ウィーン名物カツレツ [オーストリア]
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前記事でウィーンからドイツ高速鉄道(ICE)でミュンヘンに行ったことを報告いたしました。そのICEに乗るためにウィーン駅に着いたのは11時50分で、さっそくキップを買いました。ミュンヘンへの直通列車は14時25分でした。乗り換えると早い列車はあるのですが、間違えるのが心配なので、直通の14時25分に乗ることにしました。そのおかげで昼食を食べる時間が、たっぷりと出来ました。昼食は有名なウィーン風カツレツと決めており、駅の近くでウィーン風・カツレツを食べされてくれるレストランを探して入りました。これがウィーン風・子牛のカツレツのWiener Schnitzel(ヴィーナー・シュニッツェル)です。
カツレツを拡大いたしました。お店の人にソースはないのかと聞くと、レモンをかけて、テーブルの上の塩と胡椒で食べるように説明されました。日本のトンカツソースがあると美味しいのにと思いましたが、意外と塩が美味しかったです。
この食べ方はビールに合いました。
Wienerはドイツ語読みでヴィーナーなのです。標準ドイツ語でのWの発音は [v] であり、ヴィーナーとなります。
お店に入ると、窓際の一番景色のいいテーブルに案内されました。
列車の発車時間まで2時間近くあったので、ビールを4杯いただきました。たっぷりの時間のおかげでウィーン名物カツレツと美味しいビールを堪能いたしました。
ウィーンでは特大カツレツで最も有名なお店はフィグルミュラー(Figlmiller)です。もともとは、そちらに行く予定のようでしたが、時間はなくなったためウィーン駅の近くでカツレツ(Wiener Schnitzel)の食べれるお店を探しました。
お店の前に、Original Wiener Schnitzel(オリジナル・ヴィーナー・シュニッツェル)と書かれた右のメニューの看板を見つけて、すぐに入りました。
Wiener Schnitzel(ヴィーナー・シュニッツェル)は北イタリアを起源として、15-16世紀ごろにウィーンに伝わったとされたそうです。他の説によると、1857年にヨーゼフ・ラデツキー元帥により伝えられたもいわれています。一般には「子牛のカツレツ」のこととです。薄く切った肉をさらにステーキハンマーで叩き、小麦粉をたっぷりつけ、溶き卵に潜らせパン粉をつけて、やや多めのバターかラードで炒め揚げしたものです。レモンスライスとポテトサラダなどを添えて食べるそうです。
Original Wiener SchnitzelのOriginalには意味があります。本来はWiener Schnitzelには子牛を使っていましたが、最近では豚肉を使っているところが多いそうです。超人気のフィグルミュラー(Figlmiller)店のWiener Schnitzelも豚肉だそうです。Originalは本来の子牛であることを示してくれているのだと思います。価格は13.9ユーロでした。超人気のフィグルミュラー店に行けなかったおかげで、歴史ある子牛のカツレツが食べれたわけです。
店内の様子です。我々だけではなく皆さんも結構、長居をされていました。
レストランの前には、このような趣のある路面電車が走っていました。写真をクリックすると近づいた路面電車を表示します。
ウィーン駅(Wien Westbahnhof 駅)の方から景色です。中央のクリーム色の建物の中に、レストランがありました。
今回のレストラン Le Backo( )の場所を紹介します。右の小さな写真はお店のホームページから拝借させていただきました。
店名 Le Backo
住所 Mariahilfer Straße, 126
電話 +43-1-523-1291
HP http://www.backo.at/
最寄 Wien Westbahnhof 駅
今までに紹介したレストランやカフェの場所を紹介します。着色文字をクリックすると記事を表示します。この時はTechnische Universität Wien(ウィーン工科大学)を訪問し教授と話をするのが目的でした。
Le Backo ウィーン名物カツレツ
Café Sperl ウィンナーコーヒー
Palmenhaus 温室レストラン
Hotel Beethoven 宿泊したホテル 朝食