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カサブランカでアジアン・アラカルト料理を堪能いたしました。 [モロッコ]

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クリックすると拡大パリからカサブランカに着いた日はモロッコに長く滞在していた方のお薦めで、モロッコ料理ではなく軽めの食事にすることにしました。そこで来たのが日本料理もあるアジア料理が中心のレストランでした。さっそくワインを頼みました。モロッコ(Maroc)はフランス語圏です。ワイングラスに書かれているのはどうやらワインの銘柄のようです。書かれている名前はLes Coteaux de L'Atlasで、ネットでも沢山出てきました。でも飲んだのは右の写真の別のモロッコ銘柄の2004年物でした。

いくつかの料理を紹介いたします。これはワンタンスープです。やっぱり中華が得意なようで中華中心になりました。海老がたっぷり入っていました。


海老の串焼きです。中華に焼き物はないまでこれは別の国の料理だと思います。串に刺してフライパンでシンプルに焼いているので、あえて言えば日本料理になるような気がします。


これは名前はわかりませんが、完璧に中華料理です。肉と野菜が沢山入った美味しい料理でした。


こちらはシーフードの中華料理です。シューマイも頼みました。


最後は幻想的なコーヒー(?)を頼みました。ブランデーを入れた後に火を付けると青白い炎がきれいでした。
カクテル風のお洒落なコーヒーで、クリームが泡立ててあるのでアイリッシュコーヒーの一種かもしれません。あえて命名するならばモロッコ風アイリッシュコーヒーかな。


コメント欄にjohncomebackさんが書かれているように、カサブランカで、日本だけでなく世界的に最も有名なのが、イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman)とハンフリー・ボガート(Humphrey Bogart)が主演し、アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞などを受賞した1942年制作され、同年11月26日に公開された 映画カサブランカ ではないでしょうか。カサブランカのカフェでのシーンの動画を掲載いたします。
ちなみに1942年は第二次世界大戦中(1939年~1945年)で、カサブランカでのロケはありませんでした。
イングリッド・バーグマンは映画カサブランカ以降にアカデミー賞での主演女優賞を6回ノミネートされて、歴代2位の2回受賞し、他のゴールデングローブ賞、エミリー賞などを含めると主演女優賞を16回も受賞しました。アカデミー賞の助演女優賞も受賞経験がある女優です。クリックすると拡大アメリカで成功する前から5カ国語を操る知性豊かなスウェーデンで名のある女優でしたが、映画「別離」の撮影のために1939年5月6日に23歳でアメリカに渡ったのが、アメリカ女優の頂点に立つ始まりでした。映画「別離」はバーグマンが主演をしたスウェーデン映画である「間奏曲」の英語版のリメイク作品であったことから、主演としてハリウッドに招かれたのでした。「別離」が大成功をおさめて一躍人気女優となり、スエーデンに戻りいくつかの映画に出て、アメリカにおいて1941年に「四人の息子」、「天国の怒り」、「ジキル博士とハイド氏」の3本の映画に出演した後に「カサブランカ」に出演したのでした。残念ながら病気のため67歳(1982年8月29日)で亡くなりましたが、亡くなった年にはエミリー賞の主演女優賞を受賞して、翌年1983年にはゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞したすばらしい女優さんでした。不思議な偶然ですが亡くなった8月29日は誕生日でもあります。


映画の中でのRick's Cafe Americain店内です。日本では終戦の翌年の1946年6月20日に上映されました。
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