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中国の女性を勇気づけるお寺 通慧禅林 [九華山]

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九華山の通慧禅林の「如来」「阿弥陀仏」「薬師仏」です。(たぶん)
クリックすると拡大九華山の仏像はどこも、この写真のように3体で金色に輝いています。仏像自体は比較的新しいそうです。文化大革命で仏教が禁止されたために一旦は廃れたのだそうです。九華山は即身仏にこだわっています。
ここは中国で唯一の女性の即身仏があるお寺です。
金箔で飾られた仁義法師の即身仏がありました。女性は高僧でもない身分は普通の尼さんだったそうです。即身仏になったことで女性を勇気づけているお寺と説明されました。
お坊さんがなくなられると座禅を組んだ状態でカメの中に埋葬され3年後にカメを開けるそうです。
稀に即身仏になるそうです。と言っても九華山全体でも現存するのは4体だそうなので極々稀と言うことだと思います。

タグ:寺院 仏像

緑檀の数珠 [九華山]

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この緑檀の数珠は九華山の百歳宮の釋慧慶住持(住職)から直にもらったものです。
この住持は中国仏教の四大聖地の九華山で最も偉いお坊さんだそうです。記念に飾っておきます。緑檀なのに茶色だなと思っていましたが時間が経つにつれて緑色に変わってきました。 クリックすると拡大します。



タグ:九華山 神社

百歳宮 [九華山]

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ここも即身仏がある有名な百歳宮(百岁宫)というお寺です。写真は一般の人は入れない最も奥の小さな部屋です。
ここに九華山仏教會副會長の九華山で最も偉い言われるお坊さんの釋慧慶住持(釋慧慶・住職)に自らここを案内してもらいました。貴重な写真です。

百歳宮の入口です。ここは中国安徽省にある仏教の聖地・九華山(九华山)です。
 住所 安徽省池州市青阳县219省道
     219 Provincial Road, Qingyang, Chizhou, Anhuisheng


そして釋慧慶住持(釋慧慶・住職)のクリックすると訪問者の写真を表示話を伺ことが出来ました。会談した部屋の中にも有名人と住持の写真が飾られていました。
←左の写真をクリックすると飾られていた写真を表示します。面白いのはクリックして出てきた写真の一番左側の写真がテニスプレーヤーのアガシ選手です。この場所にアガシ選手が来ていることには驚ろかされました。紹介した緑檀の数珠は、このときにお土産としていただきました。
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下の人が九華山でもっとも偉いと言われている釋慧慶住持(釋慧慶・住職)です。そして、手に持っている茶碗が、このお寺で最も貴重な宝物の一つだそうです。
御利益クリックすると拡大があると言うことで、冒頭の写真の一般の人は入れない最も奥の小さな部屋で、特別に触らせていただきました。(左の写真)
長年、九華山でガイドをされていた人も、この部屋には入ったことがないため、すごく感激されていました。
日本人では初めてだろうと黄山の旅行社の日本部長に言われました。

釋慧慶住持から名刺をもらいました。二つ折りになっており裏側にはこのように肩書きが書かれていました。

百歳宮は山の上にあることから九華街からはケーブルカーで上りました。ケーブルカーは急斜面です。ピッツバーグのケーブルカーを思い出してしまいます。ケーブルカーは全長は452メートル、高さの差は223メートル、客38人+乗務員1人を載せることができて、運\行速度は5メートル/秒だそうです。


クリックすると拡大下の写真はケーブルカー(右)から九華街の駅を撮ったものです。見える街が九華街で沢山の人が住んでおられました。
百歳宮は創建当初は摘星庵と呼ばれ、祇園寺、東崖寺、甘露寺とともに四大叢林のひとつです。別名は万年禅寺ですが、言い伝えでは「大方広仏華厳経」81巻20年がかりで自らの血に金粉を混ぜて書き上げた明代の高層である無瑕が天啓3年(1623年)に110歳で円寂したことにちなんで「百歳宮」と称されるようになったそうです。無瑕の即身仏があることでも有名です。こちらの写真も九華山の代表的な雰囲気を感じさせてくれるのてクリックすると拡大するように設定いたしました。
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黄色のラインがケーブルカーです。ケーブルカーの右端の少し上にある緑色マークの建物群が百歳宮です。臙脂色のマークは宿泊した東崖賓館です。

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百歳宮からの景色です。九華街とは反対側の景色です。向こうの山は断崖のお寺の古拝経台があった山です。古拝経台も後日、紹介したいと思います。


若いお坊さんも沢山おられます。


九華山では緑色のマークの6ケ所の寺院を訪問いたしました。空色マークが九華山で最高峰の十王峰(1342m)です。黄色のラインがすでに紹介したケーブルカーで赤色のラインがロープウェイです。青色マークが前記事で紹介した赤十字病院(紅十字医院)です。
中国に関してGoogle地図は地図と航空写真で約500mのずれがあるのです。これはいまだに解消されていません。そのずれを表したのが黄色のピンと緑色ラインです。具体的に月身宝殿(肉見殿)の位置のずれを標示しているのです。黄色のピンが地図上の月身宝殿(肉見殿)の位置で緑色マークが航空写真での位置なのです。

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早朝の九華街の風景 [九華山]

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日本の高野山は仏教の聖地であり仏教都市でもあります。その高野山を前記事で紹介したので中国の仏教都市である九華山(きゅうかさん)を紹介いたします。九華山(九华山)は仏教の聖地として特別な場所なのです。沢山のお寺が集まった場所が九華街です。ここにはお坊さん以外にもお寺に関係ある人たちが沢山住んでいます。
これらの写真は朝の6時から7時の間に散歩をしながら撮ったものです。
大手の銀行が二軒あるのが判ります。メインストリートですね。昼間はにぎわっていると思います。お坊さんが立っているのが判りますか。

九華山は中国仏教の四大聖地のひとつと言われて中国では有名な場所です。ネットで調べてみると「文殊・普賢・地蔵・観音の四大菩薩がそれぞれ住むと信じられている。」とのことでした。
中国仏教の四大聖地とは
  浙江省の「普陀山  291m」(観音菩薩) 青色マーク
  四川省の「峨眉山 3099m」(普賢菩薩) 黄色マーク
  山西省の「五台山 3058m」(文殊菩薩) 緑色マーク
  安徽省の「九華山 1342m」(地蔵菩薩) 赤色マーク
                                   です。
確かに断崖のお寺 古拝経台(九華山)でも地蔵菩薩が祭られていました。参考に日本の仏教の聖地(仏教都市)である高野山に紫色マークを付けました。

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九華山には沢山の見どころがありますが実は一番気に入っているのが生活が感じられるこの九華街の雰囲気でした。2番目にこの記事を持ってきたのもそんな思いがあったからです。
一番九華街の雰囲気が感じられるのが街の中の道でした。その雰囲気を味わって頂くためにさらに道の写真を4枚掲載いたします。
日本で例える場所をあえて言えば雰囲気は違うけれど高野山のような気がします。しかし文化大革命は信仰心を破壊することで進められたことから、お坊さんさんたちも強制的に労働に就かされた上に、さらに古い貴重な文化財が沢山破壊されたために古い歴史のあるものが日本に比べて少ないとガイドさんは残念がっていました。特に仏像の被害は大きいく古い仏像は極端に少ない気がしました。

まだ静かな雰囲気ですが昼間は沢山の人が歩いていました。


朝が早いので人通りは少ないけれど、もう生活がはじまっていることが感じられます。山の上の塔もここの雰囲気にマッチしているような気がします。九華山紅十字医院の看板が目を引きます。赤十字病院のことを紅十字医院と書くことが判りました。


やはりまだ暗いです。荷物を運ぶ人が目立ってきました。


そこに生活している人たちだけでなく観光客の人も増えてきているような気がします。


白い色の建物の中に黄色い建物がところどころにありました。ここのお寺は有名なお寺以外はだいたい黄色の壁です。そしてお寺は宿坊もやっています。観光客の人がこれから出発するところです。閣提篭かな?


お寺が100軒くらいと説明されました。ここも黄色です。ここでは開封で報告したような赤い色は少ないです。こちらは長生庵と書かれていました。
昔は尼さんと男のお坊さんは別々だったそうです。尼さんのお寺があったのは断崖のお寺古拝経台があった山の麓あたりだったそうです。こんな歴史も高野山と女人高野に重なるものがあります。


水のある景色を角度を変えて2枚掲載します。


上から四枚目の写真はこの前の道路を撮ったものです。


遠くに大きなお寺が見えます。民家の雰囲気も独特です。


土産物屋さんの前にこれから山に登る人たちが集まっています。


朝早くから食堂が開いています。まだ6時半です。
蕎麦に似た麺のようですが器が立派です。おそらくどこかの旅館か宿坊からの注文ではないでしょうか。道端で食べる料理ではなさそうです。
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同じお店です。家族で食べに来ている雰囲気です。


線香屋さん兼お土産屋さんです。


坂の上にもあります。


旅館です。独特な雰囲気の場所でした。中庭を囲んだ形に並んでいます。


道沿いには小さな旅館が連なっています。カラオケなどの大型娯楽施設もありました。聖地といえども観光地だなて感じがしました。もしかしたらお坊さんもカラオケに行くのかな? まさか!


こちらが九華山の仏教都市です。町の中にも寺院がありますが町の東が(右側)の山の尾根の部分に点々と見えるのも寺院です。こちらにも登りましたので、後日に報告いたします。赤色マークは町の中の化城寺という大きな寺院です。黄色のラインは百歳宮へ登るケーブルカーです。ケーブルカーの終点の少し上の建物群が百歳宮です。

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