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"さんちか"でチョークアート ストリートペインター「松本かなこ」  [神戸]

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20年以上のつきあいの上海の友人が日本に来られたので2017年2月6日に神戸の三宮で飲み会がありました。お店に行くまでに時間があったことから三宮の地下街である「さんちか」に行ってみることにいたしました。「さんちか」は1965年に出来た地下街で当初の正式愛称は「さんちかタウン」でしたがしたが、皆は「さんちか」と呼んでいたこともあり、1985年に正式愛称も「さんちか」となりました。阪急三宮駅から降りてくると地下街の中央で床に絵を描いている方がおられました。テープで仕切られておりガードマンの方も付き添っておられたので落書きではないことは一見して分かりました。正面の階段およびエスカレーターを上がると神戸交通センタービルで、この広場は「さんちか夢広場」と呼ばれています。

バレンタインに向けたイベントの一つで2017年2月4日から3日間(2月6日まで)かけて描いているチョークアートでした。描いているのはイタリアのフィレンツェで修業をされたストリートペインター「松本かなこ」さんです。イタリアで活動をしていて高い評価を得て帰国し、日本では2008年から活動をしているとのことでした。1日に6時間の作業なので18時間の力作ということになります。
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平日の16時20分の夢広場の雰囲気です。
遠くからだと描いているところを撮るのは難しかったです。
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ここに来たのが描き始めて3日目の2017年2月6日だったので、偶然にも完成する最終日に見ることが出来ました。実は床の絵は、見る方向が大切なのです。小さな女の子が、その場にいるように見えませんか。
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横から見ると、このようになります。床に描かれた絵だとわかります。
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頭の方向から見ると、こんな感じです。頭でっかちの絵になります。
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座って描くので大変な作業だと思います。
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2017年2月8日にも飲み会があったことから完成したチョークアートを見に来てみました。正面から見ると子供は床の上に立っていて、チューリップは地面から生えているように見えるのです。これがプロフェッショナルの腕前だと実感いたしました。
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見る高さも重要です。こちらは床に座って低い位置から撮った写真です。上の写真に比べると立体感が下がります。いろんな高さで見ると一番いい高さが見つかると思います。
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チョークアートが描かれていたのは兵庫県神戸市三宮の地下街「さんちか」で、下の地図の黄色の丸印()の場所でした。右は「さんちか」全体のフロアマップです。私が神戸市東灘区に住んでいた子供のころに「さんちか」出来ました。1番街から10番街と「味ののれん街」に分かれています。ただし4番街と9番街は欠番のため9っに区分されています。その3番街でチョークアートが行われていました。私が神戸の事業所に入社した時はすでに充実した設備でした。
 正式愛称 さんちか(Santica)
 正式名称 三宮地下街
 所在地  神戸市中央区三宮町
 開業日  1965年10月1日
 延床面積 19,109 m²
 商業面積 10,200 m²
 店舗数  120店
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チョークアートが描かれていた2月6日は、同じ3番街の中にある「さんちかホール」で「これからの工芸と雑貨のカタチ展」が行われていました。
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