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アルマトイの町が一望出来る人気の丘 コクトベ [アルマトイ]



珍しい光景ですが6車線(片側3車線)の道路の上をロープーウエイが通っているのがわかってもらえるでしょうか。ここはすでに紹介したカザフスタン最大の町アルマトイ(アルマティー)です。このロープーウエイはアルマトイの町が一望できる丘コクトベの上につながっています。

そのコクトベ(カザフ語:Көк-төбе ロシア語:Кок-Тюбе 英語:Kok-Tobe)に登ってみることにしました。ここが町の中あるロープーウエイの乗り場です。真っ赤なKok-Tobeの文字が印象的な駅でした。コクトベはカザフ語で「緑の 丘」で海抜は1130mですが、アルマトイの町の海抜が約800mなので町との標高差は200m程度です。


我々の乗るロープーウエイが降りてきました。住宅地や道路の上を渡って山頂に向かいます。ここに登ったのは2011年7月9日(土曜日)でした。


こちらのロープーウエイは往復タイプで丁度真中でもう一つの車両とすれ違います。山に近づくまではゆっくりと登っていきます。この時点で下は住宅地でした。


ロープーウエイからの住宅街の景色です。見るからに高級住宅地が沢山ありました。
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冒頭の道路の上に差し掛かってきました。ロープーウエイが道路の上を渡る。この光景も珍しいのではないでしょうか。
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ロープーウエイが道路を渡るところの動画も掲載いたします。プレイボタンを押して乗っている気分になってください。


山頂のロープーウエイのりばです。建物の上に立っている大きな旗はカザフスタンの国旗です。


山の上には散策路があり沢山の人が来ていました。特に子供連れの家族の人が多かったです。


ロープーウエイのりばの横の展望場所です。アルマトイの町が一望できる人気スポットで訪れている人が多かったです。写真はクリックすると拡大します。
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黄色のラインがロープーウエイです。黄色のラインをクリックすると長さが1.62kmと表示されます。
写真の中の上側の赤色マークがロープーウエイ乗り場で下側の赤色マークが以前に紹介した結婚式が行われていたレストランです。赤いラインの散策路を歩いそのてレストランまで行きました。青色マークはテレビ塔で青色ラインは車で登りる道です。

より大きな地図で アルマトイでの行動の範囲 を表示

散策路ではカザフスタンの民族衣装を借りて記念撮影をされている方もいました。着ている人に一緒に記念撮影を頼みました。
その民族衣装を右の写真はその記念写真です。
でもその人に「私はカザフスタン人ではないのだけれども」といわれてしまいました。おそらくロシアからの観光客の人だと思います。
アジア系の人は地元の人だと思いますがロシア系の人に関しては地元の人なのか外国人なのかはわかりません。


なぜかビートルズの銅像がありました。クリックすると検索サイトこのベンチに座ってビートルズと一緒に記念撮影もしてみました。ちなみにビートルズは、カザフスタンには来たことがないそうです。ここにビートルズの像がある理由を検索してみましたが日本語サイトでは見つけることが出来ませんでした。
カザフ語の動画を見つけました。→ポチッ


散策路には沢山のお店が出ていました。


鶏(ニワトリ)を中心にした小さな動物園も家族連れには人気でした。


珍しいニワトリたちをいくつか紹介いたします。日本のニワトリ(右下)もいました。



すでに紹介した写真です。結婚式が行われていたレストランです。→ポチッ
このレストランが散策路の一番奥にあります。ここからまた散策路をロープーウエイのりばに向かって歩きました。
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コクトベからのレストランの横から泊まったホテルの方向の写真です。これがズームをしていない普通のサイズの写真です。


ホテルが小さいため上の写真から切り取りました。中央付近がビジネスの中心で泊まったホテルも真中にあります。
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レストランの横からは天山山脈の支山脈であるアラタウ山脈があり夏でも雪を頂いた山々をきれいに見ることが出来ました。町の中からもこれらの山々を見ることが出来ます。地元の人も多かったけれども国外の観光客の人も多かったです。
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カザフスタンでは今年(2011年)に第7回アジア冬季競技大会(1月28日~2月6日)が、この町アルマトイ(アルマティー)と首都アスタナで開催されました。写真はアジア冬季競技大会が行われたジャンプ台です。上の写真の天山山脈の支山脈には競技が行われたスキー場もあります。だから日本の選手の人たちはアルマトイをご存知のはずです。
アスタナ(Astana)
開会式 スピードスケート フィギアスケート ショートトラック アイスホッケイ(男子)
アルマトイ(Almaty)
閉会式 アルペンスキー クロスカントリー ジャンプ フリースタイルスキー オリエンテェーリングスキー アイスホッケイ(女子) バイアスロン バンデイ  


カザフ料理の大きなレストランもありました。私の知る限りモンゴル風の建物ですが、それがカザフ風なのだと思います。人種的にもモンゴルに近い感じがします。一度だけのため写真は撮れませんでしたが内モンゴルで見た遊牧民の移動式住居であるパオ(モンゴル語:ゲル гэр、ger)とそっくりのものも車の中から見かけました。こちらではユルトあるいはユルタ(يورت Yurt)というそうです。そのユルタの形のレストランでした。


散策路を戻ってきたところでビールがのみたくなります。カザフ風のレストランでビールを飲むのもいいけれでも、やっぱり屋外で冷えたビールをグビッと飲みたくなります。さっそく実行です。地元の冷えた生ビールを頂きました。銘柄はEFFSでかなり有名なようでいたるところで、この看板を見かけました。屋外でのんびりと生ビールが飲めるのは最高でした。


帰りのロープーウエイは満員でした。沢山の人が訪れているのに驚かされました。