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中国語では石耳 日本では岩茸(石茸)と言います。 [土産]



中国の三大仏教霊山の九華山の石耳(岩茸)です。採取は大変なことから貴重なものですが、九華山の料理ではよく出てきました。そこで、お土産として、この石耳(岩茸)を持って帰えったので紹介いたします。中国語では「石耳」(シーアル shí'ér)と呼ばれており、日本では岩茸が一般的で石茸とも言われています。
乾燥した状態はキノコの一種である木耳(キクラゲ)と似ていますが違う種類のものです。スープなどに入れると海苔に近い感じになります。

すでに料理の記事に掲載していますが、あらためて九華山で出てきた岩茸料理を紹介します。こちらは九華山の昼食に出てきた料理です。黒っぽいのが岩茸(石茸)です。この岩茸料理はほんとうに薄味の味付けも食感もすばらしかったので沢山食べてしまいました。真ん中のお餅のような料理の中にも岩茸が入っていました。最初は周囲は全て黒い岩茸で埋め尽くされてすぐに食べられてしまって写真を撮る時はこの状態でした。


このスープにも岩茸が入っています。こちらも昼食で出てきました。食感は海苔のようですが、海苔よりも食べている感触があります。


これが九華山の夕食で出てきた岩茸(石茸)と肉団子のスープ
岩茸は木耳(きくらげ)とは違い野生でしか取れないし断崖絶壁で採取するため貴重なものだそうです。 感触は木耳のような歯ごたえのあるものではなく厚めの海苔のようでした。一度は食べてみたいものだと思います。岩茸はこのあたりの名物で別の食事でも沢山食べることが出来ました。日本では岩茸と呼ばれており非常に貴重なものです。日本でも同じような食べ物「岩茸の"おやき"と"天ぷら"」が放送されていました。


ネットの説明を記載いたします。

木耳はキノコ⇒ポチッ
木耳(キクラゲAuricularia auricula Underw)は、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコで、春から秋にかけて、広葉樹のニワトコ、ケヤキなどの倒木や枯枝に発生します。主に日本と中国で食用とされています。
形は不規則で、円盤状、耳状など変化に富み、背面の一部で枯木に付着する。子実体はゼリー質でやや半透明、背面は粗毛で白く、表面は暗褐色で滑らかです。乾燥すると小さく縮み、湿ると元に戻ります。味はなく、名前の通りクラゲを思わせる歯ごたえが特徴です。

岩茸(石耳)は地衣類⇒ポチッ
岩茸・石茸(イワタケUmbilicaria esculenta)は、深山の岩壁に着生する地衣類の一種で、東アジアの温帯に分布し、中国、日本、韓国では山菜、生薬として利用されています。
中国語では、「石耳」(シーアル shí'ér)と言い、地方名に「石木耳」(陝西省)、「岩菇」(江西省)、「地木耳」(貴州省)、石壁花などがあります。
そして韓国語でも「석이」(ソギ、石耳)と言います。日本の地方ではイワガシャー(長野県上伊那郡)、タケキノコ(岳茸。長野県北安曇郡)、イワナバ(鹿児島県肝属郡)と言われています。
東アジアの温帯の日当たりがよい岩壁に分布する。中国では江西省、安徽省、浙江省が主産地で、廬山、黄山、九華山などの観光地として知られる山で、特産品として扱われている。特に廬山では「石魚」(ヨシノボリの同属種)、「石鶏」(スピノーザトゲガエル)と共に「三石」と称され、名産品となっている。雪などの影響がなければ、年中採取できるそうです。


追伸 2015年11月18日
今日、上海から帰国いたします。
上海浦東空港が14;00発のJL876で成田空港へは17:45着の予定ですが、出発時刻は発着便が混雑する時間帯なので出発が遅れるかもしれません。搭乗してから一時間近く待たされたことが何度もありました。すでに報告の通り、今回は中国100回目の訪問で有意義な渡航となりました。2015年11月16日にT氏に会って打ち合わせの後に記念写真を撮りました。目隠しをしていないのが私とT氏です。そのT氏に100回目の中国訪問を記念して43年物の茅台酒をプレゼントをいたしました。部屋はT氏の部屋です。


上海のホテルは30階の部屋でした。最近は、こちらの花園飯店(Okura Garden Hotel Shanghai)に泊まっています。
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部屋のタイプはDeluxe Single Roomです。一度、すごいスイートに泊まったことがあります。その時の記事はこちらです。→ポチッ
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南゛向きの部屋なので景色は素晴らしいです。残念ながら今日は曇り空でした。旧フランス租界の町並みが残っています。
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洗面スペースのトイレ側です。
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洗面スペースのバスルーム側です。ガラスドアの奥がバスルームになっています。
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こちらのホテルで持ってもうれしいのが熱いお湯が勢いよく出ることです。1分くらいで溜まってすぐには入れるのです。
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食事は和食にいたしました。
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佃煮類のセットがうれしいです。
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ジュースは何種類から選べるのでトマトジュースにいたしました。
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やっぱり、サバの塩焼きはいいですね。一足早く日本に戻った気分にさせてくれます。
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先ほど上海浦東空港に着いて、チェックインいたしました。搭乗時刻は出発時刻の30分前にあたる13時30分です。

お人形が大人気でした。 [湖北省]


中国湖北省の省都である武漢の四川料理レストランで売られていたお人形です。価格は20元(260円)でした。

子供たちと一緒に食事をする家族をターゲットにした商売のようです。小さな人形は5元です。お母さんは5元の方を指差しています。


手前の方では飴らしいものを売っていますが人形の方が人気があるみたいです。こちらの写真はクリックすると拡大します。
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