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ロシア料理(ウクライナ料理) [ロシア]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

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モスクワには成田空港からの直行便で4月25日に到着しました。ホテルで泊まるのはこの日だけで後は夜行列車で2泊移動のため、レストランでディナーが食べれるのはこの日だけでした。そこでロシア料理が食べたくて有名なウクライナ料理のお店に来ました。可愛らしいネームカードをレストランでもらったので右に掲載いたしました。
ウクライナ料理はロシア料理のもとになったものでウクライナ料理ですがロシア料理のタイトルを使わさせていただきました。もちろん我々にとっては区別がつきません。
ロシア料理の基本はスープとメイン料理です。その中で我々にとって有名なのが上の写真のボルシチです。我々のイメージしている肉のスープではなく野菜が主体なのが本場ロシア(ウクライナ)のスープであることがわかりました。ウクライナ料理のボルシチはアブラナ科のテーブルビートの肥大した深い赤紫色をした根を使った料理でいろんな具を使ったスープです。使われる具に取り決めはなく自由な組み合わせで作られるためボルシチの種類も無限にあるようです。

さっそくボルシチともう一つロシアで有名なスープを頼みました。それが緑鮮やかなスープでした。これ以外にタマネギのスープも有名ですが、別の日の昼食に、そのタマネギのスープが出来たのでタマネギのスープは後日紹介いたします。
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私は前回、ロシアに来た時にボルシチのスープを食べた経験があるので、今回はボルシツ同様にロシア料理で有名なキャベツのスープをいただきました。一般的によく食べられているスープだけのことはあり、驚くほどの美味しさでした。ネットで調べた範囲ではスープの名前はシチーです。スープには下のサワークリーのようなものやパンなどがついてきます。これらを右の写真のように好みで入れて食べます。
下の写真はボルシチに付いてきたもので、キャベツのスープにはサワークリームだけが付いていました。


右の写真がレストランの入口の写真で重たいドアが2重にあります。
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 店名 шинок (発音 Shinok / シノック)
     шинок和訳 = 居酒屋 / パブ
 住所 г.Москва,ул. 1905 года, д.2
 場所 CROWNE PLAZA HOTL前
 電話 +7 495 651-8101
 営業 24時間
 HP http://www.shinok.ru/map.html
下記の建物に今回のレストランがありました。建物の真ん中に右の写真の重たいドアがあるのがわかると思います。このドアは鍵がかかっていると思われるぐらい重たいので力いっぱい引いてください。
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大きなレストランで我々はこのような階段を通って三階に案内されました。


こちらのクリックすると拡大お店はお花がいっぱいの冠をつけたウクライナ民族衣装を着た方が料理の注文をとったり料理を持ってきてくれます。
そして、こちらのお店は同じタイミングで食べる料理は全員分が同時に出されます。これはスープをテーブルの横に全員分を仮置きしているときの写真です。
下の写真は3つ目のスープを持ってきた時のもので、持っているのはボルシチで仮テーブルに置かれているのはキャベツのスープです。右の写真は4つ目のスープを持ってきた時の写真です。


こちらのレストランが面白いのはレストランには中庭があってウクライナの田舎農家の風景が再現されていることです。クリックすると拡大驚いたことに、その田舎の風景の中に本物の動物たちが飼われいていて動物園のような空間が窓越しに広がっています。さらに驚いたことに、本物のおばあさんも座っていることでした。この写真にもおばあさんと牛と山羊が写っています。別の時に撮るとおばあさんや牛が見えなくなり鶏やウサギが居ました。それでおばあさんも本物であることがわかりました。この中庭が話題のようで「Москва шинок」で検索すると記事が92400件と沢山出てきます。→ポチッ 日本語のみ ガイド記事
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テーブルの周りもなかなかの雰囲気です。この石釜の写真と同じ写真がネットで出てきました。日本人が食べ始める時間は、地元の人にとっては早いようで入った時は空いていましたが、帰るころに満席になりました。予約は入れておいた方がよさそうです。


テーブルの上には趣きのあるローソクが置かれていました。


こちらのお店で、すでに紹介したピロシキをいただきました。写真をクリックするとその記事を表示します。
クリックするとピロシキの記事

ロシアの食事で特徴があるのが黒パンです。この黒パンがよく出されました。黒パン(ライ麦パン)も含めて三種類のパンが乗っていました。


こちらはウクライナの無ろ過の生ビールです。最初に進められた飲んだビールでフルーティーな感じのさわやかなビールでした。


ビールを飲むとなるとメインデッシュの前にビールの肴になるものを頼みたくなります。今回頼んだのがこちらのニシンのカルパッチョ(刺身)です。


ニシンの刺身(カルパッチョ)は新鮮なので特別に写真を掲載させてもらいました。
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キノコのピクルスも有名なので頼みました。少し酸味がありビールにはよくあいました。


こちらはロシアの生ビールです。ビールは沢山いただきました。


いよいよメインデッシュです。それぞれ各自が別のものを頼みました。こちらではスープにしてもメインデッシュにしても全員のものを同時に出してくれます。テーブルの横に仮置きしてから各自の前に並べられます。スープの時と同じように全員分のメインデッシュがテーブルの横に並べられました。写真が少し不鮮明なのは別のシーンの写真の中に偶然に小さく写っていた料理を切り取ったためです。


私が注文した料理以外は名前を覚えていないのですが、これは肉をキャベツで巻いて煮込んだ料理のようです。これはモスクワに永く住んでいる方が注文した料理なので、特に美味しいのかもしれません。見た目も美味しそうです。
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こちらもウサギの肉を揚げた料理です。ウサギもよくロシア料理に使われる食材のようです。


こちらは魚料理です。
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こちらが私の注文したキエフ風カツレツです。細い麺のようなものはジャガイモを細く切って揚げたもので、ビールのつまみに最高でした。
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バターを真ん中にして鶏肉を巻いて揚げているので真ん中が空洞のようになっているのが特徴でバターと肉汁が美味しい料理でした。ネットでも「ナイフを入れると熱々バターが中からとろけ出てくるキエフ風カツレツ」とお薦めしていました。
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ロシアに来たならばウオッカを飲みたくなるので150ccほど頼みました。ウオッカはボトルではなく量でも注文できるのがロシアの特徴でした。うれしいことにウクライナの民族衣装のウエイトレスさんがウオッカを注いでくれました。親指に指輪をつけているのが印象的でした。上の写真で紹介したウエイトレスさんの指輪は中指で親指にはつけていなかったので気になりまました。


ネットで親指に指輪をはめる意味を調べてみました。男性の場合は権力や指導者などの困難を乗り越える力の意味があるようですが女性がつける意味は出てきませんでした。ウクライナ独特の意味があるのかもしれません。
ちなみに日本の結婚指輪はプラチナ(白金)が多いけれどもロシアでは金をベースにしたピンクゴールドをつけている人が多かったです。我々にとって金と言えばイエローゴールトなので、すごく新鮮に感じました。18金のピンクゴールドの場合、 金75%、銀10%、銅15%だそうです。

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追伸
本日2014年11月28日、上海から帰国します。14時発のフライトで成田空港に着くのは17時45分の予定です。帰国後、今回の写真の整理が出来て落ち着いたら皆様のところに訪問させていただきます。
下の写真はホテル(花園飯店)の28階の部屋からの6時37分の上海の景色です。

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