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田代池 [上高地]


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大正池から河童橋の間に田代池があります。上の写真のように田代池は趣のあるところでした。ただし田代池は沢山の木で隠れてしまっていることから、田代池から水が流れ出るところの少しの隙間から見ることになります。つまり木の奥に大きな田代池が隠れているのです。

黄色のライン( ━━ )が散策路ですが、田代池は散策路から少し離れていることから、立ち寄らないで通り過ぎてしまう方もおられました。大正池の方(航空写真の下側)から歩いてくると案内板に右方向に田代池と書かれていて、左方向に河童橋と書かれて、つい河童橋の方に行ってしまうのではないかと感じました。田代池まで距離が無いので立ち寄ることをお薦めします。この航空写真からも水路の奥に大きな田代池が広がっていることが判ってもらえると思います。

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少し離れて撮りました。手前の砂利の部分が見学場所です。田代池は大正池とともに、大正時代の1915年に焼岳の噴火により流れ出た溶岩が梓川左岸の支流である千丈沢をせき止めたことでできた浅い池です。六百山や霞沢岳からの伏流水が湧き出ていて水がきれいです。水の透明度が高く、イワナなどの川魚が生息しているそうです。周囲は猿などの動物が多く見られるそうです。そういえば熊に注意の看板を見かけました。
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少し場所を変えて撮りました。
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水が流れて来るところを横から撮りました。
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水の下流側の景色です。この辺り全体が湿原地帯で水面が出ているところが田代池なのです。
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田代池の周りは広い湿原が広がっていることが判ってもらえると思います。
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その湿原の中に小川が流れているのです。今は草が枯れていますが、初夏から夏にかけては緑に覆われて沢山の花も咲いていたと思います。
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田代池の場所を地図で紹介します。地図内の 田代池 と書かれたところです。大正池に比べると小さな池ですが、趣がありました。
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黄色のライン( ━━ )が今回歩いた散策路です。左下の大正池から河童橋に向かって歩きました。我々が歩いたのは梓川沿いのコースですが田代池を過ぎたあたりから林間コースで河童橋に向かうコースもありました。散策路の風景も紹介いたします。

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こちらはクマザサに覆われた散策路です。
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こちらも散策路です。散策路もいろんな景色を見せてくれます。広い散策路が整備されて歩きやすかったです。
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