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「沖縄すば」の人気店 [沖縄]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大沖縄旅行で朝のフライトは那覇に10時40分に着く予定でしたが、出発が遅れたのと強い向かい風のためにレンタカー店に着いたのは11時30分でした。最初の計画ではどこかの観光地に行った後に、沖縄そばを食べる計画でしたが、お腹もへってきたことから沖縄そば のお店に直行しました。人気店を出発前から検索していたので迷わず写真のお店に行くことにしました。
カーナビに電話番号を入力して向かいましたが、近くまで行ったところで「目的地に到着いたしました。案内を終了いたします。」との音声が出て、ナビが終ってしまいました。でも、周りに、お店は見あたりません。
闇雲に車で探しても見つからない雰囲気なので、車を降りて歩いてUターンして探していると細い路地の入口に小さな看板(てんtoてん)を見つけました。住宅地の中の小さな道を進むとお店を見つけることが出来ました。

レンタカーのカーナビには住宅地の路地まではデーターが入っていなかったようです。
建物の全景です。そばの味だけでなく、お店の雰囲気も人気の一つのようです。この写真の左の道を下がったところに小さな駐車場があり、一箇所だけ空いていたために停めることが出来ました。小さなレンターカーでよかったです。


メニューです。でも「ソーキそば」とか「沖縄そば」の文字が見つかりません。一番上に「木灰すば」(もっかいすば)の文字を見つけました。これが目的の沖縄そばでした。ちなみに、木灰は「もっかい」と読み、木の灰汁でガジュマルなどを燃やしてつくり、かん水の代用として使うそうです。「そば」ではなく方言の「すば」と言うのが洒落た感じなのが不思議です。それでは、お店を紹介させてもらいます。
ネットで調べた範囲では「首里そば 」と「御殿山 」も人気店のようでした。
  店名 てんtoてん  Ten to Ten
  住所 沖縄県那覇市識名4-5-2
  電話 098-853-1060
  営業 11:30~16:00  定休日(月曜日)
  S.V. http://goo.gl/maps/Lgss8
  駐車 http://goo.gl/maps/CcFr7


すごく素朴でシンプルな沖縄そばでした。ネットで調べると木灰で丁寧に練られた手打ち麺だそうです。そのため「木灰すば」の名前が付いたのだと思います。ネットで説明されている通りコシが強くてプリプリ感と弾力感のある麺でした。澄んだそば汁はカツオだしだそうで、おいしいスープでした。沖縄そばはスープも麺もラーメンでもなくうどんでもなく、もちろん蕎麦でもないジャンヌの料理でした。
クリックすると記事を表示右の写真はWikipediaに掲載されている「木灰そば」の写真です。似ていると思ったらMokuhai suba at Ten to Ten in Naha, Okinawaと書かれていたことから、こちらのお店の「木灰すば」の写真であることが判りました。
Wikipediaにも写真が載っている有名なお店だったのです。
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麺の食感を感じていただくために拡大写真を掲載いたしました。ガジュマルなどの樹木灰を水に溶かした上澄み液の灰汁(はいじる)が使われる伝統的な製法の麺を、今では木灰そば(もっかいそば)あるいは木灰すば(もっかいすば)と呼んでいるそうです。
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入口に一番近い一階は板の間に座卓が並べられていますが、奥の部屋には写真の椅子のテーブルが3っ用意されていました。どちらも雰囲気があるので迷いましたが、テーブル席の方を利用させてもらうことにしました。おそらくシーズンに行くと満席で選べる余地はなかったのだと思います。
これで沖縄に来た目的の一つが達成されました。


沖縄そばをネット で調べてみました。
沖縄そば(おきなわそば)は、沖縄料理の一つで、沖縄県の伝統的な麺である。単に「すば」、あるいは「うちなーすば」とも呼び、沖縄においては「すば」「そば」の呼称は通常はこの沖縄そばを指す(蕎麦を指す場合は特に「日本そば」「ヤマトそば」「黒いおそば」などと呼んで区別される)。「そば」と呼ぶものの蕎麦粉は使用されず、小麦粉100%の麺でかんすい(鹹水)を用いる。製法的には中華麺の一種であり、公正競争規約の上でも「中華めん」に分類されているが、麺は一般に太めで、和風のだしを用いることもあって、その味や食感はラーメンよりむしろうどんに近く感じられることが多い。
発祥については諸説あるが、庶民の食べ物としての「そば」が紹介されたのは明治後期のことで、県民食として大々的に普及して現在のような形態となったのは戦後、県外にもその存在が知られるようになったのは沖縄復帰以降のことである。