日本の世界遺産 古都奈良 [奈良]
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この記事は以前に掲載したものですが、今回、龍門石窟の記事を掲載した機会に再投稿いたしました。再投稿の理由は龍門石窟の廬舎那大仏像を参考に奈良の大仏が作られたからです。さらに2018年10月1日に奈良の鹿の記事を書いたので、再々投稿いたしました。
世界遺産の奈良には見所が沢山ありながら実際に行ったのは京都と同様に小学校の遠足くらいです。今回、外国人の案内で京都と奈良を訪れる機会を得ました。そして奈良では東大寺を訪れるました。
行ってみてあらためて日本にこんなにすばらしいところがあることを感じてしまいました。中門の後に金堂(大仏殿)が見える写真です。
大仏が安置された金堂(大仏殿)です。正面から見ました。現存の大仏殿は正面の幅(東西)57.5メートル、奥行50.5メートル、棟までの高さ49.1メートルである。 大仏と共に、この大きな木造の建物は大きさと歴史の深さから近くで見る価値をあらためて認識させられました。
大仏殿は斜め横から見るのもすばらしいです。大仏および大仏殿は、源平争乱期と、戦国時代の2回、兵火で焼失している。宝永6年(1709年)に落慶した大仏殿が現存のものだそうです。
有名な「奈良の大仏」です。正式には東大寺盧舎那仏像 (とうだいじるしゃなぶつぞう)です。最初の大仏は聖武天皇が743年(天平15年)に発して9年の歳月を費やして752年(天平勝宝4年)4月9日に完成したそうです。2度の焼失にあい元禄4年(1691年)に再建された大仏が現存のものです。
東大寺盧舎那仏像は実は右の写真の中国の龍門石窟の高さ17.14mの廬舎那大仏像(石像)を参考に作られたそうです。当時の遣唐使の人達が模写して帰ったそうです。初代大仏は龍門石窟の大仏と高さは近かったです。
風貌はあまり似ていませんが雲崗石窟の大仏に比べると圧倒的に龍門石窟の大仏に似ています。
右の写真は大仏を正面から撮りました。下の写真も国宝です。名前は八角燈籠で4面に舞う音声菩薩像(おんじょうぼさつぞう)は昔の200円切手のデザインにもなりました。切手は1966年シリーズ と1972年シリーズ の2種類が出ています。この八角燈籠は大寺創建当初の物だそうです。
広い庭を囲む回廊も必見です。
南大門の前には沢山の鹿がいます。真中に立っている人は"お手上げ"です。もう餌はないとのアピールですね。南大門の左右には金剛力士(仁王)像と石造獅子1対(重文)を安置されていることが有名です。大きさは幅29m、高さ25.46mで、知恩院の三門(幅50m、高さ24m)と並んで日本最大級という言い方をされています。
奈良と言えば鹿ですね。沢山の鹿たちが寄ってきます。
近くの土塀も趣きがあります。