋階段があります。
螺旋階段を上ると頂上に上がれます。
頂上からの景色です。霧が無ければ見渡せたはずですが、すぐ近くしか見えませんでした。それでも森の中にヘンリー・ムーアの作品がいくつか見ることができました。
上から下を見た景色です。これが作品なのです。作品名は「幸せをよぶ<<シンフォニー彫刻>>」で三人の共同製作です。
考案 鹿内信孝
レリーフ彫刻 井本淳
グラス製作 ガブリエル・ロアール
タワーの東側には足湯がありました。足湯にi浸かりながら作品を鑑賞するという企画でしょう。箱根は温泉地であることを思い出させてくれる光景でした。温泉足湯は、美術館の敷地内から湧きでる温泉を利用した、100%源泉掛け流しの天然温泉だそうです。
寒い時には建物の中からお茶を飲みながら鑑賞することもできます。この建物の二階がメダルド・ロッソとヘンリー・ムーアの作品が見られる緑影ギャラーリーとなっていました。
静かな空間に作品が自然と置かれていました。霧が出ているためにさらに静かな雰囲気が出ていました。ここにはヘンリー・ムーアの作品が並べられていました。右の作品が1959年の「ふたつに分けられた横たわる像:ポインツ」です。飛騨の橋の作品が「ふたつに分けられた「横たわる像:カット」だと思います。遠くに小さく写っているのが「横たわる像」です。
同じ場所を別の角度から見ました。左の作品が同じくヘンリー・ムーアの「大きな糸つむぎの形」です。「大きな糸つむぎの形」は上の写真にも写っています。右の作品が上の写真でも紹介した「ふたつに分けられた横たわる像:カット」です。
さらに別の角度から見ました。遠くに先ほど紹介したタワーが見えます。写ってはいませんが、このエリアにはヘンリー・ムーアの「母と子:台座」や「横たわる像:アングル」や「原子の形」や「ふたつに分けられた横たわる像:NO.1」も見ることが出来ます。
上の写真に写っていなかったヘンリー・ムーアの作品を2点紹介します。こちらが「母と子:台座」です。
こちらが「横たわる像:アングル」です。
最初のころに紹介した広い場所に戻ってきました。霧に浮かぶ作品たちが印象的でした。一番右の作品はハンス・エッシュバッハーの「ふぃぎゅーるⅠ」でその左側がナウム・ガポの「球形のテーマ」です。左下の黒いオブジェがフランシスコ・ズニガの「浜辺の人々」でその右上の黒い作品がオシップ・ザキンの「住まい」です。今まで紹介していない作品としては伊藤隆道さんの「16本の回転する曲がった棒」が写っています。
入口近くに戻ってきました。雨は完全に止みましたが、まだ霧に覆われていました。左端の黒い作品はアレクサンダー・カルダーの「魚の骨」です。ヘンリー・ムーアの「横たわる像:アーチ状の足」も写っています。
入口に近い建物・本館ギャラリーの内外は、沢山の洪易(Hung Yi)さんの作品で埋め尽くされていました。
二階に上がるとさらにいろんな作品が並べられていました。2013年7月27日~12月1日に洪易(Hung Yi)さんの作品展が開かれていたのです。
建物を出ると見事に霧が晴れてきれいな景色を見せてくれました。
冒頭の写真の円形広場です。洪易(Hung Yi)さんの作品展が開かれていたために、円形広場にも作品が展示されていたのです。したがってホームページの地図には洪易(Hung Yi)さんの作品が書かれていなかったのだと思います。
短時間の間に遠くの山の方にあった霧も、はれてきました。すでに紹介したヘンリー・ムーアの「横たわる像:アーチ状の足」です。遠くに見える白い塔の上の像は冒頭の写真で紹介したカール・ミレスの「人とペガサス」です。
動画でも、雨が止んで霧もはれた彫刻の森の雰囲気を紹介いたします。
子供たちが遊べるような部屋もありました。アートホール・マンズールームです。
この出口を通って彫刻の森を離れました。
いろんな作品を動画で紹介します。
クラシックカーラリー [ケンタッキー]
ケンタッキーでクルージング [ケンタッキー]
ルイビル(Louisville)という町です。
ピッツバークのクルージングの船を紹介いたしましたが、そこでは乗ることが出来ませんでした。そこで以前のことですがアメリカの雰囲気が味わえた、ケンタッキーで経験したクルージングを紹介いたします。
知ってる人は少ないけれどケンタッキー州で最大の町です。
船の後に写っている橋を渡るとインディアナ州、試しに歩くと1時間かかってしまいました。この船に乗ってナイトクルージングを楽しみました。
夕方からオハイオ川でこの船に乗って食事をしながらビールを楽しみました。船の中のバーにはバーボンが並べられています。
食事の中では、やっぱり肉料理が人気でした。食事は食べ放題でした。
バンドもやっていました。みんな窓際に座っていいるので、お客が少なそうに思えますが沢山乗っていました。、
究極のモロキュウ [土産]
が表示された写真はクリックすると拡大します。
もろキュウはよく食べます。最近、すごく美味しい「もろみ」お手に入れました。それがこれです。市販の味噌に比べるとそれぞけの素材がはっきりとしたものでした。今回の写真はクリックすると全て拡大するように設定していますので、クリックしてみてください。
このような感じでケースに入っていました。
これは熊本に行ったときに買ってきたものです。値段も高いけれど、それだけのことはありました。これだけは食べてみないとわからないと思いますので明治三年創業のお店を紹介いたします。
名称 阿蘇もろみ
製造 合名会社 豊前屋本店
住所 熊本県阿蘇郡高森町1231
値段 450g - 525円
豊前屋本店の場所を黄色マークで示します。阿蘇山の伏流水の美味しい水が出るところと想像されます。
より大きな地図で 豊前屋本店 を表示
南京空港からラッキーだけで帰ってきました。 南京→大連→ソウル→成田 17時間 [機内 CY]
前記事で、南京から北京経由で帰国した時に苦労した報告をいたしましたので、今度は南京から大連経由で帰国した時の苦労話をいたします。
6月30日に中国の南京の近くの町から帰ってきたときのことです。ルートは大連での乗継(南京→大連→成田)で、最初のフライトはMU2771< 南京(7時50分)→大連(9時20分) >で日本へのフライトはJL828< 大連(13時00分)→成田(16時55分) >でした。大連での待ち時間は少し長いけれど、すんなりと帰ってくる予定でした。乗継時間の短いフライトもありますが中国の国内線はよく遅れるのでたっぷり乗継ぎ時間をとった余裕のあるスケジュールにしているのです。
ところが搭乗口に行くと大連空港の天候のために遅れるとの表示がありました。このことはチェックインカウンターでも言われなかったし電工掲示版にも表示がありませんでした。当然、チェックインの前に判っていれば北京経由に変更したのですが、驚いたことに搭乗口での紙での表示のみでした。この電工掲示版に表示されたのは搭乗時間が近づいてからでした。写真は8時39分のものです。
電工掲示版に遅延が出ても出発予定時間が書かれていないのは乗継がある人にとってはつらいところです。一番上のMU2771が今回のフライトです。
中国では飛行機が遅れると、搭乗口に、お弁当が出されます。この時も搭乗時間が30分過ぎたころにお弁当が配られました。でも配られると、私の場合、少なくともすぐの出発はないと、余計に心配が増しまいます。
10時出発(2時間40分遅れ)ならば、ぎりぎり大連からの日本への便に間に合うので、この時点では、まだ余裕がありました。
この時に携帯のネットで調べると大連から日本のフライトに使われるJALは予定通り成田を出発していました。日本の航空会社などは出発時点で目的の空港が閉鎖されていても、天気予想から見込みで出発するのです。
ところが中国の航空会社は見込みでは飛ばないのです。つまり目的地の空港の閉鎖が解かれるまで出発しないのが通常なので遅れが大きいのです。
その内にクレームをする人が出始めました。怖くて近づけないほど勢いで2~3人の人が詰め寄っていたのです。かなり激しかったら2回目の弁当が配られました。さすがに2回目の弁当には皆さん興味がなかったようです。どんな弁当なのか、もらってきました。
漬物と目玉焼と肉まんが2つ入った弁当にお粥がついていました。1回目の時はお粥の代わりに水でした。
結局は飛行機に乗れたのは4時間遅れの11時50分でした。完全にあきらめムードで機内食を楽しむことにしました。国内線ですがビールなどのアルコール類も飲めました。関心したのはスープが付いていたことです。ひと時ですが日本へのフライトに乗れなくなったことを忘れさせてくれました。私の隣に座ったのは小さな赤ちゃんを連れた、美人のお母さんでした。その二人のしぐさが可愛らしかったことも、日本へのフライトのことを忘れさせてくれました。
大連空港の日本行きの航空会社のチェックインカウンターに着いたのは出発予定時間を30分過ぎておりカウンターはCLOSEしていました。
この日(6月30日)の内に日本に着ける大連からのフライトが一つありました。ソウル経由の大韓航空(KAL)でした。KALのチェックインカウンターの前に着いたのがCLOSEの10分前の13時30分でした。もちろんチェックインカウンターでは航空券は購入出来ないので日本の旅行代理店に携帯で国際電話して急遽予約を入れてもらいました。持っている日本行きの航空券はルート変更が可能なので手続きは簡単でした。KALのチェックインカウンターがCLOSEする5分前の13時35分に大連からソウルまでの搭乗券とソウルから成田までの搭乗券を発券してもらうことがでしました。ほんとラッキーでした。最初のフライトがKE870でした。大連→ソウルはビジネスがなかったのでエコノミーとなりました。
同じ航空会社でソウルから成田までの搭乗券を発券してもらっていたことが、実は後になってよかったなと実感することになるのでした。
ソウルでの乗継時間は2時間ある予定でした。14時05分の搭乗時間は14時20分に変更されましたがすんなりと搭乗することが出来ましたが、席についてから飛行機が動き出すまで1時間止まったままだったのです。さすがに大声で怒り出す中国の乗客の方がおられました。実は1時間、遅れている理由の説明をしなかったのです。遅れるのは航空会社に原因はないので仕方ないことですが、不安を与えないように説明をしてもらいたいです。おそらく説明がなかったので怒ったのだと思います。結局、オリジナル時間から見ると2時間近い遅れで出発となり、ソウルでの乗継が微妙な感じになってきました。
遅れた理由は空港の許可が出なかったとのことでしたが霧ではなさそうです。いづれにしても大連経由は避けた方がよさそうです。
下の写真は飛び立ってすぐに撮ったもので17時5分ですがソウルでの搭乗時間は18時5分なのです。飛行時間は1時間なので着地してからの時間が気になるところでした。
大連からソウルへの機内食も紹介いたします。さすがに1時間のフライトなので簡素なものでしたがビールがきちっと飲むことが出来ました。隣の席の方も日本人でソウル経由で、私とほぼ同じ時間出発で福岡へ帰るとのことでしたが、心配されていました。このフライトで感心したのが、機内放送が4ケ国で行われていることでした。韓国語、日本語、中国語に英語です。日本人のキャビンアテンダントの方も1名乗務されていました。近い中国との間でもソウル経由の日本人の移動は多い感じがしました。
やっとソウル(インチョン空港)に着陸いたしました。世界最大の飛行機A380を簡単に見ることが出来るのも、ハブ空港の証なのかもしれません。
飛行機が搭乗口に着いたのは18時05分でした。そして日本行きの搭乗口についたのは18時10分でした。すでに乗客の人は乗っており私も待つこともなくすぐに乗ることが出来ました。
今回のフライトはKE'705でJALとの共同運航便でした。搭乗券を事前発券してもらっていると、こんなにも短時間に乗継が出来ることに驚きました。他の空港ではこんなには短時間では出来ないです。今までで最短でした。時間がかかったのは人が並んでいた乗継口の安全検査だけでしたが、日本語で手際よくやってくれたので早かったです。
おそらく両方ともKALの場合は乗継便同士も近いところに配置しているのだと思います。
事前に搭乗券が発券されている場合は前の便が遅れた場合は待ってくれるのです。このときも「恐れ入りますが、乗継便で遅れている方がおられるので少々持たせていただいております。」との日本語の放送がきちっと出発時間になると行われました。結局10分遅れで出発しました。この日は最初の便が4時間遅れで2番目の便の遅れが2時間だったので10分の遅れは定刻通りとの印象になりました。
飛行機の空間も、やっとほっと出来るものでした。キャビンアテンダントの方は皆さん日本語が出来るのもうれしいですね。
久しぶりの2階席のあるジャンボでした。最近は長距離でも777が多いので逆に新鮮な気分になりました。
エンジンが片側の翼に2つ付いた景色も久しぶりでした。
その時の雲が流れている動画も掲載します。
日本のビールが出てくるとうれしいですね。
2時間を切るフライトですが、ワインを楽しみたくなる料理でした。
この日は2種類選択でチキンにしましたが、ソースが美味しかったので全て食べてしまいました。
結局、ホテルを出発してから家に着くまで17時間かかりました。青色ラインが大連経由で、赤色ラインが大連/ソウル経由です。これ以外に南京からは北京経由と青島経由と直接ソウル経由があります。曜日によっては直行便もあります。 下記のラインは空港を直線で結んだもので実際の飛行ルートではありません。
予定 南京 大連 成田
07:50→09:20 13:00→16:55
実際 南京 大連 ソウル 成田
11:50→13:20 15:50→17:50 18:35→20:45
時刻を赤色に着色フライトは遅延
より大きな地図で 南京→成田 を表示
ラッキーの中のラッキーの中のラッキー ・・・ [機内]
写真は武漢空港から南京空港に向かっている飛行機の中からの写真です。空の色はきれいだけれど地上は霞んでいます。霞んでいるのは雲ではないのです。
中国は経済発展がすごい勢いです。それが中国の空にもあらわれています。ただし、最近は部分的に空気のきれいな場所が出来つつありますが全体的には写真のように雲がなくても地上がきれいに見えないところが多いのです。
今、中国は偏狭の地以外はこのような状態になってしまいました。原因は大気汚染が関係しています。飛行機の上からだけではなくて地上もです。最近は特別な場所以外では澄んだ大気は見たことがありません。都市の近くと言う規模ではなくて、どこに行っても景色は霞んでいます。内モンゴルの大草原のように都市から相当に離れてその先には町がないような場所で初めて空気が澄んできます。
南京は昔から霧が出やすい場所なのでなおさらです。
前置きが長くなりましたが、ここからラッキーの話が始まります。
先日、霧による大渋滞の話をしたばかりですが、今回も霧がらみの話です。
南京空港から60kmの場所を朝の7時に車で出発して南京空港から北京空港を経由して成田空港に帰ってきました。
冬は南京空港の周りは不思議と霧がよく出てフライトがよく遅れます。
前日も湖北省の町からのフライトが3時間半遅れてしまいました。(上の写真の飛行機)
この日は前日よりも、さらに霧が濃かったのです。フライトの出発は10時です。十分に早く出たつもりでしたが濃い霧のため高速道路を徐行運転していましたが突然道路工事現場が目の前に出てくるので何度も急ハンドル!
最初のラッキーはタクシーを使わなかったことです。タクシーだとスピードを出すし、その町の道には詳しいけれど長距離には慣れていないため事故に巻き込まれる可能性がかなり高くなったかも知れません。
そんな中で霧の中から突然高速道路を逆走して車が! それも何台も! それもかわして前に進むと大渋滞! この道に慣れた運転手さんでラッキーでした。誰か事故でも起こしたのかな。?
運転手さん曰く霧のため料金所が閉鎖されたためだろう!と!
実は昨日、同じ運転手さんが南京空港まで迎えに来てくれたのです。その時も高速道路が閉鎖されていて一般道を来たとのこと。前日の経験がラッキーにも生かされました。
高速道路に入る前に閉鎖されれば良かったのですがタイミングが悪い!前にも後ろにもいけない! なるほど危険を承知で逆走する車が何台もいた訳です。我々はそんなことは出来ません。あきらめて待つしかありません。
ただしまずいことに北京から成田までの航空券は中国で買ったチケットで変更が出来ないのです。買ったチケットがパーになってしまう危機が徐々に近づいてきました。
40分ほど待つと少しだけ霧が晴れてきて料金所だけは開きました。ラッキー! ですが少し行ったところで一般道に下ろされてしまいました。高速道路は依然として閉鎖だったのです。
さすがプロの長距離専門の運転手さんで大渋滞の中を抜け道を幾つも通って出発時刻の30分前に到着しました。タクシーだとおそらく1~2時間は遅れた感じです。抜け道マップはありません。相当の経験がある人でないと出来ない芸当です。今までも知らない土地でプロの運転手さんが何度も道を間違える経験があります。ほんとうにラッキーでした。
しかし最大の危機が待っていました。 予想通り北京行きのフライトが遅れているのです。対象の飛行機はまだ南京に到着していないどころか北京をまだ飛び立っていないのです。3時間以上遅れることは確かでした。完全に間に合いません。14時までに北京空港に着かないと日本行きの飛行機にチェックイン出来ないのです。
朝一番に南京空港に待機していた飛行機は少しの遅れで済むけれど遠くから来る飛行機はどうしようもありません。別の飛行機会社の飛行機も同じでした。と思ったら10時55分発の上海航空だけは何故か北京を飛び立ち南京空港に向かっているとの情報!残りの飛行機は取り消しか長時間の遅れなのに! ここでもラッキーでした。
早速に航空券を切り替えよとオリジナルの航空会社に行ったけれど、チケット発券員の人は逃げ出していない! お客さんを取られてしまうので確かに賢い!
思い切って新しく上海航空の航空券を購入しました。南京→北京のオリジナル航空券は1年間有効だし払い戻しも可能なノーマルチケットなのです。これもラッキーでした。
7つ目のラッキーはオリジナルの航空会社のチケット発券員が逃げ出していたことです。発券員がいればみんなが簡単に航空券をエンドース(変更)出来て席は空いていなかったでしょう。おかげでこんな状況下でも席が空いていたことです。
上海航空はやはり一番後ろの席でした。一番後ろ2列は欧米人ばかり、みんな、なんとか航空券を購入したのでしょう。
普通の国内線は簡単なスナックと飲み物!もちろんビールはありません。ところが上海航空は食事はもちろんのことビールも置いていました。ごはんに日本から持ってきた菜めしを振りかけて早速ビールをグビッ! ラッキー!
ただし冷えていないのでちょっとだけアンラッキー!
9っ目のラッキーは中国語の堪能な人が一緒にいたことでした。
この日に帰国出来ないと日本へのチケット(北京→成田→中国)がパーになると一時は諦めていましたがラッキーの中のラッキーのおかげで日本に帰国することができました。
追伸
今回のタイトルのラッキーの中のラッキーの中のラッキーは、あるアニメの中のある人物が話した言葉を使わせてもらいました。
その言葉は
よ…よし!! "空島"を諦めよう!! ははは!! あ~~…!! 残念だなルフィ こりゃ無理だぜ なにせおめエ ラッキーの中のラッキーの中のラッキーの中のラッキーくらいのラッキー野郎じゃなきゃ行けねェって話だ
でした。
ブロッケン現象が録画されていました。 [機内]
4月9日の上海から成田へのフライトです。
雲が海のように見える景色を撮るために成田に着く寸前17時9分から4分17秒間ほど動画を撮りました。撮り終わった後に外の景色を見ると丸い虹のブロッケン現象が見えたために動画にもブロッケン現象が写っているのではないか帰宅後に見ると予想通り動画の中にブロッケン現象が録画されていました。それでさっそく紹介したわけです。
写真では2度紹介したことがあります。→ポチッ ポチッ
わかりにくいけれどもじっくりと見るとわかると思います。雲が手前にあるときは大きく見えます。最初のころは右の写真の赤丸ところ(中央より少し右)に小さく写っています。それでも見つけられない時は、雲に映った飛行機の影を探してみてください。その影の周りにあります。
着陸15分前の英語の「すべての電子機器のスイッチをお切りください。」の機内放送があったところで録画終了です。
ブロッケン現象は最初から最後まで見えています。その中でももっとも大きく鮮明になるのが39秒後です。その時の動画のハードコピーを掲載いたします。
飛行中に前年の9月24日に行った阿蘇山の中岳噴火口がきれいに見ることが出来ました。写真全体に外輪山が広がっているのが判ります。本写真はクリックすると拡大します。
空からの桂林 [広西チワン族自治区]
この日は中国ではめずらしく地面の景気がきれいに見えました。上から見た桂林的な景気も紹介しておきます。
この上の写真は桂林の近くの写真です。とんがった山が連なっているのが判ってもらえるでしょうか? これを横から見ると山水画の世界になるのです。
地上からの桂林を紹介いたします。この写真のあたりの川である離江からの景色を以前紹介いたしました。→ポチッ
その時のもっとも桂林的な4枚の写真です。クリックすると拡大写真を表示します。
桂林だけでなくこのあたり一帯がこのような景色なんです。
こちらは広州近くの景色です。桂林近くの独特の景観はありませんがきれいです。中国はいつもガスっているけれどこのあたりは遠くまで良く見えました。幻想的な景色です。
桂林から広州への中国国内線フライトは、チケット(日本で発券)では9:00発のはずでした。すでに前の記事で紹介したブロッケン現象を見ることが出来たフライトなのです。すばらしい景色に出会えたのに実はちょっと心は焦っていました。朝のはずなのに前の記事でのブロッケン現象の影が真下にあることが不思議なのです。
ホテルを7:00に出発して飛行場に8:00着いてチェックインして搭乗口に行ったところだれも来ていません。不思議に思い搭乗券をふと見ると搭乗時刻が12:00と書かれているではありませんか。さっそく出発時刻を表示板で確認すると12:30でありました。実は日本を離れている間に飛行機の出発時間が変わっていたのです。やばい! 広州からの日本へのフライトは14:40です。今回も国際線のチケットは現地買い格安キップなので飛行機に乗れないと往復分(往が中国→日本 復が日本→中国)がすべてパーになります。多少なら待ってくれるかもしれないので日本の航空会社に乗り継ぎ便が遅れていることを電話しました。最悪でも不可抗力ということで翌日便で使えるように救済してくれることを期待して!
予定通りの12:30発でも乗り継ぎはぎりぎりなのです。少しでも遅れるとアウトです。
なんとか12:25に出発しました。それでも荷物が出てくる時間や空港での移動時間を考えると厳しいのです。
結果はセーフでした。荷物が出でくるまでの時間がすごく長く感じられました。
航空会社の人も搭乗券をすでに用意して持ってくれていた上に、り出国審査の場所まで案内してもらい、なんとか日本行きの飛行機に乗れました。
飛行機が遅れたおかげでブロッケン現象に出会えたのかもしれません。
ある意味で「ラッキーの中のラッキーの中のラッキー」でした。
よ…よし!! "空島"を諦めよう!! ははは!! あ~~…!! 残念だなルフィ こりゃ無理だぜ なにせおめエ ラッキーの中のラッキーの中のラッキーの中のラッキーくらいのラッキー野郎じゃなきゃ行けねェって話だ
中国の空でもプロッケン現象 [機内]
桂林から広州までの飛行機の中からリング状の虹に出会えました。その現象はブロッケン現象で写真を撮ることが出来たのは2回目になります。1回目はヨーロッパからアメリカへのフライトで、その時の記事はこちらです。→ポチッ
1回目と違い降下しながら長時間見ることが出来ました。エンジンと一緒に写真が撮れたので見える大きさも判ってもらえると思い掲載いたしました。
降下に伴い雲に映った飛行機の影が大きくなっていきます。虹の大きさは変わらないことがわかってもらえると思います。薄っすらと2重3重の虹があるのも今回のブロッケン現象の特徴でした。
さらに降下した写真です。やはりリングの虹の大きさは同じ程度でした。ただし2重3重の虹のリングは見えなくなりました。薄い霧状の雲に写った飛行機の影の大きさから雲までの距離が近いことが判ってもらえると思います。この後すぐに雲の下に降りたためにリングの虹も見えなくなりました。飛行機の影の中で私が座っている場所はブロッケン現象のリングの中心の位置です。
3枚の写真を横に並べてみました。並べてみてみると、丸い虹の大きさは変わらないのに対して徐々に飛行機の影は大きくなって来ているのが判ってもらえると思います。数値は撮影した中国時間(時:分:秒)を表しています。
12:58:48 12:59:04 12:59:10
709gのステーキの翌々日の夕食はイタ飯でした。 [ケンタッキー]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
すでに紹介したスキーキハウスの翌々日はイタリアンレストランでした。
この日の夕食はブッシュさん、ヒラーリーさん、シルベスタースターローンさん等々の有名人が食事をしたお店に行きました。おそらくケンタッキーダービーを見に来られたときに、ルイビル一番の、このお店で食事をされたのだと思います。
イタリアンレストランなのにメインデッシュはステーキなのがアメリカです。 上の写真のステーキはサーロイン(14オンス/397g)です。
私が食べたのは、このフィレステーキ(9オンス/255g)です。前々日のステーキ専門店のリブステーキも美味しかったけれども、さすが高級店だけのことはあり、こちらのステーキも美味しかったです。
テーブルの雰囲気を紹介いたします。ワインを沢山いただきました。やっぱりアメリカにも美味しいお店があることを再認識させていただきました。
ちなみに前々日のステーキは25オンス(709g)でした。
デザートはしっかりいただきました。デザートもなかなかのボリュウムでした。下の写真のように注文するとパフォーマンスが雰囲気をもりあげてくれました。ここはケンタッキー州ルイビルの地元の高級レストランです。
前々日の経験からこの日は正装していきました。
実は前日の夕食もイタ飯でした。評判のイタリアレストランに日本人だけで食べに行きました。上で紹介のレストランと違いカジュアルなイタリアレストランでした。沢山の前菜で沢山のビールを飲んだ後にスパゲッティーをいただきました。レストランの広い部屋の中に昔の客車が置かれており、その中で食事をいただきました。下は食事をした客車の中の写真です。こちらのお店は21年前に初めてルイビルに来た時も利用したお店でした。ホテルへの帰りには馬車に乗って帰りました。
左が客車の外から撮った写真です。客車から外に出て写真を撮りました。右がホテルに乗って帰った馬車です。前から乗ってみたかったのですがついに実現させました。
アメリカに来たなら709グラムのNew York Strip Steak [ケンタッキー]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
飛行機でブロッケン現象を見るラッキーなフライトでケンタッキー州のルイビルに来て、さっそくステーキを食べる機会を得ました。
上のステーキは有名な「New York Strip Steak(ニューヨーク・ストリップ・ステーキ)」です。厚みに注目してもらいたいです。厚みは6センチ超で、重さは25オンス(709g)のステーキでした。アメリカへ来たら是非とも「New York Strip ステーキ」を一度は食べて完食にチャレンジしてみてください。
1オンス = 1/16ポンド
1オンス = 28.349523125グラム
上の写真はクリックすると拡大しますがクリックするのが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。直接見ると大きさにびっくりします。完食は困難なところを、どこまで食べられるか挑戦するのが醍醐味です。脂が少ないのに柔らかくて味があって美味しいお肉です。クリックするとさらに拡大します。
この写真がレストラン内部の入口近くの写真です。
お店はステーキハウス「MORTON’S」です。
ステーキハウスだけれども、店の前に車を止めると映画のシーンにあるように黒いスーツのボーイが鍵を預かって車を移動してくれる高級店でした。客もみんな正装しています。特に女性のドレス(日本だと結婚式で着る様なドレス)が絵になります。
そこにGパンで入ってしまいました。コートを着ていたし暗いので気がつかれなかったと思いますが、席が決まるまでコートを預けないで、席が決まった瞬間にコートを預けてすぐに着席して、ほっと一息でした。もちろん招待してくれたアメリカ人(厳密にはヨーロッパ人)のCEOのご夫妻は正装で決まっていました。そのご夫妻と日本人2名の計4名での食事でした。右から二人目が私で、私の両隣がアメリカのご夫婦です。
つまり一番左の人が709gのNew York Strip Steakを食べた人です。
雰囲気を感じてもらうため店内を紹介します。男女が座って食事をしている映画のようなシーンのような場面もありましたが、それは遠慮して店内内の雰囲気が判る写真を撮らせていただきました。
New York Strip Steak以外のステーキも紹介します。
これが私が食べたリブロース ステーキです。私は一度ですが初めてアメリカに来た時に25オンス(709g)のNew York Strip Steakを食べたことがあったので、今回はリブロースにいたしました。私が25オンスのNew York Strip Steakを食べたのは、今から21年前の1992年5月28日で、同じルイビルでした。その時はアメリカの人が面白がって注文してくれました。日本人の底力を見せてやろうと必死でたべて完食を試みましたが失敗でした。それでも9割は食べました。残り1割が食べれませんでしたが、実は大型の海老が8匹も入った日本のメインデッシュの量を越えるような前菜を食べてしまったためで、それが無ければ709gのNew York Strip Steakは完食できたと思います。注文してくれたアメリカ人に食べれるのですかと聞くと、「食べれるわけないでしょう。」と笑われてしまいました。今より21歳も若くても限界の量だったわけですから、今回は最初から709gの完食は諦めて再挑戦はやめました。
これはCEOが注文したフィレステーキです。招待してくれたCEOも気持ちよく写真を撮らせてくれました。
リブロース ステーキとフィレ ステーキは小さめを頼みましたが、それでも、このサイズです。フィレステーキも6センチは超えていました。高級な肉を使っているのでアメリカでも約5000円と安くはありませんでした。味は「日本」や「メキシコ・モントレー」の高級な肉ほどではありませんが、アメリカの印象が変わってしまうほどに美味しくて、食べ応えもあったので大満足でした。私が薦めて今回初めてNew York Strip Steakを注文した人は6割くらい食べたところで完食を断念となりました。最初から諦めていたかもしれません。
アメリカのCEOの奥さんはステーキの代わりに野菜を頼まれていました。アメリカでもカロリーを気にされている方が多いようです。ブロッコリーの大きな塊にはアメリカ人も、びっくりされていました。ということでステーキは3種類の紹介となりました。
こちらのテーブルを見ていただくとNew York Strip Steak(左端)の大きさと野菜の盛り合わせ(右端)の大きさが判ってもらえると思います。食前酒はバーボンで、その後は赤ワインと、お決まりのコースでアルコールも進みました。このレストランに初めて行くときは是非ともステーキを食べていただきたいけれども、もし2回目に行機会があれば、その時はロブスターがお勧めです。大きなロブスターでもステーキ程度の値段で食べれました。
最近はローストビーフのように切り分ける食べ方もあるようです。こちらは MORTON’S のホームページから拝借した写真で、左から
Signature Cut Prime New York Strip
Porterhouse Steak
Center-Cut Filet Mignon です。
写真はクリックすると拡大いたします。
ブロッケン現象 [機内]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
これは何か、おわかりますか。強調するために若干、色調整をしてみました。下がオリジナルの色調です。
ヨーロッパを離れてアメリカのケッタッキー州に移動した時のことです。写真はシカゴからケンタッキー州への飛行機からの景色ですが雲に写った飛行機の陰の周りに丸い虹が見えます。今までも見たことがありますが、写真に撮ることが出来たのは初めての上に今回は鮮明な感じがします。これはブロッケン現象と呼ばれています。こちら写真はクリックすると拡大します。
結局
スイス レンツブルグ
ドイツ ハイデルベルグ
フランス パリ
フランス リオン
フランス ロワール地方
イタリア ミラノ
イタリア ベルガモ
イタリア カザーレモンフェルト
ドイツ デュッセルドルフ
の町を訪れました。
この後はシカゴ→ルイビル→シカゴ→成田と移動しました。とりあえず北半球ですが世界一周となりました。
ヨーロッパからアメリカのフライトはルフトハンザですが、機体はルフトハンザか委託している「Privat Air」という会社でした。
驚いたことに全席ビジネスクラス設定のため12列のみ、したがって座席の数が4×12=48席でした。この日の乗客は36名でスチュワーデスは4名での運行でした。
おかげでサービスはいいのですが、食べ過ぎてしまうのが難点でした。
このようなフライトがあるとは乗り込むまで知りませんでした。日本語のビデオもありました。ヨーロッパー⇔アメリカ線なのに日本語が出来るスチュワーデスの方がおられたのには、さすがに驚きました。
今回、気が付いたことですがヨーロッパ内のフライトでは ビジネスもエコノミーも座席が同じ!違うのはビジネスの場合は隣の座席を空けていることです。エアフランスの場合は3人席の真ん中にテープルを置いているくらいです。テーブルを起こすとチャイルドシートに変わります。場所が変われば習慣も違いますね。
習慣と言えば交差点の信号も違います。赤から青に変わるとき黄色が点灯します。青から赤に変わる時はどうかなと見ていると黄色が点灯!! チョット安心でした。
経由地のシカゴは右の写真のように、すごい雪でした。飛行機は誘導路では雪の上を走っています。スノータイヤではないと思いますが! 意外と大丈夫なのです。
シカゴでの乗り継ぎ時間は1時間25分と短いので苦労しました。安全検査が、すごい行列でした。頼み込んで割り込ませてもらって、やっと搭乗時間に間に合いました。下の写真はシカゴを飛び立って、すぐの写真です。
ただし、嫌な予感がしたのがスーツケースです。開放検査場に鍵を開けて放置してきたのですが順番待ちのスーツケースの数を見るととても間に合うとは思えないペースでした。 ケンタッキーのルイビルに人間は無事に着きましたが、やっぱりスーツケースは出て来ませんでした。2時間後のフライトで荷物が着くことを確認して、空港でまたビールを2杯飲んでしまいました。
くれぐれも古いスーツケースは鍵を掛けないようにしないと鍵を壊されてしまいます。大事なものも機内に持ち込むことがたいせつです。
金山寺味噌 本多麹屋 [土産]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
2013年10月28日に華厳の滝や中禅寺湖や日光に行った帰りの土産が、こちらの金山寺味噌です。東北自動車道の佐野SAで買いました。わが家では、よくキュウリを生で食べるので、いろんなところでキュウリに付ける味噌や「もろみ」を買います。今回は栃木県の本多麹屋さんの金山寺味噌を買いました。この金山寺味噌は初めての味わいの金山寺味噌で美味しかったので紹介します。
原料は大麦と小麦と大豆と食塩だけのシンプルなものでした。いつも買う金山寺味噌の原料を見てみると「小麦、水飴、大豆、なす、食塩、しょうが、砂糖、酒精」なので、いかに原料や製造がシンプルなのかが、判ってもらえると思います。つまり一般に販売されている金山寺味噌の甘みは味付けされているのに対して本多麹屋(本多貞徳)さんの金山寺味噌は自然の味なのです。住所をよく見ると「合戦場」とはすごいです。地名の合戦場(かっせんば)は戦国時代の1523年に宇都宮忠綱と皆川宗成が戦った河原田合戦に由来しているそうです。右下の写真はホームページから拝借た製造場所です。
優秀な麹菌が住みついた建物の中でつくられているそうです。秋田県に同じ名前の本多麹屋がありますが別のお店です。
名称 金山寺味噌
原料 大麦 小麦 大豆 食塩
種別 生の味噌 ( 酵母が生きた状態 )
価格 530円 / 200g
店名 本多麹屋 ( 本多貞徳 )
住所 栃木県栃木市都賀町合戦場209-1
電話 0282-27-2299
地図 http://goo.gl/maps/HQWLY
SV http://goo.gl/maps/LBpyX http://goo.gl/maps/0xsjO
HP http://www.cc9.ne.jp/~honda-koujiya/index.htm
SV : ストリートビュー HP : ホームページ
蓋を開けると、いい香りがただやってきました。これが本多麹屋さんの金山寺味噌です。今までの金山寺味噌と違い水分が多く柔らかな味噌でした。長い袋に入ってゴムで止めてありましたが、出しにくいので袋の上を切って写真を撮りました。
さっそくキュウリに付けて頂きました。砂糖や水飴が入っていないのに味噌が甘いのに驚かされました。発酵によって自然の甘みが出て来たのだと思います。そして今までの物よりも食塩の味がが効いていて、それがかえって美味しく感じさせてくれました。まさに本物の味の金山寺味噌でした。
金山寺味噌は、宋での修行から帰国した鎌倉時代の僧、心地覚心(法燈国師)が1254年に帰朝し、請われて紀州由良の鷲峰山興国寺の開山となったため、その近傍の湯浅に伝えた「径山寺(きんざんじ)味噌」が起源とする説が有力です。また空海が唐の金山寺から持ち帰ったとする説もあります。
タグ:味噌
空の上からの秋の雲 [機内 CY]
先週の週末に関西に帰省していました。10月12日は羽田空港を14時20分発のフライトで伊丹空港に行きました。この日の富士山は雲の合間に頂上付近が覗いた感じでした。
上の写真んでは富士山は大きく見えたように写っていますが実際は下の写真のように遠くに小さく見えました。さらに地上は沢山の雲で覆われており、おそらく地上からは富士山は見えなかったのではないでしょうか。
この写真を見ていただいたらわかるように地上は雲に覆われていましたが、飛行機より高い部分にもくもがありました。飛行機は10000m前後を飛ぶので、おそらくは13000~15000mの高さを雲が覆っていたのです。低い雲と高い雲の間を飛んだのがこの日の景色でした。
富士山より少し西の南アルプスあたりだと思います。山脈のあたりだけ雲が切れています。飛行機の飛ぶ高さより低い2,000 〜 7,000 mに秋によく見られる雲は高積雲(こうせきうん)です。地上から見た感じから「ひつじ雲」、「まだら雲」、「叢雲(むら雲)」と呼ばれます。ただし今回の雲が地上から「ひつじ雲」のように見えたかどうかは判りませんが高積雲の高さの雲には間違いないようです。
一方で、今の時期に飛行機より上に広がる雲が巻積雲(けんせきうん)です。こちらの雲の有名な呼び名が「鱗雲(うろこ雲)」、「鰯雲(いわし雲)」、「さば雲」ですが、残念ながら、このような名で呼ぶような景観の雲ではありませんでした。ちなみに巻積雲が出来るのは5,000 〜 15,000 mの高さのようです。
高いところなので模様が小さいので鱗雲のような名前がついて、低いところの高積雲は紋様が大きく見えるので「ひつじ雲」と呼ばれたそうです。
高積雲(こうせきうん) 2,000~ 7,000 m
ひつじ雲 まだら雲 叢雲(むら雲)
巻積雲(けんせきうん) 5,000~15,000 m
鱗雲(うろこ雲) 鰯雲(いわし雲) さば雲
伊丹空港から成田空港への帰りのフライトは10月14日の早朝でした。チェックインのときは座席は3Kでしたが珍しく登場口で10Kに変更になりました。
余談ですが、チェックインしときは3Kの席でしたが、搭乗口で10Kの席への変更を言われてしまいました。実は3Kと10Kとは右の配置図のように大きな違いがあるのです。
これは大阪⇔成田のフライトだけの特徴です。成田から国際線を理由する人が優先のフライトのために、空いている時に好意で座らさせてもらっている立場なので、状況が変われば当然のことなので、変更の理由は聞かないし、理由を言わないのが暗黙の了解のことなのです。
写真の景色は10kの席からの撮ったものでエンジンが横に見えました。大阪平野を抜けたあたりの景色です。おそらく飛行機より上に見える雲は、はっきりとした紋様はありませんが、鱗雲(うろこ雲)に近い巻積雲だと思います。斜めに差し込む光が縞模様のようです。地上は雲の合間の光で幻想的な景色を見せてくれていました。
雲の流れていく景色を動画でも紹介いたします。徐々に「ひつじ雲」の系統の高積雲が眼下に現れてきます。
地上から見ると「ひつじ雲」のように見えるかもしれません。
レターパックで栗が届きました。 [ごはん]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
先日、山口県の岩国の叔父さんから実家経由で栗が届きました。つまり岩国の叔父さんから実家に剥いた栗と殻つきの栗が送られてきて、殻つきの栗を、実家の母が送ってくれたのでした。大粒の栗が31個入っていました。
それが驚いたことに、上の写真のようにレターパックで届いたのです。荷物を送ると言えば宅急便というイメージだったのでレターパックで栗が送られてきたのに驚きました。調べてみるとレターパックには2種類あり、栗のようなものを送るのには500円のレターパックが最適のようです。
ゆうパックの最低料金は800円(兵庫県→関東)で、宅急便の最低料金は840円(兵庫県→関東)なのでレターパックはお得です。宅急便やゆうパックは距離によって料金が違うのに対してレターパックは全国共通料金なので遠距離ほど特になります。
2種類のレーターパックの違いです。昔の名称はレターパック500とレターパック350でした。2012年5月下旬以降に在庫が終了次第、随時変更されたそうです。
種類 サイズ 重さ 厚み 配達 名称 (色)
500円 340×248mm 4kg 制限無し 対面(受領印) レターパック プラス(赤)
350円 340×248mm 4kg 30mm 郵便受け レターパック ライト(青)
レターパック プラス レターパック ライト
上の写真を見ると沢山入りそうです。確かに栗を送るのに最適そうです。3枚の画像はネットから転用させていただきました。
さっそく栗ごはんを作るために実家からもらってきた栗むき器を使って厚い表面の皮を剥きました。
栗むき器をもらってきてしまったので、実家では栗を剥くことが出来ないために、こちらに殻付の栗をすべて送くられてきたのでした。
栗むき器を飛行機で持ち帰るのに苦労した記事はこちらです。→ポチッ
栗ごはんに使う栗だけ、包丁で渋皮を剥きました。
米は洗ってザルに上げ、15分おいて水気をきり、炊飯器に米を入れ、水と調味料(ダシと塩と酒)を米の量に対する目盛まで入れ軽く混ぜ、米の上に栗をのせて普通に炊きました。出来上がって10分ほど蒸したあとに炊飯器の蓋を開けると見事な栗ごはんが炊き上がっていました。
ごはん茶碗によそった栗ごはんです。ご飯よりも栗の方が圧倒的に多い栗ごはんとなりました。ほんのりと甘味があり美味しかったです。半分に切った栗でもこの大きさです。
甘味のある栗ごはんとなると、やっぱり味噌汁も欲しくなります。
残った栗は渋皮の状態で、昨日焼き芋専用のアルミホイルに包んで1000Wのオーブントースターで17分間焼いて焼き栗にしました。
中々の焼き具合で美味しくいただきました。甘栗に近い甘さが感じられる美味しい栗でした。渋皮もこんがりいと焼けているので、剥きにくいところは一緒に食べても違和感はなかったです。
幻の魚が食べれる魚料理専門店 [安徽省]
今回は日本人の人は滅多にお目にかかれない珍しい料理を紹介します。
中国の人は大変淡水魚を珍重されます。メイン料理に魚料理が選ばれるし、いろんな料理の中でも値段がも高い方です。
値段が高いこともあり淡水魚はそんなに食べる機会が多くありませんでした。そんな中で、長江(揚子江)沿いの本格的な魚料理専門店にって、珍しい魚を食べる経験をいたしました。
出てきた料理を順番に紹介します。(前菜の多くは省略)
さすがに魚専門店と言われるだけのことはあって魚料理が多かったけれど、その中に超高級魚が二種類ありました。お店の名前はおしながきの表紙から読み取ると「喜洋洋農家漁荘」です。
名前 喜洋洋農家漁荘
住所 Qiluoshan Rd, Jiujiang Qu, Wuhu Shi, Anhui Sheng
電話 0553-581-6777
前菜の中の一品です。 鳥はキュウリと人参と玉子などで出来ています。下に並んでいる3種類の食べ物は蒲鉾のようでした。クリックすると拡大するように設定いたしました。この前菜のことを「彩鳳凰拼盤」と呼ぶことを2016年11月3日の記事を書くときに知りました。
前菜は沢山種類が並びましたが、魚関係の中から2皿を紹介します。小魚のから揚げと魚の燻製のほぐし身です。
先ずはスープです。 マイルドな酸辛いスープです。
透明な餃子のような料理でした。
蟹味噌と玉子の料理 蟹味噌がタップリ入っていました。
こちらは、なかなかの味だったので料理を拡大させてもらいました。
いよいよ魚料理が出てきました。マスのような魚の輪切りです。
超高級魚が出てきました。名前は「長江刀魚」で一匹の値段が4500円です。一皿に5匹乗っているので一皿が22500円となります。長江(揚子江)の魚ですが数が減ってしまったそうです。柔らかい身で癖のない魚です。小骨は取るのが面倒なので一緒に食べてしまいました。
魚の顔を紹介します。
キノコとつみれのスープです。
肉料理も出てきました。骨付きの牛肉です。ステーキです。
変わった食感の団子です。
もう一品の高級魚です。こちらは500gあたりが9200円の魚です。やはりこちらも一皿が2万円くらいになりますね。見た目は小型のナマズのような感じでした。身はコロコロしておいしい魚です。魚の名前は上の「おしながき」から読み取ってください。
こちらの魚の顔も紹介いたします。
普通ならば、この魚がメインになると思います。この魚もかなりの高級魚と聞きました。
魚の上に乗っていたのはハムでした。
野菜の入ったスープです。
玉子で巻いた料理です。
魚の身が入ったスープです。濃厚な魚のスープでした。
焼きそばと角煮です。
まさにチジミです。
野菜料理です。
この日のお酒は茅台(マオタイ)酒でした。今日は乾杯はしないことで始まりましたが、結局はマオタイを8本を開けてしまいました。
赤ワインもかなりの数が出てしまいました。
ビールは私の1本だけでした。
食事の雰囲気を感じてもらうために小さい写真ですが食事の風景を掲載させていただきました。
前日は干しアワビ料理でした。 [安徽省]
40名座れる巨大円卓での前日の夕食は念願の干しアワビ料理でした。
中華食材の三大乾宝である、ふかひれ、干しアワビ、干しなまこです。フカヒレと干しナマコはすでに紹介しました。右の料理前の干しアワビの写真はネットから拝借いたしました。
ふかひれは、こちらです。 →ポチッ
干しなまこは、こちらです。 →ポチッ
ツバメの巣+ふかひれ →ポチッ
こちらで干しアワビの料理を紹介いたします。干しアワビ(干鮑)は水揚げされたその日のうちに塩もみ、丸一日塩漬けしたあと煮て、三ヶ月間天日に干してできあがるそうですが、更に3年の歳月をかけて熟成して、うまみが増した食材です。
この日は円卓ではなく対面で話が出来る形式の夕食となりました。
上の写真では狭いように見えますが一人のスペースは結構広かったです。それだけ長いテーブルだったということだと思います。
この日出てきた料理の一部ですが紹介します。概ね出てきた順番です。これはドームカバー(クロッシュ / Cloche)のなかに入っていた前菜です。
スープですが、料理の中でこれだけがピントがずれてしまいました。でも雰囲気は伝えられると思いそのまま掲載いたしました。
これがタイトルで紹介した干しアワビでする。干しアワビと言えば、この煮込み料理です。左側の丸いものは大きな椎茸です。干しアワビのだしで、こちらもおいしくなっていました。ちなみに中国料理の三大高級食材といえば、フカヒレ、つばめの巣、干しアワビです。 中華料理で古来から大切にされてきた四大海味はフカヒレ、干しナマコ、魚の浮き袋「魚肚(ユィドウ)」、干しアワビと、これにも干しアワビが入っています。
この汁が美味しいのでご飯が出されます。干しアワビを食べ終わった後に少しご飯を入れて汁を食べました。
冒頭の写真と同じですが干しアワビを拡大した写真を紹介いたします。干しアワビは不思議と生のアワビより数倍~10倍以上の値段がします。ネットでの戻す前の値段は10gあたり4410江でした。フカヒレの姿にも美味しいけれども、干しアワビは柔らかくて本当に美味しい料理です。私にとっても一番好きな中華料理でもありますが、なかなか手が出なくて数回しか食べたことがありません。
こちらは海老団子のスープです。
北京ダックもメニューに入っていました。
こちらは大型の巻貝の料理です。これも新鮮でおいしいですね。
ロールキャベツのような料理でした。
ココナッツ(椰子の実)を器にしたスープです。
デザートはマンジューです。この後に麺類とフルーツが出されました。
40名座れる巨大円形テーブル [安徽省]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
先日、34名座れる巨大円形テーブルを紹介いたしましたばかりですが、もっとすごいテーブルに出会いました。こちらの円形テーブルは40名座れます。ただしこの日は36名で食事をしました。見た目でも34名座れる巨大円形テーブルよりかなり大きな感じがしました。部屋も前よりもかなり広いことから大きなテーブルでありながら部屋の隅から撮って何とか全体をとらえることが出来ました。おそらく将来も含めて、食事をした生涯最大のテーブルになるのではないでしょうか。迫力を感じてもらうために上の写真はクリックすると拡大するように設定いたしました。
テーブルの上は花で埋め尽くされていました。これだけで豪華な雰囲気でした。花の飾りの周囲に沢山の花びらが、ちりばめられていました。
迫力を感じてもらうアングルの写真も紹介いたします。シャンデリアも豪華でした。椅子の間隔からゆったりとしたスペースで食事が出来たこともわかってもらえると思います。
これが一人分のスペースです。真中の金属製の半球状のものはドームカバーと言います。クロッシュ(Cloche )が正式の呼名のようです。Clocheはフランス語で釣鐘のことです。日本では一般的ではないようです。クロッシュの価格を調べてみると300ドルくらいでした。この中に前菜が入っています。右上のガラスの器に入っているのはミスタチオとカボチャの種とクルミに似た地元の山核桃です。山核桃は剥くのが面倒なのですが、剥かれて実だけとなった山核桃でした。山核桃は御存じない方もおられると思いますので右にネットから拝借した山核桃の写真を掲載いたしました。
この日の料理のお品書きを紹介いたします。中国語と日本語の対比が出来ます。
この日のメインは干しナマコのアワビ汁煮でした。ナマコは中国では高級食材です。干しナマコは日本人にはなじみがないけれども、中華料理では、内臓を除いて煮た後に乾燥させたナマコを海参(ハイシェン)と呼び、滋養強壮の効果があるとして古来から尊ばれてきました。フカヒレや干し鮑と並ぶ三大乾宝で中華食材として珍重されています。前日の夕食は干しアワビの料理だったので、この日は干しナマコが選ばれたようです。
もう一品、料理を紹介いたします。これは「かに肉の甲羅詰め蒸し物」です。今回のメインテーマは巨大円形テーブルなので料理の写真の紹介はここまでにしておきます。
と思いましたが、最初の料理から最後のデザートまでを写真で紹介いたします。内容は上の「おしながき」から想像願います。写真は出てきた順番です。ただしお品書きに書かれている順番とは若干違います。料理の名前をメニューから転記いたしました。写真をクリックすると拡大するので興味がある料理があればクリックしてみてください。
冷菜盛り合わせ アヒルの玉竹とツリガネニンジンスープ 河海老の塩ゆで
遼東半島産ナマコのアワビ汁煮 かに肉の甲羅詰め蒸し物 薄切り魚の大根蒸し
チャンチン若葉と卵炒め トウモロコシ団子/銀鱈の香り揚げ 空芯菜ニンニク炒め
かけうどん 水晶餃子・春巻 フルーツ盛り合わせ
じゅんいちさんの疑問にお答えするために写真を追加させていただきました。
日本では箸は横向きに置かれますが中国では、右の写真のように縦向きに置かれます。中国の高級店では箸の素材としては黒檀の木の箸か象牙あるいは象牙に類似したものが使われます。そして箸の頭には金属の飾りがよくつけられていました。韓国も昔は中国に近かったものと思いますが、飲食店の箸は法律で金属製にすることが義務づけられました。主な理由は森林資源への配慮と残った料理を家畜の飼料に使うためだと聞きました。ちなみに爪楊枝(つまようじ)も飼料に混ざると胃を傷つけることから、韓国では法律により胃の中で溶ける素材が使われているとききました。あの、少し柔らかいプラスチックのような半透明の爪楊枝が溶ける爪楊枝なのです。
今年も太秋柿をいただきました。 [話題]
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2013年11月2日追伸 タイトル : 今年も太秋柿をいただきました。
昨年2012年に初めて巨大な柿の太秋柿をいただきましたが、今年も太秋柿をいただきました。2013年11月1日に熊本の叔父さんから太秋柿(たいしゅうがき)が届いたのです。何度見ても大きさに驚かされます。他の柿に比べると表面に汚損果と混同される条紋が、すこし多いのが特徴ですが、太秋柿の知名度が上がり、条紋がある柿はかえって糖度が高いこともあり見た目はさほど気にされなくなってきたようです。
さっそく柿の重さを量ってみると498gもありました。重さを量ってみて、さらに大きさを実感いたしました。さすが、柿の王様でした。
さっそく皮を剥いていただきました。剥いた皮の長さもかなりのものでした。剥いた皮の長さをはかってみると1500mmもありました。長さを測ることは剥いた後に決めたので、測ることを意識して剥いたわけではなかったけれど驚きの長さでした。
一個だけですが盛り付けるのに大きな皿が必要でした。
食感を感じてもらうために拡大いたしました。皮を剥くと中は透きとおるような黄色、果汁が多くてサクサクッとした食感が美味しかったです。糖度は18~21度だそうで、説明に書かれている通り、確かにジューシーでさわやかな甘みでした。
大きな実ですが全体で、種は1個だけでした。基本的に種無し柿なのかもしれません。調べてみると完全種無しではなく、まれに1個程度の種を含むこともあると書かれていました。やっぱり大きい上に種が少ないと食べやすいですね。
2012年11月15日掲載 タイトル : 太秋柿をいただきました。
熊本の叔父さんから、とても大きな柿が送られてきました。比較のために、前日に近くのスーパーで買った普通の柿を上に乗せて写真を撮りました。右の写真のように、この大きな柿の名前は太秋柿(たいしゅうかき)と言います。熊本の名物となっているようです。
大きさを実感してもらうために拡大いたしました。すぐに食べました。甘くて柿らしい味で、食べごたえがあってよかったです。
太秋柿は甘柿の新品種で希少な品種ですが人気があることから急速に広まっているようです。 富有柿の次郎と晩御所と花御所を掛け合わせた柿で、果汁が多くサクサクとした食感でした。
普通の柿より糖度が2~3度高く、普通の柿は15~16度ですが、太秋柿は18~21度だそうです。ビタミンCやタンニン、カロチンなどの成分が多く含まれているそうです。
でも、なんといっても大きさが魅力的で特徴があります。
チャナッカレのワンちゃん [犬]
トルコのチャナッカレの猫ちゃんを紹介したら当然、ワンちゃんも紹介したくなります。でも猫ちゃんに比べると圧倒的に少なかったです。
それも理由は判りませんが大型犬が多かったですね。
このワンちゃんは右の写真のトロイ遺跡の中で暮らしているワンちゃんです。クリックして出てくるワンちゃんも同じトロイ遺跡の中で暮らしているワンちゃんです。
こちらは右の写真のケバブ料理のレストランの前に座っていたワンちゃんです。レストランの方向から撮った写真です。クリックすると別角度から拡大したワンちゃんとレストランが出てきます。
海岸で寝そべっていたワンちゃんです。寝えている海はチャナッカレ海峡です。猫ちゃんと違いいずれも飼い主はいるみたいでした。
ヨーロッパでもリードなしの散歩が多いけれど、唯一スイスで見かけた看板です。みんこさんの話によると数年前に法律でリードをつけて散歩をすることが決まったそうです。