ココヘッド周辺はホノルルの最も東に位置するベットタウン [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
ホノルルのカハラ地区(Waialae-Kahala)のオープンハウスを見た後、東のビーチを目指しました。ふと横を見るとクラシックの車が走っていたので写真を撮ってしまいました。車体はクラシックカーですが足回りは新しいものです。エンジンも新しいものかもしれません。いずれにしても、こだわりとお金がかかった車のように感じました。写真の撮影場所です。→ポチッ
車の背景に写っているのはココヘッド(Koko Head)にある標高368mの山です。とりあえずココヘッドと呼んでおきます。車の後ろのマークから車種を調べてみると、右の写真のGeneral Motors(GM)の1956年製のChevrolet 210の2-Door Sedan と形やデザインが同じであることから還暦(60歳)を越えた車であることが判りました。さらに驚いたことに写真をクリックすると拡大するので分かると思いますがナンバープレートの番号が「56-210」なのです。オーナーの情熱が感じられるとともに1956年製の62歳の車であることがはっきりといたしました。右上の水色のシボレー210の写真はWikipediaから転用させていただきました。
下の写真や右上のナンバープレートの写真は右の写真から切り取ったものなので解像度が良くないことはお許しください。ナンバープレートに関しては文字が読みやすいように回転させた上に横に引き伸ばしています。
シボレー(Chevrolet)は今でもGMの4つのブランドの一つです。4つのブランドとは、ビュイック(1908年)、キャデラック(1909年)、GMC (1912年)、シボレー(1911年)です。シボレーの現在の車種は、カマロ、コルベット、ソニック、キャプティバ、トラバース、タホ、シルバラード、トラックス、クルーズ、オーランド、ボルト、マリブ、インパラ、エクイノックス、サバーバン、コロラド、トレイルブレイザー、エクスプレス、スパーク、オニキス、プリズマ、モンタナ、コバルト、スピン、クラシック、カプリス、セイル、エンジョイ、N200、などがあります。
ハワイらしい景色が続きました。ココヘッドが見えています。
最も近づくところで車の中から撮ったココヘッドの山です。
真直ぐに伸びた道が見えますが、昔ケーブルカーがあった跡で今でもレールが残っています。観光用ではなく山頂に物資を上げるために第二次世界大戦時に作られた軍事用のケーブルカーのようでした。Koko Crater Railway Trailと書かれていました。今では観光スポットで登る方が沢山おられますが、一直線の1048段の枕木を登るのはかなり厳しいようです。標高は368mと、ダイヤモンドヘッド(標高:232m)より高いのです。右上のレールの写真はネットから転用させていただきました。
Googleマップに登録されているKoko Crater Railway Trailの360°写真を紹介します。厳しい登りだと分っていただけると思います。画面を水平にドラッグすると周辺の景色を360°見ることが出来ます。
道沿いの展望駐車場から撮ったココヘッドの山です。
Google地図の山の航空写真です。ダイヤモンドヘッドと似ています。つまり山は火山の火口で、出来方はダイヤモンドヘッドと同じではないかと思われます。山の正式名はココクレーター(Koko Crater)です。ココクレーターを含めた南西の岬がココヘッドです。Wikimediaによるとココヘッドでの最後の噴火は3万〜3万5千年前だそうです。280km離れたハワイ島では今も噴火が続いていますが、ハワイ諸島全体が北西に移動していることから、現在のオアフ島は火山の噴火の心配はないのです。右の写真はWikipediaから転用させていただいた周辺の航空写真です。
展望駐車場からホノルルの中心方向(西方向)を撮った写真です。ココヘッド周辺はホノルルから最も東に位置する住宅地になっていました。写っている街並みはハワイ・カイ地区(Hawaii Kai)の住宅地です。
山の尾根にも沢山の住宅が建っています。ここからホノルルの中心まで同じような住宅が続いているのです。
ダイヤモンドヘッドの東側(右側)で白っぽく見える部分が近年に開拓された住宅地です。住宅が山の尾根に沿って建てられているのが分かってもらえると思います。住宅の開発は年々のびていきココヘッドまで来たそうです。カハラ地区(Waialae - Kahala)がすでに紹介した超高級住宅地です。ハワイ・カイ地区とカハラ地区の間にはクリオウオウ地区(Kuliouou - Kalani Iki)があります。ココクレーターからダイヤモンドヘッドまで直線距離で13.3km、車で16.4㎞です。ハワイは常に北東方向からの強い貿易風が吹いていることから、近くの北東方向に崖のある場所はパラグライダーの有名な飛行場所となっています。
ダイヤモンドヘッドの山頂から見たココヘッド(Koko Head)とココクレーター(Koko Crater)です。この写真は同じ日の9時50分に撮りました。そしてココクレーターの近くに来たのは5時間後の14時50分でした。
ココクレーターの山頂から見たダイヤモンドヘッド→ ① ② ③ ④ ⑤
ダイヤモンドヘッドあたりからココヘッドに向かう途中で撮った写真(①~⑥)の位置を紹介します。最後の⑤と⑥はすでに上で紹介した写真です。
つまり⑤がクラシックカー Chevrolet 210 を撮った場所です。
泊まったホテル
ダイヤモンドヘッド
オープンハウス
展望駐車場
ココ・クレーター ココ・クレーターの写真 →
パラグライダーの飛行空域も紹介します。赤枠内が飛行空域に設定されているようです。着陸場所を確認すると飛び立った場所に戻るそうです。山の上から北東方向の海に向かって飛び立っても北東からの強烈な貿易風のおかげで、元の場所に戻ることが出来るそうです。北東側の海岸を走っている時に車の中からパラグライダーを見ることが出来ましたが、写真は撮ることは出来ませんでした。右の観光客を乗せる2人用のタンデム・パラグライダーの写真は、オアフ島のパラグライダー観光サイトから転用させていただきました。興味がある方は検索してみてください。航空写真にもパラグライダーが写っています。→オリジナル ハードコピー