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彼岸花の公園 村上緑地公園 [千葉]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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今年2017年の6月と7月の記事で近くの公園で沢山のユリが植えられていることを紹介しました。その記事を書くにあたり公園のことを調べてみると彼岸花も沢山植えられていることを知ったので2017年9月26日にクリックすると拡大行ってみましたところ、すでに花が枯れかかっているエリアが多かったのですが、幸いにも、上の写真のように満開のエリアも、かろうじて残っていました。
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沢山の彼岸花が植えられていたのは千葉県八千代市の村上緑地公園です。この公園は南北に長い公園ですが、最も北のエリアにユリが植えられていました。
村上緑地公園の全体の面積は11万㎡(11ha)で、周長は2.5kmです。彼岸花が植えられていたエリアの面積はGoogle地図で測ると約20000㎡でした。ネットで調べてみると生育面積は16000㎡だそうです。
 場所 村上緑地公園の中央部
 住所 千葉県八千代市村上1113
 電話 047-483-1151 八千代市役所 公園緑地課
 最寄 東洋バス 村上団地第一・バス停 勝田台駅から乗車
    東葉高速鉄道 村上駅から徒歩1480m
   彼岸花植栽エリア
   ゆり植栽エリア


公園に到着して彼岸花を探していて最初に目にしたのはこのような状態でした。正直、2週間は遅かったと感じました。
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こちらが平均的な花の状態でした。
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実が大きくなっているものもありました。
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先に進んでいくと咲いている花が増えてきました。でも、まだまだ咲いている花は多くはありませんでした。
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道の先に彼岸花の花が沢山見えてきました。道の両側に咲いていました。特に谷のように低くなっている右側に多く咲いていました。
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こちらは道の左側の高い部分です。
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遠くまで彼岸花の花が続いていました。
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こちらが道の右側の谷になっていた部分で、今回は最も沢山の花が咲いていたエリアです。こちらの写真を冒頭に掲載させていただきました。
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同じエリアをすくし別の角度から撮った写真です。ここには沢山の木が生えており、起伏も大きいことから、彼岸花もエリアごとに満開になる時期に差があるのではないかと感じました。ここのエリアは最も遅く万かいななるエリアだったようです。
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下草はドクダミでした。地面はドクダミで覆われており周辺よりも気温が低かったことも満開になる時期が遅くなている理由のようでした。
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少し離れて見た景観です。
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さらに離れた景色です。みちが2つに分かれている真ん中のエリアに彼岸花が植えられていました。
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どんな雰囲気のところに咲いているかわかってもらえると思います。公開されている八千代市の「事業報告及び決算書」から下記の通り、村上緑地公園には4年間で合計57800の球根が植えられていることが分かりました。植えられた数は6万球ですが、種子が出来たり球根が増えているとしたら、かなりの株数になっていると思われました。調べてみると10万株を超えているそうです。
 2013年(平成25年度 P13)  9000球
 2014年(平成26年度 P11) 17400球
 2015年(平成27年度 P14) 17000球
 2016年(平成28年度 P13) 14400球
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日が当たっている彼岸花を撮ってみました。彼岸花の分類を記載します。
  界 植物界     Plantae
  門 被子植物    Angiosperms
  綱 単子葉類    Monocots
  目 キジカクシ目  Asparagales
  科 ヒガンバナ科  Amaryllidaceae
 亜科 ヒガンバナ亜科 Amaryllidoideae
  連 ヒガンバナ連  Lycorideae
  属 ヒガンバナ属  Lycoris
  種 ヒガンバナ   Lycoris radiata
 英名         Red spider lily
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上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
彼岸花は有毒な多年生の球根性植物です。日本にはユーラシア大陸東部から帰化したものと考えられていて、稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったといわれています。ただし、土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、畦や土手に植えたとも考えらているそうです。全体が有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリン等)を多く含みます。経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死に至ることもあるそうなので食べることのないように注意が必要です。特に葉の姿が食用のノビルやアサツキに似ているため、誤食してしまうケースもあるそうです。
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この公園では木が沢山植わっていてこのように日陰に咲く彼岸花も多く見かけました。
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僅かですが黄色の彼岸花も見かけました。
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黄色の彼岸花が植えられていたたところです。赤色の彼岸花の中に黄色の彼岸花が植えられていました。ただし、赤色の彼岸花の花のほとんどが終わっている場所でした。
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彼岸花まつりも行われていました。鑑賞会は2017年9月16日(土)~9月24日(日)で、竹細工の実演などのイベントも土・日・祝日に行われていました。
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