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豫園商城 [豫園]


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2014年4月6日に上海の豫園に行きました。
すでに黄色の枠内の有料エリアの庭園と真ん中の四角い部分の九曲橋と湖心亭を紹介したので、ここでは緑色の枠内豫園商城を紹介いたします。
実は、今から437年前の1577年には3つのエリア全体が豫園と呼ばれる一つの庭園でした。四川布政使(今で言う四川省長)である潘允端が父のために1559年から造営を初めて1577年に完成した庭園でした。その後、時代と共に変化して行き、58年前の1956年に黄色の枠の部分が庭園として改修整備されて、残りの緑色の枠の部分が商業地域として昔の街並みを再現する形で老街に生まれ変わったようです。お店も沢山あり、沢山の人出から見ても人気のスポットのようでした。

そのにぎわいと老街の趣を紹介したいと思います。豫園商城には豫園新路、豫園老街、文昌路、凝暉路など沢山の通りがありますが、この写真の凝暉路が、人の数や風格からメインストリートと呼ぶにふさわしい通りでした。沢山の人でにぎわっていました。この写真は北側から南方向を撮っています。通りの正面の建物が凝暉閣です。
  日本語 豫園商城 (よえんしょうじょう)
  簡体字 豫园商城 (ユ ユェン シャン チャン)
  英語名 Yuyuan Tourist Mart
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上の写真と同じ通りですが反対側から撮っています。つまり南側から北方向を撮った写真です。
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こちらは同じ通りをさらに進んだ写真です。
昔の豫園商城は豫園商場と呼ばれていました。その頃は行政機関において沢山の商店を管理していました。1980年代初めに、その中の百貨業を一緒に統合して、国有企業としたそうです。さらに1987年、国有企業の株式制への移行改革の波が起きて、1988年に豫園商場の株券は上海証券取引所に登録され、中国の初の株式上場会社となったそうです。そして1992年に豫園商場は、経営管理、経営を統合し、「上海豫園旅游商城股份有限公司」を創設し、上海証券取引所に上場したそうです。2002年には民営企業の復星グループが筆頭株主となり豫園商城は民営企業となりました。
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あまりうまくは撮れていませんがS120で撮った動画でも豫園商城を紹介いたします。


豫園商城は通りだけでなく、いろんな場所に広場があります。いくつかの広場も紹介いたします。
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通りを歩いてくると、大きな広場の入口からの景観は圧巻でした。
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大きな広場には日本で言う城のような建物がありました。
中国では「城」には「団地」の意味が含まれています。たとえば「電子城」は「電気製品製造メーカーが集まった工業団地」に使われます。豫園商城の「商城」も「商業設備が集まった場所(団地)」を意味しているようです。
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また違った広場です。このような広場や通りが人気観光スポットとなっているようです。
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中国でのGoogleの航空写真と地図では数百mのずれがあります。航空写真表示の時は黄色と緑色の枠が豫園の場所で、地図表示の時が青色の枠が豫園です。ここでは485mのずれ(薄赤色ライン)でした。


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タグ:上海 豫園