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今は真竹(まだけ)の季節 [筍]

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2016年6月5日に、よく野菜を買いに行く近所の直売店「樫の木」で竹の子を見つけて買ってきました。2本で300円でした。一般的に知られている太くて短い孟宗竹の竹の子と違い細長い竹の子でした。形からするとハチクかマダケですが皮に黒い斑点があるのでマダケ(真竹)であることが分かりました。クリックすると拡大収穫の時期は地域によって違いがあると思いますがWikipediaに記載されていた竹の子の収穫時期を紹介します。ただし筆者は違うので同じ基準の時期ではないと思います。3種類ともにイネ科タケ亜科マダケ属に分類されます。
 モウソウチク(孟宗竹) 4月頃
 ハチク(淡竹)     3月半ばから5月上旬
 マダケ(真竹)     5月から6月上旬

今回のタケノコ料理です。若竹煮、竹の子入りチンジャオロース(青椒肉絲)、竹の子のお吸い物、竹の子ご飯の4品です。孟宗竹にはアクがあり1時間近くアク抜きのために煮る必要がありますが、淡竹や真竹はそのまま料理に使われることがあるほどアクが少ないことから、アク抜きのために10分だけ米を入れて煮ました。成長を早く止めて、少しでも柔らかくアクの少ないものを食べる意味でも買ってすぐに煮ました。
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こちらが出来上がった取り分ける前のチンジャオロース(青椒肉絲)です。
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やっぱり拡大写真を紹介したくなります。
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先日、ゴルフの後に行った居酒屋「こだわりもん一家」で残った焼酎をいただいて帰ったので、この日は、その焼酎のロックをいただきました。瓶に張られているシールには「素敵な ジェントルマン方様へ。」と書かれています。このシールの経緯は別途報告させていただきます。
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こちらが若竹煮です。節と節の間が広いので輪となる部分が多いのがマダケ料理の特徴です。アクが少なく食感もサクサクとしていて美味しい竹の子です。
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お吸い物は薄皮部分を使いました。
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こちらが竹の子ご飯です。我が家の特徴である薄味の竹の子ご飯にもマダケは合っていました。
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家内がお土産として新大阪で買ってきた山芋の京漬物です。薄味なのが、何とも言えない美味しさでした。
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絶品と言える美味しさだったのでパッケージを紹介します。山芋と書きましたが正確には長いもです。京都太秦の「京つけもの もり」です。
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竹の子の形から淡竹(はちく)か、真竹(まだけ)か、迷うことがありますが、真竹の特徴は皮に黒い斑点があることです。それを知っていると、すぐに判ります。比較のために淡竹(はちく)の写真をネットから転用させていただきました。孟宗竹や真竹の写真と比べてみてください。また検索数(Yahoo/Google)でも分かるようにハチクを破竹と書かれている方が多いのです。
 "淡竹" 約473,000件/約473,000件 淡竹 約474,000件/約474,000件
 "破竹" 約473,000件/約473,000件 破竹 約526,000件/約474,000件
ただし、竹の品種を表す言葉としては淡竹が正解です。おそらく、破竹の勢い(はちくのいきおい)の言葉から混同して破竹が使われることがあるのだと思います。ちなみに「破竹の勢い」は、竹の最初の一節を割ると、あと は一気に割れるように、勢いが激しくてとめがたいことを示しています。
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孟宗竹(もうそうちく)         真竹(まだけ)
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