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2019年の御節(おせち)は三段重 [新年]

IMG_5645-50.JPG写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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初めて取寄せの御節(おせち)で正月を過ごしたのは2009年の正月でした。それまでは子供の時からと結婚してからも全て手作りの御節でした。2009年以降は下記に書いている通り、取寄せの御節を結構活用していましたがクリックすると拡大人数が集まることが無かったことから二段重まででした。今回初めて実家に9名が集まることになったので三段重を取り寄せました。右の写真は元旦の朝に御節料理を食べている時に撮った記念写真です。母が3ケ月の曾孫を抱っこして写っているので9名全員が写った記念写真となっています。下記に2009年以降の御節の種類と食べた場所を紹介します。
2003年元旦以外は自宅または実家で御節を食べました。2003年元旦はメキシコ(2002年12月10日~2003年3月12日)に行っていました。
 2008年以前は全て手作り       自宅 or 実家
 2009年 取寄せ 特製おせち二段重  自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2010年 取寄せ 和二段重セット   自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2011年 取寄せ 和一段重セット   実家
 2012年 取寄せ 特製和風一段    実家
 2013年 取寄せ 和洋折衷二段重   自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2014年 取寄せ 二段重(名前は不明)  自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2015年 手作り           自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2016年 手作り           自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2017年 手作り           自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2018年 手作り+取寄せ一段重    実家
 2019年 取寄せ 宝春三段重セット  実家
自宅:千葉県佐倉市  実家:兵庫県宝塚市

2018年12月31日の午後に取寄せた御節が宅急便で届きました。実家の冷蔵庫はすでにいっぱいだったので保冷剤を沢山入れて、一番涼しいと思われる場所に保管して翌日の2019年1月1日に食卓に並べました。       
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これが食卓に並べた3段重の御節です。沢山の種類が入っていました。実家では1段重ばかリでしたが2段重以上は初めてとなりました。それぞれの数は1個~5個で最も多いのが2個か3個でした。人数分の8個がそろってはいませんが、それぞれの好みで食べれて量的にもよかったです。
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こちらが壱の重(13品)です。
内容は、紅かまぼこ、白かまぼこ、伊達巻、たたきごぼう、葉付きんかん、祝い海老、ぶりの照り焼き、酢れんこん、にしん昆布巻、若桃甘露煮、くわい煮、味付け数の子、田作り、です。 
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こちらが弐の重(14品)です。
こちらには、帆立貝煮付け、いか松笠白焼、いか松笠うに焼、穴子八幡巻、まだらのうま煮、手まり麩、スモークサーモン、マリネベース、栗きんとん、紅白なます、丹波黒黒豆、栗甘露煮、花餅紅梅、笹巻団子、が入っていました。
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こちらが参の重(16品)です。
こちらには、黒豆枝豆のサラダ、若鳥八幡巻、たこ煮つけ、豚角煮、いくら醤油漬、だし巻玉子、味付けカニ爪、葉付きんかん、小筍煮、生芋手綱こんにゃく、里芋煮、手まり麩、若桃甘露煮、れんこん煮、椎茸煮、人参煮、が入っていました。
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こちらがおせちの説明書きです。40種類が入っていました。おせちメーカーとしてはあまり知られていないかもしれませんが、フジッコ(ふじっ子)製の御節(おせち)です。2009年から素材にこだわっているということで、全てフジッコ(ふじっ子)株式会社の御節を取り寄せているのです。兵庫県西宮市にある鳴音工場で作っているようです。それぞれの料理の素材が細かく書かれています。クリックすると拡大するので読めると思います。
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説明書きの裏面には代表的な御節料理の縁起に関わる事柄が書かれていました。このままだと読みにくいと思いますが、クリックすると読める大きさに拡大いたします。
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今回はもう一つ特筆すべきことがありました。母の実家に伝わる御節セットを2階の倉庫部屋の中から見つけたのです。私が生まれる前から伝わっていたものですが、ほとんど使ったことが無く新品同様の状態でした。これを使ってみることにしたのです。御屠蘇を買いに行きましたが、どこにも売られていませんでしたが、日の出みりんを買うと屠蘇散がもらえるイベントが行われていて、嬉しいことにみりんを買わなくてもお店の係りの方が屠蘇散を持ってきてくれたのでした。この次は日の出みりんを買います。
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一晩ほど日本酒あるいはみりんに浸すと書かれていたので、12月31日の夕刻に屠蘇散を日本酒に入れたところの写真です。甘口にしたい場合はみりんを多く入れるそうです。お屠蘇(おとそ)は一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む縁起物の酒だそうです。
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大人だけですが、お屠蘇を皆で飲みました。
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お屠蘇は美味しいものではないので、飲み干したあとは写真のように湯煎した日本酒を飲みました。
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家内の得意の筑前煮は前日に作りました。これで半分です。なかなかの人気でした。材料は、鶏肉、ゴボウ、竹の子、人参、こんにゃく、レンコン、里芋など、です。飾りにインゲンを乗せています。
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数の子も丁寧に塩抜きをして、白だし系の出汁を作って一晩漬けました。ちょうどよい味わいになりました。
約500gの数の子の塩抜き味付けの手順は次の通り
 ① 水3000ccに塩を小さじ2杯入れたものに5時間浸ける。
 ② 数の子の表面の薄膜を丁寧に取り除く。
 ③ 水3000ccに塩を小さじ2杯入れたものに7時間浸ける。
 ④ 次の材料を加熱して冷ました漬け汁に24時間浸けこむ。
   ●水    500cc
   ●みりん  大さじ1
   ●白だし  大さじ5
   ●薄口醤油 小さじ1
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づぶつぶ感を紹介したくて拡大いたしました。上の写真の奥の方にピントが合っているために、奥側を拡大いたしました。
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かまぼこも用意いたしました。
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ハムも用意いたしました。
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こちらが我家のお雑煮です。お餅以外に鶏肉、大根、人参、三つ葉が入っています。柚子の皮で香りづけしています。幸いトースターで8個同時に餅を焼くことが出来ました。大根は餅が器にくっつかないように底に敷くように入れています。
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出汁はお雑煮を作る寸前に昆布と鰹節からとりました。一番忙しい料理です。
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全ての料理が出そろったところです。
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美味しくいただきました。子供たちも昔のことを思い出したようでした。
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朝の御節が終わるとお年玉タイムです。右手に持っているのはタカラトミーのリカちゃん人形です。家内の実家で姪っ子から家内が託されていたのです。もちろん孫たちにお年玉を渡しましたが、子供たちにも形だけのお年玉を渡しました。
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クリックすると拡大クリックすると拡大これが、今回のリカちゃん人形です。2018年末に新発売となったモデルだそうです。服にパンダの絵が沢山描かれています。パンダの小さな人形もついていました。もらってすぐに靴とヘヤバンドをつけたり外したりして遊んでいました。やはり女の子です。気に入ったようでした。

クリックすると拡大初詣に行く前にデザートとして12月31日に買った苺を皆でいただきました。右の写真で大きさが分かってもらえるでしようか。博多の「あまおう」です。
クリックすると迫力の写真を表示します。
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いつも買うイチコのパックだと1箱に4つですが、今回は1箱に2パックでした。2箱(4パック)買ってきました。1パックに8個なので丁度良かったです。福岡八女農業協同組合いちご部会が2016年に内閣総理大臣賞を受賞したようです。受賞内容は「あまおう」ブランドの確立と他産地に先駆けた取組だそうです。
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デザートを食べた後は2018年の初詣から恒例となった初詣です。私の母は普段は車椅子は使っていないのですが、近所にある宝塚聖天(通称:聖天さん)に初詣に行くために1月1日だけ車椅子を借りるのです。実家から宝塚聖天までの距離は900m で高低差が60mです。母は高齢でもあり足が少し悪いために長時間歩けないのです。行は写真の右から2日目の長男が車椅子を押してくれました。余談ですが、車椅子を1日借りるだけですが、1ケ月単位のため1ケ月分の料金を支払います。12月28日に持ってきて1月8日に引き取りに来たそうです。


実家から聖天さんに着くまでの雰囲気を6枚の写真で紹介します。



聖天さんの鳥居をくぐっているところです。
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クリックすると拡大鳥居の下側からの写真です。通称「宝塚の聖天さん」の正式名は七宝山了徳密院ですが鳥居の扁額に宝塚聖天と書かれるほど聖天の呼名が定着しています。この宝塚聖天は大阪市福島区にある了徳院(福島聖天了徳院/浦江聖天)の別院として1919年に日下義禅大和尚(元真言宗東寺派管長)によって建立されたそうです。
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こちらが聖天さんの本殿、つまり七宝山了徳密院です。聖天さんは通称で正式には大聖歓喜大自在天(だいしょうかんぎだいじざいてん)だそうです。少し略して大聖歓喜天(だいしょうかぎてん)とも呼ばれています。
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聖天さん内の雰囲気を6枚の写真で紹介します。母はここで甘酒を飲むのを楽しみにしています。2枚目の写真が甘酒を飲んでいる写真です。今回は鐘もついてみました。



甘酒は大きな鍋で作られていました。生姜が効いた美味しい甘酒でした。
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ここにはゼロ戦のモニュメントも置かれています。神風特別特攻隊の慰霊碑があるのです。第十期甲種飛行予科練習生の英霊を祭った大光明殿で、卒業した1008名の80%が還らぬ人となったそうです。
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家までの帰りは次男が車椅子を押してくれました。下り坂なので転がっていかないように下りていくのです。



家に戻るとしばらくするとお昼ご飯でした。
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元旦の昼食の目玉は北海道で行列の出来る蒲鉾屋さんの「揚げかまぼこ」です。北海道の長男家族がお土産の一つとして持ってきてくれたのです。
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人気の蒲鉾だけあって美味しかったです。皆にも好評ですぐになくなってしまいました。蒲鉾屋さんを紹介します。
 名前 かま栄
 本店 花園本店   小樽市花園1-8-2
 購入 新千歳空港店 千歳空港ロビー内
 HP https://www.kamaei.co.jp/products/ 
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広島菜と牛蒡の漬物も出しました。広島菜は山口県に墓参に行った時に広島駅で買いました。
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正月に欠かせない千枚漬も用意いたしました。
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御節料理は1月1日の昼食で食べ切りました。白いご飯で頂きました。
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デザートはツマガリのパウンドケーキでした。ケーキ屋さんのツマガリに関しては後日紹介したいと思います。パウンドケーキ(Pound Cake)は、小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンドずつ使って作ることから「パウンド」ケーキと名づけられました。 1ポンドは453.6gです。ポンドの発音はオランダ語のPondで、英語ではPound(パウンド)となります。写真はイチジクのパウンドケーキです。
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過去の取寄せの御節(おせち)の全ての写真を紹介したいと思います。2段重のおせちをクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。
 2009年元旦 フジッコ 特製おせち二段重  自宅 → 記事
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 2010年元旦 フジッコ 和二段重セット   自宅 → 内容
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 2011年元旦 フジッコ 和一段重セット   実家 → 内容
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 2012年元旦 フジッコ 特製和風一段    実家 → 内容
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 2013年元旦 フジッコ 和洋折衷二段重   自宅 → 内容     
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 2014年元旦 フジッコ 二段重(名前は不明)  自宅
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 2018年元旦 フジッコ 一段重(名前は不明)  実家 → 記事
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