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奥日光三名瀑 竜頭の滝 [日光]

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奥日光三名瀑の華厳の滝湯滝はすでに紹介いたしました。残る奥日光三名瀑は竜頭の滝です。竜頭の滝(りゅうずのたき)にも行きましたので紹介いたします。竜頭滝と書かれることがある竜頭の滝は湯ノ湖に端を発し戦場ヶ原を流れ下ってきた湯川の末流にかかる滝で、長さ約210mの急斜面を途中で二手に別れ、まるで大岩を噛むように豪快に流れ下ります。「竜頭」の名前は、二枝に分かれた滝を正面から見た姿を「龍の頭」あるいは二手の流れの中央の岩を「龍の頭」と見立てたとも言われています。
滝に沿って東側に散策路があり、急流状になっている滝を側面から見ることができます。

その散策路からの景観を滝の上から順番に紹介していきます。こちらが竜頭の滝の一番上のからの景色です。湯川を渡る橋の上から撮りました。落ち口は明確な位置はありませんが、湯川は、ここから急斜面となって流れ落ちていきます。滝の先に見える湖が中禅寺湖です。
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少し下ったところの竜頭の滝です。昔は上流部の一部を龍雲滝と呼び分け時期もあったそうです。
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滝は徐々に急になり階段状になってきます。滝の形状による分類では、竜頭の滝は渓流滝に分類されます。華厳の滝は典型的な直瀑です。もう一つの奥日光三名瀑である湯滝は段瀑あるいは渓流瀑ですが、段瀑に分類するのが妥当な感じでした。
  直瀑    落ち口から滝壷まで一気に落下する滝
  分岐瀑  落ち口から幾重にも分岐して流れる滝
  段瀑    2段や3段、またはそれ以上の階層がある滝
  潜流瀑  地下水が崖の途中より直接落ちる滝
  渓流瀑  滝口から傾斜した岩肌を滑るように流れる滝
  海岸瀑  海岸の崖の上に滝口があり、海に直接落ちる滝
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さらに下がったところの竜頭の滝の景観です。
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見どころのところは広いスペースが作られており沢山の人がゆっくりと見ることが出来るようになっていました。このような場所が2ケ所ありました。


その中でも竜頭の滝の看板が立てられている場所は、最大の見どころなのだと思います。皆さんここで記念撮影をされていました。
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その場所から撮ったのが冒頭の写真です。竜頭の滝の黒々とした岩壁は、男体山の火山活動の末期に噴出したデイサイト質の軽石流が形成したもので、かつて巨大な湖だった戦場ヶ原を埋め尽くしたものがここまで流れ下ってきたものだそうです。

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ここには竜の頭の形をした岩がありました。
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竜の頭の形をした岩を真横からも撮りました。
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さらに下流側の竜頭の滝です。滝を下った湯川はすぐ下流で地獄川の右支流となり、0.5km先で中禅寺湖に流入しています。
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竜頭の滝の一番下には「龍頭之茶屋」がありました。さらに「龍見台」の看板があります。


茶屋の中入って「龍見台」の意味が分かりました。茶屋から竜頭の滝が正面から見えるのでした。


茶屋から見た竜頭の滝の一番下です。二枝に分かれた滝を正面から見ることが出来ます。滝の途中の竜の頭に似た岩から竜頭の滝の名前が付けられたと書きましたが、こちらの茶店からの景観から竜頭の滝の名前がつけられたとも言われています。二枝に分かれた滝を正面から見た姿を龍の頭に見立てたものとされ、二手の流れを竜の髭(ひげ)に見立てて、中央の岩を頭部に見立てたとも言われています。確かにそう言われれば水の流れがヒゲに見えてきます。
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あらためて奥日光三名瀑を紹介いたします。竜頭の滝だけは、一枚の写真で滝全体を紹介しきれないことが判りました。緑色マークが湯滝(落差50m 幅25m)で、空色マークが今回紹介の竜頭の滝(落差60m 幅10m)で、赤色マークが華厳の滝(落差97m 幅7m)です。奥日光三名瀑の中で湯滝が最も標高の高い1475m(落ち口)のところにあり、その次が竜頭の滝で最後が華厳の滝です。
湯滝            竜頭の滝          華厳の滝
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日光三名瀑の裏見滝(うらみたき)と霧降の滝(きりふりのたき)も含めた航空写真も紹介します。 日本三大瀑布の華厳の滝は奥日光三名瀑でありクリックすると拡大クリックすると拡大、日光三名瀑でもあります。共通の華厳の滝を除くと水利用の多い奥日光三名瀑の方が日光三名瀑よりも迫力があるようです。
2枚の裏見滝(左 落差19m 幅2m)と霧降の滝(右 落差75m 幅3m)の写真はWikimediaなどから拝借いたしました。
 奥日光三名瀑 華厳の滝 竜頭の滝 湯滝
 日光三名瀑  華厳の滝 霧降の滝 裏見滝

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高野山のメインストリート [高野山]

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奥の院の入口である一の橋口から金剛峯寺のあたりまでの間には沢山の商店とお寺があります。まさに宗教都市のメインストリートと言えます。そこのお寺をいくつか紹介すると雰囲気が伝わると思います。最初は不動院への参道です。

今回の紹介しているあたりの地図を掲載いたします。赤いラインのあった寺院を東から順に紹介していきます。すでに紹介したお土産屋さんなどの商店もこの赤いラインの道路にありました。
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こちらは別格本山の三宝院です。
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ちょっと変わった雰囲気の寺院がありました。成福院の横の寺院です。


こちらが成福院です。


こちらが別格本山の持明院です。


別格本山の大円院です。


大円院の塀が立派なので掲載いたしました。
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こちらが常喜院です。


常喜院には地蔵尊がありました。ちょっと違った雰囲気を感じさせてくれる場所でした。


これが増福院です。
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壇上伽藍に隣接した寺院である勤学院です。
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空色マークが今回紹介した寺院の門あたりの場所を示しています。
黄色マークは精進料理木製ガードレールを紹介したお寺です。

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