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ホノルル美術館 モダンアート編 [ハワイ]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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ハワイ旅行の初日に行ったホノルル美術館の作品は今までに下記の3つの記事で紹介しました。上の作品は西洋美術エリアのTemporary exhlbitionsと書かれていた部屋に展示されていた作品です。本作品が常設展示なのか特別展示なのかは分かりませんが、クリックすると拡大作品と部屋の雰囲気を紹介したいと思います。
 絵画編 西洋美術
 Art of Hawaiʻi エリア編
 特別展編 Erick Swenson
 
今回の展示室の場所は赤枠部分です。
今回紹介するエリアの作品は現代美術(Modernism)に含まれると思います。緑枠エリアの作品に関してはすでに絵画編で紹介しています。
 青枠 西洋美術エリア
 緑枠 Modernismエリア
 赤枠 Temporary exhlbitions
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こちらがすでに紹介した緑枠エリアのModernismの部屋です。ここでは絵画が主体でした。右の作品はキリコのThe Greal Machineです。
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こちらが作品が展示されていたTemporary exhlbitionsです。右の作品が冒頭の作品です。
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そのカラフルな作品を紹介します。壁にかかっていますが絵画ではなく立体的な作品でした。作家であるリキテンスタインは1923年にニューヨークに生まれて、1940年オハイオ州立大学美術学部に入学し、第二次世界大戦後の兵役を含んで1949年に修士号を取得しています。卒業後も大学にとどまり1949年から1951年までは講師で生計を立てながら、当時としては最新の抽象表現主義風の作品を制作していたそうです。
クリックすると拡大本作品は、73歳で亡くなった1997年の2年前(1995年)の作品です。つまり71歳か72歳の時の作品です。
 作家 ロイ・リキテンスタイン(Roy Lichtenstein)
 作品 Woman Contemplating a Yellow Cup 
 制作 1995年 (71歳 or 72歳)
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より雰囲気を感じていただきたくて拡大写真を掲載いたしました。
クリックすると拡大鮮やかでクリアー造形物でした。日本にもロイ・リキテンスタインの作品があります。美の巨人たちで取り上げられた東京都現代美術館が所蔵している右の写真のヘアリボンの少女(121.9×121.9cm 1965年作)です。当初1995年には都の予算で618万ドル(約6億8千万円)で購入することを皮肉るような批判もありましたが、現在の市場価格は数十億~百億円だそうです。彼の作品で最も高い値段が付いたのは2017年1月売買の1億6,500万ドル(約182億円)のMasterpiece(137×137cm 1962年作)で、2番目は2015年売買の9,540万ドル(105億円)のNurse(121.9×121.9cm 1964年作)です。
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作家のルイーズ・ネヴェルソンはウクライナのキエフの材木を扱うユダヤ人商家に1900年に生まれ、5年後にアメリカ・メイン州に移住したそうです。木材に親しんだいたことから10歳から木を彫り始めたというアメリカ人女性彫刻家で、本名はレア・ベルリャフスキー(Leah Berliawsky)だそうです。家具のような日用品の廃物などを集め、それらを切り刻んで黒く塗り、黒い箱の中に入れて寄せ集めたアサンブラージュの作品が中心だそうでクリックすると拡大す。
 作家 ルイーズネベルソン(Louise Neveison)
          1900年~1988年(88歳没)
 作品 Biack Zag X
 制作 1969年 (68歳 or 69歳)
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こちらも拡大いたしました。子供の頃の遊び心を忘れないで作ったような作品のように感じました。
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別の角度からの部屋の景色を紹介します。壁に掛ける作品だけでなく床に置く作品も展示されていました。
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