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3連休(清明節)の九曲橋と湖心亭 [豫園]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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上の写真は上海の豫園(よえん)地区のの中心にある池の西側から池の中心方向を撮ったもので、写真の建物が湖心亭で、人が沢山渡っているところが九曲橋です。
清明節の3連休である2014年4月5日~4月7日の丁度真中の4月6日(日曜)に上海の豫園地区に行きました。4月6日は成田から上海に着いた日です。すでに右の地図の豫園の庭園(有料エリア)を紹介いたしましたが、今回は右の地図で九曲橋と湖心亭がかかれたところが今回の記事で取り上げる場所です。湖心亭は湖水亭と呼ばれこともあるようです。
Yahooで検索すると次の通りです。
  豫園 湖心亭 約19,400件
  豫園 湖水亭 約31,900件
上海の観光名所の一つである豫園地区は大きく分けて豫園商城(安仁街)と豫園(庭園)に分類されます。豫園(庭園)は有料エリアで壁で囲まれています。今回の九曲橋と湖心亭は豫園(庭園)に属していますが有料エリアではなく自由に行き来できるところなのです。そのためなのか豫園地区の中で最も混雑していたのが池の上にある九曲橋と湖心亭(湖水亭)でした。

九曲橋を西側から東側に池を対角に渡っていく順番で写真を掲載していきます。渡り初めてすぐの、この辺りが最も混雑しているあたりでした。豫園地区には6回程度来ていますが最も混雑した状態でした。来た時が3連休であったことと、中国国内も観光客が急増していることが関係していると思います。今回の3連休である清明節(せいめいせつ)は年に一度の祖先の墓を参り日なのです。草むしりをして墓を掃除する日であることから「掃墓節」とも呼ばれているそうです。つまり日本におけるお盆に当たる年中行事を行う日ですが、日本よりも日にち絞られていることから車などは大渋滞ななるそうです。春を迎えて郊外を散策する日であることから「踏青節」とも呼ばれているそうです。
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混雑していて、なかなか前に進めませんでした。例えるならば満員電車のような感じでした。
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欧米人の人も九曲橋を渡っていました。池の周りは豫園商城と呼ばれる地域で古い建物に囲まれた場所でもありました。
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やっと湖心亭に近づきました。ここまででもなかり時間を費やしました。
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渡ってきた方向を振り向いてみました。豫園商城の古い建物の一部は補修が行われていました。2009年11月~2010年2月には湖心亭も補修されていたそうです。
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池の中を覗きこんでいる人が沢山います。行けの鯉を見ているのです。
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クリックすると拡大渡っている九曲橋から西側を見ると小龍包で有名な南翔饅頭店があります。クリックしてもらうと長い行列が出来ていることが判ってもらえると思います。前回来た時には南翔饅頭店の小龍包をいただきました。
小龍包の写真をクリックすると南翔饅頭店で小龍包を食べた時の記事を表示します。
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九曲橋から北側を見ると大門と呼ばれる豫園(庭園 有料エリア)への入口が見えます。
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その大門を拡大いたしました。


湖心亭を過ぎると渡りやすくなりました。九曲橋を進んで湖心亭側に振り返って撮った写真です。九曲橋は九つの曲がり角がある橋です。「九」は縁起の良い数字として好まれ豫園だけでなく、名庭園には昔から、よく採用されています。九曲橋と湖水亭が浮かぶ池は緑波池で、季節になると蓮の花が咲きます。
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少し角度を変えた写真です。豫園商城の老街の雰囲気が伝わってくると思います。湖心亭は九曲橋の真ん中に立てられており。上海最古の茶楼(御茶屋)で、国家元首のおもてなしにも使われているそうです。その湖心亭の中でゆっくりと景色を楽しみながら、お茶を飲むことが出来ます。湖心亭釘を一本も使っていない建物としても有名です。
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記念写真の商売をされている方がおられましたが、これだけ混んでいると写真を撮影するのは大変だと思います。交通整理の方もおられました。九曲橋を渡った後に豫園(庭園 有料エリア)に入りました。
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九曲橋と湖水亭あたりの航空写真です。黄色の枠内が豫園有料エリアで、緑色枠内)が豫園商城(豫園商場)です。その合間にあるのが九曲橋と湖心亭です。
航空写真ではなく地図が表示されている場合は地図内のアイコン「写真」をクリックしてください。中国は航空写真と地図が数百mずれているのです。
航空写真の中のアイコンマイナスを数度クリックすると豫園商城も含めた昔の豫園の庭園の中で、今回紹介の場所が中心になったことが判ってもらえると思います。

より大きな地図で 九曲橋と湖心亭 を表示
今回は清明節の三連休であったことを機会に清明節に関して調べてみました。
清明は太陽黄経が15度の瞬間で清明節は、それが起こる日となります。したがって時差のあるイギリスと中国と日本では右の表のように清明節の日が若干違うのです。
2014年の中国の清明節は4月5日で3連休にするために4月5日~4月7日が休みとなったわけです。
三連休ではありますが、墓参りは多くの人が清明節の日である4月5日に行われることから墓のある郊外の高速道路が大渋滞するそうです。
上海に住んでいて墓参りを済ませたした人に4月7日にあった時に、日本のお盆のように、もっと墓参りを分散させてほしいと嘆いていました。

1800年~2199年までの400年間の日本の清明節の日を紹介します。うるう年があるために年の数値を4で割って余りでまとめた表です。上で記載しているように中国は若干違ってきます。昔は4月6日が清明節の時もありました。
余り = 0 と割り切れる場合は、2012年や2016年が相当します。 たとえば
    余り0 2012年 2016年 2020年 2024年 2028年 2032年 2036年
    余り1 2013年 2017年 2021年 2025年 2029年 2033年 2037年
    余り2 2014年 2018年 2022年 2026年 2030年 2034年 2038年
    余り3 2015年 2019年 2023年 2027年 2031年 2035年 2039年

背景色の違いは 4月4日 4月5日 です。

タグ:豫園 上海 混雑