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チョングッジャン・チゲ (納豆汁 청국장찌개) [韓国]

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チョングッジャン・チゲとは納豆汁です。チョングッジャン(청국장)は大豆をワラに包んで発酵させたもので、まさに納豆ですが粘りけが少なく味噌と納豆の中間のようなものだそうですが、食べた感じは完璧に納豆の味がしました。金浦空港での昼食です。チョングッジャンのチゲ(鍋 찌개)なのでチョングッジャンチゲ(청국장찌개)です。具としては豆腐が沢山入っていました。

ご飯といろんなおかずもついていました。持ってきたときは沸騰状態なので注意しないと口の中を焼けどしてしまいます。
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沢山のお店が集まったfood courtの中にあります。こんなお店が沢山並んでしました。それぞれが違う種類の料理店なので同じ料理での競合はないようです。
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メニューを撮りました。さすが空港だけのことはあって日本語も書かれていました。メニューにはチョングッジャンチゲではなくチョンクツジャンチゲと書かれていますが発音の微妙な違いだけのことです。チョングッジャンチゲは5000W(550円)です。
メニュー韓定食にはチョングッジャンチゲ以外では参鶏湯(サムゲタン 삼계탕 13000W)、プロコギサムパプ(코기쌈밥 7000W)、チェユクサムパブ(제육쌈밥 8000W)、サカナ焼きサムパプ(5000W)、オジンポクム(5000W)、ウブキムチ(5000W)、トウツペギプルコギ(6000W)、テンジャンチゲ(5000W)、キムチジョンゴルチゲ(5000W)、スンドウブチゲ(5000W)、ボサ定食(7000W)、トンテチゲ(5000W)、ウゴジカビル(6000W)、おからチゲ(5000W)が書かれていました。ちなみにサムパブは葉っぱで、具とご飯を包んで食べる料理です。
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場所は金浦空港内のfood courtです。いろんなお店があります。見かけ以上に充実した食事が出来ます。
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テグタン(たら鍋 대구탕) [韓国]

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上の写真は一人前のタラ鍋です。クリックすると拡大韓国語ではテグタンといいます。テグはタラのことでタンは鍋またはスープです。テグタンを食べるために魚料理の専門店に行きました。ちょっと高級なお店では最初に右のようなものを出してくれます。このお店ではゴマの入ったお粥でした。
日本ではコンブダシにタラを入れて、食べ終わるころにタラのダシが出ておじやなどを作って食べますが、韓国の鱈鍋は、事前に時間をかけて作ったタラのスープにタラの身や野菜を入れて出てきます。スープの色からタップリと鱈のダシが出ているのが判ってもらえると思います。
韓国には何度も来ていますが、このテグタン(鱈鍋)が、見た目も味も、最も淡白なスープでした。ニンニクのみじん切りと青唐辛子のみじん切りに塩が出されるので、自分で味を調整するようです。左の写真がテグタンの調味料のニンニクと青唐辛子と塩です。私は調味料を入れずに、そのまま食べました。やはり、すこし物足らない感じなので、半分食べたところで青唐辛子を少しだけ入れました。ピリッとして、引き締まりました。韓国の人はニンニクと青唐辛子を沢山入れられていました。少し入れただけでもピリッとするので少しづつ味を見ながら増やしていくことをお薦めします。日本人には塩があうかもしれません。

タラの部分を拡大いたしました。テグは漢字では大口で、マダラが大きな口の魚であることから大口と書かれるようになったようです。タラは日本語では鱈ですが、日本でも大口魚あるいは鰔と書かれることがあります。
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料理の小皿が沢山出てきました。焼き秋刀魚まで出されました。韓国ではメイン料理を頼むと、これらの料理は無料なのです。
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さらに沢山の料理が出されました。もちろん、これらも無料です。ビールがほしくなってきます。
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お店の名前は漁夫家(어부가)といいます。浦項にあるお店でした。浦項は以前に絶品の海鮮鍋のヘムルタン(해물탕)を食べた町です。


어부가の文字から、ネットの地図で場所を検索してみました。検索が出来て驚きました。店名の写真を撮っておくと、なんとかなります。어부가の文字は漁夫家を翻訳(日本語→韓国語)すると、出てきました。地図には어부가횟집と表示されました。後ろの2文字「횟집」を翻訳すると刺身屋でした。
 店名 어부가횟집 オブガ刺身店 または 漁夫家刺身店
 住所 Gyeongsangbuk-do, Pohang-si, Nam-gu, Haedo-dong, 208-5
     慶尚北道 浦項市 南区 海島洞 205-5
 電話 054-284-7744
 地図 http://map.konest.com/dpoi/200531255


テンジャンチゲ(味噌汁 된장찌개) [韓国]

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またもや高速道路のSA(サービスエリア)で食べた食事を紹介いたします。いままで紹介したのはスンドゥブ(순두부)とウドン(우동)ですが、今回はテンジャンチゲ(된장찌개)です。テンジャン(된장)は味噌、チゲ(찌개)は鍋、つまりテンジャンチゲは味噌鍋あるいは味噌汁ということになります。味噌鍋ではなく味噌汁と呼ぶにしても日本の味噌汁よりも鍋に近い味噌汁と言えます。

テンジャンチゲは韓国の伝統的なチゲ(汁物料理・鍋料理)の一つで家庭料理の代表的なものであり、家庭や食堂などでよく食べられているそうです。
テンジャン(韓国味噌)を使った俗に言う味噌汁で、野菜、キノコ、豆腐、魚介類などのいろんな具が入れられるそうですが、クリックすると拡大これは具として大根の葉を干したものを使ったテンジャンチゲでした。日本ではあまり使われない具ですが、この味噌汁にピッタリでした。ワカメの味噌汁に似ている感じでした。大根の葉を干したものと、教えてもらわないと日本人は、ワカメと思ってしまう人が多いと思います。
右のメニューには시래기된장찌개(シレギ・テンジャンチゲ)と書かれており、確かにメニューの一番下に小さく「干し大根葉のスープ」と書かれています。クリックするとはっきり読めると思います。


テンジャンチゲを作っているところです。出来上がりは日本の味噌汁に似ていますが、チゲ用の一人分の鍋(土鍋、石鍋など)の中にいろんな具とテンジャン(韓国味噌)を入れて煮立たせるところが日本の味噌汁と違います。さらに量が多いことと、具も汁に比べて多いことも韓国の味噌汁の特長だと思います。ほんとすごい火力で韓国の味噌汁が作られていることがわかってもらえると思います。


シレギを検索すると「乾燥した大根の葉 / 시래기」と出てきました。ネットで調べたシレギの作り方を紹介します。
 1 大根の葉を大根と切り離して、きれいに水で洗い水を切る。
 2 水が沸騰したなべに大根の葉を入れてしんなりするまで茹でる。約10分
 3 冷水につけて2度洗いする。あくの色が落ちる。
 4 大根の葉を軽く絞って水を切る。
 5 風邪通しのよいところに干す。
 6 葉がパりパリして乾燥できたら、湿気が入らないよう保管する。
 7 食べる前にはいったん水に戻す。
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こちらは高速道路のサービスエリアにあった別のメニューです。
2つは「おから汁」と「サバとキムチの煮付け」です。
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