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地元産の新蕎麦をいただきました。 地蕎麦 みなもと [蕎麦]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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千葉県印旛郡酒々井町には、そば屋の横にそば畑があり、その畑で採れた蕎麦を使った手打ち蕎麦を食べさせてくれる場所があるのです。そちらのお店で2015年11月24日に新蕎麦を食べてきました。
蕎麦を食べた後に前記事で紹介した本佐倉城に行ったのでした。

そば店の場所と地元の城の場所を紹介します。
 そば畑(約8000㎡) + 蕎麦屋 みなもと
 酒々井プレミアムアウトレット
 臼井城  1114年ごろ~1604年 490年間 平安時代~安土桃山時代 
 本佐倉城 1479年ごろ~1615年 136年間 戦国時代~安土桃山時代 
 佐倉城  1544年ごろ~1873年 329年間 戦国時代~江戸時代


お店の手打蕎麦を紹介する前に、2015年9月28日に撮ったそば畑の写真を紹介いたします。看板に書かれている「みなもと」が蕎麦屋さんの名前です。この時、蕎麦の花が満開でした。
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見事に真っ白の花をつけていました。
そば畑の前は野菜畑だったそうです。その野菜畑の持ち主から協力が得られたことから、店主の小川幸夫が蕎麦栽培を始めたそうです。蕎麦づくりは苦労の連続だったそうですが、自家栽培を続けているのは、収穫した蕎麦の風味に感激したからだそうです。蕎麦の実は鮮度を失わないように真空パックして低温貯蔵し、毎日使う分だけ石臼で挽くそうです。
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400mmの望遠で撮った遠くの蕎麦畑です。
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蝶も沢山訪れていました。この蝶はタテハチョウ科ドクチョウ亜科ヒョウモンチョウ族に分類されるメスグロヒョウモンと思われます。
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いろんな蝶が蕎麦の花に訪れていました。
こちらの蝶はルリシジミと思われます。羽を閉じている時の様子がシジミ貝の内側に似ていることで名付けられたシジミチョウの一種で、翅の表側が瑠璃色をしているので命名されたようです。セセリ蝶の種類も沢山来ていました。
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こちらが蕎麦の花のアップです。
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つぼみも沢山付いていました。
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不思議なくらいに沢山のミツバチが来ていました。
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ミツバチが非常に多いので不思議に思っていたら、ミツバチの巣箱が置かれていました。蕎麦の蜂蜜も売られていたのでこちらの巣箱から採取したものかもしれません。
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自前畑オリジナル商品の蕎麦のハチミツ、たぶんこれです。


こちらがお店です。自然栽培で無農薬で育てているそうです。
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屋外の席からは蕎麦畑を見渡すことが出来ます。
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別の角度から見たそば畑です。
お店でそば畑の広さを聞くと8反とのことでした。1反(300坪)は991.736 m²なので、この蕎麦畑は約8000㎡の広さということになります。こちらは2015年9月28日の写真です。
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11月に入り、そろそろ新蕎麦が食べれると思い、2015年11月5日にお店に来てみました。下の写真のように、そば畑の蕎麦はすべて刈り取られていました。上の写真のように2015年9月28日には花が満開の状態でしたが、約1ケ月後(38日後)には刈り取られた状態になっていることから、よく言われているとおり、蕎麦は収穫期間が短い食材であるようです。
これで酒々井の地元の新蕎麦が食べれると思いました。
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ところがお店の入口の黒板の一番下に、自前の畑の酒々井産の新蕎麦が食べれるのは11月下旬頃と書かれていました。この時に食べれる新蕎麦は茨木県桜川市産の蕎麦でした。11月11日から11月18日まで100回目の中国に行くことになっていたので、この日は茨木産の蕎麦を食べて、11月下旬に酒々井産の新蕎麦を食べるためもう一度来ることにいたしました。


こちらが、茨木県桜川市産の十割蕎麦です。二人とも、十割蕎麦を頼みました。
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田舎そばと呼ばれている黒っぽい蕎麦でした。黒っぽいのは十割蕎麦だからではなく挽き方によるものだと思います。石臼で挽いた全層粉(挽きぐるみ)の蕎麦と思われます。
蕎麦粉は挽き方によって一番粉、二番粉、三番粉、末粉、挽きぐるみ、の5種類に大別されているそうです。
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蕎麦を拡大いたします。


特上天ぷら(900円)も頼みました。料理としては、天ぷら以外にあるのは、板わさと、そばがきだけです。トッピングとして用意されているのは、あげ玉小鉢(無料)、おろし小鉢(200円)と、とろろ小鉢(300円)です。
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ゆっくりしたかったので、デザートに蕎麦くずもち(300円)を頼みました。蕎麦アイス(300円)もありました。
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やっと地元の新蕎麦を食べることが出来ました。2015年11月24日にお店に来てみて、この黒板を見て酒々井産の新蕎麦が食べれることが分かりました。家内が十割そばで、私が二八そばを頼むことにいたしました。


お通しとして蕎麦の実を炒った蕎麦あられが出てきました。もちろん前回も出てきました。
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珍しいものなので蕎麦あられの拡大写真を掲載いたしました。
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こちらが家内が頼んだ十割そばです。もちろん新蕎麦です。
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麺の部分を拡大いたしました。十割蕎麦の種類と価格を紹介します。大盛りは200円増しです。
 冷たい蕎麦
  もり ( 900円) 、ざる (1000円)、鴨せいろ (1400円)
  倍もり(1400円)、倍ざる(1500円)、倍鴨せいろ(1900円)
 暖かい蕎麦
  かけ(900円)、たぬき(1000円)、とろろ(1100円)、鴨南(1400円)
  天ぷらそば(1600円)、特上天ぷらそば(1900円)
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こちらは二八そばです。十割蕎麦で使われていたような全層粉(挽きぐるみ)ではなく心に近い部分の蕎麦粉が使われているようでした。私の好みでもあるタイプでした。新蕎麦らしく薄っすらと緑色をしていました。
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こちらも二八蕎麦の種類と価格を紹介します。こちらも大盛りは200円増しです。
 冷たい蕎麦
  もり ( 700円) 、ざる ( 800円) 、鴨せいろ (1200円)
  倍もり(1100円)、倍ざる(1200円)、倍鴨せいろ(1600円)
 暖かい蕎麦
  かけ(700円)、たぬき(8000円)、とろろ(900円)、鴨南(1200円)
  天ぷらそば(1400円)、特上天ぷらそば(1700円)
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色の違を分かってもらうために二八蕎麦(左)と十割蕎麦(右)を並べてみました。二八蕎麦と十割蕎麦を同じ色合いで出しているお店が多い中で、挽き方を変えた蕎麦粉を使っているのが、こちらのお店の特徴のようです。
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前回は特上天ぷらを頼んだので、今回は普通の天ぷら(600円)を頼みました。
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天ぷらは抹茶塩で食べます。天ぷらは最初に出されます。半分くらい食べたところで蕎麦が出てきます。いいタイミングでした。
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こちらのお店の特徴はそば湯用の、そば粉が付いてくることです。


こちらが、そば湯です。


そば粉を入れると香り高いそば湯になりました。
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十割蕎麦と二八蕎麦の両方を味わえるメニューがありました。「みなもと一揃え」は「蕎麦くらべ」+野菜天婦羅+そばくず餅です。
  蕎麦くらべ(1200円)、蕎麦くらべ鴨せいろ(1600円)、倍くらべ(1600円)
  倍くらべ鴨せいろ(2000)円)、みなもと一揃え(1600円)


営業中のお店の写真です。
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クリックすると拡大お店入口の看板です。お店を紹介します。
 店名 地蕎麦 石臼自家挽き蕎麦 みなもと
 住所 千葉県印旛郡酒々井町尾上123-25
 電話 043-496-2800
 営業 平日  11:00~15:00
    土日祝 11:00~15:30 17:00~19:30
 定休 水曜日(祝日の場合は営業)
 店主 小川幸夫 (右の写真)


驚いたことに、ぴあMOOKから2015年10月30日に発行された雑誌「うまい蕎麦の店 首都圏版」の表紙に、みなもとの「蕎麦くらべ」が使われていました。
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お店の紹介は76ページに掲載されていました。
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自前の蕎麦畑で採れた蕎麦を使った乾麺が売られていたので買ってきました。
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