6年ぶりに実家に家族が集まった大晦日の夕食は、恒例のフグでした。 [新年]




次男と末娘は関西に来れましたが、長男家族は関西には集まれませんでした。勤めてから初めて正月に出勤が入ったためで、その代わりに1月5日から9日に千葉の私の家に来てくれました。その時、次男と末娘も来てくれました。
実家では2001年から大晦日の夕食はフグとなりました。それまでは大晦日の夕食と言えばシャブシャブでしたが狂牛病問題が出たことでフグにしたのですが、フグが好評だったことからシャブシャブに戻ることはありませんでした。もちろん2017年12月31日の夕食もフグにいたしました。
関西では年末になるとスーパーでもフグがさばく前の姿で並びます。フグは猛毒で調理済でしか持ち帰れないので、関西のスーパーでは必ずフグの調理師免許を持った人がいるということなのです。
今回は大と中の2匹を買いました。こちらの写真が大(9000円)で、全てテッチリ(ふぐ鍋)用にさばいてもらいました。

こちらが中(6480円)で身は全てテッサ(ふぐ刺し)にしてもらい、残りの骨付き部分はテッチリ用に切ってもらいました。今回のとらふぐは長崎県産の養殖物です。ちなみにトラフグの養殖の生産量が一位なのが長崎県で、天然漁獲量一位は石川県です。世界の水揚げ量で見れは日本が約40%(4,900トン/年)を占めて1位で、第2位(4,012トン/年)は韓国です。この2ヶ国で天然フグに関しては世界の漁獲量の約73%になるそうです。本数値にはトラフグ以外のフグも含まれているのでトラフグだけに限れば、さらに日本と韓国に集中しているのではないかと思われます。



前記事で紹介したように薬味にはアサツキを使いたかったのですが、売られていなかったのでネギを使いました。ポン酢にモミジオロシとネギを入れました。やっぱりテッサは美味しかったです。皆にも好評でした。

テッチリに入れる緑の野菜は水菜にいたしました。京菜とも呼ばれている野菜です。

キノコも2種類用意いたしました。

テッチリ用のパッケージが2つ並ぶと迫力があります。皮は湯引きして細く切って「ふぐの皮の湯引き」を作りました。「ふぐの皮の湯引き」も好評でした。

鍋に具を入れたところです。

ふぐ独特の味わいのテッチリは最高でした。味が濃いのです。

テッチリの締めと言えば「おじや」です。ふぐ雑炊と呼ぶ地域も多いです。「おじや」と雑炊は地域による定義によると米粒の硬さが違うようです。

12月26日に広島駅で買ったきた広島菜の漬物も出されました。

濃厚なふぐの味の雑炊はやっぱり好評でした。

除夜の鐘が近づいたところで夜食として年越し蕎麦が出されました。こちらも恒例のニシン蕎麦でした。

今回の記事とは関係ありませんが、1月22日は私の誕生日でJALとANAとBIGLOBEと任天堂からおめでとうメールが届きました。下記は任天堂からプレゼントされた壁紙です。実際のサイズは1920X1080です。
