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あけましておめでとうございます。 2014年元旦 [新年]

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新年あけましておめでとうございます。
毎年、正月は実家で迎えることが多かったけれども、昨年の暮れに実家に帰省したこともあり、今年は自分の家で正月を迎えることにいたしました。
So-netブログをはじめて今回の正月は5回目になります。2009年5月5日に最初の記事を掲載して4年8ケ月(56ケ月)が経ちました。沢山のアクセスをしていただき、沢山のnice!を頂き、沢山のコメントを頂き、ありがとうございました。
本年もどうかよろしくお願い致します。
今年は皆さんにとって良い年となることを祈念いたします。
2014年元旦
昨年の12月25日に京都の貴船神社を訪れましたが、ここは「絵馬発祥の社」と書かれており2頭の馬の像が建てられていました。今年は馬の年です。そこで今年最初の記事は貴船神社とし、最初の写真は貴船神社の馬の像にさせていただきました。
立派な黒馬と白馬の絵馬が南久美子さんより奉納されていました。「ウマく行く絵馬」だそうです。実は黒馬と白馬は後で説明させていただいているように意味がありました。上の馬の像も黒馬と白馬と思われます。
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貴船神社の入口です。赤い鳥居をくぐって石段を上ると貴船神社の本宮(本殿)があります。
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貴船神社本宮への参道です。石段の先に門が見えます。
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門に近づきました。門の向こうに見えるのは本宮です。
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こちらが貴船神社本宮の門です。この貴船神社(きふねじんじゃ)は全国に約450社ある貴船神社の総本社だそうです。
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門をくぐると目の前に本宮が現れました。左側から参拝いたします。写真の中央に冒頭の2頭の馬の像があるのが判ってもらえると思います。
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本宮本殿の正面です。
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本宮の内部です。
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本宮正面の広場の石垣からは水(神水)が湧き出ており、ここは水占齋庭(みずうえゆにわ)と呼ばれており、水占いを行うのです。おみくじを浮かべる水占斎庭に浮かべると、おみくじに「大吉」などの文字が浮き出てきます。右の水占いの動画はネットから拝借させていただきました。
恋愛、商売、学問などの10項目に対する占いの文字も出てきます。
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ここから水が湧きでて水占齋庭に導かれます。
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クリックすると拡大冒頭の写真の馬の像です。横に建てられていた案内板(右の写真)には、貴船神社は古来より雨乞の社として名高く歴代天皇より馬が奉納されて祈願が行われたそうです。晴れを願うときには白馬が、雨を願うときには黒馬が奉納されたが、時には生馬に換えて板立馬を奉納されたそうです。その板立馬こそが、今日の絵馬の原型とされたそうです。そのことからも、この馬の像は白馬と黒馬と想像されます。
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もちろん絵馬もありました。まさに絵馬の発祥の地で祈願を書いた絵馬を奉納すると特別な御利益(ごりやく)がありそうな気になってきます。


本宮の裏には沢山の社(やしろ)がありまし。本宮の敷地内にあるのは白髭社(猿田彦命)、牛一社(木花開耶姫命)、川尾社(罔象女命)、鈴鹿社(大比古命)、祖霊社(氏子の祖霊)です。
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貴船神社は本宮と中宮(結社)と奥宮があります。川沿いに数百m登ると奥宮があると書かれていたことから奥宮に向かうことにいたしました。このような料理旅館が立ち並ぶ中を歩き始めました。歩き始めた時には、まだ中宮があることは知りませんでした。
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趣のある茶屋もありました。
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川は整備されており夏には川床が作られて、涼みながら食事が出来るそうです。
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奥宮に行く途中に中宮(結社)がありました。結社(ゆいのやしろ)は本宮と奥宮の中間にあることから中宮(なかみや)とも呼ばれているそうです。磐長姫命を祭神とし、縁結びの神として信仰されています。磐長姫命が縁結びの神とされることになったのは天孫瓊瓊杵尊が磐長姫命の妹の木花開耶姫と結婚しようとしたとき、姉妹の父の大山祇命は、磐長姫命も共に奉った。しかし、瓊瓊杵尊は木花開耶姫とだけ結婚したので、磐長姫命はそれを恥じ、「縁結びの神として良縁を授けん」と言って当地に鎮まったという伝承があるためです。
以前は、境内の細長い草の葉を結び合わせて縁結びを願っていましたが、現在は植物保護のため本宮で授与される「結び文」に願文を書いて、特別に作られた指定場所に結ぶようになっていました。それぞれの宮の御利益(ごりやく)は次の通りです。
   本宮 諸願成就
   中宮 えんむすび
   奥宮 心願成就
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中宮境内には貴船の山奥より船形をした自然石が出土したことから、「磐長姫命の御料船」として1996年に奉納された船形の自然石「天の磐船」が置かれていました。
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別の角度から見た「天の磐船」です。
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クリックすると拡大中宮かせ奥宮に向かう途中に「相生の杉」がありました。一つの幹から二本の大木が育っています。
樹齢は約千年の御神木だそうです。相生は相老いに通じることから夫婦共々長生きの象徴として親しまれているとのことでした。 相生とは、一つの根から二本の幹が相接して生え出ること。 二つのものがともどもに生れ育つこと。
ほんとうに高い木でした。全体を撮るために広角レンズを使って遠くまで離れて撮りました
右の写真は是非ともクリックしてみてください。。


やっと奥宮に着きました。こちらが奥宮の表門です。
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表門をくぐると広い敷地の中に奥宮がありました。建物自体は古いものではないように感じましたが、井是の貴船神社の本宮であった場所でした。闇龗神(くらおかみのかみ)を祭神とされていますが、現在の本宮の祭神である高龗神と同じ神であるとされています。
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奥宮境内にも「連理の杉」という御神木の杉の木がありました。2本の枝が連なった杉と楓の木が夫婦や男女の仲がよいことにも例えられているそうです。
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奥宮のすぐ近くに「御船形石」がありました。昔、玉依姫命(たまよりひめ)が乗ってきた黄色い船とされています。小岩を 積み重ねたもので、高さ1.5m、長さ10m、幅3mの大きさです。貴船神社の不思議な魅力を感じさせてくれる一つです。
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こちらが奥宮の本殿です。
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本殿を正面から見ました。
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本殿正面の建物です。建物の名前は確定していませんが拝殿と書かれた記事がありました。
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本殿の横には権地と書かれた場所がありました。権地は「ごんち」と呼ぶそうです。権地とは、お社の建て替えなどをする時に神様を移す場所のことだそうです。本殿の下の龍穴に入ることは許されないため、長い間建て替えはしていないそうです。
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奥宮には3つの小さな社がありました。3つの小さな社を紹介いたします。こちらは「連理の杉」の脇になった日吉社(大山咋神)です。


こちらが吸葛社(味耜高彦根命)です。


そして、こちらが鈴市社(五十鈴姫命)です。


Goofle地図で位置関係を紹介いたします。緑色マークが貴船神社・本宮でその上の黄色マークが中宮で、その上の空色マークが相生の杉で赤色マークが奥の院です。臙脂色マークが鞍馬寺の奥の院である魔王殿です。
紫色マークが鞍馬寺・本殿金堂の場所です。貴船神社には鞍馬寺から奥の院を経由して歩いて入りました。

より大きな地図で 貴船神社 を表示


タグ:神社 新年