浦東空港の新しいラウンジ [機内 CY]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
前記事の中で紹介した通り2017年11月10日に下記のフライトで上海から帰国いたしました。安全を見て6時15分に予約していたタクシーでホテル出発すると道が空いていたこともあり6時45分には空港で目的のフライトにチェックインできました。渡された紙を見ると今までのラウンジでありませんでした。
JL872 10 NOV 2017 機種:787-8
From SHANGHAI / PUDO 上海・浦東 08時50分発
To TOKYO / NARITA 東京・成田 12時35分着
相変わらず出国審査と安全検査は長蛇の列でしたが、7時4分に新しいラウンジに着きました。こちらが入ってすぐに撮った写真です。さすがに早くてまだ人は少なかったです。
調べてみるとこのラウンジは1年前の2016年11月15日から運用されていました。私が最後に上海浦東空港を利用したのは2016年10月28日だったので、その後すぐにOpenしていたことが分かりました。広さは以前のサクララウンジ(JAL運営)の3倍だそうです。座席数は約2倍なので、以前よりゆったりしたことになります。以前にはなかったシャワールーム、更衣室、仮眠室などの設備も整っていました。この部屋以外に奥に2部屋ありました。その奥の部屋には個室に近い空間を作った椅子も沢山並べられていました。
こちらが料理や飲み物が並べられているカウンターです。
こちらが2種類の麺(担々麺と牛肉麺)と点心などを出してをくれるカウンターです。麺はその場で作ってくれました。もしかしたら、うどんや蕎麦があるのではないかと期待しましたが、中国の麺でした。
こちらが私が頼んだ担々麺です。ちなみに中国語では麺の文字には面が使われることから、担々麺は担担面と書かれます。ただしラウンジでは担々麺と書かれていたと思います。
上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックの面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。麺は素麺のように細い麺が使われていました。
点心なども頼んでビールをいただきました。ラウンジ運営は上海机場貴賓服務有限公司(Shanghai Airport VIP Service Co.,Ltd)が行っているようです。
点心もアップで紹介させていただきます。
以前のラウンジでは日本のカップ麺がおかれていましたが、残念ながら日本のカップ麺は置かれていなかったので、試しにこちらのカップ麺を食べてみました。ただし、辛すぎて一口でやめました。カップ麺ではなくカウンターで作ってくれる、もう一つの牛肉面を注文すればよかったと後悔いたしました。
johncomebackさんのコメントでパッケージに安心の文字があることに気が付いたので調べてみました。実は安心ではなく似た文字「农心」だったのです。安心に似た文字が書かれている部分の韓国のオリジナルには「농심」と書かれています。これは会社名でした。
つまり「农」は中国語の簡体字で、日本の漢字では「農」でした。
ハングル 농심 ノンシム
英語表記 NONG SHIM
漢字 農心(繁体字)のうしん
中国表記 农心(簡体字)Nongsim
搭乗時間が近づいたのでラウンジを出て搭乗口に向かいました。以前のラウンジは搭乗口(搭乗ゲート)の中にあって搭乗ゲートをスルーしてラウンジに入ったことから、簡単に普通の人でもケート内に入れてしまうことから、手違いが起こることも多かったのではないかと思います。やっと浦東空港も正常な場所にラウンジが出来たことになります。
2016年11月14日に終了したサクララウンジは開港した1999年10月1日からなので17年間運用されてきたことになります。私が初めて上海の空港を利用したのは1995年9月4日ですが、その時は虹橋空港でした。虹橋空港のラウンジの入口は搭乗口の手前でしたが、出口は別にあり搭乗口を通らないで飛行機に乗れるシステムでした。その名残で浦東空港の変則的なラウンジの位置が決められたのかもしれません。浦東空港が開港した1999年はアメリカやベトナムに行く機会が多かったことから、初めて浦東空港を利用したのは開港して3ケ月が過ぎた2000年1月23日でした。
今回はエコノミー席(Yクラス)だったので、席の前か広い非常口席を予約していました。仲間内ではお見合い席と呼んでいた席です。
食事が出されたので日本のビールを頼みました。前日の日本食店でも日本の生ビールをいただきましたが、中国で製造した日本のビールでした。こちらは正真正銘の日本のビールです。
ビールにピッタリの料理でした。料理は美味しかったです。特にデザートが良かった気がします。
昨年の2016年10月28日に上海浦東空港を利用した後すぐに運用され始めた航空会社の「おしらせ」を枠内に転記させていただきました。
【お知らせ】 上海浦東国際空港のラウンジ変更について平素よりJALグループをご愛顧いただきありがとうございます。
上海浦東国際空港におきましては、新設されるラウンジ棟運用開始に伴い、2016年11月14日出発便を最後にサクララウンジの運営を終了し、2016年11月15日より、新設された上海机場貴賓服務有限公司ラウンジ(SAA39番ラウンジ)でのサービスへと移行いたしました。サクララウンジより広さと席数が大幅に拡充し、温かいお食事など様々なサービスと機能もご用意しております。
変更日時
2016年11月14日 サクララウンジ運営終了
2016年11月15日 SAA39番ラウンジ運営開始(新設)
新ラウンジの概要
ラウンジ名
上海机場貴賓服務有限公司ラウンジ(SAA39番ラウンジ)
場所:
手荷物検査場を通過後、中央のエスカレーターで4階へお越しください。
広さ・席数:
現在よりも約3倍の広さ、そして約2倍の席数に拡充し、より快適にお寛ぎいただけます。
施設: シャワールーム、更衣室、荷物用クローク、無料Wi-Fi
食事:
ミシュラン上海版一つ星レストラン「蘇浙匯(ジェイド ドゥ ジャルダン レストラン)」のお料理を提供いたします。また、目の前で料理人が調理するできたての麺と点心などもご堪能いただけます。
蘇浙匯(ジェイド ドゥ ジャルダン レストラン)
「蘇浙匯(ジェイド ドゥ ジャルダン レストラン)」は中国国内初、ミシュランガイド上海版で一つ星として紹介された人気レストラン。 1999年創業以来、上海を中心に北京、蘇州、杭州、マカオ、香港で20店舗以上の店舗を持つ。江南料理を中心とした創作中華料理が評判。
ご案内: 出発当日、チェックインカウンターにてご案内します。
2016年11月25日
日本航空
各空港の位置関係をプロットいたしました。東京~上海は東京~福岡の2倍程度の距離です。地図をスクロールして左側を表示させると、今回訪問した場所が分かると思います。これで中国104回目の旅が終わったことになります。今回の旅の記事はこちらです。→ポチッ
浦東空港
成田空港
上海虹橋駅
関西空港
━━ 2017年11月06日 関西空港→浦東空港
━━ 2017年11月10日 浦東空港→成田空港