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彫刻の森美術館 家族6人で行きました。 [箱根]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大箱根の塔ノ沢温泉に泊まった翌日(2013年8月25日)は家族6人で「彫刻の森美術館(以降の説明では"彫刻の森"と記載)」に来ました。この日は朝からの雨であったことから宿でゆっくりしてから出かけることにいたしました。100円/人の巡回バスで箱根湯本に出て箱根湯本駅から箱根登山鉄道に乗って彫刻の森駅まで行きました。
宿を出た時は雨は本降りでしたが、幸いにも彫刻の森に着くと小降りになっていたため写真を撮ることが出来ました。小雨とは言えどもカメラ(EOS)に雨がかかるのはよくないので、傘をさして箱根湯本のお土産屋さんで、もらったレジ袋をカメラにかぶせて持ち歩きました。上の写真は入口近くから見た彫刻の森です。この辺りは「円形広場」とよばれています。高い塔の作品はカール・ミレスの「人とペガサス」です。赤い作品は2013年12月1日まで展示されている臨時的な作品です。概ね見てきた順番に紹介しますが、歩くコースによって見る順番は変わってきます。

彫刻の森のホームページから拝借した彫刻の森の詳細の地図を紹介します。沢山の試作品が展示されているのが判っていただけると思います。下の地図は左が北方向で上が東方向で、登山鉄道は右から左に登っています。Google地図と鉄道の方向を比較してみてください。クリックすると拡大するので作品の名前が判ると思います。
 名称 箱根 彫刻の森美術館
 英名 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM
 開園 1969年 (44年前)
 歴史 日本初の野外美術館
 電話 0460-82-1161
 地図 http://goo.gl/maps/uEr1R
 住所 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
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彫刻の森の入口は駅に近い北にあります。この彫刻は最も北側にある作品の一つで、題名は「嘆きの天使」です。作品や作者の名前は一部だけしか記録していないのでわかる範囲で紹介します。記録していない作品名はネットで調べました。こちらの作者はフランソワ=ザビエ.クロード・ラランヌです。
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彫刻の森は70,000㎡の広い屋外に並べられた沢山の近・現代を代表する彫刻家達の作品を散策しながら見れることが魅力の一つです。こちらはエミール=アントワーヌ・ブールデルで作品名は左から「力」、「勝利」、「自由」、「雄弁」です。
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左の作品はピーター・ピアス(アメリカ)が設計した「しゃぼん玉のお城」です。1979年から2011年まで3回に分けて作られたようです。もともとはジャングルジムのようにクリックすると拡大子供たちが中で遊べるように考えたもののようですが、今は入ることが出来ません。小さい子供たちには、大きすぎたのかもしれません。
カラフルな作品は台湾の洪易(Hung Yi)さんの作品で、その中で遠くに見えるのが2013年作の「スキップうさぎ」です。台湾の洪易さんの作品はいろんなところに展示されていました。冒頭の写真の中の赤いカラフルな作品も彼のものだと思います。
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案内表示の代わりの足跡が洒落ていました。


しゃぼん玉のお城からネットの森に抜けて行く途中にあった作品です。2体の像の内奥の小さい方がフランチェスコ・メッシーナ作の「ベアトリーチェ」です。大きい方も女性の像ですが、まだ調べ切れていません。 
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クリックすると拡大吊橋から作品が見える場所もありました。水の上にある赤い造形物は1969年に作った作品名「浮かぶ彫刻 3」です。この作品の小さい方は風が吹くと水の上を滑って、大きい方から離れたり、近づいたり、向きを変えたりと、まるで池の鯉や自然との対話を楽しんでるかの様に見えるそうです。作者のマルタ・パンは1960年代から「浮かぶ彫刻」のシリーズを制作し、世界中の美術館や公園に設置しているそうです。
池の横の通路の向こう側にはカール・ミレス作のイルカの上に人魚が乗った「太陽の輝き」があります。クリックするとわかると思います。
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こちらはライナー・クリスターの「白い仮面を付けた頭像」です。 小道の真中に不気味に立てられていました。この画面は自動で切り替わります。表が3秒で裏が2秒です。この画像を含めて切り替わる画像は4枚あります。探してみてください。間隔はまちまちですが最長で5秒です。


薄暗い小道を抜けると開けた場所に出ました。ここには大型の作品がたくさん並べられた魅力的な場所でした。球体をつりさげた作品は井上武吉の「マイ・スカイ・ホール(天への道)」です。丘の上の球体はアルナルド・ポモドーロの「球体をもった球体」です。
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起伏のある開放的な広場に沢山の彫刻が集まっていました。一番手前の白くて大きな作品はジュリアーノ・バンジの「偉大なる物語」という作品です。その左側が伊藤隆道さんの「風の刻印」でその左がナウム・ガポの「球形のテーマ」で、その左がマッチンスキー=デニングホフ マルティン・マッチンスキーとブリジット・マイヤー=デニングホフの作品「シュトルム」です。
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この場所を動画でも紹介いたします。


こちらの作品名は「ボクシングをする二匹のうさぎ」で、バリー・フラナガン(イギリス)の1985年の作品です。十字架の上に乗っているところが意味があるようです。遠くに見える二人の女性の像は「みちのく」です。
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「ボクシングをする二匹のうさぎ」の裏には動的な作品もありました。作品名は判りませんが大きな目玉焼を表したものだと思います。近くの木から霧が噴霧さていましたが、これは湯気を表しているのだと感じました。
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このカラフルな像は彫刻の森の説明に沢山出てくるのでシンボル的な作品になっているようです。これはニキ・ド・サン・ファール(Niki de Saint Phalle フランス)の「ミス・ブラック・パワー 」です。説明では「妊娠した友人の日ごとに大きくなっていくお腹に発送をきました。その堂々たる様が全ての女性を讃えています。」とありました。
背景にある平らな作品は猪熊源一郎さんのモザイク壁画の一つである「音の世界」です。1979年の作品です。
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正面から見た「ミス・ブラック・パワー 」です。
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男の人がうつ伏せにになっている作品です。こちらはアントニー・ゴームリーの「密着」です。


ガラス出てきた作品です。岡本覚さんとルクムエナ・センダの作品で、題名は「妖精たちのチャペル」です。2005年の作品でした。
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こちらのスケートをしているような作品の名前は「踊り子」でした。スケートではありませんでした。作者はペリクレ・ファッツィーニ(イタリア)です。


彫刻の森のもう一つの魅力がピカソ・コレクションです。この建物PICASSOと書かれたピカソ館の中に、ピカソの長女、マヤ・ピカソから購入した陶芸作品を中心に、絵画や版画、彫刻や金のオブジェなど300余点が所蔵されています。ピカソの300の作品はすばらしいと思います。残念ながらピカソ館の名かは写真撮影禁止なので作品の紹介は出来ません。メダルド・ロッソとヘンリー・ムーアの作品も緑影ギャラーリーに展示されていました。こちらも撮影禁止でした。その2ケ所以外は室内も含めてフラッシュさせない条件などはありますが撮影は自由でした。
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ピカソ館の前に立つカラフルな大きな作品です。フェルナン・レジェ(フランス)の「歩く花」です。2つの花びらが歩く足のようです。


「歩く花」の裏側です。沢山の方が記念写真を撮られていました。こちらもいろんなところに使われているシンボル的な作品です。


この辺りから傘が必要はなくなってきましたが濃い霧に作品が覆われている状況は続きました。背中を向けている作品はオシップ・ザッキンの「山野を歩くヴァン・ゴッホ」です。目線の先にある大きな組木が「ネットの森」です。
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「ネットの森」の中は子供たちが遊べる空間でした。場内紀子さんの「おくりもの : 未知のポケット2」です。
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クリックすると拡大ネットの森の前に一際目立つ作品がありました。作品名は「人物」で、作家は有名なはジュアン・ミロ・イ・ファラー(Joan Miró i Ferrà)です。フルネームだとなじみがない方もおられると思いますがミロと呼んだ方が判りやすいと思います。
右の写真は後ろ側から撮ったものです。
写真は両方ともにクリックすると拡大いたします。
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こちらは山本信さんの1992年作の「ハイッ」です。子供に人気がありそうです。クリックすると拡大します。
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円筒の建造物がありますが、これも作品の一つです。手前に並んでいるのはすでにいくつかの作品を紹介している台湾の洪易(Hung Yi)さんの作品です。
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上の写真の円筒の建造物状(タワー)の作品の内部です。周囲はステンドグラスで出来ており中央に螺旋階段があります。
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螺旋階段を上ると頂上に上がれます。


頂上からの景色です。霧が無ければ見渡せたはずですが、すぐ近くしか見えませんでした。それでも森の中にヘンリー・ムーアの作品がいくつか見ることができました。


上から下を見た景色です。これが作品なのです。作品名は「幸せをよぶ<<シンフォニー彫刻>>」で三人の共同製作です。
  考案      鹿内信孝
  レリーフ彫刻 井本淳
  グラス製作  ガブリエル・ロアール


タワーの東側には足湯がありました。足湯にi浸かりながら作品を鑑賞するという企画でしょう。箱根は温泉地であることを思い出させてくれる光景でした。温泉足湯は、美術館の敷地内から湧きでる温泉を利用した、100%源泉掛け流しの天然温泉だそうです。
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寒い時には建物の中からお茶を飲みながら鑑賞することもできます。この建物の二階がメダルド・ロッソとヘンリー・ムーアの作品が見られる緑影ギャラーリーとなっていました。


静かな空間に作品が自然と置かれていました。霧が出ているためにさらに静かな雰囲気が出ていました。ここにはヘンリー・ムーアの作品が並べられていました。右の作品が1959年の「ふたつに分けられた横たわる像:ポインツ」です。飛騨の橋の作品が「ふたつに分けられた「横たわる像:カット」だと思います。遠くに小さく写っているのが「横たわる像」です。
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同じ場所を別の角度から見ました。左の作品が同じくヘンリー・ムーアの「大きな糸つむぎの形」です。「大きな糸つむぎの形」は上の写真にも写っています。右の作品が上の写真でも紹介した「ふたつに分けられた横たわる像:カット」です。
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さらに別の角度から見ました。遠くに先ほど紹介したタワーが見えます。写ってはいませんが、このエリアにはヘンリー・ムーアの「母と子:台座」や「横たわる像:アングル」や「原子の形」や「ふたつに分けられた横たわる像:NO.1」も見ることが出来ます。
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上の写真に写っていなかったヘンリー・ムーアの作品を2点紹介します。こちらが「母と子:台座」です。
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こちらが「横たわる像:アングル」です。
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最初のころに紹介した広い場所に戻ってきました。霧に浮かぶ作品たちが印象的でした。一番右の作品はハンス・エッシュバッハーの「ふぃぎゅーるⅠ」でその左側がナウム・ガポの「球形のテーマ」です。左下の黒いオブジェがフランシスコ・ズニガの「浜辺の人々」でその右上の黒い作品がオシップ・ザキンの「住まい」です。今まで紹介していない作品としては伊藤隆道さんの「16本の回転する曲がった棒」が写っています。
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入口近くに戻ってきました。雨は完全に止みましたが、まだ霧に覆われていました。左端の黒い作品はアレクサンダー・カルダーの「魚の骨」です。ヘンリー・ムーアの「横たわる像:アーチ状の足」も写っています。
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入口に近い建物・本館ギャラリーの内外は、沢山の洪易(Hung Yi)さんの作品で埋め尽くされていました。
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二階に上がるとさらにいろんな作品が並べられていました。2013年7月27日~12月1日に洪易(Hung Yi)さんの作品展が開かれていたのです。
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建物を出ると見事に霧が晴れてきれいな景色を見せてくれました。
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冒頭の写真の円形広場です。洪易(Hung Yi)さんの作品展が開かれていたために、円形広場にも作品が展示されていたのです。したがってホームページの地図には洪易(Hung Yi)さんの作品が書かれていなかったのだと思います。
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短時間の間に遠くの山の方にあった霧も、はれてきました。すでに紹介したヘンリー・ムーアの「横たわる像:アーチ状の足」です。遠くに見える白い塔の上の像は冒頭の写真で紹介したカール・ミレスの「人とペガサス」です。
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動画でも、雨が止んで霧もはれた彫刻の森の雰囲気を紹介いたします。


子供たちが遊べるような部屋もありました。アートホール・マンズールームです。


この出口を通って彫刻の森を離れました。


いろんな作品を動画で紹介します。

クラシックカーラリー [ケンタッキー]

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前回の記事に引き続きケンタッキーのルイビル(Louisville)という町での出来事です。
この町では時々クラシックカーラリーが開催され写真のような車が何百台と集まります。たぶん!ですが 外観だけクラシックで、足回りやエンジンまでリニューアルしている車が結構ある気がしました。

おかげでホテルはどこも満席のためホテルに泊まれませんでした。仕方なく地元のマンションを借してもらいました。
クラシックカーラリーは有名です。でもダービーが一番有名かな! それともケンタッキーフライドチキン?
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ケンタッキーでクルージング [ケンタッキー]

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ルイビル(Louisville)という町です。
ピッツバークのクルージングの船を紹介いたしましたが、そこでは乗ることが出来ませんでした。そこで以前のことですがアメリカの雰囲気が味わえた、ケンタッキーで経験したクルージングを紹介いたします。
知ってる人は少ないけれどケンタッキー州で最大の町です。
船の後に写っている橋を渡るとインディアナ州、試しに歩くと1時間かかってしまいました。この船に乗ってナイトクルージングを楽しみました。

夕方からオハイオ川でこの船に乗って食事をしながらビールを楽しみました。船の中のバーにはバーボンが並べられています。


食事の中では、やっぱり肉料理が人気でした。食事は食べ放題でした。


バンドもやっていました。みんな窓際に座っていいるので、お客が少なそうに思えますが沢山乗っていました。、