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Happy Animal Party展 洪易 彫刻の森美術館 [箱根]


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2013年8月25日に行った箱根の彫刻の森美術館(以降は"彫刻の森"と表示)の記事を掲載いたしましたが、沢山の方が台湾の洪易(Hung Yi)氏の作品に対して興味を持たれたようなので、ここで洪易(ホンイ)氏の作品を紹介させてもらいます。
クリックすると拡大右の写真はネットから拝借した洪易氏の写真です。
実は彫刻の森では2013年7月27日~12月1日に洪易さんの特別展が開かれていたのです。テーマは「Happy Animal Party」です。それではハッピー・アニマル・パーティー展を、ご案内いたします。この特別展は日本での初個展で今回の展覧会では、洪易の彫刻が本館ギャラリーの3つの展示室を埋め尽くすだけでなく、屋外にも展示されていました。先ずは屋外から紹介いたします。入口に近い円形広場に大きな2体の作品が置かれていました。

その一つがこちらです。どうやら象の彫刻のようです。
カラフルな彫刻たちはスチール塗装だそうです。台湾のニュース(中時 電子報)でも箱根の特別展のことが取り上げられていました。→原文 翻訳
この象に対する説明を枠内に転記いたしました。どうやら彫刻の森の展示会のために特別に製作したようです。それぞれが日本の文様の象と台湾の文様の象のようです。クリックすると普通よりは大きく拡大するように設定いたしましたので、是非ともクリックして確認してみてください。
為了這次個展,洪易特別製作《分享象》,兩頭大象「身穿」台灣客家花布和日本花布「外衣」,兩頭象鼻高高舉起夾住一顆可愛的小蘋果,象徵文化交流。「我想把台灣人的熱情傳達出來。」洪易說,「日本藝術家也善於使用色彩,但營造出來的氣氛不同,我的色彩熱情,這也符合我的人格特質,希望日本人看到會發出『哇』的聲音,露出開心的表情。」
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クリックすると拡大こちらは龍のようです。細長い龍を丸く表現しています。ちゃんと足が4本ついています。右がネットから拝借した写真です。人間の背丈より大きいです。中国語の説明ですが「相看兩不厭  洪易作品《圓龍》有別於傳統威武龍的形象,洪易與圓龍對看,相當逗趣。(吳垠慧攝)」と書かれていました。
翻訳ソフトでは圓龍が龍のことのようです。
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迫力のある大きな鳥です。中国語作品名は「鴛鴦」のようです。おそらく日本語の作品名は「おしどり」ということになるのでしょう。
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親子のアヒルが微笑ましいです。
前を走っているのは作品名「奔跑兔 / スキップうさぎ / Hopping Bunny」です。
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「スキップうさぎ」の別の角度の構図を紹介いたします。可愛らしいです。2013年の作品です。
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タワーの近くのカラフルなアニマルたちです。このエリアには8体の作品があります。左端作品は台湾のニュースでは「馬上有猴」と書かれており馬の上に猿が乗った作品のようでが、ここでの作品名は②「龍馬」と書かれていました。右の動物が三段に乗った作品は④「羊三兄弟」です。「羊三兄弟」の後ろの3つの作品名は、いずれも⑤~⑦「羊」です。「龍馬」のすぐ右横に見える小さな作品は③「骨頭狗 / ほねほねイヌ」です。
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こちらも別の角度から紹介いたします。左端の小さな作品も①「骨頭狗 / ほねほねイヌ」です。
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クリックすると拡大タワーの上からの景色です。霧で霞んでいますが、眼下に上で紹介した洪易氏の8つのカラフルな作品と足湯が見えます。足湯は、美術館の敷地内から湧きでる温泉を利用した100%源泉掛け流しの天然温泉だそうです。足湯に入りながら洪易氏の作品を、ゆっくりと鑑賞できそうです。
疲れた足を癒して、また元気に散策が続けられるため配慮なのかもしれません。


足湯のある入口から最も遠いタワーのあたりから入口に近い本館に戻ってきました。ここから本館の作品を紹介いたします。本館ギャラリーのガラス窓を隔てた屋外のアニマルたちです。中国語の「骨頭狗」という作品に似ています。日本語作品名は「ほねほねイヌ」なので、犬なのでしょう。
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見る方向によっていろんな動物に見えてきます。ネットの「小虎」という作品に似ています。小さい虎なので猫でしょうか。
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室内と屋外が一体となった展示となっていました。
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本館ギャラリーの一階半地下の展示室です。ここに写っているのは猫に蛇に犬だと思います。


これは猫でしょうか。沢山の小さい猫たちに囲まれています。「招財猫」という名が付けられているようです。
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小さい猫たちを紹介いたします。
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手前がヘビで奥が猫のようです。
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もう一つヘビを紹介いたします。
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解放的な雰囲気の展示室でした。
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もう一つの一階の展示室です。こちらは白と青だけで表現されたパンダです。大きな部屋に2体のパンダです。広い空間が不思議な世界を伝えてくれていました。
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左のパンダはメガネをかけているようです。
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子供たちと比べると大きさが判ってもらえると思います。
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2階の展示室が圧巻でした。沢山のカラフルなアニマルたちで埋め尽くされていました。ちなみに屋内展示も写真撮影はOKですが、フラッシュは禁止されているのでフラッシュOFFをお忘れなく。
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ヘビやネズミや鳥たちがいます。
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カラフルなパンダもいます。
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いろんな動物たちがいます。
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これはどんな動物なのでしょう。たぶん胴長ワンちゃんのダックスフントではないでしょうか。いろいろ想像するのも楽しいです。
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こちらのカエルも見事です。
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これはなんという動物なのでしょう。
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見事な模様を紹介したくて縦長で掲載いたしました。鷺や鶴のような足の長い鳥のようです。左右の足が反対です。左の足が後ろ向きです。それ以前に靴を履いているのも不思議な作品です。さらに鳥なのに手があります。撮った写真を調べた結果、題名が判りました。実際のカササギ(鵲)は右下の写真ですが、足の長い鳥ではありませんでした。クリックすると拡大右の鵲はシンプルな色のようですが羽を広げるとブルーのきれいな色が入っています。
喜鵲(中国語)=鵲(日本語)です。
  題名 喜鵲 / 切り絵のカササギ / Magpie
  種類 スチール塗装 Painting on steel sheet
  製作 2013年