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インドのお墓 [インド]

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インドでは寺院のような建物が実はお墓なのですが、意外と知られていないかもしれないので、その例をいくつか紹介いたします。実は私も初めて見るまでは知りませんでした。
上の写真はサフダルジャンの墓、サフダルジャング廟(Safdarjang's Tomb)あるいはサフダルジャン廟
ムガル皇帝ムハンマド・シャーの宰相(大臣)だったサフダルジャングの墓廟で、1753年に彼の息子シアウッド・ダウラーが父の為に建てたそうです。広大な庭園の中に建っていました。無名ですが静かで雰囲気はあります。デリー

フマユーンの墓(Humayun's Tomb)
有名なタージ・マハールのモデルになったお墓です。見比べてください。4本の塔はありませんが似ています。大きいですよ!  デリー
実はフマユーン廟はリスと友達になれる場所でした。リス(栗鼠)に会いたい人に、お薦めの場所でした。
フマユーン廟は別途掲載させてもらいました。→ポチッ
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タージ・マハール
古い話で恐縮ですがこの写真だけ1993年7月31日の撮影です。デリーからバスでの日帰りツアーで行きました。朝5時に出発して23時に戻ってくるハードスケジュール。全員外人のツアーで、高級ツアーですがこの時代は3食付きで2000円。昼食は高級ホテルでした。日本人は一人だけ欧米人がほとんどで後は台湾の人が数名。
ちなみに泊まっていたホテルはタージ・マハールですが、あのころは安かったですよ。
フマユーンとタージ・マハールはすでに詳細の掲載をしています。→ポチッ
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タージ・マハール[インターネット引用]
正確無比なシンメトリーが美しいパレス風の建物。実は宮殿ではなく霊廟である。つまりおハカ。ムガール帝国5代皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった王妃のために1632年から22年の歳月をかけて造営したものだ。腕利きの職人を集め、のべ2万人が携わったというから、当時としては大国家事業。これぞ夫から妻へ捧ぐ愛の記念碑なのだ。しかし、この美談には続きがある。皇帝は晩年タージマハールの向かいに黒大理石の宮殿を建てようとしていたが、その矢先に第3皇子によって近くのアグラ城の塔に幽閉されてしまうのである。理由はタージマハール建築での莫大な浪費。結局皇帝は塔の中から7年間タージマハールを眺め、その生涯を閉じた。運命とは実に皮肉で残酷である。