念願の「セン・サムギョプサル」생삼겹살 [韓国]
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韓国には16回ほど行きましたが、焼肉は15回目までは韓国の人が一緒で牛肉の焼肉店ばかりで食べてきた。今回は日本人ばかりだったので16回目にして初めて、韓国でよく食べられている豚の焼肉を食べようと、豚の焼肉店を探しました。しかしながら日本人だけで探すのは難しかったのです。迷いながら何軒か回って、あきらめて入ったところが、偶然にも豚専門の焼肉店でした。すごくラッキーでした。
上のお椀状の鉄板を右下の写真のコンロに乗せます。
写真のようにドーナツ状に水が張られており、丸いお椀状の鉄板から油がそこに流れ落ちます。油はすごい勢いで三枚肉から流れてくるので、これはいいアイデアだと思いました。
厚肉の重たい鉄板を運びやすいように真中に持手が付いているのも特長の一つです。
お店の人は何も言わないで三枚肉を選んでくれました。これが一番人気だそうです。お店の人が並べてくれます。この三枚肉の焼肉のことをサムギョプサル(삼겹살)と呼ぶそうです。サムギョプサルの「サム 삼」は数字の3、「ギョプ 겹」は層、「サル 살」は肉を表し、三層肉、つまり日本でいう三枚肉(ばら肉)です。店員の人が並べてくれるのが韓国式です。下に掲載したメニューの一番上の9000ウォンと書かれているのが、この三枚肉です。
カリカリに焼けてきました。野菜としてはエリンギと玉ネギも焼いてくれました。ニンニクは焼けると美味しいです。
写真の味付け味噌と一緒にサンチュやエゴマの葉に巻いて食べました。このサンチュやエゴマの葉は無料で、いくらでも追加でもらえます。大きな青唐辛子は生のままかじります。豚の焼肉は味が濃く美味しかったです。
別の部位の肉も頼みました。これがお店で二番人気だそうです。下に掲載しているメニューで上から3番目(항겹살)がこの肉です。きれいなピンク色の霜降り肉でした。韓国語が判る人がおられたら部位の名前を教えてもらえると嬉しいです。
霜降り肉も焼けました。
三枚肉とあわせて1.5人前食べましたが十分な量があるのにも驚きました。豚の焼肉の美味しさを堪能いたしました。1人前の定義が違います。1人前を頼めば、それだけで十分な量があるのが韓国の1人前の定義のようです。
これがメニューです。左側の一番上(생삼겹 / センサムギョブ)と上から三番目(항겹살)を食べましたが、一人前が9000ウォン(990円)なのが嬉しいです。생(セン)は生で新鮮の意味を表しているのだと思います。
ここでも無料の料理が沢山つけてもらえました。主食が肉なので野菜系が嬉しいですね。巻いて食べる野菜も加えると結構、沢山野菜を食べました。すごく健康的な気がしました。
店内の雰囲気です。皆さん焼肉を食べられています。お椀状の鉄板で油の煙が出ないのが特長でした。我々はビールでしたが、皆さんは焼酎を飲まれていました。