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ケーキ屋さんの恵方巻き アンリ・シャルパンティエ  [話題]

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今日(2014年2月3日)は節分です。節分の食べ物と言えば、いろいろあります。その一つが「恵方巻き」ですが2月1日に、よく利用している洋菓子店(アンリ・シャルパンティエ / HENRI CHARPENTIER)で上の写真の珍しいケーキが売られていたので、つい買ってしまいました。名前は、ずばり「節分フルーツロール」です。

姪っ子も家に来ていたので、さっそくに食べてみることにいたしました。確かに巻き寿司の太巻きです。フレッシュなフルーツが具で生クリームが酢飯で、スポンジケーキが海苔をイメージさせてくれていました。黒いスポンジは竹炭を生地に含ませているそうです。フルーツは苺とキウイと黄桃でした。2月1日(土)~2月3日(月)の3日間限定だそうです。
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切り分けました。昨日、家で作った太巻きの一番下の写真と見比べてください。色合いが似ています。
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いつものカップでいつもの紅茶です。ケーキだとやっぱり紅茶ですね。
このケーキを売っていたアンリ(HENRI)は実家のある関西でよく利用しています。おそら一番多く利用してきた洋菓子店だと思いますが、関東では買ったことがありませんでした。そのお店が身近なところにあったのもケーキを買った理由の一つなので、お店を紹介いたします。通っていた高校がケーキ店の発祥の地である芦屋であったこともあり、1~2店舗の時からの馴染みのあるお店ですが、こんなにも沢山の店舗数になっているとは知りませんでした。お店が出来たころに、母が、宝塚(実家)から芦屋まで買いに行っていたのを思い出しました。
 名前 アンリ・シャルパンティエ / HENRI CHARPENTIER
 店名 船橋東武店
 住所 千葉県船橋市本町7-1-1 東武百貨店
 電話 047-411-0678
 営業 10:00~20:00 (日曜:19:00)
 定休 1月1日
 店数 83(関西 28 関東 33 東北・北海道 2 中部 8 中四国 8 九州 4)
 本店 兵庫県芦屋市公光町7-10-101  1969年創業
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こちらが昨日(2014年2月2日)に作った本物の恵方巻きです。節分より1日早かったけれども日曜日なので、節分にあやかって作ってもらいました。こちらも姪っ子と一緒にいただきました。
恵方巻きは恵方の方向に向かって食べることはよく知られています。恵方とは「歳徳神(としとくじん)のおられる方向」ですが、その恵方は毎年おなじではなく十干(じっかん)ごとに違うそうです。年の区分とし十二支が知られていますが、十干も年の区分のです。十干は、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の10の要素で2014年は甲です。今年は「きのえ馬」の年という言い方をするわけです。有名なのが「ひのえ馬」です。
恵方は年によって4方向があります。2014年は東北東が恵方となります。ちなみに去年(2013年)は南南東が恵方でした。東北東と言っても正確には東北東ではなく「東北東やや右」です。つまり4方向は「東北東やや右」、「西南西やや右」、「南南東やや右」、「北北西やや右」に読み替えてください。「やや右」は西洋式の16方位と中国式の24方位のズレ(7.5度)があるためだそうです。各年の恵方は次の通りです。
  東北東 甲(2014年) ・己(2019年)
  西南西 乙(2015年) ・庚(2020年)
  南南東 丙(2016年) ・辛(2021年) ・戊(2018年) ・癸(2023年)
  北北西 丁(2017年) ・壬(2022年)
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太巻きだけでなく鉄火巻きも作ってもらいました。
節分に恵方の方向に向かって太巻きを食べると縁起がいいので、恵方巻き(えほうまき)ですが、恵方巻きの名称が全国的に使われるようになったのは意外と最近のことです。その恵方巻の名称は1998年にセブンイレブンが全国発売にあたり、商品名に採用したことによるとされています。それ以前は「丸かぶり寿司」などと呼ばれており「恵方巻き」と呼ばれていたという文献等は見つかっていないそうです。節分に太巻きを食べる習慣のあった大阪地方の地元においても、単に「巻き寿司」や「丸かぶり寿司だったそうです。
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ケーキの恵方巻きと比べてもらうために、我が家の太巻きの断面の写真も紹介します。確かにケーキの断面と似ています。それではみなさん、太巻きもケーキも恵方の方向(東北東やや右)に向かって食べてみましょう。
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