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お掃除ロボット [ルーブル美術館]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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ルーブル美術館の中庭であるナポレオン広場 (Cour Napoléon)の中央にガラスのピラミットがあることをご存知の方は多いと思います。上の写真はフランス旅行4日目の朝の開館時間9時の写真です。
このピラミッドが1989年に完成して以来、ルーブル美術館のメイン・エントランスとして使用されています。このピラミッドの名前はズバリ、Pyramide du Louvreです。直役だと「ルーブルのピラミッド」ですが略してルーヴル・ピラミッドと呼ばれています。歴史的な建造物に囲まれた場所に近代的な建造物に違和感を感じる方も多いと思います。実際にルーヴル・ピラミッドの建設は賛否両論で大きな波紋を呼んだそうです。古典的建築物に近未来的な大建造物は相応しくない意見と、中世と未来の建造物が融合されたと賞賛する意見です。新しいように見えますが、もう27年も経っています。賛否両論の結論が出るのは、さらに長い年月が必要な気がします。

下の写真は成田からパリに到着した夕刻にセーヌ川やルーブル美術館の周辺の散策に出た時に撮った写真です。きれいな景観を見ていると賛否両論のことは忘れてしまいます。こちらは1日目の21時42分の写真です。
ルーヴル・ピラミッドは、ガラスを主材料としており、高さは20.6mで底辺は35mで603枚の菱形のガラス板と70枚の三角形のガラス板で構築されています。いつもピカピカで、さぞかし掃除が大変だと思いました。
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ルーブル美術館に入るために並んでいるとピラミッドのガラスにクモのようなものが張り付いて動いているのに気が付きました
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どうやらピラミッドのガラスを自動で拭く「お掃除ロボット」のようです。ケーブルとホースがつながっています。
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実は「お掃除ロボット」を最初に見つけて写真を撮ったのがこちらです。つまりガラスのつなぎ目の線に平行に登って行くところだったのです。この写真の位置から2枚上の位置まで移動するのに42秒のスピードでした。
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次の写真がこちらです。上の写真ょリ少し高いところに行っています。
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お掃除ロボット(ガラス拭きロボット)を拡大いたしました。確かにこれならばいつもピカピカです。これを見ていると、最近は家庭用の「窓拭きロボット」を思い浮かべてしまいます。ただしルーブル・ピラミッドのガラス拭きロボットは驚くほどの価格でしょうね。クリックするとキャタピラ推進であることが判ります。
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ホースのつながっている先が気になったので撮った写真の中で探してみました。写真の右下にホースがつながった機械が写っていました。
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その機械の部分を上の写真から切り取りました。不鮮明ですが、なんとなく機械の雰囲気が判ると思います。
名前はRobosoftです。動画を見つけました。→ポチッ
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お掃除ロボツトのおかげでピラミッドの地下のエントランスは明るかったです。後日、ルーブル美術館の中を順番に紹介したいと思います。
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ルーブル美術館の中からもお掃除ロボットをみることが出来ました。
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クリックすると拡大動画を見つけました。下の動画のものは12年前の開発当初(2004年)のRobuglassと呼ばれているお掃除ロボットのようです。現在のものはもう少しコンパクトです。
こちらのRobosoftは現在のものに近いです。 ポチッ
昔は人間が登ってガラス拭きをしていました。→ポチッ