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カザフスタンの教会 [カザフスタン]

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カザフスタンのモスクを紹介したら教会も紹介しなければなりませんね。紹介したアクトベの中央モスク(Central Mosque)の敷地と道路を挟んだ場所に教会が建っていました。その教会が上の写真です。
イスラム教が47%に対して正教会が44%とモスクと教会の両方が沢山あるのがカザフスタンでした。
この教会をネットで調べるとSt. Nicholas Orthodox Church in Aktobe (Aktobeの聖ニコラス正教会)と出てきました。

Central Mosque(中央モスク)からはこのように聖ニコラス正教会が見えました。広い公園に隣接して建っていました。


教会からモスクを見るとこのように見えました。間にはさえぎるものがありませんでした。


青色のマークがモスクの場所で赤色のマークが教会の場所です。緑色のマークに関しては後日報告いたします。

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公園の中の配置は教会を意識したデザインのようでまっすぐにフラワーロードが教会に向かっていました。


斜め前からの教会です。ヨーロッパの教会と違いタマネギ型の屋根があるのが特徴ですがロシアのロシア正教の教会がこのようなタマネギ型の屋根でした。そしてこれよりももっとカラフルな色が使われていました。


正面から見た教会です。屋根が金色なのは紹介したモスクと同じでしたが、天辺の飾りは違っていました。教会は十字架でしたが、ちょっと特徴のある十字架が使われていました。


モスクワの赤の広場のロシア正教の教会の屋根の天辺にも十字架の飾りがありましたがシンプルな十字架でした。カザフスタンでは横棒が2本の十字架で、さらに下には斜めの横棒もある特徴的な十字架の飾りでした。ろしあでもサンクトペテルブルグの教会の十字架は今回のものと同じでした。
これは八端十字架と呼ばれて東方正教会で最も多く使われる十字で、縦1本、横3本の4本の棒から成ります。ラテン十字の横棒の上に加えられた短い横棒はイエスの罪状書き、残りの横棒は処刑台の足台を意味していると言われています。「八端十字架」の名称は8箇所の先端部分が存在することに由来するそうです。


窓には絵が描かれていました。クリックすると拡大するので絵の細部がわかると思います。翼のある女性が十字架の棒と盾を持っています。
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