SSブログ

ハノイ市内の踏切 [ハノイ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大
ハノイから南に105kmの位置にあるベトナムの踏切を以前の記事で紹介したことがありますが、今度はハノイ市内にある踏切を紹介いたします。ハノイの名所である旧市街あたりを散策している時に偶然、列車が通る踏切に出会えました。反対車線(対向車線)にまでバイクで溢れています。

同じ場所から動画も撮ったので掲載いたします。ここからハノイ駅まで700mの距離です。この列車は北から(左から)ハノイ駅(右方向)に向かっているところです。
興味のある方はプレーボタン( )をクリックしてみてください。


列車が行き過ぎて遮断機が開くと対向車線側に入り込んだ沢山のバイクも一気に渡ろうとするので大変な混雑となっていました。


踏切から北の方向(ハノイ駅と反対方向)を撮りました。このように民家の軒先を電車が走るのです。実はベトナムの鉄道はハノイ駅の近くでも単線なのです。ネットで調べてみると営業キロは合計2,600kmの中で複線なのが2kmだけだそうです。これには驚きました。おそらくですが、ベトナムの鉄道は建設当初のまま、現在に残っている貴重な鉄道だったのです。ベトナムの最初の鉄道はハノイから北北東の方向に直線距離で550kmにある中国の昆明からハノイまでを結ぶ線路でベトナム国内で最初に開業したのは1905年だそうです。昆明~ハノイの全線(764km)が開業したのは1910年だそうです。この踏切の部分の景観は開業した1905年当初のままなのかもしれません。
クリックすると拡大

上の写真と同じ方向ですが少し角度を変えた写真です。この線路が中国の昆明につながっています。今でも走っているようで32時間だそうです。週に2便で金曜日と日曜日の出発だそうです。一方南側のハノイ - サイゴン(現、ホーチミン)間を結ぶ南北鉄道が1935年に全線開通したそうです。電化区間はまったく存在しないため全てディーゼル機関車だそうです。


こちらはハノイ駅の方向の線路です。ここから700m進めばハノイ駅です。
クリックすると拡大

航空写真で、今回の踏切の場所を紹介いたします。クリックすると地図を表示します。
ハノイ駅の近くの踏切