2018年の北海道からの父の日プレゼントの目玉は旬の桜マスでした。 [北海道]
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長男家族が北海道に転勤になってから父の日のプレゼントとして北海道の食材を送ってもらえるようになりました。今年はいくつかの食材が入っていましたが、何と言っても目玉の食材は旬の桜マス(桜鱒)でした。
これがプレゼントが入っていたケースです。以前に紹介したことのある「うおはん」で買って送ってもらえたのです。
これが蓋を開けたところです。冷凍された食材がいくつか入っていました。
並べてみると四種類の食材が入っていました。桜マスは3切れの包みが2つ入ったいたので計6切れが入っていました。
聞きなれない食材のメロはマゼランアイナメのことだそうです。
桜マス 6切れ
ホッケ 1匹
ほたて 450g
メロのカマ 1切れ
さっそく届いた当日の夕食に桜マスを頂くことにいたしました。3切れごとに包まれていたので2切れを取り出して残りは冷凍庫に戻しました。この2切れは冷蔵室でゆっくりと解凍することにいたしました。
これが解凍出来た桜マスでした。まったく水が出ることもなく生の桜マスそのものでした。これには驚かされました。重さを計ってみると136gと132gでした。結構食べごたえのある大きさでした。サクラマスは馴染みが無いかもしれませんが、河川残留(陸封)したのが渓流の女王と呼ばれているヤマメ(山女魚)と言えば分かってもらえると思いますが、海で育つサクラマスは大きさも、肉の外見も鮭(サケ)です。鮭は秋に海から遡上してすぐに産卵しますが、サクラマスは4月~6月に海から遡上して9月から10月頃に産卵するため淡水生活が長いようです。大きさは30~70cmとばらつきがあるようです。今回のサクラマスは切り身の大きさから見て70cm級だと思われました。右の2枚の写真の上がサクラマスで、下がサクラマスの陸封魚であるヤマメ(山女魚)です。サケ属はタイヘイヨウサケ属と呼ばれることがあります。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 条鰭綱 Actinopterygii
目 サケ目 Salmoniformes
科 サケ科 Salmonidae
亜科 サケ亜科 Salmoninae
属 サケ属 Oncorhynchus
種 サクラマス O. masou
シンプルに塩・胡椒の味付でソテーいたしました。身が厚いのでしっかり時間をかけて焼きました。
サクラマスが属しているサケ属はDNAにおいて次の7種です。12種と言われることもあるようです。括弧内( )の呼名は、単なる別名もあれば、陸封魚として別の形態で生きている魚の名前も含めています。
サケ (シロザケ)
サクラマス (ビワマス、サツキマス、ヤマメ、アマゴ)
カラフトマス
ベニザケ (ヒメマス、クニマス)
ニジマス (サーモントラウト、トラウト)
ギンザケ
マスノスケ (キングサーモン)
ハワイで買ってきたマグロジャーキーでビールを飲みながら桜マスが焼きあがるのを待ちました。
現在のサケ属の7種は、昔の分類ではSalmo属に含まれていたので、大西洋にそそぐユーラシア大陸、北アメリカ大陸の河川で生まれて大西洋で成長する魚と同属でしたが、今はサケ属(タイヘイヨウサケ属 Oncorhynchus)とタイセイヨウサケ属(Salmo)に分かれています。
焼きあがった桜マスのソテーです。
そのままでも美味しかったけれども、マヨネーズとウスターソースでもいただきました。マヨネーズとウスターソースの組み合わせはよかったです。
大豆スープも作ってもらえました。
春菊のお浸しも出てきました。すりごまがたっぷりとかかっていました。
デザートは近所でいただいた話題のアイスを頂きました。京都丹波産の黒豆が使われた黒豆ココアアイスです。
製造 北尾商事株式会社
住所 京都市下京区西七条南中野町47
量が結構あるので半分に分けていただきました。今までの父の日のプレゼントとして北海道から送ってもらった食材を記載いたします。
2014年 網走ビール
2015年 厚岸産の牡蠣
2016年 時鮭 ぼたんえび
2017年 ししゃも ホッケ
2018年 桜マス ホタテ ホッケ メロカマ