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養老渓谷温泉に泊まりました。嵯峨和 [養老渓谷]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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すでに、前記事の「養老渓谷 中瀬遊歩道」で2015年11月27日~11月28日に養老渓谷に行ったことを報告いたしました。ゴルフパックで利用した旅館が上の写真の嵯峨和でした。ゴルフは右の11人でしたが、1名が用事があり帰ったことから旅館には10名が宿泊いたしました。
 名前 黒湯と しし鍋の宿 嵯峨和(さがわ)
 住所 千葉県夷隅郡大多喜町葛藤20番地
 場所 奥房総 養老渓谷温泉郷
 電話 0470-85-0321
 HP http://www.oyado-sagawa.com/

こちらの部屋に2名が入る予定でしたが、10名のうち喫煙者が7名だったことから、たばこを吸わない3名がこちらの部屋に泊まりました。
つまり[ 4 + 4 + 2 ] → [ 4 + 3 + 3 ]となりました。ただし部屋は[ 中 + 中 + 小 ]のままでした。中の4人の部屋は大きかったです。


こちらが浴場です。温泉は黒い色をした黒湯です。加温していますが、加水していないので源泉の成分そのものです。お湯の色は、けっこう濃かったので成分も多いのだと思います。調べた範囲ではありますが、このあたりの温泉旅館は、すべてこの黒湯のようです。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)で、成分は次の通りです。水以外の成分が約2.636%含まれていることになります。
陽イオンNa 759mgNH4 21.6mgK 13mgCa 10.3mg
Ma 8.2mgAl 0.6mgFe 0.3mgSt 0.2mg
陰イオンHCO3 1146mgCl 607.2mgBr 5mgHPO4 4.9mg
I 4.7mgHS 1.6mgF 0.4mg
その他腐植質 9.2mgHBO2 4mgH2SiO3 1mgCO2 39.1mg
H2S 0.2mgLi 0.02mg
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屋外で流れ出ていた黒湯の写真を撮りました。少ない量でも色が確認できることから、お風呂に入れると、色が濃いことを想像していただけると思います。水温は外気温より少し暖かい程度であったことから冷鉱泉に分類されるのだと思われました。


ゴルフ場は日帰り出来る場所ですが、わざわざ一泊にした目的は、みんなでゆっくりと飲むためでした。こちらが夕食の前菜です。この中で自慢なのが、左上のタケノコの刺身です。癖のない刺身に適したタケノコが採れることが有名だそうです。今の時期ですが出てきました。
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さっそく生ビールで乾杯です。ゴルフパックなのでドリンク券を出すとビール一本が無料となります。


クリックすると拡大刺身のお皿にはマグロと太刀魚とコハダとスミイカとイクラが乗っていました。スミイカは旬なようで説明してもらいました。スミイカはコウイカのことです。コハダはお寿司ではよく食べますが、刺身としては珍しかったです。
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こちらは鹿肉のたたきです。鹿肉のたたき(刺身)を食べたのは久しぶりでした。これはおいしかったです。
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鶏肉の照り焼きです。
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揚げ物もありました。
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いい味に仕上がったイシモチの煮つけは値打ちものでした。
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メインディッシュの、しし鍋です。これが一人前です。
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火を付けて、出来上がった熱々をいただきました。
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日本酒も進みました。地元の勝浦市の吉野酒造のお酒です。
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翌朝、私一人だけ朝食前に養老渓谷の中瀬遊歩道を散策してきました。朝6時44分に旅館の嵯峨和を出発して中瀬遊歩道を往復して計2.8km歩いて戻ってきたのが7時29分で、7時30分からの朝食に間に合いました。写真はすでにで記事で紹介した、養老渓谷を代表する景勝地である弘文洞です。
クリックすると拡大マイナスのアイコン( マイナス)を数回クリックするとゴルフ場の場所が分かると思います。
   1.2km 中瀬遊歩道
   0.2km 嵯峨和~中瀬遊歩道
   養老温泉 嵯峨和 (さがわ)
   弘文洞 (こうぶんどう)


こちらは翌朝の朝食です。
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宿から車で15分(7km)のゴルフ場でプレーをいたしました。写真はスタートホールであった西コースの1番ホールです。11月27日は館山自動車道の千葉あたりから130km離れた富士山がクリヤーに見えるほどの最高の快晴日でした。待ち合わせ場所の近所の京成電鉄の勝田台駅からゴルフ場までの距離は87kmでした。
 名前 千葉夷隅ゴルフクラブ
 住所 千葉県夷隅郡大多喜町板谷588
 電話 0470-83-0211
 規模 27ホール 東 3495Y 南 3478Y 西 3540Y
 HP http://www.chibaisumi.jp/
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ゴルフ滋養での昼食は、やっぱり生ビールです。いつもは、車を運転しているのでノンアルコールで我慢していますが、この日は車に乗せてもらっていたので思う存分、飲みました。


ゴルフパックの特典のドリンク券があったので食事の後のコーヒーを頼みました。この券は旅館でも使うので捨ててしまわないようにしてください。


昼食は、こちらで一番人気の、芋豚の鉄板焼きです。芋豚は千葉県産で、サツマイモやタピオカなどのいも類を与えて飼育していて、肉の甘みが特徴だそうです。ちょっと贅沢なお肉です。
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ロースと肩ロースをミックスさせた独特のモッチリ感が特徴と書かれていました。お肉も格別に美味しかったけれども、お肉の下に特製タレがしみこんだ野菜が、たっぷりと入ったところが特に気に入りました。
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上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために肉の部分の拡大写真を掲載いたしました。これが芋豚です。
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養老渓谷の温泉旅館を紹介します。
旅館は、すべて養老川沿いにあります。
北から順番に記載しています。
温泉のほとんどがお湯が黒い「黒湯」です。
宿泊代はパンフレットに書かれていた最低料金なので、あまり参考にしないでください。実際に我々が泊まった嵯峨和での宿泊代は2食付きで15000円でした。
記号名前温泉  特徴宿泊代
Aせせらぎ黒湯 ペンション7344円~
B鶴乃家黒湯 たべるお宿8000円~
C喜代元黒湯 純和風 12000円~
D嵯峨和黒湯 しし鍋8000円~
E天龍荘黒湯 純和風の宿11500円~
Fさやか黒湯 民宿 小さな宿7800円~
G川の家黒湯 隠れ湯の宿 10800円~
H福水黒湯 渓流の宿 14000円~
Iもとの木無色 渓流別邸 16200円~
J滝見荘無色 秘湯の宿 14250円~
温泉郷は概ね、中瀬遊歩道&弘文洞(A~G)と懸崖境(H,I)と栗又の滝(J)の3ケ所の近傍に分布しています。いずれのお宿も特典付きのゴルフプランが使えます。
地図上のプラス( プラス)を数回クリックすると隠れたマーク(B E)の位置が分かると思います。逆にマイナス( マイナス)を5回クリックすると広範囲が表示されるので、養老渓谷の位置が分かると思います。

養老渓谷 中瀬遊歩道 [養老渓谷]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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上の写真は養老渓谷の中瀬遊歩道の中で最も有名な場所です。2015年11月28日の朝の散歩で中瀬遊歩道を歩いたので養老渓谷の中瀬遊歩道を紹介したいとクリックすると拡大思います。
ここに来るきっかけは、養老温泉の宿泊が入ったゴルフパックで前日の11月27日に千葉夷隅ゴルフクラブで11名でプレーして、養老温泉の嵯峨和に泊まりました。7時30分からの皆での朝食の前に中瀬遊歩道を歩きました。

中瀬遊歩道のルートをGoogle地図にプロットしました。
遊歩道は川に並べられた飛び石(渡石)で養老川を3回ほど渡るので、往復で6回ほど渡ることになります。
朝6時44分に右の写真の嵯峨和を出発して中瀬遊歩道を往復して戻ってきたのが7時29分で、みんなで食べる7時30分からの朝食に間に合いました。泊まった旅館の嵯峨和は黒い色をした黒湯の温泉と、しし鍋が有名でした。
クリックすると拡大  ━━ 1.2km 中瀬遊歩道
  ━━ 0.2km 嵯峨和~中瀬遊歩道
  ━━ 7.0km 嵯峨和~ゴルフ場
  ━━ 川を渡る飛び石 3ケ所
   養老温泉 嵯峨和 (さがわ)
   弘文洞 (こうぶんどう)


それでは順番に紹介したいと思います。出発地点の中瀬遊歩道入口です。
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小道を進んでいくと養老川に出ます。
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養老川に出たところからの下流方向の景色です。出世観音で有名な立國寺に行く赤い観音橋が見えます。
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同じ場所から上流側を撮った写真です。ここから上流に向かって歩きます。
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飛び石(渡石)で川を渡ります。
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飛び石(渡石)から上流側を見た景色です。水面には靄がかかっており静かな雰囲気が伝わってきました。
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飛び石で川を渡って振り返った景観です。
朝早かったので中瀬遊歩道であった人はここに写っている4人+1匹だけでした。私は往復歩いたので手前の2人には2度出会いました。


この日は一番の冷え込みのため外気より水の方が温度が高いようで、空気の流れが少ないところは湯気で水面が覆われていました。
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川沿を少し進むと中瀬キャンプ場があり、バーベキューを楽しむ施設がありました。煙が上がっており、すでに火を熾して食事の準備をしているようでした。
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少し高い位置を歩きました。
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紅葉も進んでいました。もう少ししたらさらにきれいな紅葉を見せてくれる雰囲気でした。養老渓谷は日本一遅い紅葉が楽しめる場所と言われています。
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川底は固い岩盤で出来ていて、岩盤の形により所々で川面が波立っていました。
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川を渡る2番目の飛び石の場所につきました。川は大きく曲がっており独特の雰囲気を出してくれていました。
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飛び石の上から上流側を撮りました。千葉県はほとんどが平坦地のため渓谷がある景色は珍しい場所なのです。そんな意味で養老渓谷は基地ような存在です。
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同じ場所から動画も撮りました。是非ともプレーボタン( )をクリックしてみてください。渓流の水の音を聞いてもらえると思います。


飛び石を渡り切った位置から下流側を取りました。
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岩盤の脇の小道を進みます。
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これが養老渓谷の特徴的な岩盤の川底です。このような川底が続いていました。今回の写真は明るく撮れているように見えますが、実際には早朝なのでかなり暗いのです。飛んでいる白い鳥が2羽写っているのですがシャッタースピードが長いためにボケたように映っています。明るい時間帯だとどの写真も鮮明で鮮やかだったと思います。
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養老渓谷を代表する景勝地である弘文洞(あるいは弘文洞跡)に到着いたしました。養老川は右から左に流れています。その養老川に対して奥から水が流れ込んでくる景観なのです。昔からの景観のように思えますが、大昔の正面は岩の絶壁で塞がれていたのです。
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遊歩道に弘文洞の説明板(案内板)が立てられていました。
弘文洞は江戸時代に蛇行する養老川と、岩山を隔てて流れる夕木川(別名:蕪来川)とを、耕地開拓目的でつなぐ為に、岩山に、川の隊道(トンネル)を作ったものです。隧道が造られた頃は、人の背丈程度でしたが、天井部分が崩落し次第に大きな洞となったそうです。その隊道は1979年5月24日突如上部が崩落し、現在の景観になったわけでが、崩落しても独特の景観があり養老渓谷を代表する景勝地となっているわけです。崩落したことから弘文洞は弘文洞跡と呼ばれるようになったわけです。現在の景観からも大規模な工事であったことが想像できます。弘文洞が造られた正確な年代が気になりますが、ネットで検索しても造られた時期としは、約140年前と江戸時代と、稀に江戸時代末期の、3種類の記述があるだけです。さらに2015年においては江戸時代(412年前~147年前)と、約140年前は矛盾することになっています。
クリックすると拡大下記の説明版がネット上で出てくる最も古い記事が右の写真の2004年11月です。それでも数年が経過したように見えることから現在の説明板は立てられてから15年程度が経過した考えられます。約15年前に立てられた説明坂に「おゝよそ140年前」に弘文洞が造られたと記載されていることから、弘文洞は今から約155年前に造られたことになります。江戸時代は1868年までなので少なくとも147年前以上ということになるので、控えめに言うとして約150年前(1865年前後)あるいは江戸末期に造られたと表現するのが妥当そうです。
右の写真はネットから転用させていただいた崩落前の写真です。夕木川は隧道でつながる前も養老川の支流でした。39代弘文天皇である弘文帝と十市姫にゆかりの深い高塚や筒森神社の傍を流れ本流にそそぐ合流点にあることから「弘文洞」と命名されたと伝えられています。江戸期には蛇行している河川の上流と下流が近接する所にトンネルや切り通しを作って、つなぎぐことはよく行われて、「川廻し」と呼ばれていました。「川廻し」によって干上がった河床を農地に利用するのが目的だったそうです。
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文字がかすれてきているので、説明坂の記載内容を枠内に転記いたします。
弘文洞跡
今から、おゝよそ一四〇年前、耕地を開拓するため、養老川の支流 蕪来川を川まわしして造った隧道で葛藤の穴洞と呼ばれておりました。
弘文帝と、十市姫にゆかりの深い高塚や筒森神社の傍を流れ本流にそそぐ合流点にあることから「弘文洞」と命名され、景勝地、釣り場の代表として、世に紹介されましたが、昭和五十四年(一九七九)五月二十四日未明、一大音響とともに崩壊し現在にいたっております。
養老渓谷観光協会
蕪来川 : かぶらきかわ  葛藤 : くずふじ

遊歩道は少し高いところを通っているので川面まで下りて写真を撮りました。こちらが冒頭の写真だったわけです。
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同じ場所から養老川の上流側を撮りました。
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同じく、下流側を撮りました。
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夕木川(別名:蕪来川)の方をズームいたしました。
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泊まって旅館・嵯峨和に弘文洞の崩落前の写真が2枚飾られていたので写真を撮らせていただきました。クリックすると拡大写真を表示します。
 左の写真は養老川の方から撮った弘文洞です。
 右の写真は夕木川(別名:蕪来川)の方から撮った弘文洞と思われます。
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弘文洞のあたりの航空写真も紹介いたします。左下方向が夕木川です。


さらに遊歩道が上流側に続きます。
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弘文洞跡を離れて中瀬遊歩道を進むと3番目の、川を渡る飛び石に着きました。
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飛び石を渡って川の右岸を進みます。静かなきれいな景観が続きました。写真は撮れませんでしたが、カワセミも見かけました。
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遊歩道終点となる赤い共栄橋が見えてきました。
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ここが中瀬遊歩道終着地点です。橋の右側に1970年に造られた趣のある共栄トンネルがあります。
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その趣のあるトンネルの名前は共栄トンネルですが、このトンネルがちょっと変わったトンネルであることを、家に帰ってからネットで知りました。下の写真のように、外からは普通のトンネルに見えたのですが、中から見ると右の写真のように2階建てになっているのです。出入口以外のトンネルは岩盤のままであることから、このあたりの山は岩盤で出来ていることが右の写真からも分かると思います。
下側部分(新隧道)は、後から作ったものと思われます。行く機会があったときは是非とも見てみてください。内部からの写真は大多喜町のホームページから転用させてもらいました。元々は92mの向山トンネルでしたが西口の位置を低くしてカーブさせながら延長したことから、現在の形になったようです。現在でもトンネルの東側の大半には向山トンネルと名前がつけられています。
詳しい構造と説明がネットにありました。→ポチッ
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共栄橋の上からの上流側の養老川です。建物は温泉旅館「川の家」です。我々が泊まった旅館と同様に「黒湯」を特徴とした泉質の温泉です。
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クリックすると拡大共栄橋の上からの下流側の景色です。川の左側の川沿いの道が、歩いてきた中瀬遊歩道です。この時、7時11分でした。ここから中瀬遊歩道の同じ道を戻って旅館に着いたのが7時29分でした。なんとか7時30分からの皆との朝食に間に合うことが出来ました。
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養老渓谷周辺ではいくつかの景勝地があり、ハイキングコースとしては下記の①~③が代表的です。紅葉が特に楽しめるところとしては、滝めぐりコース沿いと、大福山・梅ケ瀬コースのもみじ谷と、筒森もみじ谷があります。そしてほとんどの景勝地が川沿いにあることが分かってもらえると思います。
 ・養老八景
   A 金神の滝  B 粟又の滝  C 水月寺  D 筒森もみじ谷  E 懸崖境
   F 弘文洞跡  G 観音橋・出世観音  H 梅ケ瀬渓谷
 ・ハイキングコース→ポチッ
  ①中瀬遊歩道を含む養老渓谷一周コース  F   G
  ②滝めぐりコース            A   B   C
  ③大福山・梅ケ瀬コース         H
  青色ライン ━━ 養老渓谷周辺の養老川の本流
  緑色ライン ━━ 夕木川(別名:蕪来川) 弘文洞から養老川に流れ込む川
  紫色ライン ━━ 養老川の支流 上流は梅ケ瀬渓谷
青色ライン━━の養老川の本流は驚くほど蛇行していますが、全般的には南南東から北北西に流れています。川の蛇行が多いので本地図の川の流れを入力するのは時間を要しました。養老川は五井のあたりで東京湾に流れ込みます。

ロンドンのステーキ [英国]



もともとロンドンの有名なお店でローストビーフを食べるつもりでした。
名のある2軒のお店に行きましたが予約でいっぱいと断られてしまいました。
最初に行ったローストビーフを食べようとしていったお店は格式のあるお店のようで、皆さんスーツ姿でした。
よくよく考えるにGパンだったので断られたのかもしれません。
それ以前に、飛び込みなんてとんでもない、予約していくお店のようでもありました。

仕方なく店構えのよさそうな別のレストランに入りましたが、ローストビーフはなかったので、とりあえず肉料理と言うことでステーキを注文しました。
今まで見たことのない形! 結局、どこの部位か判らないままでした。固かったけれども、意外と味のある美味しい肉だったのでビールをたっぷりと楽しむことが出来ました。


今回の成田からロンドンの機内食のフィレステーキです。 
連続、肉料理になってしまいました。日本の航空会社の機内食のステーキの柔らかさを再認識する機会にもなりました。

上空からロンドンの町がよく見えました。 [英国]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
クリックすると拡大イギリスに行った時の写真です。ヒースロー空港はロンドン市内から遠く離れているのですが、飛行機がロンドンの町の上を飛んでくれたおかげと天気がよかったので飛行機の上から有名なタワーブリッジを見ることが出来ました。翌日は見に行く時間がないのでラッキーでした。

テムズ川もよく見ることが出来ました。この日の夕刻に食事をするために散策した場所も写真の中にあります。この写真の手前の方にもタワーブリッジが写っています。上の写真は、かなり拡大した写真だったのです。市内の上で旋回してもらえたおかげていろんな角度から町を見ることが出来ました。


せっかくなので、成田からロンドンの機内食も紹介いたします。
食事の前はビールをいただきました。長距離便なので食事が出てくるまでが長いのでビールを何杯か楽しみました。


洋食を選択した結果、先ずは前菜とスープです。
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メインデッシュはフィレステーキにサラダでした。たっぷりの時間があったのでビールも沢山飲んでしまいました。このときの飛行時間は12時間35分で到着は現地時間の16時35分(日本時間は翌日の 0時35分)でした。
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搭乗口から空港の通路に入るとロンドンに来た実感が湧いてきます。
翌日は地方都市に行き、その日の内にパリに行ったためにロンドン市内の散策は沢山はできませんでした。
そんな意味でも飛行機がロンドン市内の上をを飛んでくれたのは大感謝でした。

地元産の新蕎麦をいただきました。 地蕎麦 みなもと [蕎麦]

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千葉県印旛郡酒々井町には、そば屋の横にそば畑があり、その畑で採れた蕎麦を使った手打ち蕎麦を食べさせてくれる場所があるのです。そちらのお店で2015年11月24日に新蕎麦を食べてきました。
蕎麦を食べた後に前記事で紹介した本佐倉城に行ったのでした。

そば店の場所と地元の城の場所を紹介します。
 そば畑(約8000㎡) + 蕎麦屋 みなもと
 酒々井プレミアムアウトレット
 臼井城  1114年ごろ~1604年 490年間 平安時代~安土桃山時代 
 本佐倉城 1479年ごろ~1615年 136年間 戦国時代~安土桃山時代 
 佐倉城  1544年ごろ~1873年 329年間 戦国時代~江戸時代


お店の手打蕎麦を紹介する前に、2015年9月28日に撮ったそば畑の写真を紹介いたします。看板に書かれている「みなもと」が蕎麦屋さんの名前です。この時、蕎麦の花が満開でした。
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見事に真っ白の花をつけていました。
そば畑の前は野菜畑だったそうです。その野菜畑の持ち主から協力が得られたことから、店主の小川幸夫が蕎麦栽培を始めたそうです。蕎麦づくりは苦労の連続だったそうですが、自家栽培を続けているのは、収穫した蕎麦の風味に感激したからだそうです。蕎麦の実は鮮度を失わないように真空パックして低温貯蔵し、毎日使う分だけ石臼で挽くそうです。
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400mmの望遠で撮った遠くの蕎麦畑です。
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蝶も沢山訪れていました。この蝶はタテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に分類されるメスグロヒョウモンと思われます。
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いろんな蝶が蕎麦の花に訪れていました。
こちらの蝶はルリシジミと思われます。羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ていることで名付けられたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃色をしているので命名されたようです。セセリ蝶の種類も沢山来ていました。
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こちらが蕎麦の花のアップです。
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つぼみも沢山付いていました。
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不思議なくらいに沢山のミツバチが来ていました。
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ミツバチが非常に多いので不思議に思っていたら、ミツバチの巣箱が置かれていました。蕎麦の蜂蜜も売られていたのでこちらの巣箱から採取したものかもしれません。
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自前畑オリジナル商品の蕎麦のハチミツ、たぶんこれです。


こちらがお店です。自然栽培で無農薬で育てているそうです。
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屋外の席からは蕎麦畑を見渡すことが出来ます。
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別の角度から見たそば畑です。
お店でそば畑の広さを聞くと8反とのことでした。1反(300坪)は991.736 m²なので、この蕎麦畑は約8000㎡の広さということになります。こちらは2015年9月28日の写真です。
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11月に入り、そろそろ新蕎麦が食べれると思い、2015年11月5日にお店に来てみました。下の写真のように、そば畑の蕎麦はすべて刈り取られていました。上の写真のように2015年9月28日には花が満開の状態でしたが、約1ケ月後(38日後)には刈り取られた状態になっていることから、よく言われているとおり、蕎麦は収穫期間が短い食材であるようです。
これで酒々井の地元の新蕎麦が食べれると思いました。
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ところがお店の入口の黒板の一番下に、自前の畑の酒々井産の新蕎麦が食べれるのは11月下旬頃と書かれていました。この時に食べれる新蕎麦は茨木県桜川市産の蕎麦でした。11月11日から11月18日まで100回目の中国に行くことになっていたので、この日は茨木産の蕎麦を食べて、11月下旬に酒々井産の新蕎麦を食べるためもう一度来ることにいたしました。


こちらが、茨木県桜川市産の十割蕎麦です。二人とも、十割蕎麦を頼みました。
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田舎そばと呼ばれている黒っぽい蕎麦でした。黒っぽいのは十割蕎麦だからではなく挽き方によるものだと思います。石臼で挽いた全層粉(挽きぐるみ)の蕎麦と思われます。
蕎麦粉は挽き方によって一番粉、二番粉、三番粉、末粉、挽きぐるみ、の5種類に大別されているそうです。
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蕎麦を拡大いたします。


特上天ぷら(900円)も頼みました。料理としては、天ぷら以外にあるのは、板わさと、そばがきだけです。トッピングとして用意されているのは、あげ玉小鉢(無料)、おろし小鉢(200円)と、とろろ小鉢(300円)です。
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ゆっくりしたかったので、デザートに蕎麦くずもち(300円)を頼みました。蕎麦アイス(300円)もありました。
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やっと地元の新蕎麦を食べることが出来ました。2015年11月24日にお店に来てみて、この黒板を見て酒々井産の新蕎麦が食べれることが分かりました。家内が十割そばで、私が二八そばを頼むことにいたしました。


お通しとして蕎麦の実を炒った蕎麦あられが出てきました。もちろん前回も出てきました。
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珍しいものなので蕎麦あられの拡大写真を掲載いたしました。
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こちらが家内が頼んだ十割そばです。もちろん新蕎麦です。
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麺の部分を拡大いたしました。十割蕎麦の種類と価格を紹介します。大盛りは200円増しです。
 冷たい蕎麦
  もり ( 900円) 、ざる (1000円)、鴨せいろ (1400円)
  倍もり(1400円)、倍ざる(1500円)、倍鴨せいろ(1900円)
 暖かい蕎麦
  かけ(900円)、たぬき(1000円)、とろろ(1100円)、鴨南(1400円)
  天ぷらそば(1600円)、特上天ぷらそば(1900円)
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こちらは二八そばです。十割蕎麦で使われていたような全層粉(挽きぐるみ)ではなく心に近い部分の蕎麦粉が使われているようでした。私の好みでもあるタイプでした。新蕎麦らしく薄っすらと緑色をしていました。
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こちらも二八蕎麦の種類と価格を紹介します。こちらも大盛りは200円増しです。
 冷たい蕎麦
  もり ( 700円) 、ざる ( 800円) 、鴨せいろ (1200円)
  倍もり(1100円)、倍ざる(1200円)、倍鴨せいろ(1600円)
 暖かい蕎麦
  かけ(700円)、たぬき(8000円)、とろろ(900円)、鴨南(1200円)
  天ぷらそば(1400円)、特上天ぷらそば(1700円)
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色の違を分かってもらうために二八蕎麦(左)と十割蕎麦(右)を並べてみました。二八蕎麦と十割蕎麦を同じ色合いで出しているお店が多い中で、挽き方を変えた蕎麦粉を使っているのが、こちらのお店の特徴のようです。
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前回は特上天ぷらを頼んだので、今回は普通の天ぷら(600円)を頼みました。
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天ぷらは抹茶塩で食べます。天ぷらは最初に出されます。半分くらい食べたところで蕎麦が出てきます。いいタイミングでした。
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こちらのお店の特徴はそば湯用の、そば粉が付いてくることです。


こちらが、そば湯です。


そば粉を入れると香り高いそば湯になりました。
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十割蕎麦と二八蕎麦の両方を味わえるメニューがありました。「みなもと一揃え」は「蕎麦くらべ」+野菜天婦羅+そばくず餅です。
  蕎麦くらべ(1200円)、蕎麦くらべ鴨せいろ(1600円)、倍くらべ(1600円)
  倍くらべ鴨せいろ(2000)円)、みなもと一揃え(1600円)


営業中のお店の写真です。
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クリックすると拡大お店入口の看板です。お店を紹介します。
 店名 地蕎麦 石臼自家挽き蕎麦 みなもと
 住所 千葉県印旛郡酒々井町尾上123-25
 電話 043-496-2800
 営業 平日  11:00~15:00
    土日祝 11:00~15:30 17:00~19:30
 定休 水曜日(祝日の場合は営業)
 店主 小川幸夫 (右の写真)


驚いたことに、ぴあMOOKから2015年10月30日に発行された雑誌「うまい蕎麦の店 首都圏版」の表紙に、みなもとの「蕎麦くらべ」が使われていました。
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お店の紹介は76ページに掲載されていました。
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自前の蕎麦畑で採れた蕎麦を使った乾麺が売られていたので買ってきました。
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