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スペーサー取り外し工事の写真 4導体送電線 [送電線]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

日本初の50万ボルト送電線(500KV送電線)として1966年に設置された房総線の電線の取替工事が の4.1kmの範囲で2016年12月中旬から2017年3月23日まで行われました。地図上のプラスのアイコンをクリックすると工事の範囲がさらに分かりやすくなると思います。マイナスのアイコンを数回クリックと今回の工事の場所と房総線の位置が分かってくると思います。
 赤白塗装の鉄塔
 シルバー塗装の鉄塔
 送電線交換・始点鉄塔 24鉄塔
 送電線交換・終点鉄塔 32鉄塔
取替工事の手順は概ね次の通りで、今までに赤色以外の着色文字の部分に関して紹介させていただきました。送電線の取替工事に関する記事は現時点で6つになっています。今後、着色されていない作業に関しても全て紹介して送電線取替工事の報告を完遂されたいと思っています。写真を撮っている時は作業手順のことは頭に入っていないのですべての作業の写真が撮られているかどうかは現時点では分かりませんが撮った沢山の写真の中から探し出していきたいと思っております。今回は②の「4導体用スペーサーの取外し」ですが、スペーサーの取外しは短期間で終わってしまうことと、丁度その時に関西に出かけていたので写真が見つけられるかどうかが最大の難関でした。
赤色以外の着色文字をクリックするとその作業の記事を表示します。
クリックすると拡大 送電線取替工事手順
 ① スパイラルロッドの取外し
  4導体用スペーサーの取外し
 ③ ジャンパ線取外し & 碍子の取替
 ④ 滑車の取付 
 ⑤ 2本送電線の連続化
クリックすると拡大 ⑥ 吊り下げ金具の取付
 ⑦ 4本の送電線の内2本の新旧交換
 ⑧ 2本送電線の連続化    と同じ
 ⑨ 滑車への送電線かけ換え と同じ
 ⑩ 4本の送電線の内2本の新旧交換
 ⑪ 吊り下げ金具の取外し
クリックすると拡大 ⑫ 碍子に送電線取り付け
 ⑬ 滑車の取外し
 ⑭ 4導体用スペーサーの取付
 ⑮ スパイラルロッドの取付
 ⑯ 点検(スパイラルロッドとスペーサー)
 ⑰ ジャンパ線の設置(プレハブジャンパ)

探した結果、冒頭の地図の中の27鉄塔の傍で撮った中に、初期の段階にスペーサーの取外しに関わる写真が数枚ありました。送電線自体の取替工事であることも知らなかったので、この作業がスペースーの取外しに関わる作業であることも知りませんでした。鉄塔よりも左側(西側)の作業ですが、西側の作業が終わるころには送電線の取替工事であることも工事の手順も判っていたので、鉄塔の東側の工事の時に工事の手順通りに獲るつもりでした。ところが残念ながら東側の工事の初期の段階は関西に行っていて撮れなかったのです。こちらの写真の左側の3段の内、一番下(下段)はすでにスペーサーは取り外されています。写っている鉄塔はこのあたりでは最も高さのある121mの27鉄塔です。
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上段の方のところにスペースーらしきものがぶら下っています。
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中段の方の網の中に取り外された沢山のスペーサーが入っていることから、中段でスペーサーを外す作業が行われているものと思われます。
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上の写真はクリックする拡大いたしますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
これが、偶然に撮れていたタイトルのスペーサー取り外し工事の写真です。この写真だと取り外されたスペーサーが網に入っていることがよく分かっていただけると思います。
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クリックすると拡大四導体送電線用のスペーサーの写真をを紹介します。下の写真の左側が古い写真です。右側が2017年に取り付けられた四導体送電線用のスペーサーです。まったく同じ構造と思われます。左の古いスペーサーが房総線が建設された1966年当初のままだとすると51年前に、現在使われているものと同じ構造のスペーサーが開発されていたことになり当時の技術レベルの高さを知ったことになります。
クリックすると拡大クリックすると拡大

上段の作業も気になるのでレンズのズームの焦点距離を400mmで撮っても高さ100mだと、この大きさでした。
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上の写真から切り取りました。古いスペーサーなので取り外されたスペーサーだとわかりました。この写真で作業をされている方の進行方向の送電線にリング状のものが付いているのに気が付きました。
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さらに拡大しました。後方側はリングが取り外されています。この場所ではスパイラルロッドではなくリングが付けられていて、作業の方は、そのリングを取り外しているのだと分かりました。網の中にはスペーサーは入れられていないことからぶら下っているスペーサーは入っていないためにリングを取り外すために一時的にスペーサーを取り外している可能性が高いと感じました。
クリックすると拡大この場所は住宅地は遠く離れた場所であることから、このリングは冬の積雪による被害を防ぐために右の写真のような「難着雪リング」ではないかと感じました。僅か4.1kmの間ですがスパイラルロッドやリングなど、いろんな方式を使い分けているようでした。ただし、今回の送電線の取替工事で、この場所もスパイラルロッド方式になりました。
クリックすると拡大右の写真は、まったく同じ場所のスパイラルロッドを取り付けている写真です。
その同じ場所とは26鉄塔と27鉄塔の間で、西側の最上段です。
下の写真のスペーサーと難着雪リングを取り外していたのが2016年12月16日で、右の写真のスパイラルロッドを取り付けていたのが2017年1月14日でした。
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スペーサーの取外し工事の写真が撮れたのは一番手前の鉄塔と真中の鉄塔の間です。一番手前の鉄塔が27鉄塔(121m)で、真中が26鉄塔(106m)で、一番奥が25鉄塔(87m)です。この写真は、左側の3段共にスペーサーが外されて、送電線交換のための滑車が取り付けられている状態です。右側の3段の送電線は、まだ古いままです。
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追伸
本記事を掲載した2017年10月22日23時10分直後から10月23日午後未明までSo-netブログの、niceやコメントを含めた管理作業が出来なくなりました。
本画面の確認が出来たのは10月23日3時30分でした。それ以前はブログ自体も見ることが出来ませんでした。
 So-netブロク問い合わせURL:https://www.so-net.ne.jp/blog/qa/
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今回はシステムメンテナンスであることが表示されない時間も長く続きました。10月23日13時頃はまだ復旧しておらず、正常になったことに気が付いたのは10月23日15時30分頃でした。驚いたことに http://blog.so-net.ne.jp/ さえも表示されない状態でした。
クリックすると問い合わせ画面

今回に関係しそうな障害をSo-netブログの障害情報で確認すると次のように発表されていました。ただし障害内容の欄の内容は対応中の復旧前の表示です。
2017年10月24日17時45分時点
So-net ブログ の障害情報
障害・メンテナンス 現在の状況はこちら
該当のお客様にはご迷惑をおかけしております。 更新:2017/10/24

これまでの障害情報
ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
日時 状態 障害内容
2017/10/22
12:15~

2017/10/23
15:00
復旧
So-netブログサービス利用障害
内容:
So-netブログで障害が発生しております。
サーバー負荷により閲覧や管理ツールへのアクセスが不安定な状況です。
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