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清の時代の宮廷料理店 白家大院 [北京]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大します。一昨日に右の写真の花びらのサラダを紹介した清の時代の宮廷料理を再現したしたレストランですが、このお店は清の時代の皇帝の兄弟だった人が住んでいた家だそうです。本宅ではなくて別荘のような使われ方だったそうです。この中には築300年の建物もあるそうです。こちらの黄色い服の女性が最初から最後まで面倒を見てくれました。
クリックすると拡大します。「白家大院」の中も案内してくれたし、最後はこの道路の門まで見送ってくれました。木の靴(下駄)を履いているのが印象的でした。クリックすると木の下駄が判ってもらえると思います。
実は2000年(14年前)ごろにレンストランとして利用するようになり、その時に名前を「白家大院」にしたそうです。 それまでは「楽家花園」と呼ばれていました。建設当初は作った人の名前から「禮親王楽園」と呼ばれいました。約14年前までの使い方は?と案内してくれた女性に尋ねると中学校として使っていたそうです。清の時代の皇族の食卓を再現したものだそうです。中国文では「再現清朝宮廷飲食文化」と記載されていました。

レストランの入口です。ここが道路に面した最初の門です。白家大院の看板が判ってもらえると思います。
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ここから奥に進んでいきます。車が沢山停まっています。最初の門から二番目の門までの間の道です。


道を進むと「白家大院」にたどり着きました。ここの門の前には星条旗の付いた車が停まっていました。ナンバープレートに赤の「使」の文字があったので、たぶん2台ともアメリカ大使館の車です。時間は13時50分で皆さんが帰る時間帯でした。我々はこれから昼食にしたので「白家大院」全体を独占することになりました。


沢山の店員さんが迎えてくれました。いらっしゃいませ! と言う感じです。


この人が門から部屋まで案内してくれました。時々振り向きながら静かに案内をしてくれました。この緑の服の方も最後まで面倒を見てくれました。
食事をする場所は庭園の中に点在している昔の住居を利用しています。こちらの写真もクリックすると木の靴を履いていることが判ってもらえると思います。
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「白家大院」の中は池のある大きな庭と言う感じで建物がところどころにありました。我々は一組だけは入れる建物の中で食事をしました。ちょっと贅沢ですね。大きな部屋では踊りなども行われるそうです。
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食事をした個室の前から見た池の景色です。
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航空写真を紹介します。この緑の部分が白家大院で、この緑の中に個室やホールなどの建物が点在しているのです。広い敷地の中の贅沢な空間でした。緑の木々の中に沢山の建物があるのが判ってもらえると思いますが、その中の一軒(個室)で食事をさせてもらいました。


クリックすると拡大黄色を基調としたテーブルです。右の写真のように食器も黄色で統一されていました。ここでは料理も美味しいけれど食べる雰囲気が最高のご馳走かも知れません。
通常は、一際高いナプキンが飾られてある席がホスト席ですが、こちらではテーブルのセットはすべて同じでした。でも、ちゃんとホスト席の目印があります。
一つだけ椅子が違うのがわかりますか。ここがホスト席です。勘定を支払う人が、この席に座ります。左端の布がかかっていない大きな木の椅子です。
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クリックすると拡大上の写真ではホスト席の木の椅子が判りにくいかと思い、別の写真を掲載させていただきました。中央の席より少し左側に木の椅子があることが判ってもらえると思います。その他の椅子にはすべて布がかかった椅子で、龍の絵との文字が印象的でした。秘儀の写真のように料理の器にも龍が描かれる徹底ぶりなのには驚かされました。
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各自のセッテングはこのようになっています。


沢山の女性の人たちが料理やビールを持ってきてくれました。
他のお客さんが帰ったあとのためかもしれません。でも必ず責任者が一部屋に一人付いてくれるのが中国なので安心です。黄色い服の女性に緑の服の女性に加えて赤い服の女性の3人の女性の方が我々の個室(建物)に付いてくれました。右の写真で、木の椅子に私が座らされたことが判ってもらえると思います。
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庭を背景に撮らしてもらいました。女性の衣装は少数民族の一つ満族のものです。頭の飾りが独特です。満族はこのレストランの歴史の舞台である清朝の支配民族でした。こちらの女性の薄化粧が新鮮で印象的でした。
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料理を運ぶ人もすべて民族衣装を着ています。


屋外にもテーブルを設けていました。このときは5月で気候がよかったので夜は屋内も屋外も満席になるそうです。
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食事の後は黄色の服の女性にお願いして庭を少し散策させてもらいました。
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飾り付けも見事でした。緑の多い広い庭であることが判っていただけたと思います。
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昔に高貴な人たちが使った牛車も庭に展示されていました。
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クリックすると拡大します。我々が帰ったのは15時36分だったので我々が帰る時間には車は1台も残っていませんでした。来た時には右の写真のように沢山の車が停まっていました。結局13時50分から15時36分までの1時間46分の昼食を楽しんだことになります。


お店を紹介いたします。青色マークが今回紹介の白家大院で、黄色マークが先日に紹介した北京ダックのお店の羲和雅苑です。
クリックすると拡大します。マイナスのアイコンを数度クリックすると北京の中のおおよその場所がわかると思います。右の方を含めて3名の女性の方が我々の部屋の世話をしていただけました。
  店名 白家大院       クリックすると拡大
  住所 北京市海淀区蘇州街15号
  電話 010-6265-8851
  時間 10:30~22:30(L.O.22:00)
  営業 年中無休

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この冒頭の写真が、食事が終わって帰る時に黄色い服の女性が道路のところまで見送りに出てきてもらった写真だったのです。それが「こちらの黄色い服の女性が最初から最後まで面倒を見てくれました。」説明させていただいた意味だったのです。
料理の記事はこちらです。→ポチッ
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