SSブログ

60年前に自費で作られた297mの「怖~~~い吊橋」 [思いで]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
上の写真は学生時代の古い写真です。 それから、すこし経過してからの写真(4枚目、5枚目)を見つけました。その写真とくらべてください。
同期のサイクリング部の仲間です。この2人と私の3人でよく出かけました。
この時は 大阪 → 吉野 → 下北山 → 白谷林道 → 十津川 → 五条 → 大阪 と走った2泊3日のサイクリングでした。
右の写真の上半分を拡大したのが冒頭の写真です。
  奈良県十津川村の谷瀬の吊橋 
  昭和29年(1954年)完成  60年前 
  長さは297.7m、高さ64m
  鉄線橋では日本一

その三人が下の9人で撮った記念写真の赤い矢印 です。
その学生時代のサイクリング部の3人で2014年3月8日に上野のクリックすると昔の記事を表示居酒屋で2時間飲んだ後、私の家に泊まった貰ったのが小さな左の写真で、3人で白川郷に行ったときの写真が小さな右の写真です。どちらの写真も左端が私です。さらに2014年4月12日には卒業以来初めて会う人を入れて4人で東京駅の八重洲で飲みました。


谷瀬の村落の人々が一世帯あたり30万円という当時としては大金を出し合い架けたのがこの吊橋だそうです。それが数年前までは人道吊り橋として日本一の長さだったというのがすごいです。鉄線橋の歩道橋としてはいまでも日本一だそうです。
歩行者用の日本一の橋は大分県玖珠郡九重町に(2006年10月30日)完成した九重"夢"吊大橋だそうです。

下から見ました。 恐ろしさが判ってもらえると思います。横梁の隙間がこれだけ広いと歩いているときにバランスを崩すと落ちてしまいそうです。よく見ると落ちないように細い針金が縦に張っていますが! でも怖い。
ネットの写真を見ると今は金網が張られているようです。 
このときサイクリング部です。真っ直ぐ走ることに関してはかなりの自信がありましたが、さすがに自転車で渡ることはやめました。でも地元の人は自転車で渡っていました。完全に脱帽でした。


だいぶ経ってから谷瀬の吊橋に来ました。この写真も、かなり古いけれど、ネットなどを見る限り、現在と同じ形だと思います。見ている方向は反対ですが決定的な違いが有ります。答えは次の写真の解説で説明いたします。


答えは「メインロープ」です。当初のメインロープは1本でしたが3本束ねたロープが少し下に増設されているのがわかります。さらに上の1本のロープの方も張りかえられています。一番上の写真とあきらかに違いますね。観光客が増えて通行人数が増えたために補強したのだと思います。それでも20人の制限付きですね。
一番上のメインロープが一本の写真は貴重なものかもしれません。


吊り橋の写真を撮った時、白谷林道を走りました。その白谷林道を上から撮りました。
写真のなかの矢印は冒頭の仲間2人が自転車で走っているところです。先に林道を登って上から撮った2枚の写真を合成しました。写真をクリックすると拡大するので判りやすくなると思います。余談ですが、この写真を見ていると「林道を作ることは自然破壊をしているのだな」と、感じてしまいます。
クリックすると拡大
岐阜県と富山県の間あたりの名もない吊橋です。歩くところが水平ではありません。根本的に構造が違います。これはマジに怖いと思います。写真をクリックすると拡大するのでじっくりと構造を見てください。


白川郷の近くの吊橋です。これもかなりのものです。

こちらが自転車で通った峠です。記念にGoogle地図にプロットしてみました。マークをクリックすると峠の名前を表示します。

より大きな地図で 自転車で通った峠 を表示

タグ:自転車 吊橋