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我家のひな祭りは2日遅れの3月5日でした。 [雛祭り]

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今年の雛祭りは2017年3月5日になってしまいました。家内が弓道で3月4日に雛祭り大会の準備なので3日、4日は忙しくしていたことから、我家のひな祭りは3月5日になったわけです。弓道の大会では家内は賞品の係りをしていて雛飾りのように賞品を並べたそうです。
我家の雛祭りと言っても、ちょっとひな祭りらしい料理を準備する程度ですが、やっぱり散らし寿司ですね。お皿は栃木県芳賀郡益子町の益子焼城内坂通りで買ってきたものです。雛人形は木村一秀さんの作品です。雛人形の写真はクリックするといずれも大きく拡大いたします。

散らし寿司となると、ビールは似合わない気がしたので日本酒にいたしました。
やはり日本の祭りには日本のお酒です。
いつもの清水焼秀峰窯のお猪口で飲みました。お銚子は備前焼です。この形のものは正式には銚子ではなく徳利ですが、居酒屋で「お銚子1本」と言うのが最近の通例なので、つい銚子と呼んでしまいます。
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散らし寿司に飾るために赤がきれいなマグロを買ってきたようですが、乗せる場所が無くなったので、刺身として単独でいただくことにいたしました。色どりのための赤い色のマグロを散らし寿司に乗せられなかったので、代わりに乗せたのがフルーツミニトマトだったようです。
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こちらは、かつお節でだしをとったお澄ましです。やはり、かつお節からのとりたてのだしで作ったお澄ましは格別でした。今回、新しい発見がありました。だしをとったあとの鰹節を我家のワンコ(むさし)が喜んで食べてくれることでした。水分を飛ばすために電子レンジにかけて、おやつのようにあげると大喜びでした。最近は薬とサプリを合わせて毎日7錠も飲ませているので、今まで大好きな「おやつ」でも警戒されて拒否されることが多いのです。だから、この食いつきには驚かされました。
実は雛祭りのお澄ましに欠かせないハマグリ(冷凍)も買っていたのですが、入れ忘れたそうで翌々日にハマグリのお澄ましでした。前日も作ったので、そのおかげでムサシは3日連続で鰹節にありつけました。
ひな祭りは「桃の節句」と言われます。「桃の節句」は「上巳の節句(じょうしのせっく)」が正式のようなので、五節句を並べてみました。9月9月の「重陽の節句」以外は深い行事が行われます。
  月 日 節句の名前 一般的呼名 行事など       読み__
 1月7日 人日の節句 七草粥・七草の節句        じんじつ
 3月3日 上巳の節句 桃の節句・雛祭・雛人形      じょうし
 5月5日 端午の節句 端午の節句・鯉のぼり・五月人形  たんご
 7月7日 七夕の節句 七夕(たなばた)         しちせき
 9月9月 重陽の節句 菊の節句 くんち(秋祭り)    ちょうよう
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すりゴマたっぷりのお浸しも用意してもらえました。
クリックすると拡大娘の雛人形なので、娘の子供(3歳)の時の写真を掲載いたします。雛祭りが始まった時期は明確になっていないそうですが、平安時代の京都では既に平安貴族の子女の雅びな「遊びごと」として行われていた記録があるそうです。ただし現在のように人形を飾る風習が定着したのは江戸時代になってからだそうです。やはり一般庶民にいろいろな風習や食文化が定着したのは平和な江戸時代が大きく貢献しているようにかんじます。江戸時代までは和暦の3月3日(節句)にひな祭りがおこなわれていましたが、明治の改暦以後はグレゴリオ暦(現在の暦)の3月3日に行なうことが一般的になったそうです。
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